No.19 フリーザードン

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No.19 フリーザードン - (2021/08/05 (木) 23:32:23) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2011/09/13(火) 19:06:33
更新日:2024/02/10 Sat 14:52:13
所要時間:約 4 分で読めます




遊戯王ZEXALに登場するアストラルの記憶のピースナンバーズの一枚。


不良兄弟の弟、海王が使用した。

ナンバーズ特有の刻印は右胸にある。
所有者に現れる刻印は、左腕のひじ。




兄・陸王が使用したNo.61 ヴォルカザウルスとは対になる存在であり、効果のほうもヴォルカザウルスの攻撃的な効果に対してこのカードはヴォルカザウルスを補助する防御的な効果を持つ。
また、自分の数字「19」をひっくり返すとヴォルカザウルスのナンバーである「61」となる。
アニメでは、オーバーレイユニットを復活させる効果をもち、それによりヴォルカザウルスを補助したものの最後にはシャークさんの罠カードによりヴォルカザウルスが狙われた時にこのカードが身代わりとなり破壊された。





【OCG】

エクシーズ・効果モンスター
ランク5/水属性/恐竜族/攻2000/守2500
レベル5モンスター×2
自分のエクシーズモンスターがエクシーズ素材を取り除いて効果を発動する場合、取り除くエクシーズ素材1つをこのカードから取り除く事ができる。
この効果は1ターンに1度しか適用できない。

ヴォルカザウルスと同じく遊馬は使用していないのにDPに収録が決まった。

待望のエクシーズ素材を回復(肩代わり)する効果のカードであり無事OCG化が決まったのはいいことだが、単体ではバニラ同然になってしまい、効果の活用が非常に困難である。


ヴォルカザウルスや他のエクシーズモンスターの効果を何度も使いたいならもう一枚用意した方がいいと言われるが、それ以前にランクが5である為に素材を揃えるのが困難である。


今後のエクシーズ次第では強力になるかもしれないが同ランク5のティラスの存在がやはり大きい。


そして満を持して10月15日
DP遊馬編が発売された。



多くの決闘者が主にヴォルカザウルス狙いで箱買いしていく……。


決闘者「3箱買って来たぞ!早速開封ビングだぁ!」
パリッ



決闘者「おっ、エクシーズだ。ヴォルカザウルスか……!?」



19「やぁ!」

19「うっす!」

19「よろしく!」


こいつは、とんでもない地雷だった




多くの決闘者の財布を絶対零度へ叩きこんだ原因……それは




あり得ない封入率の高さである



今回のウルトラレア枠(1BOXに1枚)をコイツ相方が貰ったのだが、恐ろしいくらいにフリーザードンに片寄っている。


4箱買って全てフリーザードンだったとの報告までおこる事態も……。

少年、これが絶望だ



さらに……

エクシーズ・リボーン「うっす」

ついに現れたエクシーズ用蘇生カード
これからもZEXALが続いている内はこのようなカードは次々に作られていくかもしれない

ヴォルカザウルスの方は朗報があったのだが、このカードの立場はどうなるだろうか……

エクシーズユニット「やぁ」
エクシーズ用装備カード
ランク×200ATKが上がる
このカードは素材の変わりに取り除ける


見事下落しました。
だが、装備カードであり正確には素材として扱わない(ホープの自壊やアシッドのデメリットを防げない)等から幾らか扱いに難がある為まだ差別化は出来る筈……。



No.30「WRYYYYYYYY!!」
チェイン「コォォォ!」
エメラル「キョオオオオ!」

遂にとどめを刺すかの如く現れた
「オーバーレイ・リジェネレート」
このカードを選択したモンスターの下に重ねてエクシーズ素材とするこのモンスターより癖がなく遥かにお手軽な魔法カードが登場。


幾度となく立場がなくなり、本スレでも新パックが出る度先生助けて!フリーザードンちゃんが息してないの!状態となり、フリーザードンに希望は残されてないのかもしれない……

余談だが、アニメのWDC決勝、遊馬vsトロン戦でのナンバーズ総力戦において、ネタ仲間のNo.10No.34No.56は揃って登場したのにこいつはハブられてしまうという事態が起きてしまった。


………しかし


DP神代兄妹編にFA-クリスタル・ゼロ・ランサーというカードが登場。
このカードはランク5の水属性からエクシーズチェンジできるのだが、この条件に当てはまりなおかつ素材2体で出せて素材に縛りが無いのはなんとフリーザードンだけである。と、この度思わぬ形で産廃脱却となった。
しかもこのカード、耐性を持っている敵のその耐性を消せるので相方のヴォルカザウルスと中々に相性がいい。
このカードの登場で多くのフリーザードンファンは涙を流して喜んだのだとか。


また、ヴォルカザウルスはGS2014にて再録されたが、このカードは後年、「No. COMPLETE FILE」が出るまで再録されたことが無かった。
そのため、ゼロランサーが出た後は、有用性が高かったことで再録されたヴォルカザウルスとは違い、
単体の性能がアレだったため再録されなかったこのカードはその相方よりたまにシングル価格が高くなることもあった。
少なくともこのようなソス性能でそこまで出世できたのは特筆すべきだろう。



















































時は2019年12月。
2020年1月11日発売となるETERNITY CODE(エターニティ・コード)の発売に先駆けて、同パックに収録されるカードのプレビューが行われていた。
その中の1つにこんなカードが存在した。
《ヴァリアント・シャーク・ランサー》

エクシーズ・効果モンスター
ランク5/水属性/獣戦士族/攻2500/守1600
レベル5モンスター×2
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):相手フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
自分フィールドのX素材を1つ取り除き、対象のモンスターを破壊する。
自分フィールドに他の水属性Xモンスターが存在する場合、
この効果は相手ターンでも発動できる。
(2):このカードが既にモンスターゾーンに存在する状態で、
自分フィールドの他の水属性Xモンスターが戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。
デッキから魔法カード1枚を選んでデッキの一番上に置く。
ランク5・水属性・素材縛りなし。
久しく出ていなかった「クリスタル・ゼロ・ランサーの下敷きにできる素材2体で素材縛りのないカード」であった。
おまけにフリーザードンに比べて攻撃力は上、効果の能動的に発動できる除去能力と圧倒的に勝っている。
フリーザードンから「クリゼロの下敷きになれる中では唯一の素材2体・素材縛りのないカード」という称号が奪われた瞬間であった。
しかもほとんどバニラのこちらに対して、向こうは優秀な能力持ち。
「ランク5デッキでクリゼロ出したいならこいつ入れるしか無いけど、エクストラデッキの圧迫がきついなあ」という悩みももはや過去のことである。
同時にこのカードの存在も過去のものになったが。
とはいえクリゼロ登場の2013年10月から6年以上も存在価値を保ち続けたのはすごい。その間にたくさんのカードが過去のカードとなっていったのだ。
あのNo.101 S・H・Ark Knightもインフレの波に飲まれていった中で(現在でも弱いわけでなく、しかも専用のデッキこそ組めるぐらい強いカードだが)、唯一のアイデンティティを保ち続けたこのカードはもっと評価されるべきではないだろうか。



追記修正は絶対零度でお願いします。

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