しもつかれ

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しもつかれ - (2016/02/25 (木) 11:55:37) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2011/12/12(月) 23:25:27
更新日:2024/03/08 Fri 15:29:57
所要時間:約 3 分で読めます




しもつかれとは、栃木県を中心に北関東で食べられている郷土料理である。






で、この料理。あることで良く知られている。


それは


見た目が


非常に悪いのだ。


つかぶっちゃけはた目からは繁華街の道端に落ちているなにか
にしか見えない。更に材料に含まれる酒粕がますますそれっぽく演出。


学校給食に出てきた時は驚異の残飯率を残すことが多い。

というか先生も食べないことがある。

地元でもかなり好き嫌いは分かれる存在である。
イギリス料理のハギスみたいなものだろう


○作り方

用意するもの

  • 新巻ザケの頭
なければ鮭缶でもよい
  • 人参
  • 大根
  • 煎り大豆
  • 酒粕


基本的には正月と節分の残り物で作る料理である。


まず大根と人参を粗くすりおろす(大根は角切りでもよい)。
サケの頭と煎り大豆を柔らかくなるまで煮たあと大根と人参をいれ、仕上げに酒粕を入れてひとにたちさせる。あとはお好みで醤油などで味付け。

出来上がり


郷土料理かつ家庭料理なので各家庭によりレシピが全く異なる。
ある意味フリーダムな料理でもある。


正式には冷えたものを赤飯にかけさらにその上から酢をかけるのが正しいとか。



○で?これって美味しいの?


誤解されがちだが基本的には美味しい


暖かいのをご飯にかけるとカレーやシチュー的な味わいがあり、20すぎのアニヲタなら辛口の日本酒との相性は抜群である。
また、野菜が多く含まれているためサラダのように副菜としても良い仕事をする。

栃木県民にとってはメインからサブ、果てはつまみまでこなす冬のオールラウンドプレイヤーなのだ。


特に小さい頃苦手だった子は酒が飲めるようになったら口にしてもらいたい。
わさび漬けのような味わいにハッとさせられるはずである。
大人になってから食べられるようになるパターンとして、酒を飲むようになってから食べられるようになる人も多い。



○なんで嫌われてるのか


やはり見た目が悪いと言うのは大きい。
正直、市販されているソレは食べるようになった今もなかなか慣れない。

てかビニールでパックしてチューブ状にして並べるな。

また、小さい頃に年寄りに無理矢理食わされたり、学校で無理矢理食わされたりすると嫌いになりやすいような気がする。

さらにやはり見た目からネタにされやすく食べにくいと言うのもあるだろう。

一度、偏見を持たず食べてもらえれば印象はかわると思うのだが……



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