BIRDMEN(漫画)

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BIRDMEN(漫画) - (2015/06/21 (日) 20:49:37) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2014/01/12(日) 01:30:30
更新日:2023/11/27 Mon 02:12:01
所要時間:約 3 分で読めます




概要

BIRDMENとは、週刊少年サンデー2013年33号から連載された青春ジュブナイル漫画である。
作者は結界師で知られる田辺イエロウ。
単行本は既刊5巻。
5話目までは週刊連載してたが突然2か月の休載に入り、6、7話目以降からは何故か月一で連載している(代わりに32~44ページくらいになっている)。
単行本が発売される月の掲載号には必ず表紙巻頭カラーになったりとかなり優遇されている。

月一連載の割にはテンポがかなり遅く本作の欠点としてよく指摘される。
だがテンポの遅さに目を瞑ればハマる人にはハマるのでまずは1巻を買って読んでみよう。

ちなみに何故かモブキャラクターには一切目が描かれない。

登場人物

翼を持っている者達は皆名前に鳥の名前が入っている(カラス、オウル(フクロウ)、タカ等)。

○烏丸 英司(からすま えいし)
本作の主人公。区立天空台中学校3年B組の中学生。目つきが悪いのが特徴。眼鏡も特徴だった。
かなり冷めた性格をしており、変わらなくつまんない日常に常に苛立ちと不満を抱く。
突然のバス事故に遭い"鳥男"に救われたことがきっかけで翼が生える特殊な体質になってしまう。
ちなみに鳥男になってから数少ない個性のメガネがいらなくなった。
EDENの刺客に鴨田が狙撃されたことへの怒りから「先導者(ベルウェザー)」の能力に目覚める。
バードカラーはブラックだが「明度彩度共に0」として本人はあまり好んでいない。

○鷹山 崇(たかやま そう)
烏丸たちを助けた「鳥男」。烏丸と同じクラスの生徒。ツンツン頭と半目が特徴。
表情とリアクションが非常に薄く素性に謎が多い。
幼いころ飛行機の墜落事故に遭っており謎の女に助けられ「鳥男」になる。
EDENは彼が鳥男と現行人類をリンクさせる「繋げる者(リンカー)」の能力を持つと推測しているが定かではない。
記念すべき単行本1巻や初の表紙巻頭は彼が表紙となっている。
バードカラーはレッド。

○鴨田 樹真(かもだ みきさだ)
烏丸の数少ない親友。烏丸と同じ学校の生徒。スキンヘッズが特徴。
ガタイが良く強面で図体がでかい所為で不良だと思われているが実際は人が良くポジティブな奴。
一番キャラが立っており表情豊か。
烏丸のことを「英ちゃん」と呼ぶ。
ちなみに鳥男になってからはノーパンでいるらしい。
バードカラーはグリーン。

○鷺沢 怜(さぎさわ れい)
烏丸と同じ学校の生徒。家はかなりのお金持ちで、かなりのイケメン。
飄々とした性格でとにかく蒸れるのが嫌い。
つばめとは親友の間柄だが彼女では無いらしい。
バードカラーはホワイト。

○海野 つばめ(うみの -)
男まみれな本作の好一点で清涼剤。少し遠めの私立の学校に通ってる。
人懐っこく裏表の無い明るい性格。
とにかくかわいく華奢な体をしている。
特に5話の二つのシーンや34号表紙巻頭カラーの水着は見モノ。
バードカラーはブルー。

○エヴァ オウル
鷹山に翼を授けたと思われる謎の女性。
レッドアイ生命科学研究所という謎の組織の女性。

○龍目 直之(たつめ なおゆき)
大学の生物学の教授で進化生物学者。
以前女に背中をナイフで刺されていた所を鷹山に助けられる…が、大した傷ではなく自分で病院に行ってくださいと言われる。
本格的に鷹山と交流を持つようになったのはもう1度呼ぶために同時刻同場所で同部分にナイフを自分で刺して同じ状況を再現し、3回目でやっと呼べたらしい。
助けた鷹山曰く問題行動が多くて、やたら大人げなくてとにかくしつこくてあきらめ悪い人だが良い人らしい。
色々あって烏丸に翼についての研究を頼まれ、快く引き受ける。
翼の研究より烏丸たちの身の安全を守ることを優先させる良い人。

○毬林 虎次郎(まりばやし とらじろう)
龍目の元助手。オカマ。
助手時代のある日「あたしはずっとマリリンモンローになりたかったんです」と言い龍目の研究室を去り、再び現れた時は(見た目は)金髪の女性になっていた。
助手になったのも龍目を狙うためだった。つまりホモ。作中でも龍目をゴートゥーヘブン(意味深)しようとしていた。
ストーキングする過程でハッキングやピッキング技術を身につけており、その技術も非常に優秀。
助手をやめた今でも情報収集を頼まれる事があり、エデンに関する情報を集めている。

○烏丸の母
母。息子がいい学校に行くのを望んでいる。
モブキャラなため目は描かれない。

用語


○鳥男(とりおとこ)
黒く大きい翼が生えた人間。
東京湾でよく出てくる都市伝説らしく見ると幸せになるとも言われている。
鳥男の血を飲むことで同じ鳥男になることがあるが、誰でもなれるわけではない。
生き物(というより恐らく哺乳類)を対象とした「生きたい」という強い願いに反応する。
翼だけでなく体を覆うように変身することもできる。
体を覆っているモノは身体能力が上昇する等の効果がある。変身していなくても普段の食欲が増したり目が良くなったりする。
翼はある程度形状を変化させることができ、空を飛ぶ以外にも様々な効果があり応用が利きやすい(耐熱の仮面を装着する、防水スマホケース等)。
変身すると服が破れるため全裸になる必要がある。

○ブラックアウト
突然黒い穴が出現し、その穴から怪物が出現する現象。怪物は鳥男を襲ってくるが、一定のダメージを与えると弾けて消滅する。
出現には7日から10日ほどの間隔がある。
その正体は心理学でいう所の「シャドウ(影)」つまり「自分の嫌いな自分」であり、その影と対決することで進化が促進されるとされている。
そのため怪物の姿は鳥男の精神を反映したものとなっている(烏丸は棺桶と飛行機、鴨田は仁王とバスケットボール、鷺沢はマリオネットなど)

○バードカラー
鳥男になってる時は自分たちの名前が周りにばれないように戦隊モノみたいにイメージカラーで互いを呼び合う。
ちなみにその色は単行本でも採用されており、鷹山が表紙の第1巻は真赤だったり鴨田が表紙の第3巻は緑色になっている。

○EDEN(エデン)
北極圏のスヴァーヴァル諸島にある世界最大の国際遺伝子銀行を併設する世界最高峰の学術都市。
総人口15万人弱で山一つ分くらいの大きさの超巨大核シェルターにある地下都市。
最新鋭の設備と技術と頭脳が揃っており世界主要各国との強い連携、圧倒的な資金力、12万人弱(人口の8割)がIQ140以上、他国と対等に渡り合う力を持つ『史上最強の化学国家』。
クローン人間や表に出せないような生き物を育ててる噂があったり人間を実験体と呼んでコードで分類してる非常に怪しい組織。
烏丸たちの『敵』。


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