Starscream/スタースクリーム

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Starscream/スタースクリーム - (2023/07/13 (木) 00:43:28) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2011/12/27(火) 14:33:45
更新日:2023/08/17 Thu 11:44:41
所要時間:約 3 分で読めます




参上しました、メガトロン様!



Starscream/スタースクリームとは実写版「トランスフォーマー」の登場人物。


所属:ディセプティコン
声優・英:チャーリー・アドラー
吹替え:宮澤正



ディセプティコンの航空宇宙司令官であり、メガトロンの右腕。
ロッキード・マーティン・ F-22 ラプターに変形する。

様々な場面でディセプティコンメンバーへの指揮、招集など副官としての役目を担う。

空中戦も得意で、多くの敵を撃墜している。


性格は狡猾で、メガトロンに忠誠を誓っているものの、密かにリーダーになろうと企んでいるらしく、同様にメガトロンの忠臣であるブラックアウトとはかなり仲が悪い。

ただし実力ではスタースクリームの方が上で、小説「ゴースト・オブ・イエスタデイ」の一騎打ちでは、ブラックアウトを圧倒しまくっていた。

ブラックアウトだけでなく、その狡猾さ故か他のディセプティコンからもかなり嫌われているようだ。





□第1作

オールスパークの発見を受けて、地球のディセプティコンを招集し、復活したメガトロンの下に参上する。


メガトロンが閉じ込められていたフーヴァーダムの電力供給システムを襲撃して氷漬け状態から復活させる、終盤の市街地戦では牽制攻撃でバンブルビーの膝から下を吹き飛ばし一時的に動きを止める、アイアンハイドとラチェットを2対1にもかかわらず圧倒する、更には F-22の編隊を後ろにマシンガンを撃ったり素手で殴って尾翼を吹き飛ばしたり普通の戦闘機にはできない動きで次々と撃墜するなど、副官の名に恥じない大活躍を見せる。

また嫌われてはいたが、この時は召集に(スコルポノック以外)デ軍は全員応えているためリーダーシップは取れていたとみて間違い無いだろう。(スコルポノックは中東におりブラックアウトやスタスクと違い移動手段がそこまで速く無いため召集に応じられなかったと考えられるため、スタスクのリーダーシップ不足とは言えない)


この時は「スタスクカッコいい!!」と思った方もいるのではないだろうか。


実際には、
  • オールスパーク奪取に失敗したと報告した際、復活した直後のメガトロンにいきなり「またもしくじりおったなスタースクリーム!」と怒鳴られている。
  • メガトロンを氷漬け状態から復活させたのもフレンジーから「オールスパークあったで」との報告があり、オールスパークの奪取を目的とした襲撃を敢行した結果、偶然メガトロンを復活させることができたに過ぎなかった。そのため、メガトロンへの忠誠があるわけではないことが視聴者にバレてしまう。
  • 街での戦闘においても、自分がF-22に変形できる事を活かして気づかれずに近づけたもののF-22に変形したまま後ろから襲撃すればいいのにロボットフォームに変形して襲ったためすぐにバレ、一発ミサイルをぶちこまれている。
ちなみにその直後のシーンでF-22の編隊がメガトロンにミサイルを命中させており、F-22の攻撃に紛れてこっそりメガトロンを攻撃した疑惑まである

このようにきちんとG1スタスクもやっている。

デ軍の中ではスコルポノックと共に生き残り、砂漠の中にこもるサソリ君を置いて彼一人エンディングロールで宇宙に逃亡する姿が確認できる。


□第2作「リベンジ」

復活したメガ様から早々に、地球の海の底に放置プレイをしたお仕置きを受ける。

この頃からヘタレ化、つまりG1のスタースクリームのようになる。
ついでに声も(原語版の)G1スタースクリームのような甲高い声色になる。

前作で宇宙に逃亡後、再びディセプティコンの指揮をしていた模様。
この時は土星の衛星という、人類にもオートボットにも容易に手出しできない場所に前線基地を築き、さらにデバステーター2体分のコンストラクティコンなどそうそうたるメンツを集めることに成功している。一応仕事はちゃんとしていたのだ。

中盤ではオールスパークを持つサムをグラインダーと共に誘拐し、救出に来たオプティマス相手に自身とメガトロン、グラインダーの3対1で直接対決に挑む。
だが迷いのあった前作と違い容赦のなくなったオプティマスに(メガトロンが病み上がりで弱体化していたのもあって)ひっくり返されて顔面を蹴られるわ、腕をぶった切られて絶叫するというあんまりな有様に。ちなみにグラインダーはこの戦闘で死亡。
エジプトでの決戦でも、前作と違い全身エイリアンのタトゥーを施した姿をNESTにすぐ見つかるわと、ちょいちょい情けない部分も露呈している。
ただしファンからは、「これぞスタスク」と評価を得ているとか。


今回も生き残り、ラストでは
「あなたが腰抜けってワケじゃないが、時には腰抜けの方が生き延びる」
とメガトロンに撤退を進言している。



□第3作「ダークサイド・ムーン」

メガ様とサバンナで野宿をしながらプロトフォームの養成をしていた。

サウンドウェーブがあちこちの衛星にウイルスを撒き散らしたりしたのか人間やオートボットには見つかっていない。

そして、(センチネルの)策略通り地球から追放されたオートボットの乗った(と思っていた)
ザンティウム号を成層圏で撃墜。

3作目初の戦闘シーンがこれかい…という意見もあるものの、もしオートボットがザンディウム号にまだ乗っていた場合重傷、あるいは全滅して詰んでいた可能性もある。ここの襲撃を任されていたのは流石副官といったところ。


やっと活躍できて以降、あまり出番が無いかに思われたが……。



以下、ネタバレ










終盤のシカゴの最終決戦において無防備になっていたサムとカーリーを襲撃。





「オレたちだけになれたなぁ!嬉しいぞ!」

「いい足してるじゃないか、この虫けら!逃げろ、もっと逃げろぉ!!」



これまでにない活き活きした様子で憎きサムを亡き者にしようとなめくさって余裕ぶっこいているのか武器も全く使わずに追い詰めていく












直後、サムが放ったキューお手製グローブのワイヤーで右目を潰される。

「目がぁ!目がぁぁぁ!!」


サムの思わぬ反撃により、某ラピュタ王のごとくもがいている内に、もう片方の目にキューお手製爆弾スティックを突き立てられ、



「貴様!殺してやry
ボンッ☆!!



頭部が爆裂し死亡した。
オォウ…。

よもや人間、しかもサムにヌッコロされるとは思いもよらなかっただろう…。

その後、5作目の「最後の騎士王」においてデイトレーダーなるトランスフォーマーにより主人公ケイド・イェーガーの元にスタスクの頭が持ち込まれている。
その後そこに襲撃したメガトロンが頭を持ち「終わりは近いぞ裏切りがちな古き友よ・・・貴様にもこの光景を見せてやりたかった(意訳」という言葉をかけるシーンがある。(ただ、3作目でスタスクの頭が爆弾で吹っ飛んでバラバラになったこと、そしてスタスクの頭がスクラップの車の上に置かれていた時、ケイドがまるで何か軽いものか何かでできているかのように軽々と頭をどかした時等のシーンから、ハリボテではないかともいわれている。)
スタスクを友と認識していたことがわかるという興味深いシーンである。




またもしくじりおったな、スタースクリーム ・・・追記、修正するのだ!
お許しを、メガトロン様ぁぁ!!



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