登録日:2014/05/10 (土) 13:17:00
更新日:2023/05/14 Sun 01:37:28
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R-9AD3 キングス・マインドは、『R-TYPE』シリーズに登場する異層次元戦闘機であり、ドンマイである。
なお、本項では原型機のR-9AD、R-9AD2についても記載する。
目次
R-9AD エスコート・タイム
R-9A3 レディ・ラヴから派生した試作型。波動砲が異様に特徴的だが本体の性能そのものは至ってシンプル&スタンダード。
まあ、機体のベースはアロー・ヘッド系列だし、尖った性能になるはずがないわけだが……
初出の
R-TYPE FINALでは何とか使えなくもなかったが、R-TYPE TACTICS Ⅱでは全機種
デコイ形成数1基オンリーというガッカリ仕様と化した。
しかも開発解禁時期がストーリーの終盤手前、おまけに一気にドンマイ開発可というのが拍車をかける。もうどうしようもねぇな……
まして革命軍にとっては数の不利を補える貴重なユニットだろうに、何故に後半も佳境に入ってから解禁なのか……
出る時期さえ間違えなければ、出撃枠を実質増やしながら波動砲の砲門数を増やせたりと地味に輝く機体になっただろうに、惜しい。
FINALでは本機を累計1時間運用することで後継機の開発が解禁される。
ちなみに本機系列の機体名は中世の王族関連の言葉で占められている。本機の「エスコート」は随員とか護衛の意。
武装
○各種オプション
原型機のR-9A3に準拠する。
○デコイ波動砲
複数の力場を同時形成し、その空間内に波動エネルギーを停滞維持・形成することで、自機を模した攻防兼用のデコイとして最大2基発生させることが可能。
謎エネルギーらしいし、この程度は朝飯前なのだろうが……波動エネルギーってのは粘土か何かか?
研究員「ホログラム発生器で隊形のシミュレーションしてます」
軍のエライ人「コレ実体化させて攻撃できるようにしたらすごくね?やっちゃいなよ!」
研究員「はい…(いや無理だろ…待てよ、新エネルギー研究してるメンバーがいたな)」
波動研究チーム「いっちょやってみるか」
~苦労の末に
研究員・波動チーム「出来ました!」
完
これの接触ダメージや本体と連動しての波動エネルギー再開放による放出で敵を攻撃する。
発生したデコイは自機のスピード調節でフォーメーションを調整でき、高範囲攻撃や局所一点突破など使い分けできる。
が、単発あたりの火力はお察しで、広範囲掃討には向いているが大型バイド除去は不得手。
FINAL2でようやくループ数相応……どころか相応以上に威力が上がるようになり、高威力波動砲の仲間入り。
高耐久バイド相手でも使っていける性能になった。
具体的には、単発威力がスタンダード波動砲1ループと同等にまでアップしている。
2ループで撃てばスタンダード1ループが3発飛んでいくので、全弾当てればスタンダード2ループの1.5倍=スタンダード3ループと同等の威力を発揮する。
○スタンダード・フォース改
R-9A3を参照。
R-9AD2 プリンスダム
公国とか公主の意。護衛する側からされる側にランクアップしてデコイ発生数も倍増した。でも例によってTACTICS Ⅱではry
本機を累計2時間運用しないとドンマイが解禁されないことから、パイロットたち曰く「ここからが苦行の始まり」なのだとか。
案外、プレイ時間条件は作中内の
TEAM R-TYPEのやる気とリンクしていたのかも……
TACTICSシリーズではある意味もっと酷く、エスコート開発可能→トレジャーを順当に取得していれば一足飛びにドンマイ開発可能→スルー である。
解禁時期に見合わない性能でがっかりされる初代と使い所がわからず倉庫番に任じられる最終型に挟まれ、話題にすら上らない君は泣いていい。
武装
基本的にエスコート・タイム準拠。
○デコイ波動砲Ⅱ
デバイス出力を倍増させてデコイ発生数を最大4基に倍増させることに成功。最大3ループチャージ。
自機変速によるフォーメーションの変化幅が大きくなったので一点集中はしづらくなったが、広範囲へのなぎ払いは相変わらず有用。
なお、個々の威力は前型より低下している模様。だめじゃん……
先述の通り、FINAL2では火力強化。
3ループで撃てば合計火力はスタンダード3ループの約1.66倍となる。
フルヒットさせればなんとウェーブ・マスターのスタンダード4ループより上である。
R-9AD3 キングス・マインド
デコイによる擬似フォーメーション性能を高めたシリーズ最終型。公式曰く最強の機体の一つに数えられる、らしい。
公式の二つ名は「牙持つ影を操る凶王」という無駄に厨二チックな素敵ネームだが、ファンからの愛称は「キングス・ドンマイ」。
使ってみると最強の一角とは思えないガッカリ具合が味わえるのがその理由。王は王でも裸の王様ってか?
TACTICS Ⅱでは波動砲そのものの威力はスタンダード波動砲Ⅲと同等なのだが、例によってデコイ生成数が1基なのが辛い。
が、4機以上を同時運用した場合は話が違い、文字通りの『数の暴力』による波動砲のつるべ撃ちが可能。
陣形や戦術の組み方によっては、相手に何もさせずに圧殺可能ですらある、玄人向けのユニットとなっている。
でも例によって開発解禁時期の関係で見向きもされないし、他のユニット使ったほうが良い場合が多いんだよな……
FINAL 2では波動砲の威力改善やデコイ生成が活きやすいステージ構成の増加や、スタンダード・フォース改のおかげでにより、相変わらず最強とまではいかないもののそれに準ずるレベルの強機体となっており、設定通りの高性能を発揮してくれる。
ついでに開発も素材集めるだけでOKになったので、そっちの意味でも使いやすい機体になった。
武装
基本はエスコートry
○デコイ波動砲Ⅲ
さらに出力が強化され、最大4ループチャージで6基のデコイを発生可能な最終型。
見た目はなかなか壮観だが、単発威力はさらに下がっている(全弾当ててスタンダードの2ループ以下)ので、なんというか、うん……
対ボス戦にはまったく期待できないが、雑魚掃討やフォーメーションで接触ダメージを狙うのが正しい使い方。
……が、自機を囲むように編成すると、視界不良で敵弾に引っかかるという罠が。まさにドンマイ
先述の通りFINAL2では(ry
4ループをフルヒットさせればスタンダード4ループの1.75倍という高火力を叩き出す。
実際はデコイが広がる関係上、全弾当てはかなりシビアになっているが、それでも強力な波動砲であることは疑いようもない。
ようやく王様らしくなったと言えよう。
ただ、4ループまで溜める機会があまり多くはないためプリンスダムで良くね?と言われてしまうことも。ほんの少しドンマイ。
追記・修正は本機でドブケラバスターになってからお願いします。
- tac2のopムービーでも大した活躍してなかった、キングスマインド。見た目はかっこいいのに… -- 名無しさん (2014-06-08 07:18:22)
- でも実際使ってみると妙にハマるのは俺だけだろうか? -- 名無しさん (2014-07-23 02:16:18)
- ドンマイは複数機投入して初めて輝く機体だからな…なんでデコイ一機だけなんだ… -- 名無しさん (2015-07-10 23:12:49)
- 波動砲を3ターンに二発撃てるんだから弱い訳がない。機動性が標準だから使い難く感じるだけでポテンシャルはトップクラスだぞこいつ -- 名無しさん (2015-08-10 21:42:17)
- 設定的に考えれば計6機の波動砲撃てるデコイを自在に操る機体だから弱いはずがない。ゲームシステムとかみ合わなかっただけ -- 名無しさん (2015-09-27 01:53:46)
- なお、TACTICSでこいつを運用する場合。デコイは修理できないので本体がデコイをかばいつつ進撃することになったりもする -- 名無しさん (2015-11-12 22:33:32)
- ADはActive Decoyの略で攻撃性デコイ、ってことなんでしょうなぁ。TACⅡの英語版も機体分類はControllerだったし -- 名無しさん (2019-09-06 12:52:25)
- final2になってキングスマインドお手軽安置ステージの2.0が出たこともあって防御性能最強って感じ -- 名無しさん (2021-06-30 17:28:45)