ぺぺ・ワキャブラーダ

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ぺぺ・ワキャブラーダ - (2022/11/06 (日) 03:45:44) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2014/09/09 (火) 23:12:37
更新日:2023/10/03 Tue 14:42:51
所要時間:約 4 分で読めます










はぁ…哀しいよネッ
戦いっていうのはいつだって哀しい

それはそこにがあるからなんだヨネッ
戦いは信じる正義の喰い違いで起こる
と思っているんでショ?
違うよ
戦いはすべてのために起こるんだヨネッ


妻への 子への 親への
友への 主君への 神への
信仰も 信念も
物に対する執着さえもだ!!!
無き所に戦い無し!

だからこそ戦いは哀しく
だからこそ戦いは美しいんだヨネッ



“ L ” ぺぺ・ワキャブラーダ        

PePe Waccabrada

[職業]滅却師
[所属]見えざる帝国「星十字騎士団」

 [聖文字]“ L ”
 [能 力]The Love ― (ザ・ラヴ)
  ― “愛”によって敵を操る
 [完聖体]神の情愛(グドエロ)


漫画「BLEACH」の登場人物。

●目次

 概要




千年血戦篇から登場。星十字騎士団所属の滅却師。
肥満体に褐色肌、目にはグラサン、口元に長い髭を蓄えたハゲオヤジ。鼻毛まで描き込まれているヨ!おまけに巨根!
笊のような物体に乗って浮遊しており、見た目からして怪しい雰囲気が漂う。「ゲッゲッゲッ」と特徴的な笑い方をする。
気持ち悪いなどとは言ってはいけない。

よく語尾がカタカナになったり、ハートが付く。キモイ。
相手を自分にベタ惚れ状態にして意のままに操る能力(ザ・ラヴ)の使い手である。

その聖文字を表すかの如く、なんでもかんでも、鬱陶しいくらい「愛」を連呼する。
かといって平和主義者という訳でもなく、能力で(敵味方問わず)仲間割れさせることを平気で行う外道。
騎士団メンバーに対する仲間意識も無い。

見た目からして暑苦しい上にキモイ似合わない語尾、相手が男だろうととにかく「愛」を連呼するためか、他の騎士団メンバーからの印象も散散。
ペペのことになると「バケモノ」「きもい」「ゲロ」「ブタ」といったマイナスワードが頻出する。
ただ、一方で彼の強さを認めているような言も見受けられる。

彼の能力は非常に強力かつ凶悪で、他のメンバーですら容易に操るほど。
その見た目とは裏腹に騎士団メンバーの中でも上位の実力者なのかもしれない。


 戦闘能力


「操る」という能力が示すように基本的には自分から近づこうとせず、他者を操って攻撃させたり、相手を能力に嵌めようとすることが殆ど。
ペペが自分から積極的に攻撃するようになるのは、自分の愛で殺すことに決めた時。
この時は完聖体になり、「ラヴ・ロープ」や弓矢を使うようになる。


◇─ (ザ・ラヴ)


文字“L”の能力。
手でハートの形を作り、そこから相手を洗脳する光「ラヴ・キッス」を放つ。
当たった相手はペペにベタ惚れ状態となり、ペペの意のままに操られる信奉者となってしまう。
おまけに相手は正気を保っている状態でそのまま洗脳される上、小説において洗脳されていた間の記憶はそのまま残るというとんでもない後遺症が判明した。

操られた人物の味方からすれば、仲間が顔色ひとつ変えずいきなり攻撃してくるわけなので凶悪極まりない。
効果は非常に強力で、他の騎士団メンバーにすら通用する。
なお、この技はあくまで洗脳するためだけのものであり、光線自体にダメージはない。

対象の心を操る能力であるため、心を持たない存在には通用しない。
そのため無機物には効果がないが、例外として心を持った刀である斬魄刀には効果があり、意図的に斬魄刀に反乱を起こさせることが可能。
斬魄刀異聞篇を連想する設定だが作中では檜佐木に浅打状態で使われたのみであり、勝手に解放することがあるのかは不明。)

『BLEACH』のご都合設定である「霊圧」の関係で、この能力が通用しづらい相手も存在する。
霊圧というより本人の台詞的に愛が薄いと効果が薄いのかもしれない(あの千本桜には通用していたし)。

相手に洗脳されていることを自覚させないあたり、かつての月島を彷彿とさせる能力であるが、月島は厳密には洗脳ではなく過去改変である。
あと、愛と言えばゾマリの焼き直しに見えるが、強者には全く通じなくなってしまうペペの能力と比べるのは些か失礼である。
共通点も愛と洗脳以外殆どないし、こちらも厳密には洗脳ではなく支配である。



◇─ 完聖体「神の情愛(グドエロ)


一言で言えば「キューピッド」の姿になる……見た目はもちろん据え置き
能登さんのものとは別ベクトルで目によろしくない。この人に近いというか完全に凌駕している。
……というかどう見ても赤ちゃんプレイで興奮しているハゲデブオヤジにしか見えない。
メタ的に言うと、恐らくキモいと思われる要素をなるべくかき集めて作られたキャラデザである。

この形態から敵の動きを封じる「ラヴ・ロープ」や弓矢を使うようになる。
ちなみに、弓矢は口から出す(より詳しく言うと輝く液体を吐き出すかのような感じ)。



 活躍



◇─ 一度目の尸魂界侵攻


見えざる帝国の一度目の尸魂界侵攻に参加していた、16人の騎士団メンバーの1人。
能力で兕丹坊を操り、技術開発局を襲撃していた。
他のメンバーが「メダリオン」で卍解を奪っていたのに対し、ペペは自身の能力で斬魄刀を奪えるのでメダリオンを使っていない。

ユーハバッハが活動限界となったと同時に撤退した。


◇─ 第二次尸魂界侵攻


二度目の侵攻では、到着して暫くは目立った動きを見せず、ナックルヴァールと共にグレミィ剣八の勝負を観戦したりしていた。

騎士団メンバーと朽木白哉ら死神集団との総力戦が始まると、自らも手柄を奪おうと乱入。
ミニーニャを操って仲間割れさせ、自分は洗脳した檜佐木と共に白哉との戦闘に入る。
完聖体を披露し、白哉の一瞬のスキをついて優位に立ったかに見えたが、涅マユリの骸兵となった六車拳西により吹っ飛ばされる。
持ち味の「愛」もマユリ様の骸兵には効かず、拳西にフルボッコにされて敗北。
最期はトドメに、前述した洗脳ミニーニャとの同士討ちに勝利したリルトット(完聖体)に、ミニーニャを操り同士討ちを仕掛け仲間を潰そうとした報いとして喰われるという形で死亡。皮肉にも自身が仕掛けたのと同じ同士討ちにより退場した。一応、完聖体で葬ってもらえたという意味では戦士としてはいい最期だったのかもしれない。

奇しくもかのゾマリさんと同じく、戦闘開始から4週で昇天した。



 発言集



グレミィを見て)
「あんなバケモノ
 一生ブチ込んどけばいいのに

ナックルヴァール
「俺に言わせりゃ
 あんたも充分バケモノだよ」

「それはお互いサマ


「やめてぇ!
 ミーのことが好きだからって
 みんなミーのために争わないで!!

 みんなが死ねば
 ミー1人のお手柄になるなんて
 ぜんぜん思ってないからあ」


「愛の力は偉大だヨッ
 どんな攻撃を受けても立ち上がり
 愛のために目的を果たそうとする
 困難を乗り越える
 愛はすッごく重要なんだヨネッ


「ミーの愛を受け入れないなんて許せない
 思わず
 愛したくなっちゃうダロ~~~~~?


「ジジのゾンビよりミーの愛の方が強いもんね~~~~~♡ 前にジジのゾンビをミーのトリコにしてやったこともあ゛る゛んっ」


「うそ゛ろ゛ろ゛ろ゛ろ゛お゛お゛お゛ん゛!!!!」


「くそがっ…愛の無い犬クソ野郎がっ…絶対許さないモン…っ…ん?」


「はわっ…はわわわわあ~~~~っ!!ゆるしてえ~~~~~~!!」






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