登録日: 2014/08/16 Sat. 09:25:10
更新日:2023/03/27 Mon 16:50:28
所要時間:約 7 分で読めます
Sota Fujimoriはコナミデジタルエンタテインメントに所属するゲーム音楽の作曲家である。本名は藤森 崇多(ふじもり そうた)。
叔父に声優の広川太一郎,母に歌手の広川あけみを持つ。
概要
BEMANIシリーズに楽曲提供はもちろんのこと,Winning Elevenや,魂斗羅シリーズ,
ラブプラスなどのKONAMIゲーム全般に楽曲を提供するアーティスト。
氏の提供する楽曲は,TranceやHouseといったおしゃれなものから,EDM,Dubstepまでといった最新鋭の音楽まで幅広い楽曲を提供する。
また,氏が作曲するボーカル曲は高確率でボーカルが加工されており,ボーカルでさえ電子音に聞こえるものが多い。
エピソード
速筆
曲を書き上げるスピードがBEMANIアーティストの中で群を抜いて速い。速い時は2日で仕上げた曲があったりする。
更にはトークセッション中に作曲のデモンストレーションを3分で仕上げたところを披露している。ねっ,簡単でしょう?
シンセジャンキー
重度のシンセヲタとしても有名で,シンセサイザーに対する造詣の深さのうかがえるエピソードもちらほらある。
具体的なものは
- シンセサイザーの音に感動し,シンセサイザーの機種の名前が曲名になっている曲名がある。(ANDROMEDAやPSYCHE PLANET-V)など
- 「シンセサイザーと女の子どっちをとるか」という質問に即答でシンセサイザーと答えた
- DJ Yoshitakaから歩くシンセ辞典と評された。
- DTM関連雑誌にシンセサイザーに関する寄稿をしている。
代表曲
- Look To The Sky (System S.F. feat.ANNA)
- ANDROMEDA (Sota Fujimori)
beatmaniaIIDX 11 IIDXREDで登場した曲。楽器屋で見つけたAndromedaシンセサイザーの音色に感銘を受け,作った曲。
ハイハット以外全パートAndromedaで作ってある。のちに続編もつくられた。
beatmaniaIIDX 12 HAPPYSKYで登場した曲。プラズマテレビに感動して作ったミニマルなテクノ。beatnation summitで披露したソロ演奏は圧巻の一言。
- with you... (Sota Fujimori)
beatmaniaIIDX 13 DistorteDで登場した曲。ただでさえ,ジャズの雰囲気を放つオサレな曲なのに,プレイムービーも相まってさらにおしゃれな曲に。
- PSYCHE PLANET-V (Sota Fujimori)
シンセサイザーVT-Synthのデモ曲という位置づけで作られた曲。こちらもすべてのトラックを一つのシンセサイザー
という縛りプレイで作った曲。
- Arabian Rave Night (dj MAX STEROID)
beatmaniaIIDX 16 EMPRESSのボス曲。とある動画で,ネタにされる。
- 100% minimoo-G (Sota Fujimori)
モーグシンセサイザーの開発者モーグ博士へ手向けられた鎮魂歌。
BPM252の高速変拍子の変態プログレとしてプレイヤーの間で違った意味で話題になる。
カッコイー
- Mother Ship (Sota Fujimori)
ガチな曲なのに,いろいろとネタになった曲。
- Fly Above (Sota Fujimori)
爽快感溢れるクリアなトランス。トップランカーが地球最後の日に聞きたい曲に選ばれた。
本人も気に入っているらしくいろんなバージョンがつくられている。
jubeat copiousに収録されている曲。一応ボス曲。
読みは,E缶ではなく。 カッコイーである。
追記修正は世界のシンセサイザーを完全網羅した方にお願いします。
迷言
彼のことを語る上で欠かせないのがダジャレなどの迷言である。
BEMANIシリーズの宣伝動画で登場し,彼が口を開くたびに,場の空気が何とも言えない状態になる。
本人はこれをコヤジギャグと呼んでいて,叔父で名ナレーターである広川太一郎氏の影響を余すとこなく受けている。リップサービスらしいが
最近弟子入りしたBEMANIアーティストもおり,彼からBEMANI芸人なるものが誕生した。
迷言集だ!Sota Fujimori!!
beatnation recordsの記者会見で自身を楽器にに例えるならとの質問の回答。この瞬間場の空気が何とも言えない状態になった。
すべての元凶で,のちにMother Shipという曲をつくり,ファンたちを戦慄させた。
- そりゃもう、アソコですよ…アソコって、手ですよ?勘違いしないでくださいね
お風呂に入って最初に洗うところはという質問に対しての回答。もちろんスベったので-5ポイント。
アルバムのイントロクイズでの発言。非常に汎用性があり,公式動画で何度も似たようなギャグを披露している。
サウンドトラックの動画からの発言。
氏の楽曲(Arabian Rave Night)がクレオパトラをモチーフにした曲から押していたが,しつこすぎたので-5ポイント。
これもサントラ発売記念動画から、「DOLCE.が最も興奮する英単語は?」という問題に対しての答え。当然スベったが,
- ……と言って、スベると思ったのでCOMBOにします!
さらに続けてこの一言を発し、「落として上げる」(Ryu☆、DJ Yoshitaka命名)という、新技を披露。周囲を驚かせた。
ちなみに,正解は「Full Combo」(kors kが正解した)であったこともあり、+3ポイント。
KONAMI Arcade Championship 2011決勝ラウンドで披露したこやじ定型。「今日何度?」とフることもある。
これもまた汎用性が高い。Sotaが暑がってからフるのがセオリー。
例:Far East Night Bir度 (kors k mix),SYNTHESIZE度
正確にはDJ Yoshitakaがかましたギャグ。そんな曲は当時,発表されてないので逆に撃墜した珍しい例。
ある日の退社時にあさきに放った一言。このあとのあさきの表情は
お察しください。
2013年8月のイベントGITADORA jubeat DDRのTriple Journeyにて、バビロンからの絵葉書に登場し料理と共にコヤジギャグも振舞った。
同絵葉書内には他に6回もコヤジギャグを披露しDDR、ギタドラ、jubeatプレイヤーに夏に似合わぬ寒気をもたらした。
Sota Fujimori「これ追記修正してクレオp...パトラ。」
DJ Yoshitaka「また,噛んだ~!!」
Ryu☆「-10ポイント!」