E・HERO

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E・HERO - (2016/06/19 (日) 20:46:32) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2010/02/04(木) 07:31:55
更新日:2024/04/24 Wed 01:23:00
所要時間:約 8 分で読めます




E・HERO(エレメンタル・ヒーロー)は、遊戯王デュエルモンスターズGXの主人公遊城十代が使用するカード群。
デザインモチーフは「アメコミヒーロー」、戦略面では基本的には「融合」をテーマにしており、極めて幅広い融合パターンを持つ。

遊戯王オフィシャルカードゲームで実物のカードとしても販売されているのだが、その数が尋常ではない。
2015年1月現在64種類の「E・HERO」のモンスターが存在し、遊戯王OCGのシリーズカードでダントツの最大派閥。
海竜、サイキック等マイナーな種族を上回る程の数である。

しかも「E・HERO」と名のつくモンスターだけでこの数であり、「E・HERO」関連の魔法・罠カードを加えれば総数は更に増加する。
GX放送当時はこれらがレア枠を占領しまくったため、どのパックも剥いても剥いてもHEROしか出ないというヒーロー地獄に陥ったが。

アニメおよび漫画で登場したモンスターはどれほどのチョイ役であっても片っ端からカード化されており、
例外はアニメの「E・HERO クレイ・ガードマン」くらいである。

アニメ、漫画では一切使われてないOCGオリジナルのHEROも何種類か存在する。
まあ、漫画版HEROは魔改造され過ぎてOCGオリジナルと言っても差し支えないものも多いが。
需要に応えるような効果デザインが多いため環境で活躍した経験も多い。
劇中で使ってはいないとはいえE・HEROなのでゲーム版では十代もちゃっかり使っている。

初登場は2005年のプレミアムパック8。
記念すべき最初のHEROは
E・HERO バーストレディ
E・HERO フェザーマン
E・HERO フレイム・ウィングマン
の三体である。

その後アニメ・漫画を通して様々なHEROとサポートカードを大量に輩出。
2011年に漫画GXが終了し「E・HERO エスクリダオ」が登場するまでの6年にわたり、60枚近いモンスターを輩出し大軍勢を築き上げた。

何よりも印象に残ったであろうHEROは間違いなくE・HERO ネオス
ネオスはN(ネオスペーシアン)というモンスター達と融合のカード無しで融合することができる
この融合方法はコンタクト融合と呼ばれ、素材を墓地に送るのではなくデッキに戻して行うという非常に斬新な融合である。
……が、ウルトラマンよろしくコンタクト融合すると1ターンでデッキに帰ってしまうので、専用の構築をしないと使い勝手は非常に悪い。
どちらかといえば下手なアンデット族よりも簡単に蘇る点でデュエリストに愛用された。

ネオスの次点はやはりE・HERO エアーマンだろう。
デッキからHEROをサーチすることができる上に魔法や罠の除去にも使え自身の攻撃力は1800という優秀さ。
しかもサーチする対象が「E・HERO」ではなく「HERO」指定なので、D-HEROデッキに入れても良い。

かつてはエアーマンでエアーマンをサーチでき、あらゆるデッキにエアーマンが3枚積まれるという恐るべき状態を呈していた。
現在は制限カードであるためこれは不可能となっている。

エアーマンが倒せない


【一覧】
※はOCGオリジナル

○通常モンスター
  • E・HERO フェザーマン(羽)
  • E・HERO バーストレディ(火)
  • E・HERO クレイマン(土)
  • E・HERO スパークマン(雷)
  • E・HERO ネオス(過労死)

○効果モンスター
  • E・HERO バブルマン(泡)
  • E・HERO バブルマン・ネオ
  • E・HERO ワイルドマン(野)
  • E・HERO エッジマン(刃)
  • E・HERO ネクロダークマン(呪)
  • E・HERO エアーマン(空気)
  • E・HERO キャプテン・ゴールド(金) ※
  • E・HERO アイスエッジ(氷)
  • E・HERO アナザー・ネオス(穴過労死) ※
  • E・HERO クノスペ(芽)
  • E・HERO ザ・ヒート(熱)
  • E・HERO オーシャン(海)
  • E・HERO フォレストマン(森)
  • E・HERO フラッシュ(閃光)
  • E・HERO プリズマー(偏光)
  • E・HERO ボルテック(電気)
  • E・HERO レディ・オブ・ファイア(炎)
  • E・HERO ブルーメ(花)
  • E・HERO シャドー・ミスト(霧)
  • E・HERO ブレイズマン()あれ? ※

○融合モンスター
  • E・HERO フレイム・ウィングマン(羽+火)
  • E・HERO サンダージャイアント(雷+土)
  • E・HERO マッドボールマン(泡+土)
  • E・HERO ランパートガンナー(火+土)
  • E・HERO セイラーマン(泡+羽)
  • E・HERO テンペスター(雷+泡+羽)
  • E・HERO シャイニング・フレア・ウィングマン(火羽+雷)
  • E・HERO エリクシーラー(羽+土+泡+火)
  • E・HERO ワイルドジャギーマン(野+刃)
  • E・HERO ワイルドウィングマン(野+羽)
  • E・HERO ネクロイド・シャーマン(野+呪)
  • E・HERO フェニックスガイ(羽+火)
  • E・HERO シャイニング・フェニックスガイ(羽火+雷)
  • E・HERO ゴッド・ネオス(過労死+N+E)
  • E・HERO スチーム・ヒーラー(泡+火)
  • E・HERO ダーク・ブライトマン(雷+呪)
  • E・HERO ネオス・ナイト(過労死+戦士族)
  • E・HERO プラズマヴァイスマン(刃+雷)


  • E・HERO アブソルートZero(HERO+水属性)
  • E・HERO ガイア(E+地属性)
  • E・HERO Great TORNADO(E+風属性)
  • E・HERO The シャイニング(E+光属性)
  • E・HERO ノヴァマスター(E+炎属性) ※
  • E・HERO ジ・アース(森+海)
  • E・HERO エスクリダオ(E+闇属性)
  • E・HERO Core(E+E+E)


○コンタクト融合モンスター
  • E・HERO アクア・ネオス
  • E・HERO フレア・ネオス
  • E・HERO エアー・ネオス
  • E・HERO グラン・ネオス
  • E・HERO ブラック・ネオス
  • E・HERO グロー・ネオス
  • E・HERO マリン・ネオス
  • E・HERO ストーム・ネオス
  • E・HERO マグマ・ネオス
  • E・HERO カオス・ネオス

〇その他
  • レインボー・ネオス(究極宝玉神+過労死)
  • ネオス・ワイズマン(ユベル+過労死をリリース)
  • E・HERO ネオス・ナイト(ネオス+戦士族モンスター)
  • C・HERO カオス(M・HERO×2。ルール上このカードはE・HEROとしても扱う)


亜種として「D-HERO(デステニー・〃)」「E-HERO(イービル・〃)」「M・HERO(マスクド・〃)」「V・HERO(ヴィジョン・〃)」「C・HERO(コントラスト・〃)」がいる。



○優秀なサポートカード

  • 沼地の魔神王
手札から捨てることで融合をサーチし、融合召喚する場合に名前が指定されてる融合素材の代わりに使う事もできる。
片方の融合素材に融合モンスターを指定するシャイニング・フレア・ウィングマンやシャイニング・フェニックスガイはこいつが代わりを務めることが可能。
水属性のため優秀なアブソルートZeroの素材にもなれる。
融合召喚を主体にした戦術を組む場合ほぼ必須であり、ヌマチマンと言われてるのは伊達じゃない。

厳密には専用のカードではないが、E・HEROとで相手の場の神以外のモンスター全てを融合素材に出来る為相性は良い。
欠点は手札を一枚捨てる必要がある事と場のカードしか融合素材に出来ない事。

  • ミラクル・フュージョン
E・HERO限定で、自分の場にいるモンスターだけでなく、墓地のモンスターも融合素材にできる融合。
素材を除外しなければならなくなるが、墓地除外のみでも融合できるのはそれを補って余りある利点。
これを採用する場合、除外された自分のカード枚数分攻撃力が上がるThe シャイニングは余裕があればエクストラデッキに入れておくべき。

  • E-エマージェンシーコール-
デッキからE・HEROを一枚サーチ。
E・HEROなら何でも良いので、十代のような引きの強さが無くても素材を揃えたりできる。

  • ヒーローアライブ
ライフを半分払う必要があるが、自分の場にモンスターがいない時、デッキからレベル4以下のE・HEROを特殊召喚。
ライフコストは痛いものの、召喚権を使わずデッキから特殊召喚できるのは大きい。
エアーマンやシャドー・ミストの特殊召喚時効果などを使えばさらにアドバンテージを稼げる。


アニメでの活躍

前述した通り、GX主人公『遊城十代』が使用するカード群。
様々なヒーロー達が状況に応じて召喚され、ディスティニードローで必要な融合素材、サポートカードが引き込まれ大活躍。

第一期まではフェザーマン、バーストレディ、スパークマン、クレイマン、
バブルマン、ワイルドマン、エッジマン、ネクロダークマンらとその融合モンスターが使われていた。

第二期では、エド・フェニックスとの対決を経て、ネオスをはじめとした「コンタクト融合」関連のカードを獲得、十代のデッキは新たな基軸を得る。
尚、フェニックスガイとシャイニング・フェニックスガイのみ、十代ではなくエドの使用モンスターである。

第三期は、十代が覇王化したことにより新たにE-HERO(イービルヒーロー)と呼ばれるダークサイドに堕ちたヒーロー達が登場した。



漫画での活躍

世界チャンピオン響紅葉が使用し、後に十代が受け継いで活躍。
ジ・アースをはじめとした漫画オリジナルのHERO達が活躍、勝利を重ねた。

後に「E・HEROは紅葉さんが使ってこそ」との思いから一度はE・HEROデッキは封印したが、
その後の十代は主人公のくせに一度しか勝てなくなり、最終戦では元のE・HEROデッキを使用している。
本編終了後を描いた読み切り版では紅葉の手に戻っており、十代のM・HEROとの対決をしている。



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