Plan-1055 ベリアル

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Plan-1055 ベリアル - (2018/07/24 (火) 21:41:39) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2011/02/10(木) 17:05:06
更新日:2023/08/30 Wed 13:35:04
所要時間:約 5 分で読めます







さっきは大口を叩いていたな、サガラ!
台無しにする?邪魔をするだと!やれるものならやってみろ!



フルメタル・パニック!』に登場する架空の人型兵器、アーム・スレイブの一種。


Plan-1055 ベリアル


【詳細スペック】
全高:不明
基本重量:不明
最大跳躍高:不明
最高自走速度:不明
最大作戦行動時間:不明
動力源:パラジウム・リアクター
固定武装:40mm機関砲×2
搭乗者:レナード・テスタロッサ

特記事項:ラムダ・ドライバ搭載機


【機体説明】
アマルガムが保有する、作中最強のラムダ・ドライバ搭載型AS。チート兵器の中のチート兵器である。
製作者はテレサ・テスタロッサの兄であるレナード・テスタロッサ

外見上の特徴として、従来のASとは異なり、本機には翼状のパーツがある。

作中においてこの巨大なパーツは後述するラムダ・ドライバを利用した飛行システムとして運用されており、飛行時には展開する。
又、ARX-7 アーバレストARX-8 レーバテインと同様に双眼式のメインセンサーを装備し、頭部には左右非対称の角がある。
アマルガムが開発・所有する兵器(Planシリーズ)ではPlan-0601 リヴァイアサンにつぎ、ASのなかでは最も形式番号が若い。
この事から設計自体はかなり早い段階から進められていたと思われる。

機体色は暗い銀色。初登場時の印象は『磨き上げられた銀の神像』と評されている。

OMOで背部にも何らかの武装が装備されていると書いてあるが、作中では使用してない。(恐らくSBMにおける相良宗介の反応から『アイザイアン・ボーン・ボウ』とは違うと思われる。因みにこちらは右肩に積載する)短編に期待か。


【機体性能】
アルの推定によるとスペックは『〈コダ―ル〉タイプと同等以上の出力、運動性、隠密性、おそらくラムダ・ドライバを搭載。他は推定不能』との事。
実際にラムダ・ドライバを抜きにした性能も高く、NOTやSBMではレーバテインに〈妖精の羽〉を発動された後も(状況による優位や電子兵装の差は有ったが)苦戦させている。 
固定武装として両前腕部に40mm機関砲を内蔵。
ラムダ・ドライバ付きならばアーバレストの力場も紙同然となる。
ECS、ECCSも標準で装備しており、電子兵装の貧弱なレーバテインへ優位に戦った

NOTにて、レナードを拘束しようとしたソ連軍の前へ無人の状態でありながらECSを解除して出現し、外部にいるレナードと同様の動きを行い、発砲して警備隊を壊滅させた。
この事からアルには及ばないものの、ある程度の自律行動が可能であると思われる。

流石に1000mの高度からラムダ・ドライバ無しで落下したら無事では済まないらしい。
そりゃそうだ


【ラムダ・ドライバ】
通常、ラムダ・ドライバの発動には高い集中力が必要とされるため常人には使用が困難であり、出来たとしても数瞬のみだと言われている。 
しかし〈ウィスパード〉であるレナードはオムニ・スフィアへアクセスする事で「ラムダ・ドライバの力を全て引き出せる」
これにより力場を長時間に渡って展開させ、斥力による浮遊飛行を可能とする。
又、防壁として発生させる力場の強度自体もアーバレストを軽く超えている。

何このチート兵器。


【アイザイアン・ボーン・ボウ】
レーバテインが持つ妖精の羽に対抗するべく追加装備された全長8メートルを超える機械の長弓。
 使用時にはカバーが起き上がり、内側根元にあるグリップで保持し、上下の弓幹部分が展開する。
ラムダ・ドライバの力場を不可視・極超音速の斥力弾として射出する。
弾丸が視認出来ない為、ラムダ・ドライバ発動に必要な(この場合は防御の)イメージが作れず、防御も実質不可。

マジでチート兵器。


【劇中の活躍】
『つづくオン・マイ・オウン』
陣代高校校庭においてアーバレストと対峙し、レナードの説得に応じなかった為、戦闘。
圧倒的な性能差で完全に大破させた。
その後かなめを連れて撤収している。

アルは危険と判断、即時撤退を推奨し、宗介も同意見であったが互いにそれが出来ないと判断し戦闘を行った。


『せまるニック・オブ・タイム』
前述の通り、モスクワ空港でレイスとレモンを追い詰めたレナードと仲間割れを起こしたソ連軍を砲撃した後、レモンを連れて空港を去った。
ヤムスク11にてレーバテインと交戦するも宗介がその場にいるテッサやレモンを護衛していたこともあり攻勢を保っていた。
しかし、かなめがミスリルにもたらしミラが完成させたラムダ・ドライバ・キャンセラー「妖精の羽」によってラムダドライバの力場が消失、浮遊が不可能となり、相手の撤退を許した。


『ずっとスタンド・バイ・ミー』
メリダ島の最終決戦で宗介が駆るレーバテインの前に最後の障害として対峙。 
『アイザイアン・ボーン・ボウ』による不可視の狙撃を行い、『妖精の羽』発動後もレーバテインの電子兵装が貧弱である点を突く。
ECSを用いた戦闘により戦局を優位に進めるが、テッサから聞いた言葉を宗介が言いレナードは動揺。
その隙に捨て身で放たれたデモリッション・ガンの砲撃で左腕と腰部装甲を破壊され、『アイザイアン・ボーン・ボウ』を失う。

だが致命傷には至らず、レーバテインの『妖精の羽』が使用不可能となったのを機に追い詰め、最後はTARTAROS前でアルの操作によって囮として突撃してきたレーバテインのコクピットを貫き大破させる。
しかし直前に降機していた宗介が旧式の対戦車ロケットランチャーで破損していた腰部を砲撃し、動力源であるパラジウムリアクターが誘爆。無残に大破・炎上した。

所詮はこの機体も単なる機械にすぎなかった。


  • スーパーロボット大戦シリーズにおいて
第3次スーパーロボット大戦Z 天獄篇』にて原作小説版の参戦とともに登場。
HPが10万(どころか2万)にも満たないが、なんとラムダ・ドライバが他の物とは違い「ダメージ90%カット+直撃無効」というものになっている。しかもアーバレスト・レーバテインやベヘモス・コダールのものと違い、バリアでも特殊装甲でもなく独立カテゴリの能力なので無力化が出来ない。マキシマムブレイクでも貫通不能(一応ダメージ1.2倍補正はかかる)。

Z1のSPDに出てきたXAN-斬-のフォトンマット(超)と同じである。

何このチートユニット。

…と言うのはベリアル単体で見た話。なにせ(敵が)キチガイユニット総動員のZシリーズ最終章である。
初登場のベリアルのHPは7600(実質76000)。しかしこの前話で戦うボスユニットはHP100000越えが3機(おまけにレベル70)。
そう。前の話のボスを1機でも落とせる腕があれば、たかが76000など知れているのである。しかも肝心のレナードが底力を持っていない。
おまけに宗介狙いで動いてくれるものだがら誘導も容易。

最終決戦ではHP15200(ハードでは18200)と、ようやくまともなボスらしくなる。
…と思いきや今度は2機現れる使徒を倒さないと出現しない。つまりこちらは準備し放題、SP溜め放題。
「SRポイントに関わるんだからとっとと潰さないといけないんだろ」と思ったら、そのステージのSRポイント条件は使徒の一撃撃破(ターン制限無し)。つまりSRポイント狙いならむしろこちらが自由に動けるユニットが増える…えーと、なんなんすかこれ
かくしてベリアルは熱血魂込みの必殺攻撃連発でフルボッコにされる運命なのでした。強敵になりたけりゃまず底力持ってこい

最後はキリコから借りてきたアーマーマグナムで粉砕された。アーマーマグナムパネェ

『V』でも引き続き登場。相変わらずダメージ1/10のラムダ・ドライバは健在。そして二度目以降のステージでは本性を現したレナードが何と底力を見せてくる。
決着をつけるステージ以外では倒せなくてもターン経過でステージクリアになるのだが、登場する機会すべてにおいて一番HPの高い敵として立ちはだかる。
これにより多重の意味でHP表記詐欺を実現したのであった。ただし『アイザイアン・ボーン・ボウ』を持ち出す機会は遅くなっている。

…なのだが、なんせ本作にはヤマトを筆頭にマジンガーZERO、マジンエンペラーG、シン化エヴァ、グレートマイトガイン等の超火力の上に強固なユニットが多々仲間に居るため、結局は力によるゴリ押しでフルボッコされる羽目に…合掌。

最後はレナードの死が見届けられたのち、時の狭間の世界を抜けるため(通常ルート)or時空融合の危機に瀕した地球の近況(困難ルート)のデータを自軍に送り爆散。
パイロット共々一味違うラストシーンを飾るのであった…

さっきは大口を叩いていたな、wiki篭り!


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