100円ショップ

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100円ショップ - (2020/05/04 (月) 23:15:11) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2014/01/25 (土) 05:14:19
更新日:2024/02/11 Sun 12:06:12
所要時間:約 4 分で読めます




100円ショップとは、 名称の通り大半の商品を100円(税抜)で販売している小売店の事。
取り扱う商品は食料品から日用雑貨まで多岐に渡る。
100円と侮る事なかれ、種類がやたら豊富であるため、物が揃ったりする。

ただし、100円なだけあってそれなりの出来のものも多い。
良いものが欲しい場合はお金をためてでもちゃんとしたものを買いましょう。
中には量を少なくしたり、小型化することで相応の値段になっている商品もあるので、大量である事に拘らなければ良品も多い。



店舗別解説

  • ダイソー
正式名称は『THE ダイソー』。
品ぞろえは一番豊富で少し高い品も売っている。
とはいえ、在庫がない場合があるので注意。
業界1位なだけあって地域に関係なく店舗があるのが強み。
なお商品によっては、150円(税抜)など100円以上の値段の物もある。

  • セリア
セ~リ~ア~
生活良品とも。品揃えはダイソーほどではないが、電気関係などダイソーにない品を見かけたりする。
また、質もこちらの方が良いものが多い。インテリア用品が豊富なのも特徴。
「100円ショップらしくない100円ショップ」をウリにしているためだろう。
地方では店舗が少ないものの、地域によっては一つもないこともザラにあるキャン☆ドゥやローソンストア100よりはマシである。

  • meets.
行こう、行こう~いいものいっぱい~見つかる~
品ぞろえはセリアとだいたい一緒。
薬局にあることが多いので都会ではぱっとしない。
しかし地方ではキャンドゥやセリアよりも多かったりする。

  • キャン☆ドゥ
品ぞろえはダイソーの次に豊富で、サプリメントなどダイソーより良い品もある。
大半はセリアやmeets.と被ってるが。
かつては200円の品もあったが廃止された。
しかし、大都市圏では積極的な一方、地方進出には消極的であるため地方民泣かせ
特に四国は愛媛県松山市と高知県幡多地域(高知市近郊には一切ない)しかなく悲惨。他の地方でも市街地ではなく交通の不便なところにしかない事が多い。
近年一部店舗にてQRコード決済に対応した。しかも客側のQRコードをスキャンするため価格入力も自動。

  • ローソンストア100
ひゃくひゃく100円、ごめんね税込108円~
大手コンビニローソンのグループ店。通称100円ローソン、さらに縮めて100ロー。
他では売ってない生鮮食品・弁当などの食料品から日用雑貨まで幅広く取り揃えている。
しかしキャンドゥが可愛く見えるくらい地方民泣かせ。四国はおろか北海道、中国地方ですらない。
ちなみに以前はShop99の名前で展開し売価も99円均一だったが、ローソンが買収したためローソンストア100となった。
一時期は店舗調理弁当や生鮮食品・高価格商品を拡充したミニスーパーローソンマートを展開していたものの1年で撤退、同時に既存店を大量閉鎖した黒歴史がある。
なお、2014年5月から通常のコンビニと同じく公共料金等が支払えるようになった。
決済方法もほぼローソンに準じ、現金のほかクレジットカードや電子マネーも利用できる。ただしクオカードやギフト券の類は使えない。
(公共料金・切手はがき等は現金支払い以外不可)

  • シルク100
主に南関東に展開する100円ショップ。生鮮食料品も扱っているところもある。何気に缶詰が豊富。
先述の通り、南関東だけなので他地域には無縁である。
ちなみに親会社は上記の「meets.」と同じ。

  • ダイタイソー
芸能人御用たちのほぼ100円ショップ。
一店舗しかない割に知名度はかなりあった(特に地方ではキャンドゥやローソン100よりもはるかに上)。
値段の幅は非常に広く0円から100万円のものまであるため、潰れてしまったのが惜しまれる。
手に取った商品はいくらだろうと必ず買う事になったり、国宝が並んでいた等、様々な噂が飛び交っている。
ちなみに元は「クリスタル(現・キャンドゥ)」だったのは内緒。

  • Watts(ワッツ)
上記の「meets.」「シルク」と同系列。というか親会社はここなので母体というべきか。
両店舗ともこのWattsに統合する方針のようで、いつの間にか名前が変わっている事も。
割とカラフルなおしゃれ系アイテムが多め。ちょっとした小物を買うのもいいかも。



買ってはいけない代物

  • ボールペン
100円ショップで買ってはいけない物の筆頭。特に〇本セット物。
書き味が悪い、持ち辛い、そもそもインクが出ないことすら多々ある。
元々大して金がかかる物ではないからなおさらコスパが悪い。

  • 色鉛筆
とにかく色がつかない。しかも芯もよく折れる。
100円ショップの色鉛筆を買うなら三菱やトンボの色鉛筆を買いましょう。
三菱やトンボの色鉛筆が高くて無理な場合はせめて無印良品かレイメイの色鉛筆を買いましょう。

  • 洗剤
泡が立たない、汚れも落ちない、おまけに皮膚が荒れると散々な出来。
ローソンストア100のはまともと思いきやただ薄めてあるだけなので結局高くつく。

  • マスク
数分に1回外さないと酸欠起こすほど通気性最悪、質も悪いのでストレスしかたまらない
それでもこんなご時世なので基本的に即売り切れるのだが。

  • 入浴剤
色も香りも薄くて微妙な出来。

  • 雨具
数回使うだけで壊れる。雨合羽は注意しないと着るときに破け即効でゴミと化す。あるいは壊れなくてもフードは注意。
チープな材質で軽量なので、簡単に風に煽られてフードがめくれ、頭部を雨から守れない場合も多い。
雨具を持ってきてないのに急に雨が降ったときに100円ショップで買ってその雨をしのぐためだけに使うなら問題ない。

  • 工具
やわらかい素材で出来てるせいか、ドライバーもペンチもニッパーもすぐに壊れてしまう。
特にニッパーは「プラモデルの制作に最適!!」などといった謳い文句がされている事があるものの、実際に使ってみると切断面が非常に汚く、とてもじゃないが精密な作業が要求されるプラモ作りに使えるような代物ではない。
値段は張っても必ずプラモデル専用のニッパーを使うようにしよう。

なまくら。切れ味が悪く下手をすれば自分の指を切りかねない。
刃物である以上念入りに研げば使い物になるだろうが、研ぐ時間が無駄。
上記の工具もそうだが、長期間の利用を想定するもの、特に金属製品は100円ショップで買うべきではない。

  • 食料品
薬局やスーパーなどで同じ品が安売りしていることが多いのでそこで買ったほうが安い。
ただし店舗によっては下手なスーパーより品数が豊富だったり、運が良ければスナック菓子など賞味期限間近の品が捨て値で売られていたりすることもある。
無名ブランド品を、宝くじ感覚で買うのもあり。
調味料などは値段相応に小さめだが、一人暮らしなどで量は少なくていいならここで買ってしまうのも手。

  • 衣類
下着のシャツは薄っぺらくて数度の洗濯でクタクタになるし、トランクスは同じ綿100パーでも固くて肌触りが悪い。
泊まりなのに準備を忘れたなど使い捨て感覚ではともかく、常用目的で買うものではない。

  • エポキシ接着剤
いわゆる主剤と硬化液を混ぜて使う二液混合型の接着剤。
最近100円ショップにも出現し始めた。
が。
硬化後は硬くて脆い。とにかく硬くて脆い。(大事なことなので二回言いました)
硬化後に剥がしてみればわかるが、固まった接着剤がガッチガチに硬くなっており「弾力性?何それ美味しいの?」。
このため衝撃に恐ろしく弱い。何か衝撃を加えた瞬間にすぐに「ポロッ」と行く。

  • リールタイプのケーブル
実際に使ってみればわかるがケーブルが平べったい上に細く、すぐに内部の導線が断線する。
地雷中の地雷の一つ。てか、このタイプはケーブルの種類に関わらず「買ってはいけない」レベル、

  • 乾電池式USB電源ボックス
「単三乾電池を2本入れるとUSBの5V電源になる」というアレ。
電圧はともかく出力電流が論外レベルでショボく、3DSやVITAはおろかガラケーすらまともに充電できない。
スマホ?タブレット?ハハッワロス。下手すりゃ充電器扱いすらしてくれない。
これでまともに使えるのはUSB接続のLEDライトくらい。
さらに昇圧回路部分からの発熱もかなりある。まあ電池式ホッカイロくらいにはつかえるんじゃないのか?
尚、似たようなものが○○ば○ーや○○a○○nにもあったりするが、パッケージの写真からして100円ショップで扱っているものと同型のものとみて間違いないので、これらもあまりおすすめは出来ない。というか素直にリチウムイオン電池式のモバイルバッテリーをだな(ry


お勧めな代物

  • 白熱電球
性能はさておき、大手メーカーが生産終了したためいまや入手が困難となった白熱電球が手に入るだけでもありがたい。

  • 調理用小道具
計量スプーン・カップ・小麦粉入れ・パン粉入れなど、あれば便利な調理用小道具が揃い、品質も悪くない。

  • 電池
乾電池はGIGAMAXかGPかセリアの6本セットがオススメ。たぶん秋月電子によく行く人ならGPの電池なら安心して買えるよね?
充電池も100円とは思えないほど性能は良い。でも急速充電できる物や大容量を求めるならパナソニックのを買いましょう。
セリアで売っている電池スペーサーも災害時に役に立つので単3電池6本セットと一緒に買っておくといい。

  • 腕時計
デジタルのは正直カッコ悪いが、アナログならかなりシックで使いやすいデザインの物が多い。
仕事などで愛用品を傷つけたくない時のサブとしても役立つ。

  • ストップウォッチ、キッチンタイマー
単純にボタンさえ押せればいいので、安物でもないよりマシ。
自炊する時なんかにも必携。

  • LEDライト
100円にもかかわらず明るく照らしてくれる。災害時に役に立つ。

  • イヤホン
音質にこだわらずただ音楽を聴きたい人にオススメ。
ダイソーの300円のとかだと音質も意外と捨てたものではない。見た目もちょっぴりオシャレ。

  • miniUSBケーブル
デジカメとかPSPとかをPCに接続する時に使うUSBケーブル。
大抵長さは短いが贅沢は言ってられない。今時miniUSBのケーブルを安定して入手可能な数少ない店舗が100円ショップなのだ。
不満ならUSB延長ケーブルも同時に買えばいい。
meetsで扱っているものがおすすめ。
但しリールタイプは地雷(すぐ断線する)。

  • MicroUSB通信・充電ケーブル
スマホをPCに接続する時に使うおなじみのあのケーブル。
長さは50㎝程度とこれも短いが、PCの脇において通信するなら問題はない。これも不満なら(ry
またポケモンGOを長時間プレイするときにモバイルバッテリーと重ね持ちするときも、これくらいの長さのほうが却って好都合。
さらに最近一部のスマホに搭載されている「QuickCharge」機能(対応機種の場合、供給電圧を上げて高速で充電できるようにする機能)を発動させるためには通信ケーブルが必須だが、この点もクリアできる。
但しやっぱりリールタイプは地雷。

  • USB OTGケーブル
OTGケーブルってなんぞや?と言う人も多いかも知れない。
要するにスマホとかタブレット端末にマウスやらメモリーカードリーダーやらの「普通のUSB機器」を接続するために使うケーブルである。
家電量販店で買えば普及しているMicroUSB用でも300円前後、TYPE-C用に至っては場合によっては2000円前後するが、百均であれば100円+消費税で同等の性能のものが入手できる。接続安定度などの性能も大して変わらない。

  • ガラケー用充電ケーブル
今となっては100円ショップで探すほうが確実なアイテムの一つ。

  • 変換アダプタ
microSDカードをフルサイズのSDカードに変換するものとか、MicroUSBをType-Cに変換するとかの各種アダプタ類。
この程度なら100円ショップにあるものでも十分使える。家電量販店で500円以上出して買うのがバカらしくなるレベル。

  • 文房具
ボールペン、色鉛筆は前述したようにゴミだが、他はそれなりの性能であるので一通り揃えたいときに便利。
特にカッターマットは小さいながらも結構良い。

  • 掃除用品
洗剤は前述したように役立たずだが、他はハンディモップなどニッチな物まであるなど品揃えが非常に良い。
当然ながら掃除機は売ってないが。

  • 整理用品
ラベルが付いたケースや多くの種類のファイルなど様々な形で収納できるものがある。
数個買っておけば、綺麗な部屋が出来上がるかもしれない。
種類が豊富なプラスチック製のケースも物を入れるのに便利である。

  • サプリメント
100円とは思えないほど種類が多いのでいろいろなサプリメントを試すことが出来る。
白色のサプリメントの区別がつきにくいのとダイソーとキャンドゥしか売ってないのが欠点。そのため、地方ではダイソー一択になってしまう。
ローソンストア100?量が少ないからやめとけ。

  • 小麦粘土
材質の性質上どうしても時間が経つとダメになるので質と量は関係ない。
複数色のセットなのも良い。

  • 半田
オーディオ関連などで相当にこだわらない限り、100円ショップに置いてあるものでも十分すぎるほど使える。

  • ナンプレブックシリーズ、パズルブックシリーズ(ダイソー)
どちらも100+税円でこの問題数が楽しめるのはなかなかうれしい。
ハガキに近い大きさで携帯しやすいので、旅先での合間のお供にも。

 ・ナンプレブックシリーズ
 いわゆる数独・ナンバープレイス。
 気軽な初級者向け(☆1~☆3)~超難関を極めたい達人向け(☆5~☆7)まで全12種(いくつかすでにリニューアルされている様子)、各100問。おまけでバラエティ問題も数問プラスされていたりもする。

 ・パズルブックシリーズ
 クロスワードパズルやイラストロジック(いわゆるピクロス)などが各種60~100問。
 こちらにもナンプレが有るが、変わったルールつきの「バラエティナンプレ」が多めになっているのが特徴。

  • プラスチック製花札(ダイソー)
ダイソーで売っている玩具。
プラスチック製なので水にぬれても平気な上に耐久性が良い。
なお、セリアなどでは紙製の花札が売られているが、紙製の花札が欲しいのなら任天堂製の花札を買ったほうが良い。

  • 花札トランプ(ダイソー)
ダイソーで売っている玩具。
紙製だが、角にはトランプの数字とマークが、真ん中は花札になっていて、1セットでどちらとしても使えるコストパフォーマンスのすぐれ物。

  • 革命 大富豪(ダイソー)
こちらもトランプセット。上記花札トランプと違い、特に変わった機能はない(一応大富豪用トランプなので大富豪のルールカードが付いているがそれ以外は普通のトランプである)。
こちらの最大の長所は無駄に絵柄がカッコイイこと。
なんとジョーカー合わせて54枚全てに絵柄が用意されており、それぞれに異なったキャラクターが描かれている。
キャラクターは数字で統一(Aなら剣士、2なら商人、3なら旅人など)されており、スートごとに細かい持ち物や装飾が異なる。
トランプだけでなく、TRPGのキャラクターカードとしても使えそうである。
なお、同じイラストレーターで人狼用カードも販売されている。用意されてるのは最低限の役職だけだが、雰囲気を味わうには十分なので合わせてどうぞ。

これもダイソーで売っている玩具。他店にもあるが、ダイソーは種類が豊富。
普通なら安いプラスチック製でも500円はするが、こちらは100円なのに木製な上に紙製の将棋盤まであるので高級感は少しある。また、100円で木製の将棋盤が売られているのでセットで買うとより本格的。
ただし800円の高級将棋セットは地雷。100~200円高いだけのハナヤマの本格将棋を買った方が良い。また、100円で将棋盤と駒のセット(木製タイプとマグネットタイプがある)もあるが、これを買うくらいなら200円出して駒と盤を買うことを強く勧める。
マグネットタイプは100円、300円、500円とあるがいずれも値段相応。500円は一般のおもちゃ屋のマグネットタイプとそれ程変わらないが、100円は小さすぎて実用的ではない。詰将棋や棋譜並べなら何とか使える。

  • メラニンスポンジ
湯垢などしつこくない汚れなら水をかけてこするだけで簡単に落ちる。安いので気軽に交換できるのも長所。

  • ラック(セリア)
何で100円ショップでラックなんか売ってるの?そもそも100円で採算が取れる訳が無いじゃん…などと疑問に思う方も多いだろうが。
これにはカラクリがあって、

「板1枚で100円」
「パイプ2本で100円」
「連結部品2個で100円」

という風に、ホームセンターのメタルラックや棚のように必要な部品をまとめて売るのではなく「部品毎にバラバラで売る」事で採算を取る事が出来ているのだ。
材質はプラスチックやアルミ、中には厚紙で出来てるような代物まであるが、耐久性も安定度も意外と馬鹿に出来ないレベル。
作ろうとするラックのサイズによっては、コスト面から考えるとホームセンターで売ってるメタルラックや棚を買った方が安上がりになってしまうケースもあるが、それでも

「必要な分だけ部品を買い、好きなサイズのラックに自由に組み立てられる」
「部品がバラで売られているので、持ち運びに苦労させられる事は無く、材質上非常に軽い」
「後でサイズを変えたければ組んだ部品をバラしたり、部品を追加して拡張出来る」

という汎用性、拡張性の高さは見逃せないポイントだろう。

  • ブタメン
上で食料品は割高と書いたが、店舗次第では逆に安くなる珍しいパターン。
2つで100円+消費税なので、実質1つ50円+消費税。
因みにイ〇ンなどでは1つ70円弱+消費税である。


追記修正は100円ショップを調べながらお願いします。

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