またずれ荘

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またずれ荘 - (2020/08/08 (土) 16:37:55) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2014/10/29 Wed 09:26:12
更新日:2023/07/01 Sat 11:36:23
所要時間:約 6 分で読めます




またずれ荘とは、クレヨンしんちゃんに登場するアパートである。



■概要

シロアリ・台風・ガス爆発で家を失った野原一家が一時期住んでいた。
2階建ての小さくぼろいアパートで、風呂も無く、ひろしが不動産屋に出した(しんのすけでも分かるほどの)無茶な要望はおそらくほぼ叶っていない。
原作に至ってはトイレが共同(和式)という有様で、更に野原一家と四郎の部屋の間に大穴が空いてしまう大惨事に。
アクションコミックス29巻~33巻に収録されている。


■住人

個性的だが心優しい人ばかり。ちなみに原作とアニメでは住人が大きく異なっている。
野原家が住んでいるのは202号室。

  • 大家/大家主代(原作では「大屋主代」)
CV.佳川紘子
またずれ荘の大家さん。
入れ歯を積み上げるのが趣味。
住人をいびったりするなど意地が悪いが、原作ではひまわりといっしょに遊んだり、
本来はペット禁止のまたずれ荘にシロを連れてきたしんちゃんを見逃したりするなど、根は優しい性格。
子供嫌いなのは30年前に夫と娘を交通事故で亡くしたから。(原作の設定でありアニメでは不明)
このアパートも、その夫の遺産で建てたものだとか。
昔は助産師として働いていた。

  • 201号室(原作:203号室)/四郎くん
CV.桜井敏治
一人暮らししている浪人生。「しろう」ではなく「よんろう」と読む。眼鏡はスペアで4つ持ってる。
既に大学受験に三浪しており、今年も合格できないと名前と同じ「四浪」になってしまうという事で初登場時は非常にピリピリしており、野原夫妻との初印象は悪かった。しかし付き合っていく内に本来は気のいい青年である事がわかっていく。しんのすけといざこざを起こして壁に穴を開ける。
不合格は学力が足りないというより極度の小心からくる緊張による体調不良やミスが殆ど*1で、今年は見事東大(東京カスカビアン産業大学)に合格。
(野原夫妻は東京大学と勘違いして出世した時のお礼を期待して手厚いもてなしをしていた。当然、事実を知った後は無しになった)
年相応にはスケベでありグラビアアイドル本のコレクションはひろしとしんのすけを悩殺するレベル。
免許証は所持しているが、取得して以来全く運転していないため、運転技術は極めて下手で、オートマ車をエンストさせるほど。

  • 203号室(原作:201号室)/役津栗優
CV.大本眞基子
普段は地味な女性だが、メイクを変えることでいろいろな役になりきる役者の卵。
カップルのケンカを想定した一人二役を演技をした際、マジゲンカと勘違いした野原一家に部屋を突入され、
そのときのメイクを見たしんのすけから「あ、センターマンだ」と言われた(アニメでは著作権絡みでフジテレビに文句を言われたのか、別のセリフに変更された)。
メイクによる役作りは見事なものだが、本来は極度の小心者であり、逆に言うと本来の自分を出せずメイクに頼らないと演技すらままならないという弱点も持つ。
2度のオーディションを経て劇団四毛に入団。

  • 204号室/玄武岩男(源氏名・スーザン小雪)
CV:長州小力
大手下着メーカー「ゲンブ」創業者。
埼玉一の交通法規を守る暴走族「16号の黒豹」初代総長。
元グリーンベレー隊員。
とスゴイ経歴の持ち主だが、過去を捨てて今はオカマバーで働いている顔の大きい乙女系のおじさん。妻子持ちであり、バイセクシャルである。
初登場時には電話越しにみさえに「好きだぜ」と言わされたひろしの発言を真に受け、ひろしに熱烈チューをプレゼントした。
アニメには登場していないが、映画『踊れ!アミーゴ』でモブとして登場した。

  • 204号室(原作:205号室)/にがりや京助・汚田急痔
CV.石森達幸(にがりや)、福山潤(汚田)
張り込み中の、ノンキャリアハゲとチャラ男の刑事コンビ。
にがりやの方は以前、番外編「野原刑事の事件簿」に登場した老刑事の流用。
麻薬密売組織「モルヒーネ・ファミリー」を追っている。
警察である事を周囲に隠しており、その際のとっさの言い訳として「顔が原因で妻に逃げられ、腕を骨折した父」
「カードの使い過ぎで自己破産し、5分に1度一発ギャグを発する『一発ギャグ発作病』にかかった息子」という奇妙な設定を付けたため、
それ以後それに縛られることになってしまった。
決して某ドラマではない。
その後、交通課に転属になり、アクション幼稚園(アニメではふたば幼稚園)の交通指導に来た。。
映画では彼らの上司と思われる人も登場するが…。

  • 205号室/屈底厚子・アツミ
CV.石川寛美(アツコ)、杉本沙織(アツミ)
18歳のギャルママと2歳のコギャル娘。夫・アツシはトラック運転手だが姿を見せたことは無い。
厚子はみさえを「先輩」と呼んで尊敬している。
娘のアツミは一度、”プチ家出”をしたことがある。
又、自分の言うことを聞いてくれないと、鼻糞をつけてくる癖がある。
一度未遂になったときがあり、厚子に「それ、どうするの?」と聞かれた際に鼻に戻したことがある。(厚子につっ込まれた)
原作ではまたずれ荘のご近所さんであり、住人ではない。

  • 206号室/オマタさん
カタコトの日本語を喋る謎の外国人。
実はモロダシ共和国の王子。押し付けられた見合い話に嫌気がさし、理想の恋人を探す為に日本に家出してきた事情がある。下ネタが得意。
日本とは美男美女の基準が逆で、ななこお姉さんの友人である神田鳥忍に一目ぼれ。
紆余曲折あり両思いになったが、それぞれの立場と夢を優先し一旦は帰国する事となった。
感激すると純金の勲章を授与する癖があり、野原家も何度も貰ったがそれが純金である事は全く通じておらず、価値を見抜いていたのはひまわりだけであった。
その後、国で恋人を作り、無事に結婚した。結婚式の前に反乱軍に拘束されてしまうが、しんのすけやスーザンの大暴れでクーデターは失敗に終わる。
モロダシ共和国では日本と美醜の基準が逆であり、花嫁は凄い美人(つまり、モロダシでは醜女)なのだが、顔など気にする小さな男ではなくなっていたのだ。
アニメには登場しない(仮にアニメで登場したとしてもその後の展開を考えると帰国する所までしか放送されなかった可能性は高い)が、学習漫画「日本と世界の国のつながりまるわかりブック」ではしんのすけたちと共に世界各国の勉強を行う。


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