KARASAWA(AC)

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KARASAWA(AC) - (2023/06/30 (金) 17:07:06) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2012/04/01 Sun 22:53:42
更新日:2024/04/12 Fri 18:23:14
所要時間:約 6 分で読めます





貴様は あの列車の・・・

・・好都合だ

決着をつけようか!


ピーピーピーボボボボボ



概要

KARASAWAとはARMORED COREシリーズに登場するエネルギーライフルの一つ。
名称は初代とPPのプロデューサー・唐澤靖宜氏に由来。……というのはかつてのレイヴンの常識だったが、このページにこの事が書き加えられたのは2015年になってからであった。ACユーザーの層も入れ替わっているということだろう。
ユーザーからの愛称は「カラサワ」または「唐沢」。
シリーズが進むに連れて若干のデザイン変更をしつつ、今日に至るまでACユーザーに親しまれている。



形状と性能

横から見たときにグリップ周辺が分厚く、銃口に行くに従って細くなっていく印象的な形状をしており、ACユーザーならば大半が名前を見ずともその形状だけで判別できる。

シリーズを通した特徴として非常に重いが、積むことさえできれば圧倒的な高火力をもってプレイヤーを支えてくれる頼もしい武器である。
弱体化していた時期もあったが、射撃兵器として非常に優れた総合性能と、その印象深い形状が相まって人気が高い。往年の名銃として、愛着のあるレイヴンも多数いるだろう。


カルサワ

カラサワに通じる形状ながら威力が低く、重量や消費EN等の負荷が軽いレーザーライフル。
当然威力や総火力の面ではKARASAWAの足下にも及ばない。
AC2AAから登場しており、説明文におけるKARASAWAに対抗したとの記述と、いろんな意味でKARASAWAより軽いパラメータ等から、ユーザーの間では「カルサワ」と呼ばれる。

登場当時から微妙な総合性能ゆえに蔑称に近いものだったが、シリーズを経るごとに徐々に強化。
N系では弾速や速射性、当たり判定等に由来するその取り回しの良さから、対戦では強武器とされる。
ただし単発の威力と弾数が低いので、ミッションには向かない。


肩サワ

カラサワとは形状や名称としては関係ないものだが、一応ここで紹介。
肩サワとは威力や連射速度がカラサワに近い肩部レーザーキャノンのパーツを指す。
大抵は十分な威力、豊富な弾数、その割に常識的な重量、性能相応の発射消費エネルギーというバランスのよい性能をしている。
このためミッション用にタンクや四脚のお供として非常に頼りになる。逆に対戦では趣味パーツ。

初代では先祖と言えるプラズマキャノンの性能が微妙で、パルスキャノンに当たるイオン砲が強力なため肩サワとは呼ばれにくい。
よって2のZWC-LQ/2552あたりからが肩サワの系譜と言える。
3やN系でも同種のものが存在し、プラズマキャノンより威力は控えめだが装備負荷が少なく使いやすいという立ち位置を確立。
威力に対して消費エネルギーが少ないのでジェネレータにも優しい。



シリーズ毎のKARASAWA


初代シリーズ

記念すべき第1作目

カテゴリはプラズマライフル(ACPPベスト版以降は戦闘中のみレーザーライフルと表示される)。
隠し武器であり、威力、弾速、連射性能と三拍子揃っており非常に強く、とりあえず連射すれば大抵の敵は倒せるほどの性能を誇る。
非常に重いが、この頃から既にこれ一本あれば大抵のミッションはどうにかなるという超性能であった。

たまに誤解されるが、入手時期の遅い隠しパーツなので初心者救済用の武器というわけではない。
(というか今作で最も初心者を苦しめるのは最初のミッションである…)
どちらかといえば対人ハンデ武器な意味合いの強い武器であった。

強力な武器に違いはないのだが、射撃遅延が存在するため命中率が低い、偏差補正が弱いため交差角の調整が必要、パーツ干渉があるので一部の重量二脚や四脚、そしてタンクに積めない、サイトが特殊(MOAでは改良されている)等、癖の強い武器でもある。

ちなみにタグのピーピーピーボボボボボはアリーナがなかった初代ACにおいての金稼ぎミッション「ACバトル」に由来する。

元ネタはエヴァのポジトロンライフル、MOAのパッケージACアナイアレイターの右手武器がこれ。


2シリーズ

恐らくカラサワがもっとも輝いていた時代。
やはり隠しパーツで、今回は失敗したらゲームオーバーになる終盤ミッションに落ちており結構難しい。
だが性能は折り紙付きであり、
  • 強力な威力
  • 豊富な弾数
  • 優秀な弾速
  • 高い連射性能
  • バカみたいに強い被弾反動
  • カァオカァオ
  • 前作ではデメリットであった補正の改善
  • リミッター解除を使うとEN切れ無し
と、鬼のような性能を誇った。
下手でもコイツを振り回していればとりあえずクリアができるシロモノ。

設定資料集にはビームを加速し発射する記述があり、ガンダムF91のヴェスバーみたいな設定らしい。

AC2のパッケージ機体の右手武器でもありOPムービーで無双を披露した。
AC2のトップランカー「アレス」と隠しランカー「メイトヒース」も愛用している。
メイトヒースは本人自身がナニカされているので、数少ない弱点であるエネルギー消費もなんのそので反則級の強さである。

AC2AAではゲーム開始時からショップで売っている。
対戦ではハングレ、E砂、111の三種の神器よりさらに上、使用禁止は当たり前であった。

ACSLPでは復刻武器として復活。
性能はカラサワの弾数を減らした代わりに重量が減り積みやすくなった。


3シリーズ

今回も隠しパーツ。
過去2丁に比べると性能が丸くなり、レーザーライフルとしては桁外れに重く、弾速も遅くなっている。
…が、弱体化してもなお異常な火力、命中率、豊富な総火力を保持しており、ミッションのお供としては相変わらず重宝する。
というか火力に対して発射時消費エネルギーが信じられないほど少ないので他のレザライの立つ瀬がない。
重力子放射線射出装置なアレより消費少ないってどういう事…?

見た目はガラリと変わっており、かなり重厚な形になっている。
そのおかげかこれ以降パーツ干渉が無くなり、タンクに積めるようになった。
相変わらずこれを積んでるランカーは強敵である。3のテラやSLのシルバーフォックスらが使うKARASAWAはプレイヤーの心を打ち砕いた。

AC3SLのパッケージ機体の右手武器だが実際に機体を組んでみると…

コトブキヤのプラモデルVIシリーズでもゲームに忠実で非常に重い。


Nシリーズ

名称が変わりWH04HL-KRSWとなった。
また、このシリーズからハイレーザーという独立した武器カテゴリーに分類されるようになった。
ちなみに、このカテゴリーに分類される武器はこの時点ではKARASAWAとSPIRIT以外存在しない(ACLRPにて前述の復刻武器が加わったが)。
単なるフレーバー的な分類というわけではなく内部的にもレーザーライフルとは別物として扱われており、具体的にはレーザーライフルの弾数を回復する予備弾倉の対象外になってしまっている。予備弾倉を使わなければ関係ないとはいえ、ゲーム的にはメリットは一切なく、このデメリットしかなかったりする。

弾数減少、負荷増大等のデメリットなどで弱体化が目立つ一方で威力や命中率は健在で、
今作から対人戦よりミッション向けの性能になっていく。
むしろミッションランクSにはカラサワにご登場願わないと辛い場面も少なくない。

左腕用のKARASAWAも登場し、誰もが夢見た二挺KARASAWAが実現可能となった。
(重すぎるため、両腕に装備したら基本的に重量過多になってしまうがアセン次第では中量二脚でも十分可能。だが問題は腕部重量過多のためコアは一択になってしまう。)


4シリーズ

名称がHLR01-CANOPUSとなった。

カテゴリはハイレーザーライフルであり製造メーカーはメリエス→インテリオル。
4シリーズには唐沢の名をもつ兵器は存在しないが、

  • カラサワっぽい独特の形状
  • 総火力の高い重レーザーライフル
  • 説明文

といったカラサワの系譜に連なる特徴を持つ。
通称カノサワ。
とりあえず積む、というには重すぎるが、高水準に纏められた性能のおかげで主力になる。レギュやアセン次第では白栗や水没などがマッハで蒸発する。

武器名の「カノープス」はりゅうこつ座のα星。 太陽を除き、シリウスに次いで全天で2番目に明るい恒星である。

2012年2月についにVIシリーズで発売。
KRSWに比べれば軽いが普通の武器に比べたらやっぱり重いが関節がへたらずに保持可能。


Vシリーズ

名称はLR81 KARASAWA。
カテゴリは「レーザーライフル」に入り、TE属性になる。

特性として単射と溜めうちを切り替えることが出来る。
チャージすれば弾速と攻撃力が向上するのだが、 フルチャージ時の攻撃力は圧巻の1万オーバー。移動しながら撃てるレーザーキャノンといった趣の武器であり、数あるレーザーライフルの中でもコイツだけは使用感が全く異なる。

欠点として
  • 弾数はたったの4発。
  • 重量も1000と、腕武器としてはかなり重い。

撃つ前に「溜め」が必要という仕様や、EN消費の激しさなどから扱いが難しく、玄人向けとなっている。しかしその圧倒的な威力から使用者は後を絶たず、続編のVDでも活躍している。
ちなみに、威力が低くなったものの、弾数が増えた「KRSW」と呼ばれる亜種も存在。見た目は色違いの同型銃である。
こちらは『カルサワ』の系譜といえる。

さらに最近VDで、カラサワとカルサワの中間的な性能を持つ、通称ナカサワと呼ばれるAu-L-K37も登場した。






追記・修正hカァオカァオカァオピーピーピーボボボボボボボボボ


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