dビデオスペシャル 仮面ライダー4号

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dビデオスペシャル 仮面ライダー4号 - (2023/09/17 (日) 08:21:19) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2015/10/17 Sat 18:32:26
更新日:2024/04/07 Sun 08:57:48
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4 4月4日 555ファン必見 dビデオ dビデオスペシャル 仮面ライダー4号 time この青空を守ったのはだれなのか もう一つの最終回 クロスオーバー スネークオルフェノク スピンオフ メリーバッドエンド リフレイン ループ 乾巧って奴の仕業なんだ 仮面ライダー 仮面ライダー3号 仮面ライダー4号 仮面ライダー555 仮面ライダー555第51話 仮面ライダーゼロノス 仮面ライダードライブ 仮面ライダーファイズ 仮面ライダーマッハ 傑作 名作 山口恭平 平成ライダー 平成仮面ライダー4号 後日談 戦う→死ぬ→目覚める 東映 松岡充 歴史改変 毛利亘宏 毛利亘宏の本気 涙腺崩壊 特撮 鬱展開 鬱展開の嵐




悲しみを繰り返し僕らは何処へ行くのだろう?




【注意】この項目は重大なネタバレを「多く」含みます。

未視聴の方はお手数ですが、ブラウザバックすることを強くお勧めします。

また、本作品視聴前に『仮面ライダー555』を視聴する事をお勧めします。

















世界は、本当に元に戻ったのだろうか……?



【概要】

『dビデオスペシャル 仮面ライダー4号』とは、映画『スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号(以下『3号』)』のスピンオフ作品
脚本は毛利亘宏、監督は山口恭平。

全3話構成で、その内の第1話は『3号』の入場者特典として配布されたり、dビデオを始めとした動画サイトにて無料公開されたりもした。
映画館の入場特典はパッケージのデザインがそれぞれ違う2種類が用意されており、
収録内容こそ変化はないが、緑色のパッケージのタイプはエピソード2及びエピソード3の告知映像が収録されている。

『3号』と同様、乾巧と桜井侑斗はオリジナルキャストである半田健人氏と中村優一氏が担当。
また、映画には登場しなかったスネークオルフェノクこと海堂直也も、唐橋充氏が演じた。

そして今作オリジナルライダーである仮面ライダー4号は、
仮面ライダードライブ』本編の主題歌、そしてこの作品のテーマソング『time』を歌う松岡充氏が声を担当している。

『ドライブ』本編との繋がりは不明だったが、後の『小説 仮面ライダードライブ マッハサーガ』の『仮面ライダードライブ全史』にて、『3号』共々正史として扱われている。



【あらすじ】

エピソード1:死斗!仮面ライダーは三度死ぬ

『3号』の戦いを経て、平和を取り戻した世界。
4月4日の9時55分、普段と変わらない特状課から物語は始まる。
だが、特状課の面々の代わりに乾巧、そして桜井侑斗が現れた。
そして街にはロイミュードの代わりにショッカーが街で暴れまわっているというのだ。
泊進ノ介は戸惑いながらも、ショッカーの凶行を止めるべく現場に向かった。
ショッカーの撃退には成功するものの、怪人の自爆に巻き込まれ、剛が命を落としてしまう……

4月4日の9時55分、普段と変わらない特状課から物語は始まる。
だが、進ノ介は奇妙な感覚を味わっていた。
ベルトさん曰く、それは「デジャブ」だとのことだが、その正体が分からないまま、巧達と共に現場に向かう。
だが、戦いの中で剛の死のイメージが頭をよぎってしまう。
戦いの末に、剛を守る事は出来た……かに思われたが、今度は別の怪人によって剛が殺害されてしまった。

4月4日の9時55分、普段と変わらない特状課から物語は始まる。
……ここにきて、進ノ介とベルトさんのデジャブは、確信へと変わった。

「俺達は同じ日を繰り返している」

こうして、進ノ介の長い一日は、改めて幕を開けるのだった……。


エピソード2:対決!!スカイサイクロン空襲

同じ日を繰り返している事に気付いた進ノ介は、仲間にそのことを打ち明ける。
しかも、繰り返しを重ねるうちに、敵が強大になっている事も……。
侑斗は原因を突き止めようとゼロライナーに乗り、時間の歪みに阻まれながらも真相に辿り着く。
また、ショッカーを撃退しようとする巧の前に海堂が現れ、彼に手を引くよう忠告した。
謎が謎を呼ぶ中、ついにショッカーは、最強の兵士仮面ライダー4号を完成させてしまう。


エピソード3:決斗!ショッカー首領の正体

ライダー達は4号に敗れ、世界は再びショッカーの手に落ちてしまう。
歴史改変マシンを破壊すれば、世界は元通りになる。
それはつまり、3号との戦いにて死亡した剛を、再び死なせてしまう事になる。
自分の命を犠牲に世界を救おうとする剛。
そして、その剛を死なせたくないという霧子も「自分の命を絶てば歴史改変マシンは作動せず、かつ剛もそのまま生き続けられるのでは」と考える。
様々な思いが交差する中、ライダー達の出した答えとは――



【登場人物】


●特状課と仲間たち

普段の特状課の面々の代わりに、
かつて戦った仮面ライダーの2人が行動を共にする事となる。

「……繋がった」
ご存知仮面ライダードライブであり、本作の主人公の一人。
非番の日なのに特状課の部屋でのんきに眠っており、霧子からの電話で目を覚ます。
同じ時間を繰り返している事に誰よりも早く気付き、それを止めようとする。


  • ベルトさん
「進ノ介はデジャブのことを言っているのかい?」
仮面ライダードライブの変身ベルトにして、進ノ介の頼れる相棒。
進ノ介と共に繰り返す1日とショッカーに立ち向かう。
今回さらっと時間改変でも書き換え不可能な記憶領域があるというトンデモ設定が明かされた。


「仮面ライダァー、マッハァーっ!……って、オイ」
『ドライブ』本編の2号ライダーこと、仮面ライダーマッハ。
冒頭や回想シーン、そして本編で幾度となく死ぬという某レクイエムな扱いを受ける。
最後の戦いに臨む前に、仲間たちと記念写真を撮る。
しかし、全てが終わった後、そこに写っていたものは……。


「泊さん、今何時だと思ってるんですか?」
『ドライブ』本編のヒロイン。
進ノ介と剛と共に『マーマーマンション』の映画を見に来たようだが、待ち合わせに来ない進ノ助にご立腹。
今作では非番のため、終始私服姿での登場となる。
剛の死を避けたいという彼女の想いこそが、歴史改変マシンの動作に関わると思われていたが……?


「泊、事件だ!」
仮面ライダー電王』に登場した、仮面ライダーゼロノスの変身者。
リアルタイムの方の侑斗(桜井さん)ではなく、過去の方の侑斗である。念のため。
時間、そして記憶とくれば彼が関わらないはずが無く、ゼロライナーを使って歴史改変の真相を追う。
そういえば、ゼロノスカードには変身アイテムとして以外の機能があった気がするが...?


「ゆ、侑斗〜!時間がか〜な〜り、歪んでる〜!」
相変わらずのおかん。
のっけに進ノ介をどついたし侑斗にはどつかれた。*1
ゼロライナーの操縦やバロン、サソードへの不意打ちなど、ナイスなサポート役として活躍した。


「ショッカーが暴れている!」
仮面ライダー555』の主人公で、仮面ライダーファイズの変身者。
進ノ介、侑斗と共にショッカーの怪人と戦う。


「命は、大事にしなさい。一つしか……無いものですから」
っちゅーかでお馴染みスネークオルフェノク。
巧達の前に現れては「この件に関わるな」と忠告したり、かと思えば彼らに襲い掛かったりと、
つかみどころのない言動で真相を追うのを止めさせようとするが……?



【主な登場ライダー&メカ】


登場フォームはタイプスピード、テクニック、ワイルド、そしてフォーミュラ。
特に映画で活躍しなかったワイルド、テクニックの見せ場があるのは大きい。
また、フォーミュラはきっちり戦闘シーンも描かれており、長い戦いの末に見事4号を撃破する。


カーレースをしないためか、残念ながらトライドロンは今回はほぼ普通の車。
その代わり、ブースタートライドロンはスカイサイクロンとのドッグファイトを繰り広げる。


  • 仮面ライダーマッハ
登場フォームは通常形態とデッドヒートマッハ。
死亡シーンの多さや、ファイズアクセルとのスピード対決が無いためか、目立った見せ場は無い。
しかし死亡シーン以外では目立って苦戦する様子もなく、安定した実力の高さがうかがえる。


今回はアルタイル、ベガ、そしてゼロの3フォームが全て登場する。
アリマンモスを倒した零距離スプレンデッドエンドは中々にえげつない。
また、『3号』には登場しなかったベガフォームにも見せ場があるのは美味しい。


時をかける電車。
でも、もう電車じゃないよね、あれ。
歪んだ歴史の正体を探るために時の中を走るが、歴史改変マシンに阻まれてしまう。
終盤ではなんとブースタートライドロンとの合体まで披露。


登場フォームは通常形態とアクセルフォーム。
また、回想でのみブラスターフォームも登場。
ついでに、その回想は原典『555』最終回の時のものであり、ホースオルフェノク激情態との戦闘シーンだったりする。
しかしアクセルフォームは調子が悪かったのか、アリマンモスの光弾に追いつけないという失態を犯してしまう。



●ショッカーとショッカーライダー達(本作オリジナルライダー&怪人&メカ)

『3号』にて破壊したはずの歴史改変マシンを利用し、暗躍する。
歴史改変を繰り返す度に、その力は強大になっていく。


「俺の名前は、仮面ライダー……4号!」
CV:松岡充
今作のオリジナルライダー。
幾度となく歴史を繰り返す事で完成した、最強のショッカー製ライダーである。
一人称は基本的に「俺」だが、たまに「私」になる。
人間態は登場しておらず、変身者は不明。
そもそも人間を基とした改造人間か、一から作り上げられた純機械製のロボットなのかすら謎である。見た目は旧大日本帝国海軍の特攻隊員を思わせるデザインをしている。
スカイサイクロンを除けば、特筆する武装や特殊能力はないものの、ショッカーの最新テクノロジーが注ぎ込まれただけあって、ドライブ、ファイズ、ゼロノスの3人がかりでもまともなダメージは与えられないほどの圧倒的な防御力と、ライダーに一撃で致命傷を与える程の必殺技など、圧倒的な力を誇る。

地獄を楽しみそうにはないし、ドライブのOPも歌っていない。

詳細は該当項目を参照されたし。


  • スカイサイクロン
仮面ライダー4号の愛機。
赤を基調としたデザインの4号専用機と、黒い量産機がある。
見た目は零戦に似ているが、ミサイルやマシンガンなどの多数の火器を装備した凄いマシン。
火器の一斉放射の破壊力は凄まじく、ゼロノスさえ死に至らしめた程。
3機で合体する事も可能であるが、ブースタートライドロンとゼロライナーの合体攻撃によって破られた。
4号はそれなりに愛着を持っていたらしく、大破した際にはショックを受けていた。「第2話で降りた時以外乗ってないだろ」とか言ってはいけない。


  • チーターカタツムリ
『3号』にも登場した合成怪人。
相変わらずの強力な粘液で剛を仕留める実力者。
最終決戦ではマッハと戦い、倒された。


  • ヒルカメレオン
ヒルとカメレオンの特性を持つ怪人。
しかし、声の人は『3号』とは違っており、合体SPの方で声を担当している。
最終決戦ではファイズと戦い、倒された。

  • アリマンモス
今作のオリジナルキャラ。
アリの小回りとマンモスのパワーによって最強に見えると豪語しており、
実際タイプワイルドと互角以上に渡り合う怪力、高威力の破壊光弾を連射可能など、ふざけた言動の割にはかなりの強敵。
後に分身能力も得ることとなるが、ゼロライナーにまとめて轢き殺されてしまう。
また、最終決戦でもゼロノスとの戦いに敗れてしまった。


ショッカーに使役される悪の仮面ライダー。
怪人よりも扱いは格下らしく、彼らの手駒として扱われる。
王蛇以外はかなり意外なラインナップだが、恐らく「ショッカー初期の怪人モチーフ*3」と「装着者が死亡した」ライダーという共通点からかと思われる。
しかしまともなセリフや見せ場もなく、ゼロノスやマッハらに倒されてしまう。


赤いフードを被った謎の男。
4号の制作を指揮する。






さて。この項目を追記・修正したのは、一体誰なんでしょーか。

……な、乾。




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