ほうれん草

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ほうれん草 - (2020/12/08 (火) 11:17:12) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2011/11/11 Fri 15:18:40
更新日:2024/02/04 Sun 01:54:29
所要時間:約 2 分で読めます




ほうれん草とは、アカザ科の植物であり、日本人のよく食べる野菜の一種。
原産地はペルシアであり、シルクロードを通り、日本に伝わってきた。蔀蓮草。

丸みを帯びた西洋種と、鋭い切れ込みの東洋種が存在するが、現在の日本では西洋種が一般的。
近年は、西洋種と東洋種の一代雑種が人気を集めている。

本来の旬は冬だが、現代ではビニールハウス栽培により、年中食べられる。
しかし、季節を外れたものは値段も高く、味も劣るので、やはり旬の時に食したい。

アクが強いので火を通して食べるのが普通だが、若芽のものはサラダにも出来る。
また、品種改良でシュウ酸含有量を減少させた生食用のサラダホウレンソウも出回っている。

苦味のある野菜だが、不思議と子供の嫌いなものにあげられる事は少ない。

ビタミンCやカロテンなどの栄養価も豊富。
これらは特に根の赤い部分に含まれるので、残さず食べたいところ。
特に鉄分が豊富なことでよく知られる。

その豊富な栄養からか、ポパイやほうれんそうマンなど、ほうれん草を食べてパワーアップするヒーローもいる程。
ただしシュウ酸が多い為尿管結石などの人は却って身体を悪くするので薦めない様に。

日本での主な産地は、千葉県、埼玉県、群馬県、宮崎県等。

余談だが…仮面ライダーオーズ・ガタキリバコンボは、ネタでほうれん草呼ばわりされた事がある。


■主な調理法

ソテー
ステーキなどの添え物などにもなる。
下茹でなどは特にせず、そのままバターで炒める。

◆おひたし
おひたしの定番。茹でて、出汁醤油につけて食べよう。すりごまをかけるとさらにウマい。
サイドメニューの王者。

◆胡麻和え
サイドメニューならこれも外せない。茹でて、砂糖と醤油とすりごまで和える。入れる直前に胡麻を擦ると香りが段違い。
ピーナッツ和えもまた美味。

◆サラダ
若芽やサラダホウレンソウは、ドレッシングをかけてサラダにも出来る。
程よい苦味とアクが癖になる味わい。

◆キッシュ
タルトやパイ生地に卵と生クリームのソースと具材を流し込み、チーズをのせて焼いたフランスの郷土料理。
卵とも生クリームともチーズとも相性がよく色も映えるほうれん草はキッシュの定番具材。

グラタン
ほうれん草単独で作られることはまずなく、鶏肉・鮭・ジャガイモ等とセットのパターンが多い。
だがほうれん草の緑がホワイトソースの白に映えるコントラストは美しく食欲をそそる。
味の面でもほうれん草と牛乳・ホワイトソースの相性は抜群ゆえにホワイトシチュー、クリーム煮にしても美味しい。冬に身体をポカポカ温めてくれる。

◆ヨーグルト和え
ほうれん草の原産地であるイランの料理。



余談

日本においては「報告・連絡・相談」を指して「ほうれんそう」ということがある。


追記、修正は、ほうれん草を食べてパワーアップしてからお願いします。

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