OFシリーズ(R-TYPE)

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OFシリーズ(R-TYPE) - (2014/05/28 (水) 04:23:12) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2014/05/23 (金) 22:43:00
更新日:2024/03/26 Tue 20:48:07
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OFシリーズは、『R-TYPE』シリーズに登場する異層次元戦闘機である。
元ネタとなったのはアイレムの縦スクロールシューティングゲーム『イメージファイト』の主人公機。


概要

原作では汎用性を重視して本体にはバルカンのみが装備され、多数のオプションと支援ユニット『ポッド』を用いて戦闘を行う。
可変機構はスピード変更時の姿勢制御安定化に使用され、その際機体後部に余剰エネルギーを炎のような形で放出する。
このエネルギー炎を用いて後方の敵機迎撃や奇襲も可能。

FINAL』ではどうやら原作の記録も残っていたようで、各種オプションやポッドユニットも再現されている。
同作ではエクリプスの稼働データを基に建造された軌道戦闘機であり、R戦闘機の例に漏れず波動砲も使用可能。
変速したときに出るバックファイアにもきちんと原作どおり攻撃判定が付くが、ぶっちゃけ効果的に使えるシーンはないかも(後ろに攻撃したいならフォースがあるし)。
マン・マシン・インターフェイスとしてサイバーコネクタを搭載し、R戦闘機としては初の大気圏突入/離脱能力を持つ。
機体名には共通して神話・伝承に登場する「天を舞うもの」が冠せられている。


OF-1 ダイダロス

STGでの能書きは概要見てくだせい。
TACTICSシリーズでは編隊を組まない代わりにレッド・ポッド2基を装備した単機ユニットとして参戦。亜空間潜行機能を持つ。
機体ヘックス斜め後方にポッドが付属しており、形状をわかりやすく表現するなら『>』。
フォースこそ装備不可だが、強力な光学兵器と移動力、回避性能の高さから基礎スペックそのものは優秀。
しかし実質出撃枠を3つ食ってしまうことやチャージ武器が5ターンチャージなのにバルムンクにも劣るため「ダイワロス」としばしばネタにされる。

だが、機体サイズを活かし亜空間突入後、侵入不可地形へ機体をめり込ませて「壁」とする亜空間拘束戦法で大いに活躍が可能。
亜空間潜行による索敵、妨害、カウンター、特攻してポッドで波動砲のチャージ解除などできる事自体は極めて多い。
特に出撃機選択時に艦載が可能となったⅡでは出撃枠を削ることなく本機を運用可能であり、真にダイワロスかどうかはプレイヤー次第と言える。

機体名はギリシャ神話に登場する名工。イカロスの父でもある。
ミノタウロスを閉じ込めるための迷宮を建造したはいいが、理不尽にキレたミノス王によって親子ともども迷宮奥の塔に幽閉されてしまう。
鳥の羽を蝋で固めた翼で塔からの脱出に成功するが……

武装

○スタンダード波動砲試作型
読んで字の如し。原作で波動砲を持たないけど、代わりに付けるものもない機体に付く1ループしかない波動砲。
アロー・ヘッドのそれより威力面では劣る。

○OF・フォース
本機系列専用に開発された人工フォース。バイド体を用いた従来型とは特徴が大きく異なる。
おそらくラグナロックのシャドウ・フォースをベースとした設計ではないかと思われる。
レーザー弾種は
水平方向にドリルの刃っぽい形状の貫通レーザーを2本撃ち出すドリルレーザー
上下斜め45°方向にバルカン弾を速射するVバルカン
上下方向にレーザーを発射するサイドレーザー
の3種。

○レッド・ポッド
OFシリーズ向けに用意された攻撃支援ユニット。本体と同型のバルカンを搭載している。
本機は射出角度を16方向に調節でき、オールレンジ攻撃が可能となっている。
また、フォースシュートと連動してポッド自身が体当たりを行うポッドシュートも可能。

○ブルー・ポッド
性能的にはレッド・ポッド準拠だが、こちらは射出方向を水平方向に固定されている。


OFX-2 ワルキュリア

軌道戦闘機第2号だが、こちらは次期主力機開発のデータ採取用テスト機。そのため実戦への投入記録は公式には存在しない。
機体出力に余裕ができたのか、波動砲から試作型の3文字が消え、フォースが強化されている。

機体名は北欧神話に登場する半神。ヴァルハラに招いた戦士たちを酒や体でもてなし、来るべき終末戦争までのモチベーションを保たせるのが仕事。
日本ではファンタジー御用達キャラの例に漏れず美女だが、本場の北欧ではアマゾネスよろしくな筋肉ムキムキのマッチョレディらしい。

武装

基本的にはダイダロス準拠。

○OF・フォースⅡ
実戦データを元に改良されたOF・フォース。
広域攻撃が可能なレーザーを揃えており非常に強力だが、実戦投入は限定されたものにとどまった。
レーザー弾種は
上下斜め45°範囲にリング状レーザーをランダム連射するリングレーザー
同じく斜め方向に反射機能を持ったエネルギーボールを連射する反射ボール
敵を感知すると直角に曲がるサーチレーザーLRG
の3種。


OF-3 ガルーダ

ワルキュリアの稼働データ蓄積後に開発された軌道戦闘機強化型。『イメージファイトⅡ』の主役機でもある。
主動力炉の小型高出力化と火器管制等の見直しで、ダイダロス比で3倍ともされる高性能を獲得した。
TACTICSⅡにも登場しているが、稼働時間と引き換えに火力がダイダロスより少々劣る。
劣ると言っても充分すぎるレベルではあるので、改修しておくに越したことはない。

機体名はインド神話の神鳥ガルダから(ガルーダは英語読み)。

武装

ワルキュリアに準ずる。

○OF・フォースⅢ
OF・フォースのバリエーション。熟練兵向けに開発されただけあって癖が強い。
レーザー弾種は
水平方向にY軸を機体と同期するレーザーを2本発射するワイプレーザー
上下斜め方向に機体の動きで噴射角を変えるプラズマ炎2本を放つプラズマフレイム
前方と上下に時期の動きで展開位置を変えるバリアを張るマルチバリア
の3種。


OFX-4 ソンゴクウ

軌道戦闘機第4号。『イメージファイト』では開発された記録が存在しないので、例の奴らが独自に発展させていったものと思われる。
ポッドの発展性を主眼に置いたテスト機で、最大の特徴は新開発されたイエロー・ポッド。

機体名の由来は説明不要の中国一知名度の高い猿。日本人的にはワクワクしない方。
余談だが、本機と後継機であるカグヤは名称的に自力で飛べなかったりする(孫悟空は金斗雲、かぐや姫は牛車を使う)。

武装

基本的にワルキュリア準拠。

○OF・フォースⅣ
局地戦闘を想定して攻撃力の高い武装を揃えたOF・フォースのバリエーション。
攻撃力は高いが攻撃範囲が狭く、防御面はやや不安定。記録上は実戦投入されていない。
レーザー(?)弾種は
炸裂性の圧縮重力光弾を発射するグラビティーボム
追尾ミサイルを連射するサーチミサイル
上下方向に地を這う高威力ミサイルを投下するグランドミサイル
の3種。

○イエロー・ポッド
ポッドシュートの高威力化を目的に開発された。バルカンを排した代わりにポッド自体の攻撃力を向上させている。
また、ポッドシュート時に周囲に高密度エネルギーを発生させることで攻撃範囲も広まった。
機体名の由来はポッドシュート時のこれを金斗雲に見立てた可能性が微粒子レベルで存在する……?


OF-5 カグヤ

OFシリーズ最終型。軌道戦闘機の集大成として生み出され、究極互換機を除けば使用可能なビットデバイスの種類は最多。
本機専用のグリーン・ポッドは設定上サイ・ビット改と並ぶ最強デバイスとされる。
もともと対バイドを想定していないにもかかわらずここまで高性能となったのは、やはり素性が良かったためだろう。

TACTICSⅡでは一部武装をソンゴクウ、ワルキュリアから借り受けて参戦。
火力はダイダロスを超えるが、迎撃武装の最大射程が2なので攻勢には強いが守勢に回ると存外脆い。
また、ポッドに念願の有射程武装が追加され、撃ち漏らしの掃討や削りに使いやすくなった。
せめてサーチレーザーLRGの射程が3あれば……

機体名は日本最古の物語とされる竹取物語のヒロインから。

武装

ソンゴクウに準ずる。

○OF・フォースⅤ
OF・フォース最終型。搭載レーザーは癖こそ強いが皆強力。
見落とされがちだが意外とバランスはとれている。レーザー弾種は
機体速度で性質変化する2連装エネルギー弾を発射するスピードキャノン
前方7方向にバルカンを発射する7WAYバルカン
機体速度で展開範囲が変わるバリアを前方に張るバリア
の3種。

○グリーン・ポッド
本機専用に開発されたレッド・ポッドの発展型。後方にバルカンを増設したことで死角のない強さを得た。
戻り速度に優れるポッドシュートも、サイ・ビット改には劣るが強力無比。


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