ACE COMBAT 04 shattered skies

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ACE COMBAT 04 shattered skies - (2020/09/15 (火) 14:33:04) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2010/11/21(日) 21:54:11
更新日:2024/04/03 Wed 11:49:29
所要時間:約 6 分で読めます






小惑星ユリシーズ(1994XF04)の落下から4年後。
もともと隕石を撃ち落とす目的で作られたエルジア軍の制圧兵器「ストーンヘンジ」は対空砲としての真価を発揮し、大陸の空を支配していた。
ISAF(独立国家連合軍)は「ストーンヘンジ」の空爆を試みるが、これに失敗。
逆に大陸の主な拠点を失い東海岸よりノースポイントへ撤退する。
ここで残存兵力の再構成をはじめたISAF総司令部であったが、
すでに大陸のほとんどを手に入れたエルジア軍は接収したリグリー飛行場に爆撃機を集結し
ノースポイントをその射程にとらえていた…







『ACE COMBAT04 shattered skies』はナムコが2001年に発売したフライトシューティングゲームである。
ゲームコンセプトは"IT'S CHANGING EVERYTHING AGAIN"(意訳:すべてが変わる、再び)。
PS2初のエースコンバットである。
テーマカラーは青。
PS2初期のゲームにも関わらずほぼ完成したグラフィックと操作性、戦略性が高いスコアアタック、適度な熱さ・悲しさ・爽やかさのシナリオは非常に評価が高く、
「エスコン最高傑作」と呼ばれることも多い。中には絶賛を通り越して神格化する困ったチャンもいるが、まぁそれほどよくできたゲームってことさ。


《世界観・ストーリー構成》

前作から世界観構築のために様々な設定が設けられたが、
本作でも攻略本にて劇中に登場する人物などの設定が公開され、公式HPでは本編開始前に起こったユリシーズ落下や、
黄色中隊が有名となったストーンヘンジ防衛戦などの出来事を記事形式にして世界観の掘り下げを行っている。
またミッションの間にアニメ絵で描かれたサイドストーリーが展開され、黄色の13によって家族を失うものの偶然彼やその中隊と交流関係を持ち、
親の仇であるはずの黄色の13や彼らに対し家族と過ごすような居心地の良さを感じ葛藤する少年とその周辺人物の物語が展開される。
アニメ製作はSTODIO4℃、監督は後にアニメ版この世界の片隅にで一躍時の人となった片淵須直氏。
エースとは言え単なる一兵卒のメビウス1、そして年若い少年と言う2つの視点から見ることのできるストーリーは、大筋はともかく細かいところがわかりにくく、想像の余地が非常に多い。


《あらすじ》

ユージア大陸西部を支配する軍事大国 エルジア共和国 と大陸東部諸国は、長らく「武装平和」と呼ばれる緊張状態が続いていた。
そんな折、1999年7月に小惑星ユリシーズがユージア大陸に落着し、このままでは地球の破滅が避けられない事が判明する。
大陸諸国はこれを避けるために協力し合い、ユリシーズ迎撃のために超巨大レールガン ストーンヘンジ を建造、
その迎撃により地球滅亡こそ回避したものの被害を完全に抑え込むには至らず、大陸中で50万人の犠牲者と数千万人の難民を生む。

それら難民問題は大陸諸国によりほぼ全てエルジアに押し付けられる事となり、
2003年、遂に我慢の限界を迎えたエルジアは大陸諸国への侵攻を開始、大陸戦争が勃発する。
さしあたり、エルジア軍はまずストーンヘンジとそれが設置されている中立国サンサルバシオンを電撃戦の末制圧する。
東側諸国もエルジアに対抗するために多国籍軍 ISAF を結成するが、巨大対空砲として稼働し始めたストーンヘンジにより制空権を喪失、
元々エルジア軍の規模がISAF構成国の全軍事力に匹敵していたため次第に劣勢になって行く。
精鋭パイロットを動員した決死のストーンヘンジ破壊作戦もエルジア軍のエース部隊「黄色中隊」の活躍で失敗に終わり、
遂にISAFはユージア大陸を放棄、北東の島国"ノースポイント"へ撤退する。

ISAFはそこで戦力の再編成を開始、まず空軍を編成するが、それは機種もコールサインすらも統一されていない、生き残りをただ集めただけの寄せ集めであった。
一方エルジア軍はISAFに止めを刺すべく大陸北東部のリグリー飛行場を接収、ノースポイント爆撃を行うべく戦略爆撃機部隊を集結させ、
更には「無敵艦隊」の異名を持つエイギル艦隊を大陸東部のコンベース港へと派遣し、
緊急展開軍の空輸や物資・燃料の補給を行った上でノースポイント占領を行う準備を進めていた。
――最早ISAFの敗北を疑う者は一人も居なかった。
2004年9月19日。ISAFの敗戦を間一髪で救ったパイロットが、反撃の狼煙を上げるまでは。


《登場人物》


《英雄は確かに存在する。俺達の目の前にな。》
独立国家連合軍(ISAF)所属のパイロット。
主人公でありプレイヤーの分身。
最初はただの一パイロットに過ぎなかったが、度重なる出撃と黄色中隊との戦いを経ることで徐々に頭角を表す。
次第に敵味方からも一目置かれるどころかISAFのシンボルとなるほどの戦果を挙げ、
最終的に敵から「リボン付き」「死神」と恐れられ、味方を「メビウス1が来ている」という情報だけで勇気付ける程になる。
戦後に行われた分析では、 その作戦遂行能力は一個飛行隊に匹敵する(=概ね戦闘機12機分の働きを一人でできる) とまで評価されるようになる。
本当に人間k(インカミンミッソー、ミッソー!

歴代主人公勢の中でも人気が高く、後のシリーズでもF-22のカラーリングバリエーションには必ずメビウス隊仕様が存在する。
そしてAC5のアーケードモード等、複数回登場した主人公も彼ぐらい。
…ACZでの登場はどう考えても時系列がおかしいが、あくまでもおまけという事で。

  • スカイアイ
《今日は俺の誕生日だ。勝利をプレゼントしてくれ!》
ISAF軍所属のAWACS、E-767のオペレーター。
メビウス1らパイロット達と共に空を翔るナイスガイ。
真面目に空軍のミッション遂行を支援する一方でジョークや軽口を飛ばす事もあり、多くのメビウス1から頼られる存在。
誕生日は9月19日。ゲーム中で2回来るので、彼に素敵なバースデープレゼントを送ろう。

《Omega11 I'm ejecten!!》
ISAFの伝説のパイロット。
出撃の度に必ずといっていい程の頻度で撃墜され、次の任務では何事もなかったかのように戦列に加わっている剛の者(そしてまた撃墜される)。
ストーンヘンジに吹っ飛ばされようが黄色にボコボコにされようが関係ない。むしろ黄色に墜とされるのが真髄。
ゲーム中最大規模の空戦ミッションでは 一度の空戦中に2回撃墜される という尋常ではない怪現象を引き起こす伝説のベイルアウター。

……という扱いを受けているメビウス1の仲間の一人。
ISAF空軍には彼の他にもレイピア9、ヘイロー2、オメガ1などがいるのだが、
彼ばかりがこんなにもネタにされる様になったのは 彼の声だけ妙に渋いダミ声だったから。
撃墜されてもなお次のミッションに出て来るのは、≪〇〇撃墜!≫や≪〇〇脱出する!≫といった無線音声が複数のミッションで使い回されているのが原因。
そして音声にフラグを立ててないために、ミッションを長引かせるとランダムで2度同じセリフが流れてしまうのである。
つまり 実際の所は彼以外のパイロットも撃墜されては次のミッションに参加したり、同一ミッションで2度撃墜されるといった事をしている。
しかしとにかく彼は声が特徴的だったためプレイヤーの印象に残り、愛される様になったのである。
Infinityの特別機体(ラファールMのメビウス8仕様)解説にて「度々撃墜されるものの、その都度必ず生還する」という事でベイルアウトキングはほぼ公式設定に。
ちなみに直前に撃墜されて乗り捨てたのはF-15Eとのこと。
エースコンバット7のVRモードで「メビウス1のウィングマン」としてまさかの再登場。
とはいえ長年メビウス1の相棒として戦い続けた勇者という事で、ベイルアウトどころか被弾すらしてくれない、残念。

ともあれメビウス1や黄色の13とは別ベクトルで人気が高く、ネタキャラとしての地位を欲しいままとしている。

  • 「私」
――僕らの町を出て行け 侵略者め!
サイドストーリーの主人公であり戦災孤児。
サイドストーリーは成長した彼の回想という形で進行する。

元は大陸の中心に位置する中立国サンサルバシオンの郊外に住む普通の少年だった。
しかし物語の始まりに黄色で『13』と書かれた戦闘機に撃墜された機が自宅に墜ち、家と家族を同時に失う。
唯一の親族である叔父のもとに身を寄せ日銭を得るため、そして仇である『13』を探すため得意のハーモニカを手に酒場に足繁く通っていた。
+ 以下ネタバレ
『13』を見つけた後は、彼を殺し家族の仇を討つ機会を探していたが、次第に『13』やその部隊員達と過ごす時間を心地よく感じてしまうようになる。
遂にはナイフと銃を手にして『13』を襲おうとするが、『黄色の4』に見咎められ仇を討つことを諦め、次第にレジスタンス活動を始める。
しかし『13』に見つかり、見逃されたことでそれも終わりを迎える。
その後は叔父が蒸発したのを切っ掛けにサンサルバシオンから撤退する黄色中隊に付いて行く。



  • 「私」の叔父
上記少年の叔父。
タクシー運転手をやっていたのだが、エルジア占領下の経済統制でタクシーの燃料が入手困難となりほぼ仕事ができなくなり。飲んだくれており少年の稼ぎを搾取する日々を送っている。
一見するとダメな人間であるが『私』に対して暴力を振るったり追い出そうとはしなかった辺り、転がり込んできた少年に対する複雑な感情が垣間見える。
+ 以下ネタバレ
物語後半、原因不明の失踪を遂げる。
少年は「寄った挙げ句の不穏な行動で秘密警察に連れ去られたか、自ら失踪したものか」と推測している。
彼のタクシーもガラスが割れ猫の住処となっていた。


  • 黄色の13
称えるに値する。
エルジア共和国軍のアクィラ隊、通称 黄色中隊 を率いるエルジア空軍のエース。
己の戦果よりも僚機を欠かさず帰還することを第一に考える隊長。
また、民間人を巻き込む自軍や基地を襲撃するレジスタンスには怒りを露にし、
無敵の黄色中隊に泥をつけたメビウス1を好敵手として称賛する誇り高き軍人であるが、上記の少年の発言に「そんなに俺たちが憎いのか」と返すなど、
言い換えれば自分もまた、サンサルバシオンからすれば侵略者の一員に過ぎない事を完全には自覚できていない節がある。
+ 以下ネタバレ
戦況の悪化に伴い隊員が次々に引き抜かれるも任務に従事し、最期はエルジア首都・ファーバンティの上空でメビウス1との熾烈な空戦の末散った。


彼もメビウス1と並んで人気が高く、毎回Su-37には黄色中隊カラーがある。
おそらくモデルは「黄色の14」の異名を持つドイツ空軍のエースパイロット"ハンス・ヨアヒム・マルセイユ"。

  • 黄色の4
了解。撃墜します。
数いる隊員から13が四人を選んで出撃する黄色中隊にあって常に二番機として飛ぶ女性パイロット。
13と同じく軍務には忠実だが仇を討とうとした少年を押さえ見逃すなどの優しさもある。
+ 以下ネタバレ
レジスタンスの攻撃により負傷した上に機体が整備不良のまま出撃しストーンヘンジ防衛戦にて戦死する。
彼女がメビウス1が墜とした初めての黄色中隊機となった。




《ああっ!ジャン・ルイがやられた!》


  • 最高司令官
その名の通り、エルジア軍の最高指揮官。
+ 以下ネタバレ
ファーバンティにてエルジア軍を指揮していたが、ISAFが襲撃してきた為、妻と娘と共にヘリに乗って逃げようとする。
だがファーバンティ開放戦が終了した際、逃げ遅れたヘリの中で死体となって発見される。
一緒にいた妻と娘は無事であったが、どちらにせよ彼の死で戦争は終結した。
名前もわからない上呆気ない死に様であるが、家族を残して死した彼もまた人間だったのかもしれない。



《用語》


  • ユリシーズ
エスコンの世界で度々語られる小惑星。正式名称は「1994XF04」。直径はおよそ1マイル。
ストーリー開始の5年前、1995年7月にユージア大陸を中心とした北半球に落着し*1
その被害によりユージア大陸では大量の難民が出ることとなり、結果戦争の根本的原因となった。
Xも6もこれが原因で戦争が起こり、3では巨大なクレーターを利用した地下都市が作られた。
その後も地球に落着しなかった破片が時々落下して来たり、地球の周辺を漂い続けて宇宙開発の妨げになっている。

  • ISAF
一言で言えば主人公陣営。
「アイサフ」と読む。意味は「独立国家連合軍」。Independent States Allied Forcesの略。
三つの鏃を組み合わせたシンボルマークを掲げ、そのことから「スリーアローヘッズ」の通称を持つ。
大陸戦争に際してエルジアに対抗すべく、エルジア以外では大陸で最も大規模な国家であるFCU(中央ユージア連合)擁するFCU軍を中心に、
東部諸国が結成した多国籍軍。
ストーンヘンジによって大陸の制空権を奪われた事で形勢不利となり、じりじりと撤退が続いていたが、
ストーンヘンジ空爆作戦の失敗により、ストーンヘンジ攻撃のための拠点だった主要都市ロスカナスを失った事で一気に沿岸まで撤退、
間もなく大陸放棄を決断したため、ゲーム開始時点で残された領土は沿岸部の極一部と、大陸北東の島国ノースポイントのみであった。
戦力に関しても、最精鋭はストーンヘンジ攻略作戦失敗により喪失してしまっており、
ノースポイントでの再編時に残っていたのは各地から撤退して来た敗残兵同然であった。
……こんな状態から、メビウス1の戦いは始まるのである。

現実にもアフガニスタンで活動していたInternational Security Assistance Force(国際治安支援部隊)とは無関係。

  • エルジア共和国
ユージア大陸の西側1/3程を支配する大国。
東部諸国とはかねてから関係が悪く、長らく緊張が続いていた。
1国でISAF全軍に匹敵する程の高い軍事力を持ち、
ストーンヘンジの威力と相俟って大陸戦争序盤ではISAFを圧倒していた。

ユリシーズ落着後は大陸各地で大量に生まれた難民の最大の受け入れ先として期待されていたが、
エルジアもまたユリシーズの被害は大きく、特に破片の1つが首都に直撃した事で数万人の犠牲者と政治・経済両面の混乱が発生しており、
大量の難民の受け入れなど到底不可能であった*2
エルジアは約20万人の難民を受け入れた時点でビザ発給条件の厳格化などで難民受け入れを拒否するが、
大陸諸国はそれを批難、難民達もエルジアの受け入れ再開を期待して国境に居座り続けた。
そればかりか、NGO団体が「人道空輸計画」と称して無計画に大陸中の難民をエルジア国境に集結させた事で一帯はスラム化し、環境が悪化して行く。
この事態を受け、エルジアは東部諸国との戦争に踏み切ったのである。
……以上の経緯からも分かる通り、エルジアは決して悪の帝国などではなく、彼らもまたユリシーズによって運命を狂わされた被害者の一人である。

ACE5以降の作品に登場する国々とは異なり明確なモチーフは無いと見られているが、
一部からは、キャラのネーミングからフランスではないかとも言われている。

  • サンサルバシオン
ユージア大陸のほぼ中央部にある中立国。
交通の要衝である事から過去何度となく戦場にされた経緯がある。
ストーンヘンジはこのサンサルバシオン領内の砂漠に設置されている。
「過去に何度も戦場にされた」、しかも「現在は中立国」であるかの国に、平和利用目的とはいえ巨大レールガンを置く事には当然反対の声もあったが、
ユージア大陸どころか地球の存亡がかかっているという事態を前に、結局設置される事となった。
サイドストーリーの語り部である「私」はこのサンサルバシオンに住んでいる。

  • ストーンヘンジ
正式名称「120cm対地対空両用磁気火薬複合加速方式半自動固定砲」。
ユージア大陸をユリシーズから守るために造られた超大型レールガンとその運用のための複合施設。
ユージア大陸の中心の中立国「サンサルバシオン」に位置し、その射程は1200kmとほぼ大陸全土を収める。
なお、ミッション前のブリーフィング画面に出て来る地図に描かれた点線がこのストーンヘンジの射程である。
その名の通り、弾頭の撃発に火薬、加速に電磁力を使用したハイブリッド式。これは撃発にまで電磁力を使用したら砲身が負荷に耐えかねて溶けるため。

8基の巨大レールガンが円環状に並んでおり、その外観は正にストーンヘンジ。
地方都市にも匹敵する広大な敷地を有しており、地下には砲台と弾道計算用のスパコンを稼働させるための原子炉・コンデンサが存在する。
またコンデンサだけで敷地の20%を占めており、砲台の周りにある黒いリングに見えるものは原子炉の冷却水プールである。
弾道計算用スーパーコンピューターは8台×1024台を並列に繋ぎ合わせた計8192台が設置されており、
1台で1秒間に90億回、8192台合わせて毎秒100兆回もの浮動小数点演算を可能としている。
これと人工衛星や大陸各地の観測所で得られたデータを元に飛来するユリシーズ破片に正確に狙いを定める。
なお、8基ある内の1基はユリシーズの破片が直撃して破損しているため、稼働状態にあるのは7基のみである。

戦争初期にエルジアに接収され軍事用に転用された。
大陸ほぼ全土を収める射程距離もさることながら、秒速6km(=およそマッハ18)で飛来する弾頭が広範囲に強力な衝撃波を放つため、
高度2000フィート(約600m)以上を飛ぶ航空機程度は、直接命中しなくても衝撃波だけで撃墜されてしまう*3
そのため、一たびストーンヘンジが火を噴けばISAF空軍はロクな作戦行動が取れなくなってしまい、
実質的に大陸の制空権はエルジアに支配されたも同然の状況となってしまっている。

因みに、一部の開発者はあくまで兵器ではないという意味でレール「ガン」という呼称を嫌い、「EML(電磁加速投射機)」と呼んでいたという。

  • メガリス
エルジアの外れの島に建造された巨大要塞。
ミサイル発射施設を兼ねており衛星軌道上に残るユリシーズの破片を砕いて隕石の雨を降らせる恐るべき兵器。前々作の最終ステージにそっくり
エルジアの敗北を認めずに蜂起した若手将校が占拠し起動させた。
ちなみにこのメガリス破壊作戦の出撃前にはISAF総司令の演説が聴ける。
是非耳を澄ましてみよう。                                

  • エイギル艦隊
「無敵艦隊」とも呼ばれるエルジアの主力艦隊。
戦艦タナガーを旗艦とし、空母ジオフォン、イージス艦レイブンの他多数の巡洋艦、駆逐艦、潜水艦などで構成される。


《余談》

本作からストーリー重視の路線に変更された。今までのようにクーデター発生→鎮圧の流れだったが、国対国の戦争、裏で暗躍する組織など、
ストーリーが壮大になっている。3?あれは時代が早すぎt(インカミンミッソー!ミッソー!

本作以降、最終ミッションではBGMが混声合唱付きのオーケストラサウンドとなる事が定番となった。
その壮大なBGMに、奮い立つ事間違いなし。

片淵氏はその後エースコンバット5の脚本や12年ぶりのナンバリングタイトルであるエースコンバット7の脚本も手掛けている。
当初ディレクターは映画製作で忙しい片淵氏には7の制作依頼は難しいと判断し、「片淵氏ほど戦争や航空機に詳しい脚本家を知りませんか?」と尋ねたところ
片淵氏からは「残念ながらそういった人物は心当たりがないので私がやらせていただきます。」と粋な回答を得て参加が決定した。
同氏によると「エースコンバット制作に関わった経験があるおかげで今の自身がある。」と04や5での経験は非常に有意義であったという。
ちなみに片淵氏はアニメ業界でもあの宮崎駿が認めるほどの航空機マニアで、かつては作風も似ており宮崎駿の別名儀と誤解されたこともあった。



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