W44S

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W44S - (2019/06/01 (土) 06:19:21) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2009/06/08(月) 15:38:08
更新日:2022/12/03 Sat 22:40:47
所要時間:約 3 分で読めます




auが2006年冬モデルとして発表した携帯電話端末。
開発はソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ

特徴は縦にも横にも開くヒンジ。二種類に開くことから「デュアルオープン」との名称がついた。

当時としては特殊なギミックが故、余分な出っ張りが出てしまった。扱いに慣れが必要だし、通話の時などどうしても気になる時はある。
ちなみに横向きでは通話不可。
しかし、端末横に開いたスタイル「モバイルシアタースタイル」を採用することによりワンセグが見やすくなっている。
この時の待ち受け画面は「マイスクリーン」と呼ばれ、見た目に凝った楽しい動きが表現されている。
EZアプリ(BREW)も入っているので、ゲームをプレイする時にこの向きで使うというのもありだろう
付属品の卓上ホルダで斜めに置けば手持たずにのんびり視聴もできるようになる。
伸縮式で自在に曲がるアンテナを伸ばせばまさに携帯用TVそのもの。

映像エンジンもソニーの液晶テレビ「BRAVIA」の技術を携帯電話に応用した「RealityMAX」エンジンを採用。

液晶パネルも、3.0インチフルワイドQVGA液晶が採用されている。
ちなみに発売当時では最大の液晶である。

さらにワンセグだけではなく当時実用化試験放送中の地上デジタル音声放送(デジタルラジオ)にも対応。

しかもキー部分両端にスピーカーが搭載され、ワンセグの音声を立体的なステレオによる高音質で楽しむことが可能。

横に開いた状態でヒンジ部の「TV」キーを押すと「au Media Tuner」が起動しすぐTVが見られる。
さらに、「TV」キーを使ってワンセグ、デジタルラジオ、EZチャンネルの切り替えも行える。
その他ヒンジ部にはFelicaサインとストラップホールドもついている。

カメラは317万画素CMOSでオートフォーカスと手ブレ補正もついている。ただある程度の調整は自分でしたほうが良い。

もちろん、EZ Felica等の2006年当時auが提供しているすべてのサービスに対応する最高峰スペックを誇っていた。

カラーはブラック、シルバー、オリーブ(緑っぽいの)の3種類。ヒンジのみ金属色。キーバックライトもそれぞれ青、白、オレンジと異なっている。

外部メモリはメモリースティックDuoのみでmicroSDは対応してないのはちょっと不便。

この機種の発売後、パナソニックが「VIERAケータイ」、日立が「Woooケータイ」縦にも横にも開く構造で追随している。

2009年には後継機種として「walkman phone premier 3 (キューブ)」が発売していた。
出っ張りはなくなり、デザインやカラーリングは上質感がある。

使用キャラクター
沙英(ひだまりスケッチ)

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