むくろ(幽☆遊☆白書)

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むくろ(幽☆遊☆白書) - (2016/12/09 (金) 06:58:33) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2011/08/13 (土) 11:23:55
更新日:2024/02/15 Thu 09:21:08
所要時間:約 6 分で読めます







初めまして飛影 オレがむくろだ

オレは滅多に人前に姿を見せない

危険だからじゃない 顔が売れると動きづらいからな

早速だが お前 オレの目にかなったぜ 部下にならないか


幽遊白書に登場するキャラクター。
魔界編から登場する。
CV.高山みなみ

漢字では身へんに區で書くが、文字化けとなる可能性がある文字なのでここでは項目・本文共にひらがなで記載する。
(漢字で編集はしないようにしてください。)



◆概要

むくろ、雷禅、黄泉の"三竦み"の話が魔界中に知れ渡っており、知らない者はほとんどいない。
その関係は500年ほど続いている。
雷禅の事は気に入っていたようだが、魔界と人間界両方の征服を企んでいた黄泉の事は嫌っている。
雷禅の息子である幽助の事も一目で気に入った。

一人称は『オレ』。
普段は拘束着のような物を着ていて、顔は包帯でぐるぐる巻き。
右目以外は隠されている。
妖気を隠すためなのか、上半身から顔にかけて、御札が数十枚貼ってある。
頭頂部からアホ毛のように飛び出している二本の布が、おしゃれポイント(初登場時)。
体格は小柄で飛影とほぼ同じ。
低身長で、細い。

  • TP(妖力値)1575000
  • HP(体 力) 351000
  • OP(攻撃力) 231000
  • DP(守備力) 423000
  • SP(特殊力) 570000

黄泉と比べると、妖力値がわずかに上回っており、守備力、特殊能力は黄泉より高いが、体力、攻撃力は黄泉より低い。
ちなみに、妖狐状態の蔵馬の妖力値は152000。
むくろ側NO.2の奇淋は89500。
また、妖力値以外もむくろの1割程度しかない。
上下関係がなくなって武人の血が騒いだからであろうとはいえ、奇淋はよくトーナメントの時挑戦しようと思ったな…。

飛影にも指摘されていたが、結構おしゃべり。
出番はそう多くないが、一度出番が来ると、台詞がかなり多い。

下級兵士とは別に厳選された直属の部下が77名いる。
その数に深い意味はなく、ただ"好き"なだけ。
直属の部下の中で一番弱いやつでもS級であり、A級では束になっても敵わないほど。
真剣勝負も技量に問わず好き。

飛影の氷泪石を持っており(腹の中に隠していた)、石のおかげで救われている。
目にとまる者一人残らず殺した時期が続いていたが、石に憎しみを吸いとってもらい、戦闘への考えも変わっていった。
蔵馬が言っていた「むくろの恐ろしさ」とは、この頃のこと。
この凶暴だった頃はまさに強さの全盛期であり、雷禅を除けば魔界で最強だとの事だが、むくろの強さはメンタル面に大きく左右される為、魔界統一トーナメントのような平和的な大会では全盛期の半分ほどの実力しか出せないらしい。
(決して手を抜いているという訳ではない)
逆に人間界で開催されてた暗黒武術会のような血で血を洗う殺し合いでこそ、真価を発揮するのだろうが、むくろ自身は弱体化もそれほど気にしていないし、最早望んではいない。

統一トーナメントは、鏑(かぶら)、棗(なつめ)、飛影に勝利したが、準々決勝(アニメでは準決勝)で煙鬼に敗退。
次回トーナメントまでの3年間パトロールをするはめになったが、むくろは結構楽しんでいる。
実際にパトロールしている描写はないが、成績(原作ではベスト8、アニメではベスト4)から言っても、恐らくパトロール隊の隊長を務めているものと思われる。



○正体

アニメから入った人は、中の人でわかるかもしれないが女性である。
しかも美少女
正解な年齢は不明だが、500歳は越えているのでロリババア合法ロリとも言える。

右半身は"酸"によって皮膚がボロボロ。
右手は肩の少し下からは機械で、右足も太ももから膝あたりまで機械になっている。
顔も右側は皮膚がなく、目がむき出し。
おそらく、義眼。
右頭部はバンダナのようなもので、少し隠れている。
右耳にも機械が付いていて、そこから出ているコードが右腕に繋がっている。
右腕を動かすために、脳にも繋がっていると思われる。
髪はサラサラのショートカット。
胸ももちろんある。

魔界統一トーナメントから、自ら正体を明かし、素顔にタンクトップとラフな格好をしている。
トーナメント後も、素顔を隠していない。
これはトーナメントがテレビ中継されたために隠す意味がなくなったから。
ものすごい高視聴率だったし。

アニメ版では右側の顔にレンズ付きの布を纏い、服装も胴着のようなものに変更。
まぁ、あの素顔をずっと晒すのは放送コード上、難しかっただろうし、妥当な変更ではある。

全裸を披露しているが、当然乳首は描写されていない。
真っ平ら。残念

出自から言っても女性であることにコンプレックスを持っているのか、普段は女性であることを隠しており、姿を見せるまでは飛影に男性のように振る舞う場面もあった。
「(オレが)お前の親父なんてオチはねェ」





◆哀しき過去



生まれてすぐ腹を改造された。あいつが遊びやすいように
0歳で立派な玩具。誕生日の度に新しい傷が増えた


抗うほどあいつは喜んだ。鼻の下のケツの穴でこうささやく
「頭を切り落として首から突っ込んでやろうか?」
「どうぞ」と応えたら子供の様に笑い続けた
「さすが私の娘だ」そう言って笑い続けた


七歳の誕生日。自ら酸をかぶった。あいつの興味を殺ぐために
あいつは、あっさりオレを捨てた

今日から本当の人生のはじまり
肥溜の中で産声をあげた


むくろの幼少時代の話で、呪われた過去。

呪うことだけで強くなっていったと自分では思っていたが、飛影にそれは呪いではなく迷いだと指摘され、ブチ切れたことも。
「痴話ゲンカですか?」と蔵馬はからかっていた。

父親である奴隷商人、痴皇(ちこう)に玩具奴隷として育てられたが、自ら酸をかぶり離脱。
強くなった後も、復讐はできないでいた。
というのも、催眠術で偽の記憶をすりこまれていて、痴皇に殺意を抱くとその記憶が蘇るようにインプットされていた。
偽の記憶は、痴皇が優しくしてくれたこと。
誕生日が近くなるとひどく陰に入り、たまたま口ごたえした以前のNO.2を一瞬でミンチにしたのは、これが原因。

後に、飛影から素敵な花を贈られ、呪縛から解放された。


「ハッピーバースデイ」

初めて誕生日を喜べた時だったのかもしれない…

玩具奴隷の設定は、流石にアニメでは変更されている。
連載当時、多くの子供たちをぽかん、とさせ、説明を求められた親を困らせた。


◆余談

飛影とは微妙な関係で、互いに気に入ってはいる。
それが恋愛感情なのかは、はっきりとはしていないが、ファンの間では、むくろは飛影の嫁で定着している。
将来的には、ものすごい年の差カップルになっている…かもしれない。

忘れられがちだが、彼女も食人の妖怪である。
ただし、「これでも我慢してやってる」といった発言から、滅多には食わないのかもしれない。
そして魔界には養殖人間という魂と思考能力のない人間(ただし大幅に味は落ちる)を養殖する技術がある為、普段はそれで空腹を満たしている可能性もある。

幽遊白書のゲームが魔界編も含む場合は、むくろも参戦するのだか、どうしても幽助視点でゲームが進むことが多いので、扱いは小さめ。

アニメでは空間を切り裂く特殊能力を披露。
この力でS級妖怪になり、さらに魔界の技のため魔界で使用するとはるかに強くなる飛影の黒龍波を切り裂いた。





初めまして Wiki篭り オレがむくろ
オレは滅多に人前に姿を見せない。危険だからじゃない。顔が売れると動きづらいからな


早速だが、お前オレの目にかなったぜ。部下にならないか
実はお前の名前は聞いたことがある。"Wiki篭り"と言えばアニヲタではかなり有名だったそうだからな
今からでも遅くない。お前ならオレの片腕にだってなれる


アニヲタの集いはもうすぐ正常に戻る。お前がまだ生まれてさえもいなかった昔にだ
オレがお前に見せてやる。その時はオレの側にいろ

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