ほのおタイプ(ポケモン)

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ほのおタイプ(ポケモン) - (2017/01/04 (水) 07:40:48) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2010/03/31(水) 15:07:44
更新日:2024/04/06 Sat 11:20:07
所要時間:約 11 分で読めます




ポケットモンスターシリーズに登場するタイプの一つ。

その名の火や炎を操るポケモン達の事である。
そのため状態異常のやけどにならない特性を持つ。
体色も赤やオレンジが多い。

代表的な炎タイプのポケモンとしてはリザードンウインディギャロップ等が挙げられる。

御三家常連タイプだが炎というイメージは野生に溶け込ませにくいためか御三家以外はほとんどストーリー序盤に登場せず、
火山や山奥等が登場する中盤から捕獲可能なポケモンが多い。

また全体的に数も少な目。
そのためか使用トレーナーは少なく炎タイプをメインに使う一般トレーナーはかじばどろぼうかひふきやろうぐらいだろう。

特にダイヤモンド・パールでは新規に追加された炎タイプはゴウカザル系、ブーバーンヒードランの三匹のみでそのうちゴウカザル以外は殿堂入り後の入手、
しかも殿堂入り前で入手出来る炎タイプはゴウカザルとギャロップの系列のみと明らかに少ない。
そのためダイパではオーバは自らを炎タイプ使いとはっきり名乗らず、
「ほのおのパンチ」を覚えたミミロップや「ほのおのきば」を覚えたハガネール等の全く関係無いポケモンを使うハメになっていた。

しかしプラチナでは殿堂入り前にブースターヘルガー等の別の炎が入手出来るように改善され、オーバも炎使いを堂々と名乗れるようになっている。

複合タイプは意外と少なく、強いて言うならば飛行格闘と混ざるポケモンが多いくらい。

能力値は全体的に攻撃、特攻ともに優れ、次いで素早さが高めという炎のイメージにふさわしい攻撃的な能力を持つ者が多い。
攻撃、特攻が共に高いというのはそれぞれ能力に特化した時に片方の能力が無駄になるというのが欠点だが、一方で相手からしたらどちらで来るか読みにくく、
最近は片方を役割破壊に使う二刀流も考えられるのが利点。
以前は炎タイプ技は特殊依存だったため攻撃を活かしにくいポケモンが多かったが、ダイヤモンド・パールからは物理特殊が分化され、また火傷にならないため物理アタッカーも日の目を見た。

しかし攻撃は得意だが逆に補助技を使った妨害等の絡め手は全体的に苦手な傾向があり、またサブウェポンも少な目。

能力値同様、技も「オーバーヒート」「だいもんじ」等の威力が高い物が多く、
ダイパからは「フレアドライブ」等の強力な物理技も追加された(ただし一部を除いて)。
またそれまで一部ポケモンのみが使える相手に火傷を負わせるという補助技「おにび」が技マシンでほぼ全ての炎タイプが取得可能になったのは、
全体的に絡め手が苦手な炎タイプには嬉しい知らせである。

攻撃面で抜群が取れるタイプは
防御面で抵抗を持つタイプは炎、草、氷、虫、鋼、フェアリー(初代のみ氷は等倍)
攻撃が半減されるタイプは炎、ドラゴン
弱点のタイプは水、地面、岩

初代ではメジャーな水や地面タイプに弱く、弱点を突けるタイプもマイナーなタイプばかり。
加えて氷タイプへの耐性が無かったため不遇街道まっしぐらだった。
せめて氷耐性があれば当時の最強技ふぶきに強いタイプとしてまだマシな扱いだったかもしれない。
その悲惨さは攻略本に「炎タイプは見た目だけは強そう」と書かれてしまうほど。

金銀では新たに追加された強力な耐性を持つ鋼タイプの弱点を突く事が出来る事から一躍注目されるようになる。

今では炎タイプの技は鋼に対する役割破壊として多くのポケモンに重宝されている。
(炎タイプのポケモン自体よりもサブウェポンとしての炎技の方が重宝されている気がするが気にしない)
また、ルビー・サファイア以降はやけどしない仕様になったため、速くて物理型は基本的に強い。
ただしやはり弱点はメジャー所が多く、特に対戦環境で猛威を振るうドラゴンタイプに半減されてしまうのは痛い。
めざめるパワーや「おにび」、他のメンバー等でしっかり対策しておきたい。
めざパのタイプはドラゴン対策の氷が基本だが、弱点対策の草、炎タイプ同士の戦闘を想定しての岩・地面もあり。

攻撃的なポケモンが多いためあまり目立たないが、実は半減するタイプ数が7つと鋼タイプに次いで多い防御寄りなタイプである。
ただし前述の通り弱点はメジャーで半減するタイプもやや偏りがあり、『炎タイプ単体』では防御面で優れてるとは言い難い。
一方で複合タイプ次第で役割対象がぐっと増える事が多く『炎タイプ単色は使いづらい』という評価が非常に多い。
炎単タイプのポケモンは攻撃範囲が偏りがちなのもその風潮に拍車をかけている。
そのため複合タイプによる格差が非常に大きいタイプとも言える。

ブラック・ホワイトではウルガモスシャンデラを筆頭に強ポケが多数追加。
尖った能力のポケモンが多く、環境で活躍しているポケモンも多い。


また炎タイプの技は「にほんばれ」状態で強化され水タイプが弱点で無くなるため草タイプと共に日本晴れPT(通称「晴れパ」)の主力になれる。
特にDPからはほぼ全ての炎タイプが「ソーラービーム」を取得し晴れ状態で水や岩タイプに対抗しやすくなった。
しかし炎タイプには「すいすい」や「ようりょくそ」等の天候で素早さが上がる特性が無いのに注意。



それに上記の数の少なさや初代のアレ具合さが合わさりそれなりに強いはずなのにいまいち不遇感が拭えきれないタイプである。


【主なほのおタイプのポケモン一覧 ()内は複合タイプ】



初代御三家。「はらだいこ」や「サンパワー」等、驚異的な爆発力が有名。
XYではメガシンカを習得。Xでは攻撃特化の炎/ドラゴンに、Yでは開幕「ひでり」の特攻特化型になる。

二代目御三家。
ふんかが光るかざんポケモン。
モフモフ。

三代目御三家。全てを猿に奪われた悲劇の軍鶏……だったがBWでまさかの超強化。
更にXYではメガシンカを習得した。

四代目御三家。異様に技が豊富な役割破壊の申し子。

五代目御三家。また炎/格闘か。
やけに反動技が多い。

六代目炎御三家。ビクティニヒヒダルマ(ダルマモード)に続く炎/エスパー。
ケモナーホイホイの魔法使い。

5・5・5・Enter(種族値的な意味で)
でんせつポケモンの犬。
BWからインファイトとワイルドボルトを覚えた。唯一王涙目。

もはやお馴染み「ひでり」のおいなりさん。
炎タイプには珍しく様々な補助技を扱える

ご存知ブイズ最不遇な唯一王。でもブイズパでは鋼対策でほぼ必須。
XYで遂に念願のフレアドライブを習得した。
…が、当初から言われていたように、やはりブースターの能力値と噛み合ってない。

初代では3鳥最弱。
技は微妙だがその火力はなかなかの物。

特性「ほのおのからだ」で卵の孵化歩数を減らせるが、BW以降はウルガモスやファイアローに立場を譲った。
「からをやぶる」で多少は戦える。

ジョウト伝説3犬の一匹にしてご存知唯一神。配布版は真の姿。
XYで聖なる炎を習得。

金・HGのパッケージを飾った禁止級。
第四世代で聖なる炎が物理技になり、HGSSではブレイブバードを習得した。

伝説のポケモン。でもネタポケ扱いされる。
高い特攻を持つ上に耐性がかなり多く、対戦では大人気。
ただし弱点も多い。

発売初期にリバティチケットをもらい手に入る000。道場師範。

5・5・5・Enter(図鑑番号的な意味で)
極端に高い攻撃と極端に低い特攻をもつ火力馬鹿。素早さもそこそこあり優秀。
ダルマモード時にはエスパーが付加される。

圧倒的な特攻を誇る驚異のシャンデリア。
ゴーストらしく小技も豊富。

マグカルゴ同様に「ほのおのからだ」を持ち、「そらをとぶ」を使える事ができる。
対戦での実力も高く、環境でも活躍した。
伝説ではないが、シンボルエンカウントである。

能力とか技とか色々足りないアリクイ。
アリクイなのにアリに返り討ちにされる。

モエルーワ!
青眼の白龍等ネタに事欠かない伝説の龍。

序盤から登場するヤヤコマの最終進化系で六文字の名前を持つ。
現炎タイプ最速の素早さを持つが、それ以外の種族値はそこそこの数値である。
また、飛行タイプの技を先制で出せる隠れ特性「はやてのつばさ」により環境に旋風を巻き起こした。
通常特性の「ほのおのからだ」は対戦ではあまり使われないが、手に入れやすい孵化要員として人気。

フレア団ボス・フラダリによく似ていることからネタにされている火炎獅子。
同期のノーマルと比べるとやや影が薄いが、攻撃技も補助技もそれなりに使える。

生まれ落ちた瞬間から劣化ゴウカザルの烙印を押されてしまったクッソ哀れなポケモン。一応差別化手段はあり、能力もそれなりにはある。
近年ではポケモン総選挙で最下位を獲得、公式やファンから散々弄られた上本来使えないはずの「シャドーボール」を公式チャンネルでぶっぱなしたりと急激にネタ要素が増えた。


【ほのおタイプの主な使い手】



・一般トレーナー

かじばどろぼう
ひふきやろう
キャンプファイヤー

・ジムリーダー


・キャプテン

カキ

・四天王



(`Д´)「この ついき・しゅうせい……もえる!もえてきた!」

( `Д´)っかいふくのくすり

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