2005年日本シリーズ

「2005年日本シリーズ」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る

2005年日本シリーズ - (2024/01/23 (火) 09:50:34) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2012/03/29 Thu 23:10:07
更新日:2024/02/03 Sat 12:15:45
所要時間:約 3分34秒で読めます





NEVER NEVER NEVER SURRENDER
BUILDING OUR DREAM!〜夢をみんなで〜

概要

PREVIOUS 2004年日本シリーズ
NEXT 2006年日本シリーズ

この項目では、2005年のプロ野球日本シリーズの激闘を紹介する。

この年、JFKを擁した阪神タイガースは、セ・リーグを制し、2年前に果たせなかった日本一を目指して日本シリーズへと臨んだ。
一方ボビー・バレンタイン監督の元、シーズン2位からプレーオフを勝ち上がり優勝した千葉ロッテマリーンズはその勢いのまま日本シリーズに挑んだ。

日本シリーズとしては、第58回目のプロ野球日本選手権シリーズとなる。

直前の勝敗予想ではこの年の交流戦でロッテが3勝、阪神が2勝の1分けとほぼ互角の対戦成績だった為に、この日本シリーズもほぼ互角の予想がされていたのだが……。



試合結果

第1戦(10月22日・千葉マリンスタジアム)

ロッテ 10x‐1 阪神

清水直行
井川慶

※7回裏一死時点で日本シリーズ史上初の濃霧コールド



第2戦(10月23日・千葉マリンスタジアム)

ロッテ 10‐0 阪神

渡辺俊介
安藤優也



第3戦(10月25日・阪神甲子園球場)

阪神 1‐10 ロッテ

小林宏之
下柳剛



第4戦(10月26日・阪神甲子園球場)

阪神 2‐3 ロッテ

ダン・セラフィニ
杉山直久
セーブ 小林雅英








以上を持ちまして千葉ロッテマリーンズの勝利です。


本当にありがとうございました


※尚、阪神タイガースは2003年の第6戦からシリーズ6連敗となった。


この4試合の合計スコア33-4は一方的な敗北を喫した阪神ファンには忘れ難い記憶となった。
そしてこの日本シリーズはたった4戦で終わってしまった為に、阪神ファンだけでなく第7戦まで収入を期待していた関係者にも悪夢を見せた
阪神ェ……

この日本シリーズはパ・リーグのリーグ1位チームが日本シリーズに出られない事への是否や*2余りにも阪神がフルボッコされた為パ・リーグとセリーグの日程からくる試合間隔の有利不利の問題が話題になった。

なお、ロッテは阪神に一度もリードされることのない完全勝利であった。MVPは今江、敢闘選手賞は冷温停止状態の阪神打線の中で全試合安打で気を吐いた矢野輝弘、優秀選手賞は渡辺俊介・李承燁・サブローの3人が選ばれた。


時は流れ…

2010年日本シリーズ・ロッテ対中日。

再び日本シリーズの舞台に戻ってきたロッテの闘いぶりを示すVTRとして、この33-4の記録は繰り返し放送されたのだった。
そしてVTRの中で繰り返しフルボッコにされる阪神を観て、悪夢の記憶を掘り起こされ続けた阪神ファンからの叫びがこだました。






なんでや!阪神関係ないやろ!




以降、ネット上の野球を語る場所(主に2ch・なんでも実況J)で「33-4」を連想させる数字が出ると、「なんでや!阪神関係ないやろ!」と返すのがお約束と化したのであった。
特に上記のなんでも実況Jではどこからか「334」の入ったニュースを見つけてくるわ、午前3:34が近くなるとスレが立つなど、このネタを見ない日は殆ど無いと言っていいだろう……。
ていうかロッテ自体も交流戦の際にこれをネタにしまくっている。

因みに2020年日本シリーズ(ソフトバンク対巨人)では、ソフトバンクの無傷の4連勝に終わった*3上に、トータルスコア26-4という最早虐殺とも言えるワンサイドゲームだったせいで2005年の惨状を思い出す野球ファンがSNS上で続出した。
特に最終戦では33-4達成を見たかったのかTwitterでは『あと7点』というワードがトレンド入りしており、試合中継の実況・解説も2005年日本シリーズを話題にしたせいでまたもや多くの阪神ファンの傷が抉られることとなった。
東京の球団ということで、標準語で「なんでだ!巨人関係ないだろ!」という迷言まで生まれたりもした。


なんでや!阪神関係ないやろ!



追記・修正は
追記33:修正4の比率でお願いします。

この項目が面白かったなら……\ポチッと/