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きりたんぽ - (2014/12/21 (日) 14:11:47) の編集履歴(バックアップ)
登録日:2011/12/07(水) 12:27:24
更新日:2023/04/26 Wed 22:00:16
所要時間:約 3 分で読めます
きりたんぽとは、うるち米を棒に巻き付けたものを焼き、それを切り分けたものである。
切り分ける前のものをたんぽと呼び、きりたんぽとはそれを切ったものである。
秋田県の伝統料理であり、江戸時代、マタギ(猟師)が、冬に残って冷たくなった飯を焼いて作ったのが始まりと言う伝説があるが、地元ではこれを否定している。
猟師の身分が、冬場に米を食べられるとは考え辛いからである。
現在では、秋田県まで足を運ばずとも食べられるが、きりたんぽを上手く焼くには、熟練の技術が必要である。
また、作りたてが一番美味しいので、是非とも秋田にて食べて頂きたい。
取り寄せ品は、せいぜいが米で出来たちくわと言った程度だが、
熟練の職人の焼きたてきりたんぽは、米の焦げた良い香りと味がぷーんと漂い、日本人なら皆が納得する味わいである。
■調理方法
味噌を塗って食べる味噌たんぽも美味しいが、やはり、誰もが頭に浮かぶであろう、きりたんぽ鍋が最高に美味しい食べ方である。
秋田の魚醤、しょっつるで食べよう。
■きりたんぽ鍋
きりたんぽを鶏肉と共に煮込んだ料理。秋田を代表する名産品である。
◆具材
たんぽに並ぶ主役。ここはやはり、秋田名産の比内地鶏でいきたい。肉の味が濃厚で、きりたんぽにぴったりである。
かつては日本原産の比内鶏で食べられていたが、現在、比内鶏は天然記念物であるため、一代雑種の比内地鶏で食べよう。
それでなくとも、良い鶏肉を選びたい。
アクと癖があるが、それも含めてきりたんぽ鍋の味わいとする。
微かな苦味の可憐な味わい。舌休めに。
癖の無い味で、汁を濁さないのが良いとされる。
◆邪道とされる具
上記は王道の具材だが、きりたんぽ鍋には邪道とされる素材も多い。
味をよく吸うので入れる店も多いが、甘味が汁を濁すとして、頑固な店では入ってない。
まいたけと違い味が強いので、やはり汁を濁すと嫌われる。
以ての他。比内地鶏の味わいが消える。
入れたら相当怒るらしい。
■キャラクター
秋田県のマスコットは、きりたんぽをモチーフとしたたんぽくんである。
かつて、北海道のマリモッコリに対抗して、きりちんぽと言うキャラクターのグッズもあったが、卑猥過ぎるとして生産中止になった。
また、秋田のご当地ヒーロー、
超神ネイガーの武器に、きりたんソードがある。
■余談
水曜どうでしょうの企画のひとつ「対決列島」において、藤村Dは熱々のきりたんぽを噛まずに飲み込むという離れ業をやってのけた。
追記、修正は、きりたんぽが好きすぎて、一緒に串焼きになってみたい方お願いします。
- 藤村Dは何故丸飲みできるのか -- 名無しさん (2014-08-08 12:41:58)