おいでよ どうぶつの森

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おいでよ どうぶつの森 - (2018/12/04 (火) 18:18:05) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2012/04/21(土) 18:26:50
更新日:2024/01/12 Fri 16:25:18
所要時間:約 7 分で読めます




おいでよ どうぶつの森とは、2005年11月23日にDSで発売された任天堂のゲーム。
初のニンテンドーWi-Fiコネクション対応ソフトで、コードを交換すれば見知らぬ他プレイヤーの村に遊びに行ける。

どうぶつの森シリーズの4作目にあたり、国内で500万本、世界で1000万本以上を売り上げた、シリーズ最大の売り上げの作品。
他の国内500万本オーバーはマリオ、ポケモンのみとかなり少ない。

人気をうけて任天堂のゲームには珍しく2006年12月16日に映画化した。


ハードが据え置きから携帯機に移った事で手軽にプレイ出来るが、

  • ハロウィン、クリスマス、ゆうたろう等の一部イベント消滅
  • 住民の最大が15人から8人に減少
  • タンスはどの収納家具からも同じ枠に繋がり、一人90個まで
  • ファミコン家具消滅
  • 家は全プレイヤー共通で一つ
  • 一部の住民のリストラ(主にベーグル、アチョット、スクワット、のぶおなど)

等、前作よりグレードダウンしている点も見られる。


もちろん進化している部分もあり、

  • マップがドラム式
  • 帽子やアクセサリーが追加
  • DSの2画面を利用して上画面には空が映る
  • 落とし穴のタネ
  • 施設の住人の続き物ストーリー
  • 雨の日にBGMが収録
  • 頼み事が発生した際の最後に「チャララ~ン」の音が出るようになった

等々。

攻略本もよく売れ、デザインの参考本も発売された。


どうぶつの森シリーズなので、一応家の借金返済という目標があるものの、基本的には自由。

家は最初は狭い一部屋+屋根裏部屋のみだが、借金を返済しきる毎に拡張工事が出来、最終的に広い部屋+まあまあ広い部屋3部屋+二階+屋根裏まで広くなる。

プレイヤーは4人まで登録可能で、行動していないプレイヤーは屋根裏でぐっすり眠っている。

前作は友好度がもっとも悪い住民が引っ越す設定だが、今作では友好度を無視してランダムで引っ越し準備するようになっている。
また、一度対面していない住民が引っ越した際にも、手紙が届かなくなった(恐らく不自然だと思われる)。

◆コンプリート要素
  • ムシ
全56匹。アミで捕獲可能。
夏の夜にはタランチュラが出てきたり、冬の地中にはオケラがいたり(要スコップ)と、バリエーション豊富。
博物館管理人のフータはムシが嫌いなので、寄贈の時は様々な嫌がりかたをしてくれる。

全56匹。釣竿が必要。
夏の海にサメが出てきたりと、明らかに釣竿で釣れなさそうな魚もチラホラ。蛙とか。マンボウとか。

  • 化石
全52個。
最終的に14体の合体化石と10種の単品化石になる。
星マークが地面にあるので、そこをスコップで掘る。掘った段階では何か分からないので、フータに鑑定してもらう必要がある。
また、雨の日及び雪の日の後には、星マークからはハニワが出る事も。

  • 名画
全20種。村に週に一度やってくる行商人のつねきちから購入する。ただし贋作が混ざっている事もあり、購入時点では全く分からない。
フータに鑑定してもらう事で真贋が分かる。
もちろん贋作は博物館には寄贈出来ない。
一部の名画は100%偽物で、本物はたぬきち商店で手に入る。

買った後だが、商店のカタログに載るか否かで真贋を判別可能だったりする。
それにしても、まさに鬼畜レベルでもある。 

◆施設
  • 役所
前作のおやしろ&泉、郵便局、ゴミ捨て場が一ヶ所にまとめられた。
受け付けは日中はぺりこ、夜間はその姉のぺりみが担当する。
奥ではいつも村長のコトブキがうたた寝しているが、特定のイベントの時は姿を消す。

  • 博物館
フクロウのフータが管理している。上記4点の寄贈、及び閲覧が出来る。
二階の天文台には妹のフーコがおり、星座の作成が出来る。
地下には鳩のマスターが喫茶店を開いており、とたけけがライブをしたり村の施設の住民が時々訪れる。

  • たぬきち商店
たぬきちが経営。プレイヤーが利用していくとコンビニ、スーパー、デパートと拡張していく。
ただし、デパートにするには他プレイヤーがその村の店で買い物をする必要がある。
デパートになると店員が二人増える他、髪型を変えられる美容院が開店する。
美容院を何度も利用すると、異性の髪型にも変えられる。

  • 仕立屋
たぬきちのお店の傍にある。
中ではハリネズミの姉妹が店員をやっている。
帽子の購入が出来る他、オリジナルデザインの作成も可能。

  • 関所
村の北にある。門番は前作のお巡りさん。他のプレイヤーとの交流、もしくは来訪者のチェックが行える。
落とし物には主に預かってくるのがおとしあなのタネ。恐らく『おいでよどうぶつの森 かんぺきガイドブック』曰く「住人が危ないので、あちこち埋めないでほしい」とのことだが、毎日何者かが埋めているかは不明。
他にも家具、服、びんせんも預かるのも確認できるが稀である。

◆装備アイテム
これらはそれぞれ金の~と呼ばれる物もあり、特定の条件を満たす事で得られる。

  • あみ
ムシの捕獲が出来る。ただし、前作では忍び足で移動できる設定が廃止されため、致命的に弱体化されたのが痛い。
住人をキレさせられるので注意。
金のあみは全ムシコンプで村長から貰える。捕獲範囲が広がる。

  • つりざお
魚が釣れる。
金のつりざおは全魚コンプで(ry 判定が(ry

木が切れるが、何度も使うと刃こぼれして壊れる。
金の斧は様々な人物との物々交換の末ラコスケから入手出来る。いくら使っても壊れない。

  • スコップ
地中の物や切り株を掘れたり、物を埋められる。
金のスコップはスコップを埋めて一日経ってから掘り返すと入手。金を埋めて苗に出来、運がよければ9万ベルが木に生る。

  • パチンコ
空を飛ぶ物を撃ち落とせる。
金のパチンコは風船迎撃16個以降の風船で入手。弾が3発に増える。

  • ジョウロ
花に水をやれる。
金のジョウロは村の環境を半月最高の状態で保つと入手。枯れかけの黒いバラに使うと決して枯れない金のバラになる。


◆来訪者
  • つねきち
週に一度訪れる。テントの中に入るにはあいことばが必要。
中にはたぬきちの店では売ってない家具もあるが、たぬきちの店で売っている家具を割高で売っている事も。

  • ハッケミィ
占い師。
占いはよく当たるが、占い師として言ってはいけない事もサラッと言う。

  • ローラン
壁紙や絨毯の配達の手伝いをすれば限定の壁紙や絨毯が貰える。

  • セイイチ
常にお腹を空かせている画家。お、おにぎりが欲しいんだな、的なノリ。
食べ物を与えるとオリジナルのデザインが貰える。食べ物によってデザインが違い、秋限定のドングリとか面倒……。

なべのすけ。
本作ではA連打は要求されないが、ファッションセンスと袖の下を要求される。

  • ホンマさん
毎週土曜日に家の付近をうろついているサラリーマンで、会話すると保険に強制加入させられる。
また、つねきちと知り合いのようで、彼が来る曜日を選べる。
加入後に、ハチに刺されるか転ぶと翌日に手紙から100ベルがもらえる。だがやたらとしょぼすぎる。

  • カブリバ
日曜恒例の人。今作では赤カブの種も販売。

  • ししょー
話しかけるとリアクションを習得出来る。

村長の老亀。
花火大会や大晦日等に現れ、イベントアイテムを手渡してくれる。
また、魚やムシをコンプリートした時に貰えるアイテムを渡す役も彼だが、放置するとつねきちとハッケミィ以外の来訪者が現れなくなる。
ドンどんぐり? さあ? 誰だろうね。

  • ラコスケ
時々海辺にいるラッコ。
哲学的な事を言ってはアイテムを手渡して去っていく。

  • ジョニー
水兵だったのが宇宙飛行士にジョブチェンジ。UFOをパチンコで撃ち落とすと登場。
散らばった部品を全て回収して渡すとレアアイテムが貰える。

  • ぺりお
郵便局の配達員。特定の時間に空を飛んでおり、パチンコで撃ち落とせる。

  • あやしいネコ
Wi-Fi通信をすると登場。顔をデザイン出来る。ちなみにみしらぬネコは喫茶店やWi-Fi通信開始時に登場。

  • まいごちゃん&おかあさん
Wi-Fi通信後に時々お互いの村にバラけて登場。登場前に通信した村にもう一度通信すると、まいごちゃんを連れてきた側にアイテムをくれる。

また、Wi-Fiを利用して様々なデータの配信が行われた事もある。


マリオシリーズの家具として

スター
どかん
ノコノコこうら
ハテナブロック
キノコ
1UPキノコ
キラーほうだい
ファイアフラワー
ファイアバー
コイン
はた
スーパーマリオの壁
スーパーマリオの床

の14種、他にもピクミンやブルーファルコン、サル系住人、星座が配信された。


他にも、映画版の前売り券には金のアイテム6種のうちいずれかを選択して貰える特典がついていた。
ポケモンと比べればまだ基本的にゲーム内で手に入るだけマシか。


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