ACE COMBAT ZERO THE BELKAN WAR

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ACE COMBAT ZERO THE BELKAN WAR - (2013/04/07 (日) 01:32:35) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2010/11/24(水) 17:52:25
更新日:2024/01/14 Sun 03:46:35
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『片羽』の言葉で物語の幕は上がる



ナムコのフライトシューティングゲーム
エースコンバットシリーズの第6作である


●あらすじ

ベルカ公国─かつての雄武国家。
1980年代、未曽有の経済危機に陥った公国では、正統国家復古を掲げる極右政党が政権を獲得する。

1995年3月25日、ウスティオ共和国に眠る膨大な天然資源発見を機に、ベルカ公国は周辺国への侵攻作戦を開始する。

「ベルカ戦争」の開幕である。


エースコンバット5の15年前のベルカ戦争を描いた物で、5では少し触れる程度だったベルカ戦争で何があったのかが明かされる。
また5のハートブレイク・ワンやフッケバイン、グラーバクやオヴニル、空母ケストレルが(チョイ役だけど)登場したり、SPミッションでは条件を満たすとあのメビウスの名を冠するF/A-22Aと戦えたりと、シリーズファンには嬉しい演出も。



テーマは「エースによって語られる、エースの生き様」
であり、空戦の割合が大きく敵のエース部隊が多数登場するのが特徴。
その分ストーリーを通して活躍する名有りキャラは少なく、主人公と戦ったエースたちへのインタビューという形のムービーが挿入される。

また、ミッション中の行動によって「マーセナリー」「ソルジャー」「ナイト」の三つのスタイルに分類され、各ルートで登場する敵エース隊やセリフが変化する。


楽曲はお馴染みのオーケストラやギターサウンドに加え、フラメンコの要素を取り入れている。
相変わらずクオリティが高く、特にラスボス戦で流れる『ZERO』は名曲と名高い。




●登場人物

  • サイファー(Cipher)
主人公。相変わらず無口で素性不明な主人公だが、どうやら若い男であるらしい。
ウスティオ空軍第6航空師団第66飛行隊所属、ガルム隊の1番機。
戦況をひっくり返すほどの凄まじい活躍を見せ、敵味方から畏怖と敬意を込めて『円卓の鬼神』と呼ばれるようになる。
TACのサイファーはヒンドゥー語で0の意味。

本名ラリー・フォルク。
『彼』の相棒であり、敵であった男。彼の言葉で物語は幕を上げる。

片方の翼を失いながらも生還した経験を持ち、『片羽の妖精』の二つ名で呼ばれる腕利きのパイロット。ちなみに乗機はF-15Cである。
ガルム隊の2番機としてサイファーと共に活躍するが、次第に戦争の意義を見失っていき…


パトリック・ジェームズ・ベケット、略してPJ(趣味はポロ)。
ウスティオ空軍第6航空師団第4飛行隊、クロウ隊3番機。後にピクシーの後釜のガルム2となる。F-16Cに搭乗。

ガルムの二人の活躍に憧れ、戦争を終わらせるために戦うという理想主義者。
そんな彼は基地で待っている彼女に戦争が終わったらプロポーズするつもりのナイスガイである。

関連項目:死亡フラグ



●用語

  • ウスティオ共和国
旧ベルカ自治領だったが、縮小政策を受け独立した小国。
ベルカの侵攻を受け、国土と空軍正規パイロットの大半を失うという崖っぷち状態からスタート。
オーシア、サピンとの連合作戦と、急遽再編した外国人傭兵部隊に一縷の望みをかける。


  • ベルカ公国
オーシアやウスティオの隣の軍事国家。モデルはドイツ。(後の5で首相・大統領を拉致したりするので北朝鮮もモデルとも)
5でも重要な役割を果たした国だが、今作ではそこに至るまでの経緯がクローズアップされる。

拡張主義→経済危機→連邦の一部切り離し→相変わらずの不況→極右政党の台頭→周辺に攻め込む
と、泥沼コースまっしぐらな国。その高い工業、軍事力により本編開始時はかなり優勢。
騎士団をルーツとする伝統の空軍は強力で、多数のエースたちを擁する。


  • B7R
ベルカが絶対防衛戦略空域と設定している円形のエリア。埋蔵資源を巡って昔から争いが絶えず、今作でも最も激しい戦場の一つとなる。
磁場による通信障害でベイルアウトした際の救出が難しく、また、その地形から陸路からの救出・自力での帰還も困難。オマケに敵同士で会話が出来るほどに通信が混線してしまう。
いつも以上にパイロットの技量が試される。

そこには上座も下座も無い。所属も階級も関係なくただ実力だけが全てを決める世界。故に『円卓』の通称で呼ばれる。
「交戦規定はただ一つ、“生き残れ”」
『円卓の鬼神』


ベルカ戦争を駆け抜け


畏怖と敬意の狭間で生きた戦士


『彼』はたった数ヶ月の間だけ


空に存在していた


その後の消息は不明


ついにその人間性までは


迫る事が出来なかった


ただ『彼』の話をするとき


皆少し嬉しそうな顔をしていた


それが答えなのかもしれない








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項目を立てる奴、新たに加筆する奴、内容を修正する奴
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