とっても!ラッキーマン

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とっても!ラッキーマン - (2022/05/20 (金) 17:30:41) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2016/01/21(木) 16:28:34
更新日:2024/04/09 Tue 15:38:05
所要時間:約 11 分で読めます




日本一ついてない中学生・追手内洋一はある日ラッキーマンに変身する能力を身につけた。

この物語は、地球征服を企む数々の侵略者を相手に、ラッキーだけで戦い続ける愛と真実のスーパーヒーロー・ラッキーマンの汗と涙と笑いの物語である。




ご説明しましょう!! 『とっても!ラッキーマン』とは、ガモウひろし作のギャグ漫画なのです!!


掲載誌は『週刊少年ジャンプ』で、何度か読切が掲載された後に1993年から1998年にかけて正式連載された。全16巻。
このマンガは、アニメ化がジャンプ史上最速で発表されたマンガでもあり*1、連載からわずか半年でアニメ化が告知され、
一年もたたないうちにテレビ東京系列にてTVアニメが放送された(全50話)。
アニメーション制作はスタジオぴえろ(現:ぴえろ)、シリーズ構成に浦沢義雄、音楽に本間勇輔、キャラクターデザイン&OPアニメーションに金田伊功と本気を見せている。
後期OPは金田パース&アクション全開で一見の価値あり。

……とはいえ、VHSは飛び飛びでしか発売されず、全話収録されたDVD-BOXは10年周年か2005年に発売。
アニメ終了後も結構長く続いたため、ガモウは中盤(単行本6巻辺り)でアニメが終わってしまったことを結構気にしていたらしい。
途中で何度かシリアス長編が挟まったが、それでも『キン肉マン』や『ジャングルの王者ターちゃん』以上にふざけまくっていた。

またSFCとGBからアニメ版の設定でゲームも発売されている。

作風

本作はヒジョーに絵のヘタな漫画家が描いてる(作中でも「作者より上手い絵を投稿しないでください」と自虐している)だけあって、
お世辞にも見やすい漫画とは言えないが、それを補うに足る手法として「極限までキャラを記号化する」というものがある。
例えば主人公であるラッキーマンは宇宙一幸運な宇宙人のため
  • 頭に茶柱が屹立した湯呑
  • 物凄い福耳
  • 常にニコニコ顔
  • 胸に大吉マーク
  • 足の裏に「サイコー」
などと、これ以上ないほどに「このキャラは運がいいですよ」と記号化されている。
極端に記号化されているのはある種のメリットでもあり、背中に本心を表すセリフが浮かんでいたりといったギャグも多く、
アニメ版ではラッキーマンなど一部のキャラは口を開けっぱなしでセリフを言うこともあった(作画ミスではなく演出)。

作中に登場するヒーローやエイリアンも「努力マン」だの「世直しマン」だの「猛トレーニングマン」だのといった
適当覚えやすいキャラ名が与えられており、外見もそれに類するものになっている。
よっちゃん編以降はキン肉マン方式で新キャラを募集することも多くなった。

他のギャグ漫画の例に漏れずパロディネタが多いが、ジャンプ読者の年齢層にはわかんねーよな古いネタがちょくちょく挟み込まれている。

また、主人公は「とにかく運がいい」ことを突き詰めたヒーローであり、それ以外の戦闘力はほぼない。
従って「実力の無い奴をいかに勝たせるか」が主軸となっており、この要素は話がバトル中心になった中盤以降も全く変わらない。
そのため非常に頭を使う展開に(一応)なっているため、後の大b…ガモウの作風に影響を与えているという点は無視できない。


あらすじ

ある日突然宇宙の片隅で超新星爆発が起こり、住宅難になった宇宙人たちは大挙して太陽系に押し寄せていた。
そんな時、日本一ついてない中学生・追手内洋一は、エイリアンのUFOに押しつぶされて死んでしまう。
どうせこのまま不幸な人生を送るなら死んだ方がいいかなどと考えていた洋一(の霊)だったが、
そこに現れた宇宙一幸運なヒーロー・ラッキーマンと合体することで生き返ってしまう。
かくて実力はないが運だけで勝ち進むラッキーマンは、地球の支配を目論む異星人たちと戦うこととなる。


用語解説

世界観

本作における宇宙は「小宇宙」と「大宇宙」に分かれる。
球体状の「大宇宙」の中には16の「小宇宙」があり、地球やヒーロー協会があるのは「第3小宇宙」である。
第3小宇宙ほか一部の小宇宙の裏には異次元でつながっている「裏宇宙」があり、そこでは美醜の判断基準が逆らしい。
地球は第3小宇宙で一番住みやすい星らしく毎週のように侵略目的の宇宙人が襲来する。
実は大宇宙の裏にもドアでつながっている「裏大宇宙」も存在するが、大宇宙の人たちは誰も知らない。

ヒーロー協会

第3小宇宙の平和を守るため、ヒーロー神が組織した団体。
元は100万年前に活躍した超ちゃん(現会長)、世直しマン、三本柱マンの3人が設立した団体だったが、
ヒーロー神が超ちゃんを会長に指名したことで世直しマンが造反を起こし、世直しマンは投獄されることとなった。
設立後は正式なヒーロー認定証を発行・授与する権限を有しており、持っていなければプロヒーロー認定はされない。
会長が余りにアホでマヌケでオッチョコチョイなため機能的な組織運営がなされているとは言いづらい組織。


登場人物

ヒーロー

CV:田中真弓
本作の主人公。普段は日本一ついてない中学生だが、らっきょを食べて変身すると宇宙一ラッキーなヒーローになる。
それぞれ該当項目参照。

CV:千葉繁
本作の副主人公にして真のヒロイン。年齢は200歳以上。伝説のヒーロー・三本柱マンの三男。
該当項目参照。

CV:岩永哲也
洋一のクラスメイト。貧乏なくせに、日本一目立ちたがり屋な中学生。
初期はただのギャグキャラだったが、途中であまりに目立ちたいために(無許可の)ヒーロー研究所で改造手術を受けて強引にヒーローになった。
しかし実力は生身と大差なく、大概噛ませ犬で終わる。
どんな攻撃を受けてもすぐに再生するプラナリア級の生命力を有する。しまいには惑星を破壊できる世直し波が直撃しても生き返っていた。
ラマンにベタ惚れだが彼女からは迷惑がられている。

  • 超ウルトラ必殺スペシャルマン
CV:八奈見乗児
ヒーロー協会の会長。通称超ちゃん。
序盤で登場した時に「顔募集中」とチョロッと書いていたのだが、その結果100通以上の応募が来て、結局決まった顔は

 エ エ
  ラ
  イ

というエラくシンプルなものだった。ちなみに幼少期は

 フ フ
  ツ
  ウ

という顔立ちだった。なお、この顔は応募作品からではなくガモウ本人のデザインであることが文庫版で明かされた。
500万年以上生きているくせに、アホでマヌケでヘタレでグータラな上に、初対面のラッキーマンにオナラをかますという最低の登場をした。
しかし話が進むにつれて徐々に人格者としての一面が強調されるようになっていった。
実力はスーパースターマンレベルだが、他のヒーローをパワーアップさせるという特殊能力が使える。

  • 勝利マン(ニイタカヤマノボル)
CV:森川智之
三本柱マンの長男。年齢は300歳以上。頭が表彰台みたいになっている。ヒーロー協会の重鎮であり、猛烈な負けず嫌い。
勝つためなら手段を択ばないがただの卑怯者ではなく、実力も努力マンと同等かそれ以上。
宇宙で一番トンカツを揚げるのが上手く、朝食もカツ丼・カツカレー・カツサンドという胃もたれしそうな代物。
アタマには「勝利(かつとし)くん」という小柄な宇宙人がいつも載っている。
序盤はただの嫌なヤツだったが、話が進むにつれてヒーロー側のリーダー格として采配を振るう兄貴分になっていった。
トラウマは針千本と餃子。
人間名は「磯野勝利」。

  • 友情マン(ハラダ友ヨ)
CV:伊倉一恵
三本柱マンの次男。顔にデカいハートマークがついている。勝利マンと同じくヒーロー協会の幹部。
常に友情を大事にする男で、ことあるごとにコネを作ろうとする。
「飛田君はボクの一番のともだちなのだ そう 一番利用できる友達なのだ」
そのため余り戦闘シーンはないが、実際には勝利マンや努力マンに匹敵するほど強いらしい。本気を出すと鬼と化す。
人間名は「厚井友情」。

  • 天才マン
CV:関智一
イケメン。勝利マンより更に年上らしい。元はヒーロー認定第1号だったが、元祖ラッキーマンに証明書をパクられてグレた。
脱獄した世直しマンと組んでいたが、この頃の「親指グンジョー色」というコードネームは本人にとって黒歴史らしい。
文字通りの天才であり、発想力・知識・実力ともに卓越しているが、どんな異常事態も「フッ」で済ませるため周囲からは胡散臭い人と思われている。
人間名は「生月天才」で、元が人間に近いのでわりとそのまんまな外見。
漫画版では古畑任三郎のモノマネでコンビニ前で起こったとある事件を解決しちゃいました。
なお、アニメ劇伴を手掛けた本間勇輔は、ドラマ『古畑任三郎』にも参加しているため、これを知ってる人はあのテーマが脳内で流れたことであろう。
後の「ボクは少年探偵ダン♪♪」である

  • スピードマン→パシリ1号
CV:岡野浩介
戦闘機みたいな外見の宇宙人。元は世直しマンの手下「小指グリーン」だったが、洗脳されていたためヒーローとしてやりなおすことに。今も勝利マンにぶちのめされたトラウマは消えていない。
その名の通りスピードは凄いがバカで臆病なため、実力はそこまで高くないらしい。
スピード勝負で負けたためパシリ1号に改名させられた。
天才マンを兄貴、世直しマンをボスと呼んで慕っている。

  • 世直しマン
CV:茶風林
旧三大ヒーローの一角。通称よっちゃん。アニメ版ではラスボス。
常に仰々しい全身鎧に身を包んでおり、努力マンからは「ダイの大冒険のキャラ?」とか言われていた。
ヒーロー神に捕らえられていたが脱獄し、宇宙支配を目論みヒーロー星を強襲した。
一撃で惑星を砕くほどのパワーを有し、7大ヒーローがまるで相手にならない程の格闘技術を持つ。
ラッキーマンたちに敗れ太陽に堕ちていったが、ヒーロー神に認められて救い出され「世直しマンSGZ」となってヒーロー協会に戻った。
旧よっちゃん組は元がワルだったため、それをスーパースターマンに指摘された時は三人で組んでボコボコにしていた。

  • セーラーマン/聖・ラマン
この漫画では珍しく正統派なバトルヒロインで、セーラー服を着た美少女。
気弱な弟を勇気づけるためにヒーローを目指したが、男子にしか応募資格が無かったためハリボテで正体を隠していた。
ヒーロー名は「セーラーマン」だが皆からはラマンちゃんと呼ばれている。
必殺技は頭の汽笛からぶっ放す「ドッゴーン」でダイヤモンドよりも頑丈なガンジョーダXをぶち抜くほどの火力を有している。
大宇宙神決定戦で野球拳対決をさせられた時には敵味方問わず、果ては友情マンや救世主マン、天才マンに至るまで敵を応援していた
勝利マンの事が好き。

  • 一匹狼マン
その名の通り孤独な生い立ちのヒーロー。スピードマンより素早く、100mを2万分の1秒で走破する。
友情マンに唯一心を開き、彼の傍らに目だけ光らせた姿で佇むオプションキャラとなった。
早さを活かせる場面以外は空気で、大宇宙編の野球試合でも「友情マンとセットだから」という理由で一人の選手として扱われなかった。

  • 修正マン
修正液と筆で相手を漫画を書き直すように修正する能力を持つヒーロー。
負傷も修正して治せるため、裏宇宙編以降は第3小宇宙チームの治療役として活躍。
しかし救世主マンの腕など本人曰く「修正できないものが結構ある」らしく、治療役以上の活躍はできなかった。
性格のいい球磨川禊と書けばなんとなく伝わると思う。
必殺技は相手の性格を正反対に修正してしまう「性格修正インク」。

  • 救世主マン
裏宇宙からやって来たヒーロー。裏宇宙の王族のみが代々生まれ持つ、ブラックホールを操る「救世手」を持つ謎の男。
さっちゃんの圧政に苦しむ裏宇宙の住民の期待を裏切りさっちゃんの軍門に下っていたが
それは救世手に加え圧倒的な破壊力を持つ「ギルガメッ手」を持つさっちゃんに対抗するための力を持つ者たちを待つ為の芝居だった。
ラマンに一目惚れしており、ウザくないおかげか命の恩人ゆえか彼女の反応も悪くない。

  • 男のロ・マン
公募で選ばれた、全く色のついていない線画だけのヒーロー。
普通なら作者が気を利かせて色を付けてやるところだが、ガモウはそのまま採用し、しかもカッコいい理由まで付けた
実力は会長よりマシ程度。

  • トップマン

  • ナイスマン
宇宙一のナイスガイ。トーナメント試合でトップマンに圧勝するほどの実力はあるが、その他のヒーローの中では影が薄い。
世直しマンがスーパースターマンをド突いた時にはいつも「ナイスパンチ」と相槌を打っている。
大宇宙編では冒頭敵(おそらく全とっかえマン)に襲撃され意識不明、以降復活しても誰にも特にそのことに触れられない程度には空気だった。

  • スペードマン
名前が紛らわしい。トランプ好きの占い師ヒーロー。
作中通してまともな戦闘描写が無く、裏宇宙編以降は信憑性の薄いトランプ占いをしていたぐらいしか印象の無い奴。
ある意味ではトップマンより空気かもしれないキャラクター。

  • ラッキーワン
CV:桜井敏治
序盤でラッキーマンのらっきょを喰ってヒーローになった野良犬。後に「ラッキー」の名で追手内家で飼われる。
普段は日本一ついてないただの犬だが、変身すると喋れるようになるし、ここ掘れワンワン式に幸運を発揮する。
宇宙が舞台になると当然のように放置される。

  • ひしょ香
ヒーロー協会壊滅後、公募で選ばれた会長の秘書。バスト98・ウエスト50・ヒップ90。
会長に対してはいつもひしょひしょ話だが、常に会長が口から言ってしまうのであまり意味はない。
天才マンに憧れている。

  • ヒーロー神
ヒーローを管理する神。その正体はラッキーマンたちの住む第3小宇宙の造物主兼統治者である「第3小宇宙神」。
当初は手抜きにも程があるデザインだったが、自分で威厳ある老人の姿に変えた。
初登場の時は見習いヒーロー「ぼっちゃんマン」に扮しH-1グランプリに潜入、ラッキーマンに弟子入りして動向を探っていた。
後半最大のカギを握る人物。

  • 三本柱マン
CV:茶風林
勝利・友情・努力の父親。物語開始時点で故人。かつては世直しマンと肩を並べる最強のヒーローだったようだが…。

  • 元祖ラッキーマン
CV:松本保典
宇宙一ついている宇宙人で本来のラッキーマン。洋一が変身したラッキーマンと区別するため便宜上こう呼ばれる。
一応ヒーロー然とした爽やかな人物ではあるが、非常に能天気かついいかげんでもあり知らずに禍根を作っていることも。


地球人

  • 追手内止郎
CV:緒方賢一
洋一のパパ。小説家で、「伊豆の踊り食い」なる国民的ベストセラーを出したものの、その栄光だけで生きている一発屋。
ママを心の底から愛している。ママを救うため一人で侵略宇宙人を倒してしまうほど
日本一ついてない洋一に対し、過保護とも取れるアプローチを取っているが、息子はその上を行く不幸なため大概裏目に出る。
洋一に送ったプレゼントを(洋一が無断で譲渡したため)他の人が使用し、しかも超絶幸運に見舞われた際には、流石にブチ切れて洋一をボコ殴りにしていた。

  • 追手内伊八代
CV:渡辺美佐
洋一のママ。旧姓・松本伊八代。かつて人気アイドルだったが、「伊豆の踊り食い」の主役に抜擢され、パパと年の差18歳を乗り越えて結婚した。2人が出会ったとき彼女は14歳。おい止郎
今でもアイドルで通用するくらいの美人。パパを心の底から愛している。
いつの間にか洋一の妹を作っていた。

  • 奇麗田見代
CV:松井菜桜子
通称みっちゃん。一応本作のヒロインで、日本一美しい中学生。
洋一から惚れられているがいろいろあって毛嫌いしている。一方でラッキーマンの大ファンでもある。
外見が美しいためよく宇宙人に狙われる。世直しマンから求婚されたことすらある。
序盤はそうでもなかったが、話が進むごとにどんどん根性のねじまがったクソアマになっていった。

  • 不細工です代
CV:高乃麗
日本一不細工な中学生。猛烈にブサイクであり、オマケに洋一に片思いし熱烈なアプローチをかけている。
実家は世界有数の大財閥であり、日本の1/5は不細工家の所有地である。
顔からは想像できないが、書画・陶芸・音楽などに天才的な才能を見せる才女。おまけにゴリラとタイマンで勝てるほどの怪力。
洋一が好きなためラッキーマンはそれほど好きではない。というかラッキーマンが負けそうな時でもドライ。
家が家なためか真面目な一面も持つが、洋一へのアプローチ具合は正直怖い。
アニメでは苗字がカットされクレジットは「です代」のみ。

  • 麻理亜
女に縁のない努力マンに出来た彼女。
努力マン(杉田)に惚れられて、洋一の書いたラブレターを杉田のものと間違えて読んだことで付き合い始めた。
レディースの総長だが、努力マンは清貧でおしとやかな女性と勘違いしている。
ちなみに本名はもっと奥ゆかしい名前らしく、知ったラッキーマンは大爆笑していた。どんな名前なんだろう。




敵宇宙人

バカな悪役。該当項目参照。

  • バックコスモス・サミット16世
通称さっちゃん。裏宇宙の支配者で、デーモン小暮閣下のような外見をしている。
父親である15世を倒して裏宇宙を支配し、人々に爆弾入りの鉄兜を被せて隷属させている。
裏宇宙の支配者の証である「救世手」に加えて恐ろしい破壊力を持つ「ギルガメッ手」を持つ。
作中きっての極悪人だが、黄桜との友情は泣ける。

  • 黄桜
さっちゃんの側近。
傲慢で残虐なさっちゃんが唯一心を開いたただ一人の親友であり、いつも乱雑に扱われちゃいるが、
捨て子だった自分を拾い育ててくれたさっちゃんに対する忠誠心は決して捨てることは無い。
最後は勝利マンと小さな友情を築いた。
実はホワイトホールを発生させる「白手」という左手を持つ。

  • 猛トレーニングマン
鬼のような外見をした第4小宇宙のヒーロー。胴体から膝にかけて「猛」「10」「0」「2」「んぐ(物を飲み込む絵)」と書かれている。
名前から推察される通りの性格と身体能力を有し、名前から推察される通り努力マンと激しく鎬を削る。

  • ミスターナカジマン/勘ピュー太マン
本来は第3小宇宙人。ものすごい勘の持ち主。
502万年前に超ちゃんのショボいミスで甲子園出場を逃したことを恨み、第5小宇宙に魂を売った野球馬鹿。
このマンガを一時期野球漫画にしてしまった張本人。

本作のラスボス。該当項目参照。


その他

  • ???
大長編エピソードが始まると宇宙へと旅立つラッキーマン達を背後からUFOで追いかけながら「ふふふ」と意味深な含み笑いをしている黒い人
当初は(初登場時の大長編のラスボスである)さっちゃんではないかと思われたが、さっちゃんが倒された後も平然と姿を見せ、ラッキーマン達を背後から見守っている…
正体は全とっかえマン……ではなく、最終話の最終ページ最後のコマにて「宇宙一のラッキーマンファン」である事が明かされた。つまりラッキーマンのおっかけ




その後の展開

ガモウはその後「ボクは少年探偵ダン♪♪」「バカバカしいの!!」を発表するが、どちらもあっという間に打ち切られてしまい、
2005年に「でたぁーっわんつーぱんつくん」を発表して以降の消息は要として知れない。
しかし、大場つぐみ原作の漫画「バクマン。」では明らかにラッキーマンをモチーフとした作中作が登場し、
「BAKUMAN」の下を隠せば「RAKIIMAN」になる、そもそも大場のネームの画風がどっからどう見てもガモウそのものであるなど、
「ひょっとして大場つぐみってガモウひろしなんじゃねーの?」という疑惑は後を絶たない。






「この記事はまだ未完成なんだ。友達なら協力してくれるよね!」
「オレは負けんぞ! もっと質のいい記事にしてやる!」
「努力で乗り越えて見せる!」
「世界一目立つ記事にしてくれよ、ベイビー」
「じゃあみんな、後は頼んだよ。ラッキークッキー追記ー!」

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