登録日:2010/01/29(金) 18:19:15
更新日:2024/01/01 Mon 03:14:37
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スペックデータ
ΖプラスA1型
型式番号 MSZ-006A1
所属 カラバ航空部隊
建造
アナハイム・エレクトロニクス社
生産形態
量産機
頭頂高 19.9m
本体重量 36.2t
全備重量 77.0t
ジェネレーター出力 2,070kw
スラスター推力 24,200kg
センサー有効半径 10,000m
カラバがエゥーゴで獅子奮迅の活躍をするΖガンダムの能力に着目し、大気圏内用の機体として再設計した機体(ΖプラスA1型)。
さらにその機体を連邦軍が宇宙用に再設計(ΖプラスC1型)。
以降、多岐に渡るΖプラスシリーズが開発され、少なくともU.C.0100以降まで(グレーゾーン作品の設定のため注意)活躍することになったスゴイ機体。
ちなみにどの機種もアナハイムが生産している。
この機体の最大の特徴は、量産機であることに尽きるだろう。
へ?
量産機ってことだけで特徴にはならねーよwww?
- ムーバブルフレームを利用した完全変形可能
- 一部機体は大気圏突入も可
- スラスター推力以外のスペックが本家Ζと大差ない
- むしろ若干上回ってる
- そのスラスター推力も実速力はΖと大して変わらなくね?疑惑アリ(後述)
- 大丈夫!オカルトはしないよ!
- 量産機です
くどいようですが、量産機です。
……お前のような量産機がいるか。と言いたいところだが(同じ様なケースに動く武器庫の
ドーベン・ウルフ等も)現実世界での量産機としてはこれが正しい。
基本的に
試作機が量産機より強いのはフィクションの世界のみであり、量産機は試作機の設計ミスや微調整が入って性能が向上した状態で生産されるものなのだ。
……その「正しい量産」を行ったのはよりにもよって
あのΖガンダム……
アナハイム……お前もまた
変態……。
それはともかく、詳細な機体の解説をば。
機体構成はほぼオリジナルΖに準じているが、フレームの性能はΖガンダムに比べて向上、変形機構は簡略化され、構造自体の信頼性も向上している。
簡略化したとはいえ、変形機構がかなり複雑なのはご愛嬌。本家Ζがおかしいんだってば。
背部はフライングアーマーからウイングバインダーに変更。これは最初のΖプラスが大気圏内専用だったためである。(宇宙用に戻ってもこのままなのはキニシナイ)
そのためWR形態ではオリジナルΖとは違い、F-14トムキャットのようなV字型の可変翼。
Ζプラスは基本灰色一色がメインカラーのため、これが非常にカッコいい。
個人的に至高のWR
それ以外は前述の通りオリジナルΖと遜色ない性能。が、WR形態はこの時代の戦闘機より弱いという設定がある。……旋回砲塔式のビームガンがあるのに、何故だ。
※空戦ができるほどの機動性や運動性がなかったから。そのため空戦性能重視のD型が開発される事になった。
Ζプラスは
可変機とは思えないほどに大量のバリエーション機がある。
初期型のA1型派生だけでも
- A1型(通常型)
- A1型アムロ機(試作専用機)
- A1B型(攻撃重視型)
- A2型(メガキャノン搭載型)
- A3型(性能向上試作型)
- CX型(宇宙用試作型)
■センチネルでの活躍
劇中ではテックス・ウェスト少尉機とシグマン・シェイド少尉機が登場。
ニューディサイズ討伐作戦のためアーガマ級『ペガサスIII』に配属、発電衛星SOL強襲を皮切りにその後の全作戦に両名とも参加。
最終決戦ではテックスが
SガンダムのGボマーに乗ったため、シグマンとチュンユンがΖプラスで参戦した。
リョウとALICEやマニングス、NDの漢達の影に隠れがちだが、全編通してΖプラスとテックス、シグマンはガチ。必見。
■ガンプラ
プラモでは旧1/144とMGがA1アムロ機、C1型の二機が発売。
特に旧キットは初めて1/144での完全変形を実現した偉大なキット。
……そこ!プロポーションが微妙って言うな!
またGFFにてC1Bst“ハミングバード”が立体化されている。
■ゲーム
センチネル版権のせいか、ゲーム作品にはあまり露出しない。
でもGジェネにはしっかり出る。最近A1型とC1型を一緒にされたのが悩み。
マニアックさに定評のある
ガンダムバトルシリーズにもちゃっかり参戦。しかも三機。
A1アムロ機と、C1型、
そして何故かC1/2型。
お前超マイナー機じゃねぇか!
さすがアートディンク!俺達に出来ないことを(ry
Ζプラスのスラスター推力は、オリジナルΖの推力と比べると約5分の1以下というひどい数値。
だが、『ガンダムセンチネル』劇中の“SOL強襲作戦”の歳に敵将が
「アーガマのΖでもなければ(強襲には)間に合わない」(要約)
と発言している。
このことから判るのは
- この敵将はΖプラスの存在を知らない(実際強襲を受けて驚いていた)
- オリジナルΖの存在を知り、かつ敵味方の位置から戦術移動時間を計算できるほどにオリジナルΖのスペックを把握している
という二点。
しかし、Ζプラスの推力ではオリジナルΖ基準の戦術移動には間に合わないハズである。
ところが、悠々と、とは言えないもののΖプラスC1型2機が強襲に間に合って作戦を遂行した。
しかも、ブッ飛んだ推力を誇るSガンダムBstに(Sガン側から速度を合わせられていたとはいえ)随行して、である。
これはこの際に用いられていた機体がC1型であるため。宇宙用に特化した機体であるC1型はオリジナルZをも上回る124000kgもの推進力を獲得している。地上用のA1型の推進力なら不可能だったがC1型故にこれを可能とした。
操縦が簡略化されがちな量産可変MAとは違い、ΖプラスはMS操縦の腕の良さに加えて実戦的な戦闘機の操縦技術も必要とされる機体だったため、パイロットになることはカラバや連邦軍の中でも生え抜きのエリートが主だった。
そのためΖプラスのパイロット達はかつてのイーグルドライバーのように、自らを
と呼び、尊敬や嫉妬の眼差しを受けたという。
「いいかシグマン、こいつはウェイブライダーだ。再突入は心配無い。お前は追記・修正に専念しろ。」
- ディープストライカー随伴用にSガンダムのブースターパーツを組み込んだハミングバードってのもあるよな、ペーパープランだが -- 名無しさん (2013-10-26 16:48:12)
- A1の推力は誤植か?というほど低いな -- 名無しさん (2014-01-23 20:27:12)
- 分かっていたがやっぱりガンダムシリーズの外伝はトンデモスペックのMS多いな -- 名無しさん (2014-01-23 20:28:49)
- Ζプラスってゲーム出たら買う -- 名無しさん (2014-04-11 18:30:51)
- バイアランにゾゴック、ジュアッグにズサと来てさらにZプラスとガルス系までキット化なんて夢のようだ。全くUC様々だな。 -- 名無しさん (2014-04-23 20:48:19)
- GFF版買ったんだが微妙な出来だった -- 名無しさん (2014-04-23 21:20:06)
- ガンダムUCに登場決定らしいね。 -- 名無しさん (2014-04-24 10:26:28)
- HGUCで出るぞォォォォォォ!UC版だけどな! -- 名無しさん (2014-04-24 13:06:36)
- ↑エアマスターも一緒だぜ!UC版発売してしばらくしたら通常版も発売するんですよねBANDAIさん! -- 名無しさん (2014-04-24 13:15:02)
- こいつを再改修したらリ・ガズィやリゼルなんか作る必要性なかたような気もwww -- 名無しさん (2014-04-24 13:39:33)
- どっかの漫画でΖ乗りは金がうんたらかんたら嫌み言われてたような -- 名無しさん (2014-04-24 13:49:33)
- 現実でも戦闘機乗りの養成は相当コストかかるからな。MSの操縦技術+戦闘機の操縦技術を習熟したパイロットとか、くっそ金かかってそうなのは素人目にも創造できる -- 名無しさん (2014-06-11 08:47:16)
- UCエピソード7でWB形態に変形して踏み潰されたのは悲しかった -- 名無しさん (2014-06-11 09:11:50)
- ↑ いくらスペックが良くても実戦経験の少ない基地守備隊のパイロットが乗るとな。 -- 名無しさん (2014-07-07 20:25:59)