Miiファイター

「Miiファイター」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る

Miiファイター - (2021/06/30 (水) 18:37:10) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2014/9/28 (日曜日) 17:37:00
更新日:2024/04/25 Thu 00:09:21
所要時間:約 15 分で読めます




あなたも参戦!


誰でも参戦!!


倒せ、任天堂軍団!!



概要

Miiファイターとは、任天堂とバンダイナムコゲームスが制作する対戦アクションゲーム、『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS/Wii U』『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』に登場する操作キャラクターの総称である。
そもそもMiiとは、3DSやWiiU、Nintendo Switchにもともと内蔵されている、自身や家族、友達などを任天堂のゲームに登場させるためのアバターシステムである。


そしてMiiファイターの目玉は、ユーザーが前もって『Miiスタジオ』と呼ばれるMiiの作成機能(3DSとWiiUとswitch本体内蔵)で制作したMiiを、


そのまんまスマブラへ参戦し、マリオやリンク、カービィたちと戦うことができる。

自分自身や家族をMiiにして参戦させるだけではなく、例えば画面の前の君が好きな芸能人やアイドル、気になるあの子や憎いあんちくしょうなんかも参戦させることができる。
後述するお披露目PVでは意外な人物たちがMiiファイターとして参戦している。

また、アバターシステムであることを応用して、アニメや漫画、ゲームのキャラクターも参戦させることも可能である。
ただし、ただしMiiは現実の人物をデフォルメさせることが前提なので過度な期待はしないように。
逆に言えば、それらをクリアできればどんなキャラでも参戦できちゃうので、自分の好きな他作品キャラを作って参戦できれば喜びもひとしおだろう。

更にMiiファイターには服(からだ)と帽子が用意されており、上下別々に着せ替えでき、服は男女別にグラフィックも別々に存在している。
ちなみに服は、手に持つ武器の見た目が変わり、帽子は任天堂のキャラを模した帽子もある。
マリオゼルダのコスプレも作れちゃうぞ。そしてせっかく出来たMiiファイターが服や武器の似合わなさに絶望するのも誰もが通る道。

自分をカッコよくするもよし、似せて作った他作品のキャラクターを着飾るのもご自由に。
服と帽子はクリアゲッターのご褒美か、一部のミニゲームから手に入るものもある。
頑張って集めよう。服の詳しい内容に関しては後述。
さらにDLCで販売してるものもある。

ファイターよりは採用の敷居が低いため、懐かしのゲームや他社の作品など意外な作品から出てくることも。

まさに上記の文句通り、「あなたも参戦! 誰でも参戦!」である。

そんなMiiファイターだが、もちろんスマブラに参戦するキャラなので、プレイヤーが操作し戦うことができる。
もともとパーティゲームなど家族で和気藹々と楽しむゲームに出演している彼らが戦うにしても、すれ違い伝説で少し剣を振り回したりWii Sportsでボクシングをする位なので、スマブラでも大した動きなどしないと思われるだろう。
実際、Miiが参戦すること自体ありえないと多くのユーザーが考えているほど、激しい戦いとは無縁のキャラだった。

だが、あのWii Fitトレーナーですら魔改造を施したサークライが、Miiファイターに対して手抜きなどするわけがなかった。
サークライ曰く
「中途半端を良しとせず、真面目に取り組みビルドアップさせた」
「Miiではありますが、もたついた動きはさせません。せっかく導入するならばと、ほかのファイターに匹敵する体術を持たせています」
と述べている。



そんなMiiファイターはなんと三種類の戦法を選んで戦うことができる。

  • 徒手空拳のインファイター『格闘タイプ』
  • 剣を使い、飛び道具で牽制もできる『剣術タイプ』
  • サイコガンを思わせる光線銃で距離を取りつつ戦う『射撃タイプ』
の三種類が制作の際に選ぶことができる。

必殺技(Bボタン技)は通常1ファイターにつき4種類ずつのところ、12種類ずつ用意し、その中から4種類選べる。
3タイプ×4方向×3種の必殺技で、Miiファイターには36種もの必殺技が存在する。組み合わせ方は実に243通り。
キャラにすると約9人分の労力が詰まっている。スタッフたちの苦労が偲ばれる。

また、一部のDLCコス以外の服の色合いはMiiのパーソナルカラーで決まり、さらにあらかじめ設定したMiiの大きさや体格によってパワータイプやスピードタイプに近づく(大きいほどパワータイプ、逆に小さいほどスピードタイプになる)。
技構成をそのままに、大きさだけを変えたコンパチを作るのも面白いだろう。


ちなみに、Miiファイターの数に制限はないので容量が許す限り無数のバリエーションを作ることができる。
ネット上で他人が作ったMiiのQRコードが数多く配布されているため、ネタ切れには困らないだろう。
なお、すれちがい広場のスペシャルMiiはファイター化できないので要注意(おそらく、普通のMiiとは違うパーツを使っているものが存在するため)。
オンラインに繋げば他の人が技や衣装を設定したMiiファイターもダウンロードして使うこともできる。


☆注意! 『スマブラfor』でのオンライン対戦の見知らぬ誰かとではMiiファイターは使用できません。
桜井氏曰く「版権無法地帯になっても困るし、知らない人を模したMiiと戦ってもイマイチ面白くないから」である
(※但し、フレンド対戦及び大会モードではルール次第で使用できます)。
そのおかげでアプデでの調整もされていなかったため、かなりぶっ壊れた性能だったり...



『スマブラSP』での変更点

全員参戦ということで、Miiファイターもforから続投。頭身が上がり、技のモーションもよりスタイリッシュに新調された。
必殺ワザは、格闘タイプのみ一部が新技に変更されたが、剣術・射撃タイプは変更なし。
もちろん、『for』と変わらず4方向の必殺ワザをそれぞれ3種から選ぶことができる。『for』のカスタマイズ技は廃止されたので、必殺ワザを選べるという点は『SP』においては地味にMiiファイターだけの特権である。
なお、ナンバリングは50代だがキャラ選択では最後尾にくるようになっている。

そして何とボイスを付けれるようになった。
男女6人ずつ12タイプから選び、さらに声の高さも3段階から選ぶ事ができる。
キャラに合わせた声を厳選するもよし、見た目とちぐはぐな声を選びカオスさに拍車をかけるもよし。
もちろん前作のようにボイスなしにする事もできる。

各ボイスの声優は以下の通り。ゼロ・ナチュレはコスチュームもあるので、ボイスとセットで装備すればもはや本人参戦といっていいだろう。

タイプ1 岸祐二
タイプ2、タイプ12 庄司宇芽香(Miiファイターのみ担当。戦国無双竹中半兵衛ゲゲゲの鬼太郎ねこ娘の人)
タイプ3 大原崇
タイプ4 藤村歩
タイプ5 置鮎龍太郎
6 大本眞基子
タイプ7 萩道彦
プ8 高山みなみ
タイプ9 石川英郎
タイプ10 斉藤貴美子(Miiファイターのみ担当。ボボボーボ・ボーボボつけものHUNTER×HUNTERミルキの人)
タイプ11 梁田清之

色々とパワーアップしたMiiファイターであるが、一番の変更点は何といっても「見知らぬ誰かとの対戦でも使用できるようになった」ということだろう。版権など気にせず、大暴れしてこよう。
なお、オンライン不可ということで調整放棄されていた前作とは異なり、しっかり各技のバランス調整がなされた。今後のアプデ調整でも当然対象である。
また大きさ・体格によるファイター性能の変化は廃止され、元のMiiによらず性能は全く同じとなる。バランスブレイカーな要素だったので致し方なし。


能力

それでは、Miiファイターの戦法の解説に移ろう。
必殺技はデフォルト設定の1のみ記述。


『格闘タイプ』は、前述したように体術を駆使するインファイターで、主にCFやガノン、リトル・マックのように相手に近づいてガンガン戦う。 
Miiファイターの中ではパワーとスピードが高めだが、逆に復帰性能が悪く牽制する攻撃が少ないため一撃と手数で勝負する事になる。

【必殺技例(※あくまで一部。この他にも必殺技はあります)】
  • 鉄球投げ(B)
重い鉄球を山なりに投げつける。格闘タイプ唯一の牽制技。
結構ダメージはあるので、ステージ外にいる相手にぶつけて場外に落としてやろう。
  • 瞬発百烈キック(←、→B)
間合いを詰めて、連続キックを繰り出し最後にアッパーで吹っ飛ばす技。
外した時の隙が大きいが、出が早くダメージが大きく、使いやすいので格闘タイプの主力技になれる。
故に読まれやすいため、混戦時に使おう。
  • 天地キック(↑B)
相手を蹴り上げ、かかと落としを決める。アイクの天空に似ている。
復帰技に使うもよし、上空にいる相手を攻めるもよし。ただし、着地するまで解けないので自滅に注意。
  • くい打ちヘッドバッド(↓B)
身体をしならせて飛び、頭から急降下する技。
地面にいる相手に当たると、相手を埋め込むことができ、空中にいる相手に当てるとメテオ効果がある。
これも着地するまで解けないため自滅に注意。
  • 最後の切りふだ:超絶ファイナルラッシュ
相手の間近で発動させなければならないが当たれば猛烈なラッシュで相手を確実にぶっ飛ばしてくれるだろう。
見栄えも派手でかっこいい。メタナイトやアイクのような外すと不発だが当たれば強い系の切りふだ。


『剣術タイプ』は手にした得物を使いこなす剣士で、
リンクのように飛び道具で牽制したり、マルスのようにリーチが長く鋭い攻撃を繰り出せる。マリオのスーパーマントのような必殺技もある。
Miiファイターの中では中間的な性能であり、テクニカルで様々な戦術を立てて相手の裏を掻く攻撃が揃っている。
実際は飛び道具がかなり強く、自慢の剣技は出が遅くそこまででもないので、真の射撃タイプと言われていたり
あまり気にする事ではないが、このタイプだけ地味に三角飛びができない。

【必殺技例】
  • トルネードショット(B)
竜巻を放つ。ある程度距離が離れるとダメージ判定がなくなる代わりに相手を押し出すことができる。
牽制するもよし、相手の復帰を邪魔するもよし。
  • 変速急襲斬り(←、→B)
ぐるぐる縦に回転しながら飛びかかって距離を詰めて相手に攻撃する。
タメて距離と威力を伸ばすことができ、ふっとばし力も高い。
しかし、着地するまで止まらない性質ゆえに自滅しやすい技でもあるので、使いどころに要注意。
  • ロケット下突き(↑B)
斬り上げたあと、急降下して相手を吹っ飛ばす。
アイクの天空(ry
  • カウンター(↓B)
マルスの十八番。相変わらず掴みには弱いので、対人戦での頼り過ぎに禁物。
  • 最後の切りふだ:ファイナルエッジ
剣から無数の斬撃を放って相手を場外へ押し出す。
マリオやWii Fitトレーナーの最後の切りふだに似ている。
トライフォースラッシュや大天空っぽいのじゃないのかと思ったとあなたは間違っていない。


『射撃タイプ』は右腕にはめ込んだ光線銃で遠距離からの攻撃で相手を追い詰めていく。
通常技の横スマッシュと空中↑、空中前はすべてのキャラの中でもリーチがダントツで長く、特に横スマは隙も大きいが威力もあるためやや壊れ性能。
サムスのようにチャージショットやミサイルを放ったり、フォックスのリフレクターやネスのサイマグネットのような遠距離攻撃への対抗策も持っている。
通常技必殺技共に飛び道具が多いので反射技持ちには要注意。

【必殺技例】
  • ガンナーチャージ(B)
サムスの通常必殺技同様、エネルギーをためてBで発射する。
Rで保持できるのも一緒。
  • フレイムピラー(←、→B)
ルフレのギガファイヤーのように斜め下に火炎弾を放ち、地形か相手に当たると火柱が発生する。
近づいてきた相手を足止めできる。
  • ボトムシュート(↑B)
真下に弾を撃ち、その反動でジャンプする。
弾にはダメージ判定がある。
  • リフレクター(↓B)
フォックスやファルコが使うアレ。
向こうが遠距離攻撃で攻めて来た時にはコレを使おう。         
  • 最後の切りふだ:フルスロットル
どこからかやってきた二つのオプションと供に極太のビームをぶっぱなす。
ビームは上下動かすことが出来る。サムスの切りふだと似ているが、彼女の方がレーザーの大きさはでかいかわりに上下を動かすスピードで劣る。



ぼうしとふくの紹介

前述したように、Miiファイターにはカラバリがないものの、カスタマイズパーツとして服と帽子で好きなようにコーディネートできる。
ただし、帽子はすべてのタイプで使用できるが、からだに関してはMiiファイターのタイプごとに装備できるものが違う。
もともとスマブラのソフト内で手に入るものとDLCで入手するものと二通りある。
後者の値段は一機種(3DSかWiiUのどちらかしか使えない)の場合80円、両機種で使う場合は120円になる。
ここでは、ごく一部、帽子とからだを紹介する。(★マークはDLCで手に入るもの)


【帽子】
  • Miiフォースのぼうし…… すれちがいシューティングに登場するMiiが被る帽子。ガンメタなカラーとマッシブな形状、バイザーがSFチックな雰囲気を出す。原作ではMiiの設定した色と同じカラーリングになり、性能も色ごとに異なっている。
  • マリオのぼうし……ご存知ミスターニンテンドーの被る赤い帽子。マリオに似せたMiiに着せるもよし、自分のMiiに着せるもよし。この他にもルイージやワリオ、ワルイージの帽子がある。また、ピーチやデイジーの帽子も存在するが、そちらは帽子というよりもカツラに近い。
  • サムスのぼうし……任天堂が誇る屈指のSFヒーロー、宇宙戦士サムス・アランのヘルメット。射撃タイプで必殺技をガンナーチャージ、ミサイルにすると半分ほど再現できる。ちなみにDLCでサムスのふくを購入すると同時にこのぼうしもゲットできる(帽子そのものは通常プレイでも入手可)。
  • フォックスのぼうし★……やとわれ遊撃隊スターフォックスのリーダーと同じキツネになれる。射撃タイプではからだのパーツもあり、必殺技をラピッドショットやリフレクターにすると半分ほど再現できる。
  • キャプテンファルコンのぼうし……みんな大好きF-ZEROパイロット醤油ムースのヘルメット。格闘タイプで通常必殺技3にするとあのロマン技を再現できる。第4弾DLCでからだのパーツが販売され、購入するとぼうしも同時に入手できる。
  • メタナイトのぼうし……世界一かっこいい一頭身が被っているあの仮面。発売前、公式のツイッターにてちょっとした騒動を起こした(詳しくは余談にて)。
  • キノピオのぼうし★……ピーチ姫の家臣の頭がマッシュルームヘアー、てかもろマッシュルームになる。第4弾DLC紹介動画でいつも姫にガードされている鬱憤晴らしか、その本人をふっとばすシーンが…。
  • ナチュレのぼうし★……見た目は少女だが古風な言葉遣いが特徴の自然の神様になれる。からだのパーツもあるが何故か剣術タイプである。第4弾DLC紹介動画で木を伐採したむらびとに直接鉄槌を下したりピットとブラピを踏み台にしたり原作と同じくマジわらわなシーンを見せている。
  • ムジュラの仮面★……『ゼルダの伝説 ムジュラの仮面』より、キーアイテムのムジュラの仮面が登場。被ってもスタルキッドのようにならないのでご安心。
  • イカのぼうし★…… 『スプラトゥーン』より、インクリング(イカ)を模した帽子が登場。頭にかじりついているように見えるが、あくまで帽子である。
  • ロイドのぼうし★……テイルズオブシンフォニア主人公の髪型に。原作の秋沙雨や裂空斬に似ている必殺技にするとそれっぽくなるかも。剣士タイプ専用としてふくもセットで手に入るけれど、残念ながら二刀流にはなれません。
  • クロムのぼうし★……スマブラ参戦なくはなかった彼の髪型に。トルネードショットとチャクラム以外の必殺技、下必殺技をカウンターにすればこれでスマブラでクロム参戦!? 剣士タイプのみ服も着れる。王族の聖痕もバッチリ。なお、クロム本人は『SP』で晴れて参戦した。
  • レックスのぼうし★……『SP』でファイターパスを購入すると貰えるゼノブレイド2の主人公の髪型。剣士タイプのみ服も着れる。
  • サンズのぼうし★……『UNDERTALE』からサンズがまさかの登場。射撃タイプのみ服も着れる。右腕にはめ込まれた光線銃(?)はもちろん... さらにMiiファイターの追加コスチュームでは初の、とある新アレンジ曲もセットでついてくる。様々な原作ネタが仕込まれている、 公式の紹介動画 も必見。


【からだ】
《全てのタイプで使えるもの》
  • ノーマルスーツ……Miiファイターがデフォルトで着ているもの。Miiのカラーリングによって、服の色も変わる。
  • スマブラTシャツ★……本作のPVの冒頭に出てくるスマブラマークの十字の炎をプリントしたTシャツ。性別によりシャツのデザインが異なり、女Miiの場合は背中に999%(おそらくふっとび率限界)の数字がプリントされている。黒と赤、青の色合いがクールでスタイリッシュ。
  • パーカー★……スマブラマークがプリントされた赤くて派手なパーカー。よく見ると、細かい部分はMiiのカラーリングによって、色が変わる。

《格闘タイプのみ》
  • まぞくのふく……背中に悪魔の翼を生やした、魔族っぽいゴージャスな服。むしろ禍々しさよりも貴族っぽい高貴な印象を持ちそうな見た目なのはナイショ。
  • パワードスーツ……ノーマルスーツの上を覆う金色のパワードスーツで、ロボットのようなアームが特徴的。人によっては制御装置に見える……かも。
  • アキラセット★……『バーチャファイター』より、主人公アキラ(結城晶)のコスチュームが登場。ポリポリした見た目通り、全身が初代『バーチャファイター』のようにポリゴンとなっている。殴られたらすごく痛そう。ジャッキーのセットも配信されており、こちらは最新作の革ジャンを基にしている。
  • 平八セット★……『鉄拳』より、三島平八のコスチュームが登場。『鉄拳TT2』での若返った姿を基にしたデザインで、独特の髪型もぼうしとして用意されている。

《剣士タイプのみ》
  • ロイヤルアーマー……中世ヨーロッパあたりに居そうな騎士の鎧。WiiU版だと、刀身に装飾が追加されておりなかなかにかっこいい。カブトのぼうしと一緒にどうぞ。
  • ネオンスーツ……首から下を覆う黒いタイツに光の線とスマブラマークがネオンの光を発するスーツ。ぱっと見エヴァQに登場するプラグスーツっぽい。剣もライトセイバーのようなビームの剣になっている。
  • リンクセット★……『ゼルダの伝説』より、緑の勇者リンクのコスチュームが登場。『スカイウォードソード』のリンクを基にしており、手に持っているの剣もマスターソードになる。剣術タイプで回転切りにすると上必殺技だけ再現できる。せっかくだからトルネードショットやチャクラムと飛び道具も一緒に。盾はないので飛び道具は防げません。
  • ダンバンセット★……『ゼノブレイド』より、ホムスの英雄ダンバンのコスチュームが登場。手に持っている剣もホムスの軍刀になり、赤と黒の衣装が映える。原作では動かせなかった右腕も使えちゃうぞ! よかった、これで解決ですね!
  • ゼロセット★……『ロックマンX』より、エックスの親友ゼロのコスチュームが登場。手に持っている剣もゼットセイバーになり、気分はイレギュラーハンター。
  • 漆黒の騎士セット★……『FE蒼炎の軌跡』より、アイクの宿敵でありみんなのトラウマ漆黒の騎士のコスチュー厶が登場。全身を黒い鎧で固めており、コスチュームの中でも完成度が高い。Mii特有の体格を除けばほとんどまんま。余談だが漆黒の騎士のAAに「次のスマブラには出演してみせるぞ!」というものがあったが、ある意味実現できたといえる。

《射撃タイプのみ》
  • カクテルスーツ……カクテルパーティーに出るための衣装。イロモノが多いコスチュームの中でわりとクールなデザインでどのMiiに着せても違和感が無い。女のMiiが着ても男物になっちゃうのは突っ込まないでおこう。
  • まどうしのふく……長いローブと先端がくるんと丸まった靴といった、スタンダードな魔道士の見た目っぽい服。なのに放つのは魔法ではなくビームやら爆弾なのは、おそらく射撃タイプの必殺技の中には魔法を使用した技をオマージュしたものがあるためだろう(フレイムピラーやステルスボムなど)。
  • エックスセット★……『ロックマンX』より、主人公エックスのコスチュームが登場。右腕もエックスバスターになっており、これを身にまとって戦えば気分はイレギュラーハンターになること間違いなし。この他にも、ブルースやロックマン.EXEのセットが配信されている。
  • しずえセット★……『飛び出せどうぶつの森』より、やくばの受付のしずえさんのコスチュームが登場。というより、しずえさんの着ぐるみと言ったほうが正しいか。全コスチュームの中でも中々のイロモノで頭身の高いしずえさんっぽいMiiファイターが動くさまは中々に不気味。
  • スプラトゥーンのぼうし&ふく★……『スプラトゥーン』より、ボーイ&ガールセットが登場。男のMiiが着るとボーイに、女のMiiが着るとガールにそれぞれなるイカしたファッションで大乱闘の世界にナワバリを広げよう。だけど手にしたスプラシューターから出るのはインクではなくビームや爆弾。ちなみにダウンロードするとスプラトゥーン(ガール)のフィギュアが手に入る。ちなみに、公式のスクショのボーイ&ガールのMiiはある意味必見。


☆余談☆

  • 2014年のE3で流れたMiiファイターのお披露目PVにて。
任天堂の岩田社長と米国任天堂の社長のレジナルド・フィサメィ(レジー)が、社長同士で(物理的な意味で)大乱闘を繰り広げて視聴者の腹筋を吹っ飛ばしにかかった。

そして今度はゲーム的な意味での大乱闘でお互いのMiiファイターで戦い、レジーが岩田社長を追い詰めるものの、岩田社長が隠し持っていたマリオのamiiboで逆転されて闇の中へ吹っ飛ばされてしまった(レジー曰く、「彼が私に勝つには魔法かなにかに頼るしかないのです」)。

ちなみに岩田社長本人は、担当医師から健康上の理由で海外渡航を止められた為、2014年のE3を欠席していた。

  • さらに…
上記の後リンカーン大統領やイライジャ・ウッド(俳優。ロードオブザリングのフロド役)のMiiファイターに混じって、ゲームセンターCXに登場する有野課長ことよゐこの有野晋哉のMiiファイターも紹介された。
海外のPVでは有野課長はよっぽどの日本の芸人やゲーム好きでない限り分からないため、Ice-Tという別の人物に差し替えられている。

  • 前作でもMiiを登場させようか考えていたが、桜井氏曰く一分くらい考えてやめたとのこと。
「いじめみたいなことが起きたらイヤ」「戦う相手も楽しめなきゃ意味がない」のが主な理由だが、「for」においてはMiiverseなどでアイコンとして重要な位置づけとなり、3DSやWiiUでも高い頻度で見るため任天堂のキャラとしても有名になってきたという理由で参戦させた。

その他にも、世界中から様々なキャラの参戦希望が届いてきており(海外ではレジー社長を参戦させろと署名運動まで起きたほど。しかも本人もノリノリ)、ならば「自分で作ればいいじゃない」と、ユーザーに任せることにしたのも理由の一つである。

  • Twitterの大乱闘スマッシュブラザーズ及びMiiverseのディレクターズルームにて。
毎日桜井氏がスマブラのスクショを投稿する「今日の一枚」にて、2014年8月11日に投稿されたスクショに「大・参・戦!!」のコメントと供にメタナイトの仮面を被ったMiiファイターが投稿された。
当時はまだメタナイトの続投が決まってないので、「メタナイト続投フラグか?!」「いいや、クビじゃないのか?」とユーザーを焦らしてきた。
そしてその翌々日に、メタナイトの続投が発表されてユーザーたちは安堵したとかしないとか。

その際のコメントにも「少し前にニセモノが大暴れしていたようだが、めった斬りにしてやった……と言ったかどうかは、定かではない」と書かれている。
ちなみに、メタナイトの仮面は「メタナイトのぼうし」として実際にMiiファイターに被せることができる。

  • Xまで皆勤賞だった謎のザコ敵軍団は廃止され、以降はMiiファイターが代わりを務め、謎のMii軍団としてザコキャラを担当している。
こちらは『Miiスタジオ』で制作したMiiが相手になるため、ファイター化していないMiiが現れることもある。
挙動はアイテムを掴まなかったり必殺技を使わない等違いはあるが、強力な通常技でザコであろうと数に物を言わせて相手を追い詰める。
特に格闘タイプと射撃タイプの技はプレイヤーに小さくないダメージとタイムロスを与えてくるので、優先して倒そう。
なお、例によってカービィの吸い込みで飲み込めるが、従来とは異なりスカ扱いであるのに注意。

  • Miiファイターの必殺技には、カウンターやリフレクターのように他のファイターとよく似た挙動や性質を持つものがあるので、
    見比べてみると面白いだろう。

  • フィールドスマッシュではファイターの重さによって持ち込めるアイテムの容量が決まっているが、Miiファイターはどんな大きさでも容量が『25』(装備によるスピードの上下がなければ)なので、わざと体格を小さくすれば、スピード型なのに多くのアイテムを持ち込められるという、ちょっとしたお得な裏技がある。持ち込みアイテムを駆使して、フィールドスマッシュを勝ち抜こう。

  • 勝利のファンファーレはスマブラのメインテーマをアレンジしたもの。シンボルマークもスマブラのマークなので、スマブラオリジナルのファイターという設定なのだろうか? ちなみに、今までシンボルマークがスマブラのマークのキャラはマスターハンドや組手のザコ敵といった、プレイヤーが操作できないCPU専用のものばかりなので、公式で初めて操作可能なスマブラマークのファイターでもある。



あなたも追記! 誰でも修正! 書き込め、アニヲタ軍団!



この項目が面白かったなら……\ポチッと/