D-HERO

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D-HERO - (2018/03/14 (水) 17:27:19) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2010/06/03(木) 14:28:04
更新日:2024/03/31 Sun 14:11:40
所要時間:約 49 分で読めます





Eを越えたDの力、なめるなよ


【概要】

D-HERO(デステニーヒーロー)は遊戯王GX遊戯王ARC-V及び、それに準ずる作品で登場するカード群である。
エド・フェニックスが使うカードとして有名で、そのほとんどがOCG化を果たしている。

アメコミヒーローをモチーフにしたアメリカンなE・HEROに対し、D-HEROはイギリスヒーローを始めとしたヨーロッパがモチーフ。

D-HERO Bloo-D》以外のD-HEROは、名前を英語綴りにした際全て頭文字が「D」となる単語が使われている。
また「ガイ」と名前についているヒーローも多く、そのためかE・HEROと違って女性ヒーローは今のところ登場していない。

全てが闇属性・戦士族で構成されており、闇属性サポートや戦士族サポートが使えるのが特徴。
HEROなのでもちろん「エアーマン」や「シャドー・ミスト」で全てサーチでき、
「マスク・チェンジ」で「M・HERO ダーク・ロウ」や「M・HERO 闇鬼」に変身できる。

特異な効果を持つモンスターが多く、基本的に癖が強い。
デッキのコンセプトになるようなカードは多いが、D-HERO全体でまとまった戦略があるわけではない。
そのため、融合モンスターの展開に長けたE・HEROに比べて統一感に欠ける現実のE・HEROはエクシーズ中心だけど
普通に組むと劣化○○になってしまいがちなテーマなのでデッキ構築の難易度も非常に高い。

発動から解決までに若干のタイムラグを挟むものが多く、まさに「運命」を操るHEROと言える。

プレイヤーの取捨選択が重要な上級者向けのカテゴリと言えるだろう。


【アニメでの扱い】


十代のライバルエド・フェニックスの魂ともいえるカード群。
彼の父親がデザインしたカード群でもあり、この因縁は本編の内容にも絡んでくる。

エドいわく十代E・HEROは「運命の絆」で結ばれているが、エドとD-HEROは「因縁の絆」で結ばれているという。

アニメでは“D”とは
“DESTINY(デステニー)”=「運命」
“DESTROY(デストロイ)”=「破壊」
“DEATH(デス)”=「死」
の3つの意味を持つといわれていた。

そのためエドは「デステニーヒーロー」ではなく「ディーヒーロー」と発音し、
エドがGX内(今日の最強カードは除く)で「デステニーヒーロー」と呼んだのは一度だけだった(ゲーム作品ではデステニーヒーロー呼びが主流)。


エド曰く、
「E・HEROを超えるHERO」
「D-HEROを超えるHEROはこの地球上には存在しない」
とのこと。

一度は十代の旧E・HEROデッキを圧倒したが、宇宙からやってきた新たなるHERO、ネオスペーシアン、
E・HERO ネオス達の力を手にした十代のコンタクト融合デッキに敗北を喫した。

……何かおかしいような気がするだろうが、これも遊戯王ではよくあることの1つである。


GX終了後の出番は長らくなかった。
元々、Dragoon D-ENDが最後のDと呼ばれていた上、
Vジャンプで連載していたの漫画GXにおいてはエドがD-HEROではなく、V・HEROなる宝玉獣もどき?のHEROを使用したため、
非常に残念な事にこれ以上D-HEROの強化は増えないと思われていた。

しかし、第五作遊戯王ARC-Vにエドが出演することで、アニメ作品に再びD-HEROが登場。

ARC-Vでは融合次元の組織「アカデミア」の総司令という立ち位置となっており、融合軸のD-HEROを使用している。
D-HEROは関連する融合モンスターこそ存在したが、融合を積極的に行うカテゴリではなかったので意外に思った人も多いだろう。

本作ではモンスター名の方は「デステニー・ヒーロー」、カテゴリ全体の方を「ディー・ヒーロー」と発言している。

また、D-HERO自体の再フィーチャーに合わせ、GX時代から長らくOCG化されなかったダークエンジェルとディバインガイが無事にカードとして登場した。ドクターDとか有用なのまだ残ってるけどね


【下級モンスター】


ダイヤモンドガイを筆頭に癖のあるカードが揃うが「増援」によるサーチが効くので扱いやすい。

D-HEROが登場したのは第4期ということもあってカードごとの実用性の差が激しいのが特徴。
いずれも打点が低く、最大でも1600しかない。
効果を使ったら素材にしてしまうなど、隙を埋められる構築とプレイングが問われる。

また、D-HEROはすべて闇属性HEROなので「マスク・チェンジ」で「M・HERO ダーク・ロウ」・「M・HERO 闇鬼」に変身できる。
打点の低さを補いつつ相手の行動をかなり阻害できるので覚えておきたい。

第9期ではブースターSPでディバインガイやドリルガイが追加されたことで新たな戦略も可能となった。

+ 詳細は以下
D-HERO ダイハードガイ
効果モンスター
星3/闇属性/戦士族/攻 800/守 800
このカードが自分フィールド上に表側表示で存在する時、
このカードを除く自分フィールド上の「D-HERO」と名のついたモンスターが
戦闘によって破壊され墓地へ送られた場合、
そのモンスター1体を次の自分のスタンバイフェイズ時に
自分フィールド上に特殊召喚する事ができる。
この効果は1ターンに1度しか使用できない。

このカード以外のD-HEROが戦闘破壊されたら、そのうちの1体を自分のスタンバイフェイズに特殊召喚。
このカードが存在しない状態で破壊されたモンスターには効果が適用できないので、低ステータスのこいつを守る必要がある。
名前がダイハードの割に簡単に死ぬため、かなり使いにくい。こいつを使いこなすという課題がダイ(大)ハード。
地獄の暴走召喚で複数並べて無限蘇生コンボするなど、一手間かける必要がある、

ブルース・ウィリスが主演の映画は関係無い


D-HERO ダイヤモンドガイ
効果モンスター
星4/闇属性/戦士族/攻1400/守1600
(1):1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。
自分のデッキの一番上のカードをめくり、
それが通常魔法カードだった場合、そのカードを墓地へ送る。
違った場合、そのカードをデッキの一番下に戻す。
この効果で通常魔法カードを墓地へ送った場合、
次の自分ターンのメインフェイズに
墓地のその通常魔法カードの発動時の効果を発動できる。

D-HEROの下級の中でも特に有名な1枚。
デッキトップをめくって通常魔法なら次のターンにコスト・制約を無視して発動できるという唯一無二の効果を持つ。
【D-HERO】では「デステニー・ドロー」の2ドローや「オーバー・デステニー」によるリクルートが魅力的。
「ヒーローアライブ」を引き当てて、ノーコストでE・HEROを連れてくるのも爽快。

こいつの効果をメインとした【ダイヤモンドガイ】なんてものも作れる。
「ファイナル・インゼクション」でフィールドを一掃したり、「終わりの始まり」で3枚ドローしたりと、運が絡むものの決まればやりたい放題できる。
かなりカオスなデッキ構成になり手札で腐るカードが多いのが特徴。
腐った魔法はエクスチェンジで押し付けたり、「サモンプリースト」の手札コストとして活用しよう。

良くも悪くも運次第なので、確実に当てたいなら通常魔法の割合を増やしたり、
「バック・ジャック」「ゾンビキャリア」「ダークエンジェル」でデッキトップを操作するのがいい。

相手フィールド上に頻繁に「サンダー・ボルト」と「ハーピィの羽根帚」が降り注ぐのでデュエル展開も中々カオス。
処理がや裁定が非常に独特かつ特殊なだけにゲーム作品ではバグが多い。
現実でも使う場合はしっかり裁定は把握しておこう。

D-HERO ダガーガイ
効果モンスター
星3/闇属性/戦士族/攻 300/守 600
相手のバトルフェイズ時、手札からこのカードを捨てて発動できる。
自分フィールド上の全ての「D-HERO」と名のついたモンスターの攻撃力は、
エンドフェイズ時まで800ポイントアップする。

元祖オネスト系効果。
後に裁定変更されたオネストやカルートと違い、元からダメージ計算時には発動できなかった。
相手のバトルフェイズにしか発動できず、自分から攻める場合は使えないのが痛い。
上昇値も攻撃力800と低めでD-HERO全般が低ステータスのため、大抵は「禁じられた聖槍」や「E・HERO オネスティ・ネオス」などを使った方がいい。

使用するのであれば全体強化な点を生かしたいが、やはり低ステータスのD-HEROで相手ターンにしか使えないのはつらい。
一応、後に登場した「ディストピアガイ」に使えるが、相手のバトルフェイズのみなので結局は他のカードで十分である。


D-HERO ダンクガイ
効果モンスター
星4/闇属性/戦士族/攻1200/守1700
手札から「D-HERO」と名のついたカード1枚を墓地に送る事で、
相手ライフに500ポイントダメージを与える。

手札からD-HEROを墓地へ送り500ダメージ。
1ターンに何回でも使えるが、手札を切る割には見返りが少ないと言わざるを得ない。
墓地に送りたいD-HEROは多いが、それなら「デステニー・ドロー」など他に適任が多いのでよく考えること。


D-HERO ディスクガイ
効果モンスター
星1/闇属性/戦士族/攻 300/守 300
このカードが墓地からの特殊召喚に成功した時、
自分のデッキからカードを2枚ドローする。
↓(2018年4月1日からの新テキスト)
このカード名の効果はデュエル中に1度しか使用できない。
このカードは墓地へ送られたターンには墓地からの特殊召喚はできない。
(1):このカードが墓地からの特殊召喚に成功した場合に発動できる。
自分はデッキから2枚ドローする。

セメタリーから蘇生したら2ドローという生きた「強欲な壺」。
こいつを蘇生させるだけで簡単にアドバンテージを得る事ができた。
当時、ゲーム付属で財布泣かせだったカード。【ドグマブレード】の一員でもある。
蘇生カード1枚と引き換えに素材活用できるコイツとカード2枚をデッキからもらえるのでアドの塊。

そんな奴が許されるわけもなく、また特にD-HEROがこいつがいたから強かったというわけでもなく、登場から半年ほどで制限カード、その翌年に禁止カードとなる。

D-HERO専用に調整されたディバインガイの登場や、サポートの多い闇属性戦士族レベル1HERO*1という優秀さから、釈放には弱体化エラッタ以外ないという風潮が強かったが、10年近く月日が流れた2018年4月1日に定例のエラッタで制限カードとして復帰。
ディバインガイと同じくそのターン中のエフェクト発動が出来ず、またドローエフェクトは1デュエル中2一度のみと制限が大幅に厳しくなった。
1ターン目にセメタリーに落として2ターン目に展開するという形になるため、先攻ぶん回し系のデッキとの相性は微妙。

そのぶんドロー枚数は据え置きの2枚なので、Lv1の蘇生を得意とするデッキならば投入の余地はあるだろう。
現在のD-HEROではドリームガイと同じサポートを受けつつ、ディバインガイと同じターンに4枚ドローを狙うのが理想。デッドリーガイやイゾルデなどの一般的ギミックがそのまま使える。
ただし、D-HEROはこれといって墓地からの蘇生が得意というわけではない(そのくせ蘇生したいモンスターは非常に多い)ため、主力のディストピアガイなどに回す蘇生カードが無いという状況に陥らないよう気をつけたい。

D-HERO ディパーテッドガイ
効果モンスター
星2/闇属性/戦士族/攻1000/守 0
自分のスタンバイフェイズ時にこのカードが墓地に存在する場合、
相手フィールド上に表側攻撃表示で特殊召喚される。
このカードが戦闘で破壊された場合、墓地へは行かずゲームから除外される。
このカードが手札またはデッキからカードの効果によって墓地へ送られる場合、
墓地へは行かずゲームから除外される。

一言で表すとデメリットの塊。
自分の墓地に存在する場合墓地から特殊召喚される黄泉ガエル。
ただし特殊召喚される場所は相手のフィールド。
基本的にはディスアドなのでサンドバッグとして使うなどのコンボに使いたい。

墓地に送らないと意味がないカードだが、
手札かデッキからカードのエフェクトでセメタリーへ送ろうとすると除外されるという他に類を見ないデメリットを持つ。
ついでに 戦闘破壊されても除外されてしまう。そんなに働きたくないのかお前は。

頑張ってデメリットをかいくぐってセメタリーへ送ってエフェクトを発動させても相手の場に特殊召喚(≒デメリット効果)というデメリットの塊のようなカード。

セメタリーへ送らないといけないのにセメタリーへ送られるのをやたらと嫌がり、
ほぼデメリットしかないため、後述のダブルガイ程ではないがネタにされやすい。


D-HERO ディフェンドガイ
効果モンスター
星4/闇属性/戦士族/攻 100/守2700
相手のスタンバイフェイズ時、
このカードがフィールド上に表側守備表示で存在する場合、
相手はデッキからカードを1枚ドローする。

☆4でDEF2700と召喚条件のない下級で最高守備力を持つ。
ただし、相手ターンのスタンバイフェイズで表側守備表示で存在する場合相手に1ドローさせる。
攻撃を耐えた次のターンには何かしらの素材にする使い捨て感覚で使いたい。
ビートダウンが主体の普通の【D-HERO】にはまず採用されないが、【便乗ターボ】など、このデメリットを活かせるデッキも一応ある。
どちらかのデッキが切れた場合、残りLPが多い方が勝利になるデュエルターミナルのスピードデュエルだと反射ダメージを与えてデュエルエンドを促進する凶悪カードと化す。


D-HERO デビルガイ
効果モンスター
星3/闇属性/戦士族/攻 600/守 800
このカードが自分フィールド上に表側攻撃表示で存在する場合、
1ターンに1度だけ相手モンスター1体をゲームから除外する事ができる。
この効果を使用したプレイヤーはこのターン戦闘を行えない。
この効果によって除外したモンスターは、
2回目の自分のスタンバイフェイズ時に同じ表示形式で相手フィールド上に戻る。

戦闘と引き換えに相手モンスターを2ターン除外できる。
ただし、エフェクトを使ったターンは戦闘できない(特殊なテキストなのでイクイップ・シュートとはコンボできない)。

せっかく風穴を開けても戦闘できなくなるのが痛いがD-HEROでは貴重な除去エフェクト持ちなので構築の腕が問われるモンスターだろう。
なお、レベル3なのでリヴァイエールをエクシーズして除外したモンスターを奪ってしまうこともできる。

余談だが、海外では名前が「Doom Lord」にされたため、ドゥームガイの方が「Fear Monger」とまったく別の名前になってしまった。


D-HERO ドゥームガイ
効果モンスター
星4/闇属性/戦士族/攻1000/守1000
このカードが戦闘によって破壊され墓地へ送られた場合、
次の自分のスタンバイフェイズ時に発動する。
自分の墓地から「D-HERO ドゥームガイ」以外の
「D-HERO」と名のついたモンスター1体を選択して特殊召喚する。

戦闘破壊されたら次の自分のスタンバイフェイズに自分以外のDを蘇生。
自爆特攻以外には下記のダークエンジェルや強制転移なども視野に入るが蘇生まで遅いのがネック。

蘇生対象は「ドレッドガイ」のような上級D-HEROが狙い目。
「ダッシュガイ」を蘇生し継続的な特殊召喚を狙うのも良いだろう。
墓地肥やしについては「デステニー・ドロー」や「ダーク・グレファー」を活用しよう。


D-HERO ドレッドサーヴァント
効果モンスター
星3/闇属性/戦士族/攻 400/守 700
このカードが召喚に成功した時、「幽獄の時計塔」に時計カウンターを1つ置く。
このカードが戦闘によって破壊され墓地へ送られた時、
自分フィールド上の魔法・罠カード1枚を破壊する事ができる。

名前通り、ドレッドガイをサポートするためのカード。
召喚したら幽獄の時計塔にカウンターを一つ置く。
戦闘破壊されたら自分の魔法・罠を1枚破壊できる。

攻撃力400のためデブリドラゴンの蘇生に対応している。

アニメでは特殊召喚時にも時計カウンターを置けた、時計カウンターを置ける手段は限られているためこの変更は非常に痛い。


D-HERO ドリルガイ
効果モンスター
星4/闇属性/戦士族/攻1600/守1200
「D-HERO ドリルガイ」の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
このカードの攻撃力以下の攻撃力を持つ「D-HERO」モンスター1体を手札から特殊召喚する。
(2):このカードが守備表示モンスターを攻撃した場合、
その守備力を攻撃力が超えた分だけ戦闘ダメージを与える。

ARC-Vのエドが使用する新顔。
召喚・特殊召喚成功時にこのカードの攻撃力以下の「D-HERO」1体を手札から特殊召喚する。
また「ドリル」らしく貫通能力を持っている。

D-HEROは総じて攻撃力が低い為、対象は多い。
「D-フュージョン」はフィールドのD-HEROしか素材に使えないので、こいつで展開して準備を整えよう。
普通にランク4エクシーズやリンク召喚に繋げてもいい。

貫通能力はオマケ程度に考えればいい。どうしても活用したいならば「ダイナマイトガイ」や「E・HERO オネスティ・ネオス」で打点を上げてやるといいだろう。
ちなみに特殊召エフェクトは1ターンに1度しか使えないので「ドリルガイ」→「ドリルガイ」→「ドリルガイ」→「他のD-HERO」というコンボはできないので注意。

なお、下級D-HEROの中では下記のディジションガイ、ディバインガイと並んで最高攻撃力。
というかこれらがOCG化されるまでは下級D-HEROの最高攻撃力はダイヤモンドガイの1400であった。エアーマンが1800だってのにいくら何でも低すぎである。


D-HERO ディシジョンガイ
効果モンスター
星4/闇属性/戦士族/攻1600/守1000
「D-HERO ディシジョンガイ」の(1)(3)の効果はそれぞれデュエル中に1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
このターンのエンドフェイズに、自分の墓地の「HERO」モンスター1体を選んで手札に加える。
(2):レベル6以上の相手モンスターはこのカードを攻撃対象に選択できない。
(3):このカードが墓地に存在し、自分にダメージを与える魔法・罠・モンスターの効果が発動した時に発動する。
このカードを手札に戻し、その効果で自分が受けるダメージを0にする。

ARC-Vで登場した新顔の1つ。
召喚、特殊召喚に成功したターンのエンドフェイズに墓地から「HERO」1体をサルベージ、
レベル6以上のモンスターはこのカードを攻撃対象に選択できない永続エフェクト、
自分にダメージを与えるカード効果の発生時に自身を手札に戻すことで自分へのダメージを0にするエフェクトを持つ。

1つ目と3つ目のエフェクトは「デュエル中に1度しか使用できない」誓約がある為、使い所を見極める必要がある。
基本的に(1)の回収をメインに使い、セメタリーに落ちたらダメージを受ける効果を利用して手札に戻し、融合などの素材にするのが無難か。
(2)のエフェクトについては基本的にオマケと考えていい。
なお「攻撃対象に選択できない」なので相手フィールドにレベル6以上のモンスターしか存在せず、自分フィールドにこのモンスターしかいない場合は相手は攻撃ができなくなる。


D-HERO ディバインガイ
効果モンスター
星4/闇属性/戦士族/攻1600/守1400
「D-HERO ディバインガイ」の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードの攻撃宣言時に、
相手フィールドの表側表示の魔法カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊し、相手に500ダメージを与える。
(2):自分の手札が0枚の場合、
自分の墓地からこのカードと「D-HERO」モンスター1枚を除外して発動できる。
自分はデッキから2枚ドローする。
この効果はこのカードが墓地へ送られたターンには発動できない。

GXの放映が終了後、第9期になってようやくカード化された1枚。

攻撃宣言時に相手の場の表側表示の魔法カード1枚を破壊し、500ポイントのダメージを与える。
また、このカードが墓地に送られていないターン、かつ手札0の時、墓地のこのカードと他の「D-HERO」カードを1枚ずつ除外して2枚ドローすることができる。

前半の効果はタイミングが遅いため、後半のドロー効果の方が重宝される。
条件付きとはいえ2ドローは強力の一言に尽きる。
融合軸のD-HEROは手札消費がとにかく荒いので、このカードによる回復は重要な戦略の1つ。
定番の「デステニー・ドロー」の他、融合やエクシーズの素材に使って速やかに墓地に準備しよう。
「デッドリーガイ」や「ベアトリーチェ」の効果を使ってもいい。

「このカードがセメタリーに送られたターンは発動できない」「手札が満足状態0枚」という制約が付いており、まるで調整されたディスクガイのような効果になっている。
もう彼は規制解除されることはないのだろうか?と思っていたらエラッタ釈放で共存できるようになった。ターン制限が全く同じなのでどちらも早めにセメタリーに送っておきたい。

名前の読みが5D'sディヴァインと同じなので「おじさんガイ」とも呼ばれる。
また、背中のデザインは「これ」に似ている。


D-HERO ダークエンジェル
効果モンスター
星1/闇属性/戦士族/攻 0/守 0
(1):自分の墓地の「D-HERO」モンスターが3体以上の場合、
このカードを手札から捨て、
自分の墓地の「D-HERO」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを相手フィールドに守備表示で特殊召喚する。
(2):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
自分が発動した魔法カードの効果は無効化され破壊される。
(3):自分スタンバイフェイズに自分の墓地から
このカードと「D-HERO」モンスター1体を除外して発動できる。
お互いのプレイヤーは、それぞれデッキから
通常魔法カード1枚を選んでデッキの一番上に置く。

ディバインガイと同じく、GX放映終了後、長い期間を経てOCG化されたカード。
手札から捨てて相手の場にD-HEROを送り込む効果、自分の魔法を無効化する効果、墓地から除外して互いのデックトップを操作する効果を持つ。

(1)と(2)の効果はシナジーしており、自身を捨てて相手の場に送りつけることによって魔法の発動を妨害できる。
リリースや素材として処理されてしまっても、(3)のデッキトップ操作によって「ダイヤモンドガイ」をサポートするなど、色々な使い方ができる。

注意点としては墓地にD-HEROが3体必要なこと、デッキトップ操作は相手も行うので、先に強力な魔法を使われてしまうことだろう。
後者については「デステニー・ドロー」で引いて疑似サーチとして使うなどの裏技もあるので、逆利用されない運用を心掛けよう。

なお、スラっと伸びた脚と髪型から女性と勘違いされがちだが、厚い胸板をがっつりとはだけているため男性と思われる。

アニメではエドの父が遺した「Bloo-Dへの抑止力」として登場。
エドは長年その意味を理解できなかったが、Bloo-Dを繰り出すDDとの決戦でその真意に気づき、逆転への糸口を掴んだ。


D-HERO ドリームガイ
効果モンスター
星1/闇属性/戦士族/攻 0/守 600
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが墓地に存在し、
自分の「D-HERO」モンスターが戦闘を行うダメージ計算時に発動できる。
このカードを墓地から特殊召喚し、その自分のモンスターはその戦闘では破壊されず、
その戦闘で発生する自分への戦闘ダメージは0になる。
この効果で特殊召喚したこのカードは、フィールドから離れた場合に除外される。

ARC-Vで登場した新顔の1つ。
自分のD-HEROが戦闘を行う時、セメタリーから特殊召喚して戦闘破壊とダメージを防げる。

このエフェクトで特殊召喚するとフィールドから離れる際に除外されてしまうので実質的に使いきり。
しかし、特にコストも無く使える効果なので融合素材やリンク素材にしやすい。
打点が皆無なので特殊召喚した後は棒立ちになってしまうが、「超融合」や「D-フュージョン」で融合素材にすることが可能。
低レベルなので星4連中より手軽に「オーバー・デステニー」「聖騎士の追想 イゾルデ」で呼べて早めに墓地待機させられる点は今までのに無い利点である。




【上級モンスター】


下級同様、性能はバラバラだが優秀なものが多い。

同名カードを特殊召喚できる「ディアボリックガイ」や、
ドローしたモンスターを特殊召喚できる「ダッシュガイ」のようにセメタリーに送ることで効力を発揮するものが強力。

打点は下級同様低めなので、早めに「デステニー・ドロー」などでセメタリーに送ってしまうのが得策だろう。

+ 詳細は以下
D-HERO ダッシュガイ
効果モンスター
星6/闇属性/戦士族/攻2100/守1000
1ターンに1度、自分フィールド上のモンスター1体をリリースして発動できる。
このカードの攻撃力はエンドフェイズ時まで1000ポイントアップする。
このカードは攻撃した場合、バトルフェイズ終了時に守備表示になる。
また、このカードが墓地に存在する限り1度だけ、自分のドローフェイズ時にカードをドローした時、
そのカードがモンスターだった場合、その1体をお互いに確認して自分フィールド上に特殊召喚できる。


E・HEROでいえばネクロダークマン+αと言ったところ。
セメタリーへいる時一回だけドローフェイズにモンスターを引いた場合それを特殊召喚できる。
また「スピア・ドラゴン」のように攻撃宣言したら守備表示になる。
自分フィールド上のモンスターを1体リリースして攻撃力をエンドフェイズまで1000を上げる効果もあり、
いざとなれば攻撃力3100のアタッカーとしても使える。ただ、やはり特殊召喚の効果をメインに使われることが多いので、フィールドに出る事は少ない。

タッグフォース2ではプロ(笑)が無暗にモンスターをリリースし始め、場のモンスターを喰いつくすため(タッグを組んでいるプレイヤーにとって)脅威の存在となる。

なお、通常召喚可能なD-HEROの中では最も攻撃力が高い。D-HEROの攻撃力の低さよ……


D-HERO ダブルガイ
効果モンスター
星6/闇属性/戦士族/攻1000/守1000
このカードは特殊召喚できない。
このカードは1度のバトルフェイズ中に2回攻撃する事ができる。
このカードが破壊され墓地へ送られた場合、次の自分のターンのスタンバイフェイズ時、
自分フィールド上に「ダブルガイ・トークン」(戦士族・闇・星4・攻/守1000)
2体を特殊召喚できる。

ある意味伝説のカード。ネタ方面でだけど。
エフェクト自体は2回攻撃&破壊されたらトークン生成と強力なのだが、
特殊召喚不可で低ステータスという欠点が足を引っ張る。
装備魔法等で補うという方法もあるがそれこそディストピアガイにトライスを装備させた方が早い。

特殊召喚できないにもかかわらず、
Vジャンプで「キラー・トマトで特殊召喚しよう」という旨の記事を堂々と書かれてしまったために、一気に知名度が上がってしまった。
ぶっちゃけ本当にキラトマ対応であってほしかった性能ではある。

また、デュエリストパックエド編のストラテジーガイドでも「ドゥームガイで特殊召喚しよう」と言われてるため何かとエフェクトの勘違いに縁がある。

元ネタは小説の「ジキル博士とハイド氏」、さらにそれを元ネタにした「超人ハルク」かと思われる。


D-HERO ディアボリックガイ
効果モンスター
星6/闇属性/戦士族/攻 800/守 800
(1):墓地のこのカードを除外して発動できる。
デッキから「D-HERO ディアボリックガイ」1体を特殊召喚する。

セメタリーにある自身を除外することで、別の「ディアボリックガイ」をデッキから特殊召喚する。

数あるD-HEROの中でも特に汎用性が高いカード。
上級Dのアドバンス召喚をはじめ、融合素材、シンクロ素材、エクシーズ素材、リンク素材、青血やドグマの特殊召喚のリリースなど、
様々なモンスターを呼び出すためのコストとして優秀。
新マスタールール以前は「瑚之龍」と組み合わせて赤タクシーを呼ぶことも多かった。

手札に2枚以上来ると事故になってしまうので、「デステニー・ドロー」や「デッドリーガイ」で速やかにセメタリーに送ったり、
「ゾンビキャリア」でダブった分をデッキに戻すなどするといいだろう。
出た時期が時期なのでターン中の発動制限もなく、「大欲な壺」でデッキに戻して展開を続けるなんて芸当も可能。

初出はデュエリストパックのウルトラレア(全2種類で一箱1枚のため引ける確率50%)のため財布泣かせだった。
もう片方のウルトラレアがデステニー・ドローとハズレどころか当たりのカードだったのが救いだが両方とも3積みほぼ必須カードなので結局辛い事には変わりなかった。

一回解除されたが【アンデシンクロ】で暴れ回ったため09年3月1日から再び準制限に。
そして長い期間を経た16年4月1日に無制限に緩和された。
海外では日本よりかなり早く無制限に緩和されている。

トフェニとはランク6エクシーズとカオスの素材になれる関係から相性がいい。
スピードデュエルでは制限を無視して3積みしてるデッキがあるがデッキ10枚で初手が最初のドローを含めて5枚のルールなので事故要因でしかない。
ついでに言えばこいつを活かせるカードもなく墓地へ送る方法がフィールド経由しかないので、事故要因で(ry
デュエルリンクスでは逆に2枚しか入手できず、またシンクロやエクシーズ、リンクもないため使いにくい。

D-HERO ダイナマイトガイ
効果モンスター
星5/闇属性/戦士族/攻1000/守1000
(1):モンスターが戦闘を行うダメージ計算時にこのカードを手札から捨てて発動できる。
その戦闘で発生する自分への戦闘ダメージは0になり、
お互いのプレイヤーは1000ダメージを受ける。
(2):墓地のこのカードを除外し、
自分フィールドの「D-HERO」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの攻撃力は次の相手ターン終了時まで1000アップする。

ARC-Vの新顔の1つ。
モンスターの戦闘によるダメージ計算時に手札から捨てることで、戦闘ダメージを0にして互いに1000のダメージを与える。
また、セメタリーから除外することでフィールドの「D-HERO」1体の攻撃力を次の相手ターン終了時まで1000アップさせる効果を持つ。
1000以上の戦闘ダメージを1000まで抑えることができ、相手にも被害を与えられ、さらに2つ目の効果にも繋げられる。
そして2つ目の効果も「D-HERO」の攻撃力の低さをカバーできる為、使いやすい。
「ディストピアガイ」とは相性が良く、融合素材にした後に除外して攻撃力を上げれば「ディストピアガイ」の破壊効果も起動できる。
1ターンに1度ではないので複数枚セメタリーに存在したり除外ゾーンからモンスターをセメタリーへ戻す効果を併用すればかなりの打点アップを見込める。

注意点としては、モンスターの戦闘破壊を防ぐことはできないこと、攻撃力上昇は自分のターンにしか使えない、レベルが5なのでエクシーズ素材には向かないことだろう。



【最上級モンスター】


やはり癖は強いものの、使いこなせれば強力なものが多い。

いずれもレベル8で闇属性であることから、「デステニー・ドロー」「トレード・イン」「闇の誘惑」に対応するため、手札にダブついても処理しやすい。
融合素材や「デッドリーガイ」の効果のコストにしてしまうのも手だろう。
また、セメタリーに送ることで「オーバー・デステニー」でレベル4以下のモンスターを呼べるようになるので、そちらにも注目したい。

「Bloo-D」と「ドグマガイ」は召喚方法が似ているので共存が可能。
融合素材でもあるので「融合徴兵」や「融合準備」でサーチできるので案外運用しやすい。
だが、「ドレッドガイ」については専用の構築が必要なのでうまく取捨選択したい。

+ 詳細は以下
D-HERO ドグマガイ
特殊召喚・効果モンスター
星8/闇属性/戦士族/攻3400/守2400
このカードは通常召喚できない。
「D-HERO」モンスターを含む自分フィールドの
モンスター3体をリリースした場合のみ特殊召喚できる。
(1):この方法でこのカードが特殊召喚に成功した場合、
次のスタンバイフェイズに発動する。
相手のLPを半分にする。

D-HEROを含む3体のモンスターをリリースして特殊召喚。
出した次のスタンバイフェイズに相手のライフを半分にする。

攻撃力3400とD-HEROでは最高の攻撃力を持つ。というか融合先の「D-END」より高い。
一気に相手のライフを減らせるので、その後に「D-END」や「ディストピアガイ」で追い討ちをかけられれば理想的ではある。

特殊召喚には計3体ものリリースが必要だが「スケープ・ゴート」や「終焉の焔」で生み出したトークンが使えるので、そちらを利用して負担を減らしたい。
あとは「ディアボリックガイ」を事前にセメタリーに落としておけば大丈夫だろう。

似たような召喚条件の青血と比較するとこちらは素の打点で勝り、先攻1ターン目からでも出しやすい。

かつては【ドグマブレード】で手札コストとして利用された時期があるが、昔の話である。


D-HERO ドレッドガイ
効果モンスター
星8/闇属性/戦士族/攻 ?/守 ?
「幽獄の時計塔」の効果で特殊召喚した場合、
自分フィールド上の「D-HERO」と名のついたモンスター以外の
自分のモンスターを全て破壊する。
その後、自分の墓地から「D-HERO」と名のついたモンスターを
2体まで特殊召喚する事ができる。
このカードが特殊召喚されたターン、自分フィールド上の
「D-HERO」と名のついたモンスターは破壊されず、
コントローラーへの戦闘ダメージは0になる。
このカードの攻撃力・守備力は、自分フィールド上のこのカードを除く
「D-HERO」と名のついたモンスターの元々の攻撃力を合計した数値になる。

時計塔より現れる仮面の筋肉。
マッチョな外見の割に元々の攻撃力は不定で、フォールドにこいつしかいないと0になってしまうが、他のD-HEROの元々の攻撃力の合計を吸収できる。

また、特殊召喚されたターンD-HEROは破壊されず、戦闘ダメージを0にできる。
これは誘発効果ではなくルール効果と言う特殊な扱いので、こいつがいなくなった場合でもターン中は適用され続ける。
割りと知られていないがこの効果は時計塔の効果で出さなくても適応される。

さらに、時計塔の効果で出すとD-HERO以外のモンスター全破壊とD-HERO2体蘇生のおまけがつく。
手間がかかるので狙いづらいが、ロマンは十分にあるので愛があるプレイヤーならば挑戦してみたい。

何かと出張できてしまう他2体のD-HEROに比べるとまさにD-HEROの切り札と言えるような存在。
ただし他2体に比べるとステータスが不安定。

「幽獄の時計塔」の効果で出したいところだが、高速化が進む現在では素直にカウンターを貯めさせてくれるかは微妙なところ。

ドグマガイやBloo-Dが特殊召喚モンスターなので勘違いされやすいが、こいつは特殊召喚モンスターでは無いので普通に蘇生が可能である。
やる人はいないと思うがアドバンス召喚も可能だったりする。
罠や速攻魔法カードでの蘇生と相性が良く、相手の除去やアタックに対してリビングデッドしたり、伏せてあるリビングデッドへ除去に対して蘇生でこいつを残すなどコンボは豊富。
枠が余ったらピン差しするも良し、使い手の腕が問われるカードだろう。


D-HERO Bloo-D
特殊召喚・効果モンスター
星8/闇属性/戦士族/攻1900/守 600
このカードは通常召喚できない。
自分フィールドのモンスター3体をリリースした場合のみ特殊召喚できる。
(1):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
相手フィールドの表側表示モンスターの効果は無効化される。
(2):1ターンに1度、相手フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
その相手モンスターを装備カード扱いとしてこのカードに装備する(1体のみ装備可能)。
(3):このカードの攻撃力は、このカードの効果で装備したモンスターの元々の攻撃力の半分だけアップする。

究極のD。フィールド上のモンスター3体リリースして特殊召喚され、相手だけスキルドレインが適用された状態にする。
また、「サクリファイス」のように1ターンに1度相手のモンスター1体を装備する。
装備できるのは1体までで装備したモンスターの攻撃力の半分を得る。

永続効果でモンスター効果を封殺し、なおかつ自身の効果で除去が出来るため非常に制圧力が高い。
厄介な耐性を持つ「ブルーアイズ・カオス・MAX・ドラゴン」や「クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン」もこいつ1枚で対処可能。
モンスター効果の無力化は昨今の環境にマッチしており、GX時代のカードながら現在でも十分に使うことができる。

素の打点は1900しかないので不安が残るが、ステータスは1900+吸収したモンスターの攻撃力の半分になるので、大型を狙えば安定した攻撃力を得られる。
壊獣との相性も良く、安定して高い打点にしやすい。
ただし、サクリファイスと違って身代わり効果はないので戦闘破壊は普通にされる。
また、魔法・罠への耐性は無いので、そちらには注意。
他にも、装備したモンスターを割られた後に1900以上の打点で殴られると突破されてしまう。

特殊召喚については「ドグマガイ」と同じくトークンが使えるので問題ないだろう。
こちらはD-HEROの縛りは無いので、「エアーマン」とともに出張させることも出来る。

WCS2007(2007/03/15発売)の攻略本が2008年以降でも増刷されまくった原因を作った人。
長らく高価だったが「DUELIST EDITION Volume 1」でシークレットレア(一箱に一枚で全三種類)で再録され、
更に「デステニー・ソルジャーズ」にてスーレアで再録されたのでようやく入手は楽になった。



【融合モンスター】


「ディストピアガイ」「デッドリーガイ」「ダスクユートピアガイ」と、D-HEROには属さないが「D-END」が存在する。
本来D-HEROは融合がメインのカテゴリではないが、うまく融合召喚のための構築を行えばフィニッシャーや展開のサポートとして十分に働いてくれるだろう。

手札の消費が激しくなるので、「ディバインガイ」や「ディシジョンガイ」などで損失を取り戻す動きも取り入れたい。

「ダスクユートピアガイ」に関しては放映終了後にOCG化した。

因みに良く勘違いされるが全てのモンスターが特殊召喚に制限は無いので蘇生制限さえ満たせば普通に蘇生、帰還が可能である。

+ 詳細は以下
D-HERO ディストピアガイ
融合・効果モンスター
星8/闇属性/戦士族/攻2800/守2400
「D-HERO」モンスター×2
「D-HERO ディストピアガイ」の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが特殊召喚に成功した場合、
自分の墓地のレベル4以下の「D-HERO」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの攻撃力分のダメージを相手に与える。
(2):このカードの攻撃力が元々の攻撃力と異なる場合、
フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊し、このカードの攻撃力は元々の数値になる。
この効果は相手ターンでも発動できる。

ARC-Vのエドが使う融合モンスター。
ツルっとした額にデカデカと書かれたDの文字が特徴。
GX時代のD-HEROとデザインの方向性が違い過ぎるので非常に好みが別れる。
それぞれディスクガイとディアボリックガイという元祖D二大巨頭の特徴なことは密に、密に。

特殊召喚時にはバーン、自身の攻撃力を元々の値にすることでフリーチェーンの破壊という2つのエフェクトを持つ。どちらも1ターンに1回しか使えない。
(1)のバーンはセメタリーの下級D-HEROが必要。最大火力は1600と初期ライフの1/5あるため悪くない。
子安肥やすのは得意だがそれ以上に凄まじい勢いで除外していくD-HEROでは、気をつけていないと対象がいなくなりがち。
融合E・HEROのような蘇生の制限はなく、融合以外の特殊召喚でも発動可能。ターン制限を考えると自分・相手ターン双方で特殊召喚するのが効率的。

(2)の破壊は下準備が必要なものの「ダイナマイトガイ」や「E・HERO オネスティ・ネオス」で攻撃力を変動させてやればよい。
フィールド魔法の「ブラック・ガーデン」と組み合わせ、相手モンスターのみを一方的に弱体化させられる。
「蛮勇鱗粉」や「ロケットハンド」とも相性がよく、何度もカードを破壊できる。
フリーチェーンなのもポイントであり、条件を満たせればいつでも使えるので小回りが効く。

専用の構築は必要だが、実際に使ってみるとその強さがわかるだろう。

こいつや「ダイナマイトガイ」を見ると、ARC-V産のD-HEROは融合とバーンで戦ってほしいようである。

ARC-Vでのエドの切り札として、遊矢とのデュエルで使用された。
2つの効果で遊矢を追い詰めるも「スマイル・ワールド」の効果を受けた際にはまるでコラ画像のような笑顔を披露し、視聴者の笑いを誘うことになってしまった。

それにしても融合次元の総司令官が使う融合モンスターがこいつとダスクユートピアガイだけなのはどうなんだろう。


D-HERO デッドリーガイ
融合・効果モンスター
星6/闇属性/戦士族/攻2000/守2600
「D-HERO」モンスター+闇属性の効果モンスター
「D-HERO デッドリーガイ」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):手札を1枚捨てて発動できる。
手札・デッキから「D-HERO」モンスター1体を墓地へ送り、
自分フィールドの全ての「D-HERO」モンスターの攻撃力はターン終了時まで、
自分の墓地の「D-HERO」モンスターの数×200アップする。
この効果は相手ターンでも発動できる。

Vジャンプの全サ「20th ライバル・コレクション」で登場した融合D-HERO。
E・HEROっぽかったディストピアに比べるとだいぶD-っぽいデザイン。顔を抑えるポーズが中2心を誘う。

攻撃力は2000しかないが、手札をおろかな埋葬に変換するかのような強力な効果を持ち、更にセメタリーに眠るD-HEROに応じてパンプアップできる。
自身の打点を補うほか、「ディストピアガイ」のサポートにもなる。
「ディアボリックガイ」を落として特殊召喚すればランク6の「ベアトリーチェ」や「ドラギュラス」にも繋がる。

ただし、融合自体が手札を消耗する上、さらに手札コストを要求するので負担が非常に重い。
「ディバインガイ」などで損失を取り戻すなどの工夫が必要だろう。
場合によっては効果を使わずそのまま「ディアボリックガイ」とエクシーズしてもよい。

V・HERO ヴァイオンガイ」の登場後は、「シャドー・ミストガイ」と「ディアボリックガイ」の組み合わせで手札1枚の消費で融合できるようになった。そこから「ベアトリーチェガイ」の墓地肥やしが行えるので、D-HEROをメインにしないコンボデッキでも採用の価値がある……かも。


D-HERO ダスクユートピアガイ
融合・効果モンスター
星10/闇属性/戦士族/攻3000/守3000
「D-HERO」融合モンスター+「D-HERO」モンスター
(1):このカードが融合召喚に成功した場合に発動できる。
自分の手札・フィールドから、
融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、
その融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。
(2):1ターンに1度、フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
このターン、そのモンスターは戦闘・効果では破壊されず、
そのモンスターの戦闘で発生するお互いの戦闘ダメージは0になる。
この効果は相手ターンでも発動できる。

コレクターズパック2017で登場した融合D。
融合召喚時に手札とフィールドの素材を使ってさらに融合召喚ができる。
「ディストピアガイ」と2体セットで並べたり、D-HERO以外のモンスターを融合することも可能。

だが、素材にD-HEROとD-HEROの融合モンスターを指定しており、正規融合するとなるとセメタリーやデッキ融合するギミックを持たないD-HEROでは負担が重い。
ヴァイオン」と「ディアボリックガイ」を使えば「デッドリーガイ」を経由して融合はできるが、(1)の効果でさらに融合素材を指定するので下準備が必要。
おまけに、新マスタールールでEXデッキからの複数体の展開には制限がかかったので、あらかじめリンクモンスターを用意しておかなければまるで意味のない効果となってしまう。
せっかく新マスタールールの導入後に出したのだから、セメタリーからの融合も可能にするなど少しは考慮して欲しかったところだろう。
まあ、新マスタールール以前にアニメでこの効果が判明した際にも「D-HEROでこんな重い奴を融合した後に余力が残っている訳がない」と言われていたが…
せめてセメタリーから融合素材を使う事ができるか、後で手札を整えた後に使える起動効果であればまだ話は違ったかもしれないが。
「ダスクユートピア」を連続融合して「HEROの遺産」のドロー条件を満たせるか…といったレベルの効果か。

一度フィールドに出てしまえば破壊耐性の付与でそこそこ場持ちはいいのだが、破壊以外の除去も多いし使い勝手の問題で敬遠されがち。
この効果のライバルはよりお手軽に出せてそのターンの安全がほぼ約束される蘇生罠+「ドレッドガイ」。
その為、融合素材の重さに対して効果が見合っていないと言われてしまう事も。
一応「幻想召喚師」で呼び出す場合、「ガイアドレイク」「ブルーム・ディーヴァ」と並び数少ないセルフ自壊無効が出来、
☆10なので「神縛りの塚」で更なる堅牢な耐性とバーンを狙えるのはそれなりに利点である。

なお、デザインについては「ディストピアガイ」以上に賛否両論。
D-HEROらしからぬ黄金のカラーリングと鎧が特徴となっている。
どうにもエド・フェニックスおよびD-HEROと関係が無く、
注視しないと分からないネタではあるが顔や突起物*2から5D'sが連想されたプレイヤーが多く、本作を快く思わない者からは監督がゴリ押ししてこのような外見になったのでは?との邪推も。

補足しておくと、GXでは融合召喚が錬金術の1つとして扱われており、そこから連想したのだろう。
また小野氏が監督外のシリーズの過去キャラが使用した光波サイバー・エンジェルはデザイン面では特に違和感を持たれていない所から、
今作のメインモンスターデザインであり、遊戯王への参加は5D'sやゼアルからの長森佳容氏や反田誠二氏のデザイン相性がD-HEROと合わなかっただけとも言われる。
効果名の「アナスタシス・グリーム」はギリシャ語なのでデザインモチーフはそちらの方面なのかもしれない。

ダスクとは黄昏の意であり、名前のイメージと合ってはいる。「ダスク(黄昏)」+「ユートピア(理想郷)」
アニメでは、体から放つ黄金の光でユーゴに自分の意識を取り戻させることに成功した。

更に、アニメでは素材が「ディストピアガイ」+「D-HERO」だったのでそのままなら「沼地の魔神王」+「適当なD」で
ぶっぱの申し子「アブソルートZero」、対象耐性・戦士蘇生「真紅眼の黒刃竜」、絶対破壊させないマン「ダスクユートピア」
といい感じに効果が分かれている三者の使い分けが出来たのだが・・・
基本的に融合素材が緩くなることはメリットではあるがこいつの場合素材代用が出来なくなったことで重さが目立ち、逆にデメリット気味になってしまった。

また、このような派手な外見に対してレアリティはまさかの字レア
色々な面で不遇な悲しきD-HEROである。
一応、米版ならシークレットが存在するが公式大会では使えないので微妙な所。
まあスーレア以上ならスーレア以上でハズレアとか言われたかもしれないが。


Dragoon D-END
融合・効果モンスター
星10/闇属性/戦士族/攻3000/守3000
「D-HERO Bloo-D」+「D-HERO ドグマガイ」
このカードの融合召喚は上記のカードでしか行えない。
(1):1ターンに1度、相手フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
その相手モンスターを破壊し、表側表示モンスターを破壊した場合、
その攻撃力分のダメージを相手に与える。
この効果を発動するターン、自分はバトルフェイズを行えない。
(2):このカードが墓地に存在する場合、自分スタンバイフェイズに
自分の墓地の「D-HERO」カード1枚を除外して発動できる。
このカードを墓地から特殊召喚する。

GXで最後のDとして登場した融合モンスター。
厳密にはD-HEROではないが、便宜上ここに記す。
攻守3000。自分のスタンバイフェイズに自分のセメタリーのD-HEROを1体除外することで自己蘇生。
さらに、相手フィールド上のモンスターを1体破壊して、そのモンスターのフィールド上の攻撃力分相手にバーンダメージを与えることができる。

この効果を使うとバトルフェイズが行えないが、ダメージ量は十分なので徐々に相手を追い詰めていけるだろう。
この調整はDDBに全く活かされなかった

墓地にD-HEROがいる限り毎ターン復活できるが、例によってバウンスや除外には気をつけよう。

効果の性質上【マテリアルゲート】のコンボとは非常に相性がいい。このコンボを使いD-ENDを3枚一気に並べるコンボにより、エドはタッグフォース3では前作のプロ(笑)の汚名を返上した。

融合素材に関しては代用が効かないので「D-フュージョン」を使った融合は絶望的なのがやや残念。

アニメでは開発費1000億円らしい。
また、アニメ同様LP4000のスピードデュエルでは復活効果もあり出されるとほぼ詰み。



【魔法カード】


何といっても「デステニー・ドロー」が必須カードであり、これで「ディアボリックガイ」や最上級D-HEROを墓地に送りつつ手札の質を高める事ができる。

ここから融合や「オーバー・デステニー」に繋いでいくといいだろう。

しかし、GX時代に作られた他のサポートは軒並みカードパワーが低いのが欠点。

+ 詳細は以下
デステニー・ドロー
通常魔法
(1):手札から「D-HERO」カード1枚を捨てて発動できる。
自分はデッキから2枚ドローする。

D-HERO用の「トレード・イン」であり、伝家の宝刀。
不要なD-HEROを墓地に送りつつドロー加速が出来る便利な1枚。
セメタリーにいると嬉しいD-HEROが多いため重宝する。また、ドローが好きな海外の人に好まれるカード。

通常魔法なので「ダイヤモンドガイ」でもめくれても嬉しい。

「ディアボリックガイ」同様デュエリストパックのウルトラで複数欲しいカードのため当時は財布泣かせ。
その後デュエルターミナルの第六弾でノーマルで再録されるが100円で1枚排出という過酷な仕様なので複数枚集めるのは大変だった。
「DUELIST EDITION Volume 1」で再録されるもシークレットなのでやはり高価なカードだったが、
「デステニー・ソルジャーズ」にスーレアで再録されたのでようやく入手しやすくなった。

今でこそ無制限だったが、過去には何度も制限入りを果たしている。
無制限→準制限→無制限→制限→準制限→無制限(今ここ)
この手の名前指定の専用カードは発動条件の関係で専用デッキでしか活躍できない。
……はずだったがディスク、ディアボ、ダイヤモンド、ドグマ、Bloo-Dと出張要員が多いためこいつらと一緒に出張しまくった。
デッキ自体にそんなにD-HEROを詰め込まなくても発動を補助する増援やエアーマンの存在が後押ししていたかもしれない。
特にこいつにおける必須ドローエンジンだったのが運のつき。
最高で制限指定まで喰らい【D-HERO】はとんでもないとばっちりを受けていた。

余談だがテキスト通りだとモンスター以外もコストにできるが、該当する魔法・罠カードは現在存在しない。


オーバー・デステニー
通常魔法
(1):自分の墓地の「D-HERO」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターのレベルの半分以下のレベルを持つ
「D-HERO」モンスター1体をデッキから特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターはこのターンのエンドフェイズに破壊される。

墓地のD-HEROを一体選択しそのレベルの半分以下のD-HEROをデッキから特殊召喚。
数あるDをデッキから直接呼び出せる便利な1枚。
「ダイヤモンドガイ」や「ドリルガイ」あたりが適任だろう。

デッキに入る最上級はみなレベル8までなので、実質レベル4までを呼び出せる。
レベル8の「ドグマガイ」や「Bloo-D」を先にセメタリーに「デステニー・ドロー」で落としておくといい。

デュエリストパックのスーレアでそれ以降再録が無いこともあってD-HEROの強化が判明するととんでもなく高騰したが、
ARC-Vでエドが登場したため、「デステニー・ソルジャーズ」でノーマルで再録され現在は落ち着いている。


幽獄の時計塔
フィールド魔法
相手ターンのスタンバイフェイズ時に、このカードに時計カウンターを1個乗せる。
時計カウンターの合計が4個以上になった場合、
このカードのコントローラーは戦闘ダメージを受けない。
時計カウンターが4個以上乗ったこのカードが破壊され墓地へ送られた時、
手札またはデッキから「D-HERO ドレッドガイ」1体を特殊召喚する。

ドレッドガイが幽閉されているフィールド魔法。
カウンターが4つ貯まれば自分は戦闘ダメージを受けなくなる。

4つ以上カウンターが乗っている時に破壊されて墓地へ送られると手札かデッキからドレッドガイを特殊召喚する。
カウンターが4つ乗るまでは実質的にカウンターを乗せるだけで何もしないカード。

相手のスタンバイフェイズにカウンターを1個ずつ乗せていくため、
普通にやったらまず達成できないのでサポートカードを活用したい。

ドレッドガイはこれで出すと効果が2つ追加される。
【終焉のカウントダウン】で昔使われていたこともあった。

マスタールール3への移行に伴い、フィールド魔法の張り替え時の処理が破壊でなくなったので若干弱体化した。


旋風剣
装備魔法
「D-HERO」と名のついたモンスターにのみ装備可能。
装備モンスターが攻撃を行ったダメージステップ終了時、
フィールド上の魔法・罠カード1枚を選択して破壊する。

D用の装備カード。アニメでは《大嵐剣》
名前の通り攻撃宣言時このカード以外の魔法・罠を全て破壊する。
強すぎたため《旋風剣》を名前を変えて破壊できるカードが1枚、効果発動はダメステ終了後に弱体化したがやり過ぎた感がある。
使うならダブルガイに装備したいところ。時計塔ともコンボはできるが、それをやるならドレッドサーヴァントで十分。


D−スピリッツ
通常魔法
自分フィールド上に「D-HERO」と名のついたモンスターが表側表示で存在しない場合、
手札からレベル4以下の「D-HERO」と名のついたモンスター1体を
特殊召喚する。

自分フィールドにD-HEROが存在しない時、手札からD-HEROを特殊召喚。
デッキではなく手札からなのでぶっちゃけドリルガイやオーバー・デステニーを使った方がいい。
特殊召喚に拘る訳でなければ汎用性の高い二重召喚を使う手もある。


D−フォーメーション
永続魔法
自分フィールド上に表側表示で存在する「D-HERO」と名のついた
モンスターが破壊される度に、
1体につき1つDカウンターをこのカードに置く。
自分のメインフェイズ時にモンスターの召喚・特殊召喚に成功した時、
Dカウンターが2つ以上乗ったこのカードを墓地に送る事で
召喚・特殊召喚に成功したモンスターと同名カードを2体まで
自分のデッキ・墓地から手札に加える。

自分フィールド上に表側表示で存在するD-HEROが破壊される度に1体につきDカウンターを一つ置く。
自分のメインフェイズ時にモンスターの召喚・特殊召喚にした時、カウンターが2つ以上ある場合墓地へ送れる。
その場合デッキか墓地から召喚・特殊召喚したモンスターと同名のモンスターを手札に2枚まで加える。
加えるモンスターに関しては一切指定はないのでD-HERO以外も可能。


ダーク・シティ
フィールド魔法
「D-HERO」と名のついたモンスターが攻撃する時、
攻撃モンスターの攻撃力が攻撃対象モンスターの攻撃力よりも低い場合、
攻撃モンスターの攻撃力はダメージ計算時のみ1000ポイントアップする。

性能はまさにD-HERO版の摩天楼スカイスクレイパー
ただしD-HEROは下級最高打点が1600とあまり高くなく、E・HEROのようには使いにくい。
逆に守備力のほうが高いモンスターに対してはE・HEROよりも発動しやすかったりする。



【罠カード】


多くがGX時代に作られたカードであるため、今見ると性能が悲惨なものも多々ある。

9期になった登場した「D-フュージョン」に関しては、やはり使いづらさはあるものの、デッキ構築次第では十分に活躍してくれる……はず。

+ 詳細は以下
D−フュージョン
通常罠
このカードの効果で融合召喚する場合、「D-HERO」モンスターしか融合素材にできない。
(1):自分フィールドから、融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、
その融合モンスター1体をエクストラデッキから融合召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターはこのターン、戦闘・効果では破壊されない。

ARC-Vのエドが使ったカード。
数少ない融合召喚が出来る罠であり、バトルフェイズ中に融合して追撃するなど、柔軟な活躍が出来る。
素材はD-HEROに縛られるが、出せる融合モンスターに関しては制限が無い。

基本的には特召喚成功時の効果を狙える「ディストピアガイ」を出すのに使われるが、「V・HERO アドレイション」や「V・HERO トリニティー」など他のHEROも融合可能。
スターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン」とは素材の条件が合致しているので相性がいい。
また属性指定はないため、やろうと思えば水属性にしたD-HEROを素材に「E・HERO アブソルートZero」も出せる。

ただし、罠カードゆえに1度セットしないと発動できないため、従来の融合に比べて即効性で劣る。
カテゴリー専用カードだが特にサーチなどに対応している訳でもなくサーチできて即座に発動できる「融合」や「置換融合」を使った方が良い場合も多い。

また、フィールドのDしか素材にできず、手札融合ができないという欠点があり、やや使いづらい。
「ドリルガイ」や「ディアボリックガイ」「同胞の絆」の効果で補ってやろう。
「ドリルガイ」を使ってレベル4をフィールドに出した場合そのままエクシーズ召喚する手段もあるのが辛い。
サーチが容易な通常の「融合」を使った方が効率がいい場合もあるので、デッキによって使い分けが肝心。

ただし召喚出来る奴に相手ターンに奇襲的に出しても相手を大きく縛れる存在がおらず恩恵がそのターンのみの破壊耐性だけ。
どうせサーチできないんだしだったら相手ターン凌ぐのは「リビングデッド」+「ドレッドガイ」、追撃なら「瞬間融合」でおkになるのが悲しいところ。
カテゴリー専用融合カードでありながら融合カードとしては汎用融合カードに負けそうな立ち位置のカードではあり、
墓地で発動する第二の効果もなく本当にこれを優先して採用するかはよく考えたい。
情報公開当時から産廃産廃とか言われ続けたが「デステニー・ソルジャーズ」にてまさかの スーレア 収録、
その強気なレアリティ指定に全国のデュエリストは戦慄したそんなんだから総司令官殿(笑)よりBBのが強いなんて言われるんすよ


D−カウンター
通常罠
自分フィールド上に表側表示で存在する
「D-HERO」と名のついたモンスターが
攻撃対象に選択された時に発動する事ができる。
攻撃モンスターを破壊する。

D-HEROが攻撃された時発動するD-HERO用の炸裂装甲
基本的に炸裂装甲の劣化だが差別点は対象を取らないこと。
とはいっても、今はミラフォが無制限で炸裂装甲ですら立場が相当苦しいのにこのカードは……


D−シールド
通常罠
自分フィールド上に攻撃表示で存在する「D-HERO」と名のついたモンスターが
攻撃対象になった時に発動する事ができる。
このカードは装備カードとなり、
攻撃対象になったモンスターを守備表示にしてこのカードを装備する。
装備モンスターは戦闘によっては破壊されない。
通常罠
攻撃対象となったDを守備に変更、戦闘破壊耐性付与。
弱くはない効果だがライバルが多い。ダイハードガイに使うのがベターか。


D−タイム
通常罠
自分フィールド上に存在する「E・HERO」と名のついたモンスターが
フィールド上から離れた時に発動する事ができる。
そのモンスターのレベルと同じレベル以下の
「D-HERO」と名のついたモンスター1体をデッキから手札に加える。
通常罠
E・HEROがフィールドから離れたらそのレベル以下のD-HEROを手札に加える。
ダメステ不可なので戦闘破壊に対応してないのが辛い。
アブソルートZeroやエアーマンはD-HEROと共存しやすいのでこいつらをトリガーにするといい。

アニメではエドの「レッツ!D-タイム!!」というよくわからない発動台詞が一部で人気を博した。

D−チェーン
通常罠
(1):自分フィールドの「D-HERO」モンスター1体を対象としてこのカードを発動できる。
このカードを攻撃力500アップの装備カード扱いとして、その自分のモンスターに装備する。
(2):装備モンスターが戦闘で相手モンスターを破壊し墓地へ送った場合に発動する。
相手に500ダメージを与える。

発動後D-HEROに装備し攻撃力を500アップさせ装備モンスターが相手を戦闘破壊し墓地に送ったら500ダメージ与える。
どっちの効果の数値も低いので使いにくい。

D-HEROはこのカードの補助があっても打点が低いか、
このカードの補助がいらないぐらい打点が高いと両極端なので装備したいモンスターがあまりいない。


D−フォーチュン
通常罠
相手が直接攻撃を宣言した時に発動する事ができる。
自分の墓地に存在する「D-HERO」と名のついたモンスター1体を
ゲームから除外する事で、バトルフェイズを終了する。
通常罠
ダイレクトアタック時墓地からD-HEROを除外してバトルフェイズを終了させる。
墓地のD-HEROを除外できる点を活かせないと攻撃の無力化や威嚇する咆哮の劣化でしかない。
D-HEROを除外する目的で使うにしても他に適役が多いため微妙さが否めないカード。


デステニー・シグナル
通常罠
自分フィールド上のモンスターが戦闘によって破壊され
墓地へ送られた時に発動する事ができる。
自分の手札またはデッキから「D-HERO」と名のついた
レベル4以下のモンスター1体を特殊召喚する。

D-HERO用のヒーロー・シグナル。
ただしレベル4以下のD-HEROは大半がキラー・トマトに対応している。
キラー・トマトの戦闘破壊に対して発動し、二体のD-HEROを並べるなどしたい。

デステニー・ミラージュ
通常罠
自分フィールド上の「D-HERO」と名のついたモンスターが
相手のカードの効果によって破壊され墓地へ送られた時に発動する事ができる。
このターンに破壊され墓地へ送られた「D-HERO」と名のついたモンスターを、
全て自分フィールド上に特殊召喚する。

自分フィールド上のD-HEROが相手に効果破壊されて墓地へ送られたらこのターン破壊されたD-HEROを全て蘇生。
発動さえできれば強力な効果ではあるがD-HEROの性質を含めて噛み合わない点が多い。
なお、ダメージステップには使えないため戦闘破壊はトリガーにできないが、蘇生対象にはできる。

アニメではE・HERO版の《エレメンタル・ミラージュ》や
スターダスト・ドラゴンの存在を必要とする《スターダスト・ミラージュ》が登場している。


エターナル・ドレッド
通常罠
「幽獄の時計塔」に時計カウンターを2個乗せる。

上記の時計塔にカウンターを2つ乗せる。
それだけだが、フリーチェーンなので相手の除去に合わせて使って無駄にする使い方がある。




【戦術】


D-HEROはカテゴリ全体で決まった動きが存在しないため、使いたいカードに合わせてデッキが組まれる。

D-HEROは各モンスター毎に明確に役割が決まっている。
下級でアドバンテージを獲得し、上級で展開を補助。最上級で決める。
そのため、状況に合わせるのではなく、主軸となる以下のカードをいかに上手く活かせるかがプレイングの鍵となる。

D-HERO ダイヤモンドガイ
「D-HERO ドグマガイ」および「D-HERO Bloo-D
「D-HERO ドレッドガイ」
Dragoon D-END
「D-HERO ディストピアガイ」

「ドグマガイ」や「Bloo-D」を使う場合は、トークンなどでリリース要員の確保するのが課題となる。

D-HEROはすべて「M・HERO ダーク・ロウ」の素材にもなるので、「マスク・チェンジ」の要素を取り入れるのもいい。
「シャドー・ミスト」や「エアーマン」のサーチにも対応している。

展開することに寄った効果が多いので、シンクロ召喚やエクシーズ召喚も戦術に取り込みやすい。
「ディアボリックガイ」を墓地に落とすことで手軽に素材を調達できる。

「D-HERO ディストピアガイ」や「Dragoon D-END」を主軸にする場合、融合の要素が入るため専用構築寄りになる。
「融合」カードや素材のサーチを充実させるべきだろう。


+ その他有用なサポートカード
E・HERO エアーマン」「増援」
前者はHERO、後者は戦士族の万能サーチ。
多くのD-HEROをサーチできるため、ぜひ投入したい。

「E・HERO シャドー・ミストガイ
エアーマンと同じくD-HEROをサーチ可能なE・HERO。
「チェンジ」速攻魔法をサーチすることもできるので「ヒーローアライブ」や「サモンプリースト」と組み合わせて「マスク・チェンジ」を活用してもいい。


「E・HERO ブレイズマン」
召喚・特殊召喚時に融合をサーチできる。
自身を素材にできる「V・HERO アドレイション」や「E・HERO エスクリダオ」で手札のD-HEROを墓地に落としてやるといい。


「E・HERO プリズマー」
D-ENDの素材の片側になる。
あと融合素材からエクシーズ素材、カオスのコストまでこなす。
最上級D-HEROが墓地に落ちるので、「オーバー・デステニー」の補助にも。


「E・HERO オネスティ・ネオス」
手札から捨てるとHERO1体の攻撃力を2500も上昇させるE・HERO。
打点の低いD-HEROの欠点を補えるほか、「ディストピアガイ」の効果を起動させることができる。
HEROゆえに「エアーマン」や「シャドー・ミスト」でサーチできるのは利点。
墓地に送る必要がないので「ダーク・ロウ」や「マクロコスモス」があっても使用できる。

D-HEROに黒星を付けた「E・HERO ネオス」の派生カードではあるが、実際のところ相性はいいので気にしないようにしよう。

「V・HERO ヴァイオンガイ
PP19で突如カード化されたV・HERO。
HERO専用の「おろかな埋葬」を内蔵し、墓地のHEROを除外することで「融合」をサーチできる効果を持つ。
単純に「ディアボリックガイ」や「ディバインガイ」を墓地における点が優秀。

また、「シャドー・ミスト」を落とすことでHEROのサーチが可能。
「ディアボリックガイ」をサーチしてそのまま「デッドリーガイ」に融合すれば、
実質的に手札1枚の消費でランク6の「ベアトリーチェ」に繋がる。
現在のD-HEROというかエドデッキの展開の要。D-であって欲しかったという声とD-だったら二回りくらい弱く調整されてただろうからこれでいいという声があるとかないとか。

「ゾンビキャリア」
墓地利用デッキの代表的なサポートカード。
「ダイヤモンドガイ」を使う場合、手札に来た死に札をデッキトップに置いて発動させることができる。
「ディアボリックガイ」との噛み合わせも良く、2枚目のディアボをデッキに戻すことができる。
主なシンクロ先はレベル8の「琰魔竜」や「スカーライト」、「ベエルゼ」や「PSYフレームロード・Ω」など。
「瑚之龍」と組み合わせて「アルティマヤ・ツィオルキン」を出すのもよく見られた光景だった。


「終末の騎士」「ダーク・グレファー」
墓地利用デッキの定番。前者は手札を消費しないが、後者は手札のディアボなどを墓地に落とせる利点もある。
ヴァイオンが登場した今前者ややを採用する旨味は薄いだろう。

「召喚僧サモンプリースト」
レベル4のD-HEROを特殊召喚する。
死に札の魔法を活用しつつダイヤモンドガイを呼び出しエクシーズもできるため【ダイヤモンドガイ】では相性がいい。
「シャドー・ミスト」や「エアーマン」との相性も良好。
ただし、「ドグマガイ」や「Bloo-D」を使う場合、リリースできない点に注意。


「捕食植物 サンデウ・キンジー」
ARC-Vでユーリが使う捕食植物の1体。
フィールドの自身と、手札・フィールドの融合素材で闇属性の融合モンスターが出せる便利なカード。

手札に来た「ディアボ」「ディバイン」を墓地に送り込んだり、腐ってしまった「ドグマ」「青血」を素材として活用できる。

出せる融合モンスターは「デッドリーガイ」の他、「キメラフレシア」や「スターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン」など、頼りになるものが多い。どちらも打点不足なD-HEROの戦力を補強するのに十分だろう。


「キラー・トマト」
言わずとしれた闇属性サポート
でた! Vジャンのキラトマダブルガイコンボだ!

……というのを差し引いても、D-HEROは全体的に攻撃力が低めな為、大半のモンスターをリクルート可能。


「トレード・イン」「闇の誘惑」
このデッキと相性のいい手札交換カード。前者は最上級D-HEROを墓地に送りたい場合に投入しよう。


「究極宝玉神レインボー・ダーク・ドラゴン」
種類の多いD-HEROなら召喚できる可能性がある。


ダーク・アームド・ドラゴン
言わずと知れた闇属性デッキのフィニッシャー。墓地の枚数調整に注意。


「フォトン・スラッシャー」「ブリキンギョ」「ゴブリンドバーグ」
エクシーズ召喚の補助に。


「同胞の絆」
ライフ2000を払い、バトルフェイズを放棄することで発動。
自分のレベル4以下のモンスターと同じレベル、属性、種族でカード名が異なるモンスターをデッキから2体特殊召喚できる。
また、このカードの発動以降、特殊召喚が行えなくなる。

D-HEROはいずれも闇属性・戦士族なのでほぼ好きなものを呼んでこられる。
「シャドー・ミスト」で「マスク・チェンジ」をサーチし、次のターン以降に「ダーク・ロウ」への変身を狙うのも有効。
「ヴァイオン」を同時に呼び出して墓地肥やしとサーチを行うのも良い。
決して安くはないライフコストと重いデメリットが要求されるが極めて優秀なカード。
因みにダイヤモンドガイで踏み倒すと全てのデメリットを無視できる(カードの発動ではなく効果の発動なので)


「終わりの始まり」
墓地肥やしに優れている為、発動できる可能性がある。
「ダイヤモンドガイ」の効果でめくれればデメリット無しの3ドロー。


「HEROの遺産」
HEROを融合素材に指定するモンスター2体をエクストラに戻し3ドロー
「終わりの始まり」と違いエクストラをD-HERO融合に多少寄せれば「ダイヤモンドガイ」に頼らずともドロー出来るのが利点。


「スケープ・ゴート」「終焉の焔」
「ドグマガイ」や「Bloo-D」や「ダッシュガイ」のリリース用員に。
後者は出る数は2体と半分になったがアドバンス召喚に活用できる。
また、トークンはバニラ扱いなので、融合軸ならば「始祖竜ワイアーム」を出すことができる。


「融合徴兵」「融合準備」
融合素材でもある「ドグマガイ」や「Bloo-D」をサーチできる。
「D-END」を使う場合は考えたい。

「沼地の魔神王」
融合サーチ&アブソルートZeroの素材
素材が正規のものを要求するためD-ENDの融合には使えない。

「フュージョン・ゲート」「チェーン・マテリアル」
D-ENDと両者のデメリットが噛み合ってるため相性はいい。

「大欲な壺」
除外されているカード3枚をデッキに戻して1ドロー。
ドローもありがたいのだが、除外したディアボリックガイやシャドーミストガイ、ヴァイオンをデッキに戻すことでの再利用が重要。1ターンに1回しか使えないのでここぞという時に使って一気に展開しよう。
なお、速攻魔法なので相手ターンにも使えるのだが、ディバインガイのために伏せてハンドレスにしてしまうとそのターンは使えないことには注意。

「V・HERO トリニティー」
HERO三体融合。D-HEROは場に並べるのは得意なほうなので手札融合よりは場での融合がしやすい。
直接攻撃ができない不自由さはあるものの、タイミングを見計らって使えば攻撃力5000でモンスター3体に攻撃できるため、非常に強力ではある。
ハーフ・シャットと組み合わせると相手を弱体化&サンドバッグにできるため相性が良い。

「V・HERO アドレイション」
HERO二体融合。トリニティーと比べると素材数は少ないが、打点の低いD-HEROだと効果が少々使いにくい。
もっとも、「ディアボリックガイ」でも800ダウンにはなるので、戦闘破壊できるモンスターは多い。
D-ENDデッキで融合が手札事故要因になるようなら採用してもいいだろう。

「スターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン」
フィールドの闇属性2体で融合。D-フュージョンや超融合などで追撃に使える。

「聖騎士の追想 イゾルデ」
戦士族2体を素材とするリンクモンスター。
リンク召喚時にはサーチ、装備魔法を墓地に送ることでそのレベルの戦士族をリクルートが可能。
前者はセメタリーに送ったターン中はエフェクトを使えないディバインガイやディスクガイをサーチして融合素材や手札コストに回すと良い。もしくは相手ターンでの蘇生を狙いたいドレッドガイか。
後者はドリームガイやディスクガイをリクルートして融合やリンクを狙える。
相性の良い装備魔法は任意のタイミングでモンスターを除外できる「神剣-フェニックスブレード」など。
……エド・フェニックスだからじゃないですよ?

「ズババジェネラル」
手札から戦士族モンスターを装備し、その攻撃力分自身の打点を上げるエクシーズ。
素の攻撃力が2000なので、3000を上回る攻撃力を生み出しやすい。
特に「ドグマガイ」を装備すれば5400という破格の攻撃力となる。
「ドリルガイ」を使って速やかにエクシーズしよう。


「各種ウイルスカード」
死は禁止だったが、効果が変わって最近帰ってきた。
新顔の「影デッキ」は「ディフェンドガイ」という格好の媒体が存在する。



【その他】


高額カードが多く、構築に資産が必要なため、「贅沢なHERO」と呼ばれることも多かった。
「ディアボリックガイ」「デステニー・ドロー」→デュエリストパック(ウルトラレア)
「エアーマン」→Vジャンプ付録
「ディスクガイ」→ゲーム付録
「Bloo-D」→ゲーム攻略本付録

ロクに再録されないまま【ドグマブレード】にパーツが使われたこともあったため、時期によっては異様に組みにくかった。

2016年には「デステニー・ソルジャーズ」で多くのパーツが再録されたため、レアリティに拘らなければ以前よりはかなり組みやすくなっている。


また、D-HEROの関連カードは規制が多かったことでも知られている。

2013年11月改定現在
禁止カードに
「ディスクガイ」「死のデッキ破壊」
制限カードに
「エアーマン」「闇の誘惑」「ゾンビキャリア」「増援」
準制限に
「ディアボリックガイ」
と向かい風が多い。

ただし、2016年4月1日の段階で「デステニー・ドロー」「ディアボリックガイ」「闇の誘惑」「ゾンビキャリア」については完全に規制が緩和された。


規制の大半がD-HERO以外のデッキに派遣され悪用された結果であり、D-HERO使いにとってはとばっちり以外の何物でもない。
とはいえ一部のD-HEROの効果があまりにも汎用性が高すぎた気もする。
ある意味【氷結界】の先祖みたいな存在かもしれない。


【余談】


やや複雑なプレイングを要求するためゲームでCPUが使うとうまく回せない。
これがタッグフォース2においてエドがプロ(笑)と呼ばれる原因となった。



「十代、ポチッと数はボクの負けだ…だがD-HEROが負けたわけじゃない!ボクの追記・修正が未熟だっただけだ」

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