TITANFALL2

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TITANFALL2 - (2017/04/23 (日) 19:11:33) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2016/11/17 Thu 23:08:38
更新日:2024/01/03 Wed 02:57:00
所要時間:約 5 分で読めます






TITANFALL|2


≪おかえりなさい、パイロット。2人なら強力です。≫




2016年10月28日に、Respawn Entertainmentが開発、Erectronic Artsが販売したFPS。
プラットフォームはPC、PS4、XboxOne。

人型機動兵器「タイタン」と「PCとNPCが混在するマルチプレイ」が特徴的だった前作「TITANFALL」の続編。
日本版の音声・字幕は日本語のみで、選択はできない。




基本ルール








シングルキャンペーン

キャンペーンモードでは、プレイヤーはジャック・クーパーとなり、バンガード級タイタン「BT」とともにフロンティアの危機を救うために戦う。
パイロット訓練(チュートリアル)での成績に応じて推奨の難易度が提示されるなど、初心者にも優しい作りになっている。
なお、最初のガントレットランキングTOP3入りが真のラスボスなのは公然の事実である
ゲーム中では要所でBTとの会話が発生し、それに対する主人公の反応をプレイヤーが選択できる(ストーリーには影響しない)。

ウォールランといった基本的な動作やタイタンの装備の違いなど、キャンペーンで学んだことがマルチプレイで活きることが多いので、
前作未プレイヤーにとってはいろんな意味でチュートリアルである。
また、シナリオ自体も若干駆け足ながら伏線が散りばめられており非常に評判が良く、リプレイ性も高い。


ストーリー

人類が宇宙に進出した世界。地球を中心とした「コアシステム」から遠く離れた星々は「フロンティア」と呼ばれ、
西部の開拓時代のゴールドラッシュよろしく、様々な人々が入植を開始していた。
しかし入植が進む過程で圧倒的な影響力・軍事力を手にした「IMC」と呼ばれる巨大企業による搾取が各惑星で横行。
これに対抗する抵抗組織「ミリシア」が組織され、激しい対立が起きたことでフロンティアは荒廃の一途を辿っていた。

ミリシアに所属する主人公「ジャック・クーパー」はタイタンのパイロットになるための訓練を受けながら、任務のため惑星タイフォンに向かう…


キャラクター

ミリシア

ミリシアはIMCの圧政に耐えかねた人々が結成した抵抗組織。
もともとは入植者や星間運送業者(海賊や密輸業者含めた)等の自衛組織が前身であり
前作においては民兵組織に毛が生えた程度の弱小組織のため、後述の「IMC」に対しては、局地的な勝利は収めつつも常に劣勢であったが、
ジェームズ・マクアランという男の決死の作戦により「デメテルの戦い」で勝利して以降、その勢力は拡大し続けている。
現在の本部は惑星ハーモニー
民兵組織が前身ということもあり、タイタンのシャーシはすべてIMCから強奪したものをコピーし使用している。
またそういった台所事情から少数精鋭のパイロットと、その相棒となる歴戦のタイタンを相乗で育成し、部隊運用を行っている。


  • ジャック・クーパー (X)b
「今、パイロットって言ったのか?」
「大丈夫だBT。どこへも行かない。」
主人公。ミリシアの三等ライフルマン(小銃兵)で、タイタンのパイロットになることに憧れており、ラスティモーサ大尉から訓練を受けている。
地球生まれだが、幼少期にフロンティアに移住したためフロンティアを故郷と認識している。
惑星タイフォンへの降下作戦に参加するが…

  • タイ・ラスティモーサ
「失敗は恥じゃない。諦めることが恥だ。」
ミリシアSRS(特殊偵察中隊)所属のパイロット。階級は大尉。惑星ハーモニー出身。
歴戦の兵で、バンガード級タイタンのテストパイロットも務めた。
ジャックに素質があると見込んでパイロット訓練を行っている。

  • BT [◎]b
「BT-7274、戦闘態勢です」
「信じて!」
正式名称「BT-7274」。ラスティモーサとリンクしているバンガード級タイタン*1
高度なAIを搭載しており、兵器の域を越えたパートナーとなりうる存在。
訳あってクーパーとリンクすることとなり、以後数々の危機を潜り抜ける戦友となる。
彼とのシュールな会話はキャンペーンの見所のひとつで、多くのAIの例に漏れず動画サイトなどでは萌えキャラやヒロインとして扱われている。
クーパーに対して割と容赦なく無茶振りをするのもネタにされる。

  • サラ・ブリッグス
「タイタンフォール、スタンバイ!」
ミリシアSRSの部隊であるSRS特攻兵団の指揮官。
IMCに家族を殺された過去を持つ。
赤く塗装されたバンガード級タイタンに搭乗する。

  • ゲイツ、デービス、ドロズ、ベア
6-4部隊(ミリシア側の傭兵団)のパイロット達。やたらテンションが高い。


IMC

「The Interstellar Manufacturing Corporation」の略。
儲け至上主義が行きすぎてフロンティアの民衆の反感を買っている巨大企業体。
元は惑星測量の会社であったが、「フロンティア」の入植ラッシュにより需要が高まり巨大化。
様々な分野の企業を傘下に置き、実質的な企業国家として君臨している。
本来入植者たちにさまざまな支援を行う企業のはずであったが、「フロンティア」入植初期に早々に支援を打ち切ってしまい、半ば見捨てる姿勢を取る。
やがて入植者達が限られた資材の中何とか入植を遂げると、今度は途端に武力を盾に所有権を主張するというかなりの外道企業。
そういった背景が、「ミリシア軍」が抵抗を決意する動機となっている。
兵力と装備はそろっているが、如何せん大企業な為「兵士=駒」と見ている点が多々あるらしく、
近年では幾多の戦場を経験し、士気も高い優秀な兵士が揃ったミリシア軍は能力の面で劣りがちとなっている。
そういった質の部分を補う為にブリスク等の傭兵を雇い入れているようだ。

  • マーダー大将
IMC軍事研究部門の将校。
惑星タイフォンでIMCが進める計画を監督している。

  • クーベン・ブリスク
「まだ英雄になるつもりか?」
マーダー大将が雇った傭兵。前作にも登場した。
傭兵団「エイペックスプレデターズ」を率い、ミリシアから戦犯として指名手配されている。
…が、作中では基本的に部下達の"お遊び"を止める側。
ただし良識というよりは「遊んでる暇があったら仕事しろ」という内容で、ある意味傭兵らしい傭兵。
リージョン級タイタンに搭乗。

  • ケイン
「ヒューッ!そう来なくっちゃ!!」
エイペックスプレデターズの傭兵の一人。
お喋りでハイテンションな薬物中毒者。また彼自身も麻薬の密売人という悪党。
スコーチ級タイタンに搭乗。

  • アッシュ
「私の計算が狂うなんてね…」
エイペックスプレデターズの(以下略)
感情の起伏に乏しい、女性型のアンドロイド。
IMCの訓練施設で無人兵器の改良を行っているが、そのやり方は捕虜にしたミリシア兵を訓練施設に閉じ込めて実験台にするというもの。
ローニン級タイタンに搭乗。声がエロいと評判。

  • リヒター
「本当の戦いを見せてやろう。」
エイペックスプレ(以下略)
母国語なのか、時折ドイツ語を喋る。
死んだ敵兵の耳を切り取って集めるのが趣味の変態。
トーン級タイタンに搭乗。

  • バイパー
「空は俺のものだ。逃げ隠れは、させない。」
エイペック(以下略)。
問題行動の多いブリスクの部下の中ではいたって真面目。
ノーススター級と思われる飛行型タイタンに搭乗する…が、戦闘機並の高速飛行が可能など、こいつのタイタンだけ明らかに性能がおかしい。

  • スローン
「ナイストライ、おねんねしな。」
エイペ(略)
戦闘になると途端に口が悪くなる女傭兵。
イオン級タイタンに搭乗。ぶっちゃけ影が薄い


マルチプレイヤーモード

オンラインでの対戦モード。
パイロットの様々な特性と多彩な武装、相棒となるタイタンをカスタマイズできる。
マルチプレイを行うごとに蓄積される経験値を基にパイロットのレベルが上がり、
レベルが上がると使用できる装備やスキル、タイタンが増える。
また、武器やタイタンにも個別でレベルがあり、こちらのレベルが上がれば個々の拡張機能追加や、カラーリングの追加ができる。

パイロット

超人的な身体能力とジャンプキットを駆使して戦う上級戦闘員。
使用できるスキルによって、主に7種類の外観×男女差が存在する。

  • グラップル
アンカー付きのワイヤーを発射し、当たった場所へ引き寄せてくれるアビリティ。
壁や床にひっかけて高所へ一気に上がることができるが、
そのままだと減速してしまうので、ジャンプキットを併用するのがコツ
移動が目立ちやすいので、ウォールランと合わせて小刻みな使用を心がけよう。
慣れれば敵の思いもよらないところからの奇襲もできる。
進撃の巨人のアレタイタンだけにってか

  • クローク
キャンペーンでおなじみの熱光学迷彩
中距離以遠からの攻撃や待ち伏せ、タイタンへの攻撃に重宝する。
使い勝手も良く便利な反面、発砲すると解除されることや、後述のパルスブレードなど対抗策が豊富なため、使いどころが非常に重要。
あと外見が非常にマクミラン大尉。
おねがいだからマグランチャーポンポンするのやめてください。

  • パルスブレード
壁の向こうや、クロークした敵を映し出すソナーを発信するダガーを放つ
ダガーは壁や床に刺さると刺さった点を中心に起動するので、奇襲に多様されるポイント等を熟知すると効果的である。
ちなみにこのブレードでキルすることも可能。
頭に突き刺さって殺され、呆然としたのも私だ。

  • 興奮剤
危ないクスリで体力を回復しつつ、数秒間機動力を上げるという奇襲、強襲にもってこいのアビリティ。
ヤバイ薬らしくいろんな意味で制御が利きづらくなるため、慣れが必要。また体力が回復するのも限界があるため、無敵というわけではないのも注意。
どうやら非常に体によろしくないお薬らしく、パイロットの外観はどう見ても人間ではない
確実にナニカサレタヨウダ・・・

  • 増幅壁
敵の弾丸を防ぎ、こちらの弾丸の威力を上げるシールドを目前に展開する。
狙撃時や逃走時の防御等に活用できるが、設置型のため一度展開すればリロードされるまで変更はできず、
また展開にタイムラグがあったりシールドの基部を破壊されると即消失するなど、使われるタイミングが読まれると非常に不利になる。
また個々の武器によって強化倍率が異なるため、威力の高い武器が自ずと強くなるというわけではない。
サイドワインダー君のお供

  • フェーズシフト
ナニカサレタヨウなパイロットその2
異空間に転移し短距離テレポートする。というなんだかよくわからない技術。おまけにパイロットも人間じゃない。
端的に言ってしまえば、フェーズシフト専用の異空間に逃げるアビリティ。
フェーズシフトしたパイロットは白黒のマップ内を数秒間移動でき、その間ほかのパイロットからは消えた様に見える。
奇襲後の逃走や、不慮の接敵時の仕切り直し等に有効だが、外側からは移動の軌跡がかすかに光って見えるため、解除場所には注意が必要。
ちなみに敵や味方と同時にフェーズシフトするとシフト先の空間は一緒らしく、相手が見える。

  • ホロパイロット
パイロットの分身を前方に射出し、囮にできる。
透明化であるクロークと正反対のアビリティであるが、最後に解禁されるためか現状非常に影が薄い。
が、ゆえに弱いかといえば全く逆で、使われると非常に厄介。混戦時や追跡時に使用されると面白いぐらいに引っかかる。
影が薄いのが強みという非常に渋いアビリティ


タイタン

キャンペーンでは随時タイタンの装備を切り替えることができたが、マルチでは6種類のタイタンを選択でき、戦闘中に変えることはできない。
また「エクスペディション」と「ブルート」にあたるタイタンは存在しない(キャンペーン専用のため)。

  • トーン級
40mmトラッカーキャノンを主兵装とする中量級タイタン。
キャノンを当てることで敵をロックオンし、高誘導、高威力のミサイルで攻める。
コアアビリティは無数の手動ホーミングミサイルを放つ「サルヴォコア」。

  • スコーチ級
射程が短いが、範囲攻撃が得意な重量級タイタン。
接近してのゴッドフィンガーヒートシールドは強力。
コアアビリティは前方広範囲を焼き払う「フレイムコア」。

  • イオン級
光学兵器を主兵装とする中量級タイタン。
唯一エネルギーゲージが存在し、管理が難しい。
コアアビリティは高威力のレーザーを照射し続けるブレストファイアー「レーザーコア」。

  • ローニン級
ブレードとショットガンで武装したロマン溢れる軽量級タイタン。
一定時間無敵の「フェーズダッシュ」の使い方が鍵を握る。
コアアビリティは剣による攻撃と防御を強化する「ソードコア」

  • リージョン級
巨大なガトリングガンを抱えた重量級タイタン。
正面きっての撃ち合いに強い。
コアアビリティは前方の敵を自動で狙い撃つ「スマートコア」。

  • ノーススター級
プラズマレールガンを主兵装とする軽量級タイタン。
溜め撃ちが可能なレールガンによる狙撃やVTOLホバー、拘束地雷などを用いたトリッキーな戦闘が持ち味。
コアアビリティは一定時間飛行しながらロケット砲を連射できる「フライトコア」。


ルール

8つのルールが用意されている。

  • 賞金稼ぎ
最大5vs5でNPC狩りの成績を競う。相手チームへの妨害も可能。

  • 消耗戦
最大6vs6でのチームデスマッチ。
多数のNPCとともにキル数を競う、ある意味本作の目玉。

  • 拠点増幅
最大6vs6。
陣取り合戦だが、陣地を守ることでチームのプレイヤーの能力をブーストできる。

  • キャプチャーザフラッグ
最大5vs5。
読んで字のごとく、互いの陣地の旗を奪い合う。

  • LTS
最大5vs5。
最初からタイタンに乗った状態で開始されるラウンド制チームデスマッチ。4ラウンド先取で勝利。

  • パイロットvsパイロット
最大8vs8。タイタンやNPC抜きでのデスマッチ。

  • フリー・フォー・オール
1vs11で戦う非対称戦。

  • コロシアム
1vs1での決闘。
使用武器なども固定されており、対等な条件での戦いになる。





追記・修正は、タイタンとリンクしてお願いします。

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