はぐれ刑事純情派

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はぐれ刑事純情派 - (2016/02/23 (火) 23:40:38) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2010/11/25(木) 23:42:38
更新日:2023/12/15 Fri 11:18:13
所要時間:約 3 分で読めます



「ケータイヤスーラ」


課長がいうから間違いだな


はぐれ刑事純情派は1988年から2005年までテレビ朝日で放映された刑事ドラマ。その後が2009年に藤田まことが亡くなるまでスペシャルなども製作
元々は特別機動捜査隊→特撮最前線…もとい特捜最前線が放映されていた枠である。
同時期はあぶない刑事などトレンディで派手な刑事ドラマが人気を集めていたが紆余曲折の末人情刑事ドラマというジャンルを開拓する。


最初の頃は迷いがあったのかどこぞの国の拉致とかヤバい話を扱っていたり
安浦刑事が容疑者ぶん殴っていたり、若手刑事役の木村一八がリアルで事件を起こしたため引いたままそのまま降板したり黒歴史は多い。


人情刑事ドラマの割にやたら殉職者が多いのも特徴


主な殉職者

植草克秀
国広富之
TOKIOの城島茂
ニンジャブラック

なお、仮面ライダーアギトは殉職を免れた。
降板…もとい異動とともに警察を離れる人物が多いのも特徴。


リーダーは八丈島に飛ばされたあとやっさんの娘と結婚寸前になったあと殉職した。



エンディングテーマは全シリーズ堀内孝雄が担当している。


『都会の天使たち(桂銀淑)』や『ふたりで竜馬をやろうじゃないか(五木ひろし)』のようにデュエット曲もある。
また、藤田まことによるカバーアルバムも発売された。


堀内孝雄はたまにゲスト出演することも。
「センキュー!」




はぐれ死とは?

はぐれ死とはこのドラマにやたらと出てくる

「うっかり押したら当たりどころが悪くて死んじゃったよ現象」

のことを指す。だいたい死因の殆どがこれ
これに少し手を加えて

「実は死んでなくて真犯人がトドメを刺したよ」

というパターンもある。

これらの「うっかり突き倒す」ことを総称して「はぐれ倒し」と呼ぶ。
はぐれ刑事に限らず、二時間ドラマや
相棒など他の刑事ドラマでもコレが出てくると「はぐれ死」「はぐれ倒し」と呼ぶことが多い。

課長の安直な推理が外れるのと同じくらいお約束である。

「課長がいうから間違いだな」




主な登場人物

長期に渡るシリーズのため、全シリーズ出演したキャラクターはたったの三人である(安浦吉之助、課長、署長)。


安浦吉之助(藤田まこと)

渋いおっさん。シリーズ当初は割と過激な一匹狼だった。通称やっさん
携帯電話に「ケータイヤスーラ」と名乗って出る。
ちなみに着メロにもなった。
娘が二人いるが亡き妻の連れ子のため血のつながりはない。3ヶ月9万円の謎の定額システムで高級クラブに安く入り浸っている。そして最終回にてそこのママさんとの再婚も決めるリア充

ちなみに安浦さん(中村さんな藤田さん)は、日本刀持たせたら最強のサムライでは無い
犯罪者(ウジ虫ども)の腹を脇差でエグりながら
「言い訳なら地獄で聞くぜ」
とか
「てめぇの死に様にはコレで充分だ」
とか言わない

ましてや「ドブネズミ、死ね」などといってフルボッコにすることは滅多に無い


課長(島田順司)

いつも残念な推理を披露する小物。シリーズが進むたびにちんけになっていった。
だが、ヤクザに対しては毅然としている。いわゆる「愛すべきバカ」的なポジション。
御先祖様は江戸で町医者・小川宗哲として秋山さん(安浦さんな藤田さん)と絡んだりしていた。新選組で沖田総司だったり、別の世界では科学戦隊で夢野久太郎だったりする。


署長(梅宮辰夫)

やっさんのよき理解者であり板前。
御先祖様はやっさんの御先祖様と商売人仲間だった。


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