Surface(Microsoft)

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Surface(Microsoft) - (2016/07/29 (金) 11:11:22) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2016/07/27 Wed 22:20:22
更新日:2022/06/20 Mon 09:51:32
所要時間:約 5 分で読めます




Microsoft Surfaceとは、米国マイクロソフト(以下MS)が製造・発売しているWindowsPCのシリーズである。
Android端末でいう「Nexusシリーズに相当する、いわゆる「リファレンスモデル」という立ち位置のシリーズ。
どうでもいい話だが、本項目はSurface3で作成している。

概要

MSが製造・発売しているWindowsタブレット/ノートPCのシリーズ。
タブレットタイプの「Surface」「Surface Pro」、ノートPCタイプの「Surface Book」が存在している。
製造はNexusのように外部のメーカーに委託するのではなく、MSが自社で行っている(中国に工場があるらしい)。

エントリーモデルの「Surface3」で日本円にして約7万円台後半からと、Windowsタブレットとしては決して安いとはいえない価格帯ではあるが、
「Windowsタブレットとしてはかなり高速なCPUを採用している」(Surface3でAtomシリーズの最速モデル、ProではCoreシリーズ)、
「(Pro/Bookは)PCゲームにも耐えうる性能を持ちながら携帯性も優れている」などの点を考えれば、むしろ割りとお買い得なシリーズなのではないかと思う。
(何も考えずに家電量販店に行って買えるようなマシンだと、RAMが2GBでフラッシュが32GBなんてのもザラだし・・・)

Windowsタブレットとしてはマシンパワーはかなり余裕が有る方であり、エントリーモデルのSurface3でもYouTubeのHD動画やニコニコ動画をそれなりに快適に視聴できるし、
4K動画の再生もそこそこスムーズである(スマホで撮影した動画で確認)。
ただしSurface3では「4K/60fps」はさすがに厳しいようであり、「1080p/60fps」か「4K/30fps」で我慢しよう。
ゲームに関してはPro/Bookでは言わずもがなであるが、通常のSurfaceでもブラウザゲームなら割と快適に動くという証言もある(艦これも快適にプレイ出来たとの証言あり)。モバイルルーターと組み合わせればどこでも提督できるぞ。

インターフェイス

  • USB
高速転送が可能なUSB3.0規格を採用。

  • 電源端子
Surfaceに電源を供給する。
ProシリーズとSurface2までは専用の特殊な電源端子が、Surface3ではMicroUSB端子が採用されている。

  • MiniDisplayPort
外部ディスプレイを接続する時に使用する、小型のDisplayPort。
変換アダプタを使えばフルサイズのDPや、あるいはHDMI端子でも行ける。

  • ヘッドホンジャック
ヘッドホンを接続する端子。

  • MicroSDカードスロット
記憶領域として使えるSDカードスロット。
SDXC規格に対応している。

  • SIMスロット(Surface3のみ)
LTE通信用のSIMを装着する。
規格はnanoSIM。

シリーズ

  • Surface(無印)
元祖Surface。形態はタブレット。
CPU・・・というかSoC(中枢部のチップ)にはnVidiaの「Tegra」を採用している(Nexus9とかに使われているやつ)。
このモデルのみOSに「Windows RT」というモバイル機器向けの特殊なWindowsを採用している。
ま、アップデートでWin8.1になったんですが。
電源端子は磁気式の特殊な形状のコネクター。

  • Surface Pro
Surfaceの上位モデル。
こちらは無印と違い、一般的なWindowsPCに使われているCoreシリーズがCPUとして採用されている。
そのため一般的なデスクトップ/ノートPCと同じように使える。

  • Surface2
Surfaceの二代目。このモデルからCPUがAtomになり、フル規格のWindowsが動くようになった。
電源端子は同じく磁気式の特殊なコネクタ。

  • Surface Pro 2
Surface Proの第二世代モデル。
CPUが新設計のものとなり、画面のピクセル数も強化された。

  • Surface Pro 3
Surface Proの第三世代モデル。
CPUが(ry、画面の(ry。

  • Surface Pro 4
Surface Proの(ry
CPU(ry

  • Surface 3
Surfaceの第三世代。
CPUはAtomの最新バージョン、しかも最速のx7シリーズ(一説にはCore2 Duo並の性能とされている)を採用しているため、「Atom機=低性能」と思っていると結構面くらう。
電源端子はMicroUSB(通信対応)となり、電源の自由度が大幅に向上した。スマホ用のモバイルバッテリーでも(出力2A以上のものであれば)充電できる。筆者はこのお陰でProが選択肢から外れた。
また4G LTEに対応したモデルもラインナップに加わっている。
SIMフリー端末ではあるが、日本国内で動作が確認されているのは公式にはY!Mobile回線のみ。
でもドコモやauのLTE回線でもまあ使える・・・とは思う。(筆者は未検証)
後継モデルに関しては、どーもIntelがAtomシリーズの新製品開発をやめるんじゃないかという噂が立っており、
「終了のお知らせ」かあるいはスマホで猛威を振るっているARM系SoC「SnapDragon」シリーズを採用しコンセプトも少し変わるんじゃないか、とも噂されている。

  • Surface Book
ノートPCタイプのSurface。
簡単に言うと「画面を外してタブレットとしても使えるノートPC」。
独立したGPUを搭載するなどシリーズでもかなりの高性能機となっているが、その分お値段も高め(日本円で約20万円より)。

主なオプション

  • タイプカバー
画面保護用のカバー兼キーボード。
これがあると無いでは使い勝手が信じられないくらい違う。
なんだかんだ言ってもWindowsはキーボードあるのが前提のOSである。

  • Surfaceペン
スタイラス。
ペンタブレット並の細やかな筆圧・角度検知能力を備えている。
ただし電源は単6電池と特殊。

  • ACアダプタ/充電ケーブル
Surfaceに電源を供給する。
充電ケーブルの接続部は通電中には白色LEDが点灯する。

  • アークマウス
曲げてマウスの形にすると電源がONになる。

追記・修正さえあれば、何もいらない。


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