Meteor-ミーティア-

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Meteor-ミーティア- - (2024/02/25 (日) 16:48:34) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2012/01/30(月) 00:00:05
更新日:2024/04/21 Sun 20:40:10
所要時間:約 2 分で読めます






放つ光 空に墜ちる
望むだけの熱を捧げて
死に逝く星の生んだ炎が
最期の夢に灼かれているよ


「Meteor-ミーティア-」とはT.M.Revolutionの楽曲。
作詞は井上秋緒、作曲は浅倉大介。

同名かつ本編に登場するミーティア(機体)は別項目で紹介する。

どこか語りかけるような、力強くも切ない曲調となっている。
歌詞からは流星のように散りゆく生命の美しさ、そして儚さが意識されており、戦争の悲惨さを訴えかけている。


機動戦士ガンダムSEED』及び続編の『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』の挿入歌。

初めて流れたのは『SEED』のニコル死亡回。
ストライクガンダムスカイグラスパーが出撃する際、初めてこの曲は流れた。
まさかの処刑用BGMとは思いもよらなかっただろう。


次に流れたのが、あのフリーダムガンダムの初陣回。

蒼い10枚の翼を広げ、アークエンジェルを守るために立ちはだかった瞬間、再びこの曲は流れた。
主人公の後継機にふさわしい活躍を見せ、多くの視聴者は思っただろう。

「カッコイイ…」

と。


その後も、この曲と同名の大型装備「ミーティア」で敵を薙ぎ払うフリーダムとジャスティスの場面にも流れた。


そして『SEED DESTINY』でもキラ達が登場してからこの曲はまたしても流れた。

再び処刑用BGMとして

この曲が流れた回では(間接的にはキラの介入で)ハイネが死亡。
多くの視聴者にこれまた強いインパクトを与えた。


その後、挿入歌は「vestige-ヴェスティージ-」に取って替わられるが、今でもこの曲はファンの間で根強い人気を持つ。


そして18年の時を経て、「機動戦士ガンダムSEED FREEDOM」にも挿入歌として採用される。
当時の楽曲の中で唯一、それもアレンジなしの原曲のままで流れる戦闘シーンは正に圧巻と言える。



【余談】

  • ときた洸一版『機動戦士ガンダムSEED ASTRAY』に収録されたミゲル・アイマン叢雲劾のエピソードにこの曲の歌詞が掲載されている。
    漫画における「挿入歌」の役割を果たしており、後のミゲルのことを考えると切なくなる。


  • この曲はオリジナルサウンドトラックにも収録しておらず、初めて収録されたのはドラマCD。
    しかもミゲルがパッケージを飾っているので注目。
    また、T.M.Revolutionのアルバム「Coordinate」にも1期OPの「INVOKE-インヴォーク-」と同時に収録されている。

  • 作中に登場する砲撃ユニット「ミーティア」の名前の元になったのがこの曲であり、当初はフリーダム用をミーティア、ジャスティス用をインヴォークと命名する予定もあったという。
    種シリーズでは他にもグフイグナイテッドが同じような命名経緯を持つ。

  • 上記のようにキラ・ヤマトが無双するシーンのBGMとして使われているが、曲の内容は散っていった兵士を悼む反戦歌に近いものとなっている。最強のパイロットとして八面六臂の活躍をしながらも、肝心な物は何一つ守れなかったキラの悲哀をこれ以上に表す曲はないであろう。


追記・修正は流れ星を見てからお願いします。

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