JR神戸線

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JR神戸線 - (2023/03/26 (日) 19:23:24) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2009/08/01(土) 10:00:29
更新日:2024/04/08 Mon 17:51:47
所要時間:約 6 分で読めます




JR神戸線(じぇいあーるこうべせん)は大阪~姫路を走る東海道線及び山陽本線の愛称である。
ラインカラーはブルー。路線記号はA



概要

JR京都線とともにJR西日本の核となる路線である。
大阪~元町・三ノ宮間では阪神本線(梅田~元町)・阪急神戸線(梅田~三宮)、元町・三ノ宮~鷹取間では神戸高速鉄道東西線(阪神元町・阪急三宮~西代)、
鷹取~姫路間においては山陽電鉄本線(西代~山陽姫路)が並行して走る、私鉄との激戦区となっている。
そのため、JR西日本の路線の中では新型車両が一番集中的に投入されており、鉄道ファンからは「本線」と呼ばれている。
特に通勤形車両に至っては2016年まで運用が共通するJR京都線JR東西線JR宝塚線にしか投入されていなかった。

また大阪~兵庫は方向別複々線(北半分は上り、南半分は下り)、兵庫~西明石は線路別複々線(北半分が列車線(=新快速と特急、一部の快速)、南半分が電車線(=快速と普通)となっている。
この複々線区間はJR京都線・琵琶湖線大阪~草津間と合わせて120kmに及び、日本最長の複々線区間を誇っている。
路線の大半が方向別複々線のため乗客の利便性が格段に優れている一方、人身事故*1など輸送障害が発生した際はJR宝塚線・JR東西線・学研都市線と直通運転を実施する複雑なダイヤ構成もあって復旧に時間がかかるというデメリットを持つ。
そのため、近年では途中駅に引き上げ線を新設するなど、輸送障害の軽減策が実施されている。
一方、台風などの荒天時には計画運休などで長時間にわたってストップすることもあり、「阪急や阪神などは動いているのにJRだけ止まっている」という例もしばしば。

運行系統

この路線の目玉列車は最高速度130km/hで運行される新快速である。
種別としては「普通列車」だが特急と共に列車線で運転され、特急に匹敵する到達時間をもつ。
大阪~三ノ宮を最速20分、大阪~姫路間を最速61分で結んでいる。

かつては電車線で普通電車とともに運転されていたが、国鉄末期の1986年11月ダイヤ改正で列車線のダイヤ設定権限が国鉄本社から大阪鉄道管理局に移管されたと同時に
新快速を列車線に移動させ、所要時間を短縮した。
一時期は全ての新快速が列車線走行となっていたが、2009年3月14日のダイヤ改正で
それまで走っていた快速を置き換える形で新設された大阪0時25分発新快速西明石行きが、
西明石到着後の車両基地への入庫の関係で兵庫~西明石間で電車線走行となっている。
そのため、この新快速だけ異様に神戸~西明石間の所要時間が長い。気になった人は調べてみよう。

使用車両

JR京都線・琵琶湖線・宝塚線と共通のため、本項では特急列車のみを取り上げ、それ以外の車両については簡単な説明にとどめておく。

特急

※()内は一部列車停車
  • スーパーはくと
運転区間:京都~鳥取・倉吉
使用車両:HOT7000系
停車駅:新大阪・大阪・三ノ宮・明石・姫路・上郡・佐用・大原・智頭・郡家・鳥取

  • はまかぜ
運転区間:大阪~香住・浜坂・鳥取
使用車両:キハ189系
停車駅:三ノ宮・神戸・明石・(西明石・加古川)・姫路・福崎・寺前・生野・和田山・養父・八鹿・江原・豊岡・城崎温泉・竹野・香住・浜坂・岩美
※冬季は加古川・竹田に臨時停車あり

  • サンライズ瀬戸・出雲
運転区間:東京~高松・出雲市
使用車両:285系0・3000番代
停車駅:横浜・熱海・沼津・富士・静岡・<浜松>・(大阪・三ノ宮)・姫路・岡山
サンライズ瀬戸:児島・坂出
サンライズ出雲:倉敷・新見・米子・安来・松江・宍道
<>は下りのみ停車、()は上りのみ停車。
なお、GW、お盆、年末年始といった繁忙期時期には臨時列車かつ「出雲」単体のの90号・91号が運行され、この列車に限り下りも大阪駅・三ノ宮駅に停車する。

  • こうのとり
運転区間:新大阪~福知山・豊岡・城崎温泉(福知山行きは繁忙期に天橋立まで延長運転)
使用車両:287系、289系
停車駅:大阪・尼崎・宝塚・三田・(新三田・相野)・篠山口・(谷川)・柏原・(黒井)・福知山・和田山・八鹿・豊岡
()は一部列車が停車。
過去には北近畿タンゴ鉄道(現・京都丹後鉄道)直通列車としてタンゴエクスプローラー(北近畿タンゴ鉄道KTR001形)や文殊も運転されていたが、2011年3月を最後に運転されなくなった。

  • らくラクはりま
運転区間:新大阪~姫路
使用車両:289系
停車駅:大阪・三ノ宮・神戸・明石・西明石・大久保・加古川・姫路

  • 221系
1989年に新快速列車としてデビュー。現在は快速列車に使用。
225系の追加導入に伴い、大和路線おおさか東線系統への転属が進められている。
*2

  • 223系1000・2000・6000番代
1000番台は1995~1998年、2000番台は1999~2009年に製造されたグループである。
6000番台は2000番台を改造、あるいはベースに製造し、最高速度を120km/hに抑えるリミッター付きである。
*3

  • 225系0・100番代
新快速・快速列車の車種統一のために2010年から導入された。
223系と性能はほぼ同一であり、共通の運用に入っている他混結することもある。
*4

  • 207系
1991年にデビュー。
JR東西線直通用車両として開発された221系のロングシート版。
増備時期によって0・100・1000・2000番台の4種類に分かれるが外観はほとんど同じ。
2005年から現在の塗装に変更された。

  • 321系
2005年、207系の後継として登場。7両固定編成で、国鉄型の201系と205系を置き換えた。

駅一覧

<凡例>
●…停車
○…一部列車通過
▲…一部時間帯のみ運転
|…通過
駅 名





接続路線
一部列車を除き全てJR京都線・琵琶湖線直通
大 阪 JR西日本:JR京都線・琵琶湖線大阪環状線JR東西線(北新地駅)
阪急電鉄:神戸線・宝塚線・京都線(梅田駅)
阪神電鉄:本線(阪神梅田駅)
京阪電鉄:中之島線(渡辺橋駅)
Osaka Metro:御堂筋線(梅田駅)・四つ橋線(西梅田駅)・谷町線(東梅田駅)
塚 本
尼 崎 JR西日本:JR宝塚線・JR東西線
立 花
甲子園口
西 宮
さくら夙川
芦 屋
甲南山手
摂津本山
住 吉 神戸新交通:六甲アイランド線
六甲道
摩 耶
 灘 
三ノ宮 阪急電鉄:神戸線・神戸高速線(神戸三宮駅)
阪神電鉄:本線(神戸三宮駅)
神戸市営地下鉄:西神・山手線(三宮駅)、海岸線(三宮・花時計前駅)
神戸新交通:ポートアイランド線(三宮駅)
元 町 阪神電鉄:本線・神戸高速線
神 戸 阪急電鉄:神戸高速線(高速神戸駅)
阪神電鉄:神戸高速線(高速神戸駅)
神戸市営地下鉄:海岸線(ハーバーランド駅)
兵 庫 JR西日本:和田岬線
新長田 神戸市営地下鉄:西神・山手線・海岸線
鷹 取
須磨海浜公園
須 磨 山陽電鉄:本線(山陽須磨駅)
塩 屋 山陽電鉄:本線(山陽塩屋駅)
垂 水 山陽電鉄:本線(山陽垂水駅)
舞 子 山陽電鉄:本線(舞子公園駅)
朝 霧
明 石 山陽電鉄:本線(山陽明石駅)
西明石 JR西日本:山陽新幹線
大久保
魚 住
土 山
東加古川
加古川 JR西日本:加古川線
宝 殿
曽 根
ひめじ別所
御 着
東姫路
姫 路 JR西日本:山陽新幹線・山陽本線(相生・岡山方面)・播但線姫新線
山陽電鉄:本線(山陽姫路駅)
一部の快速・新快速は山陽本線網干駅・上郡駅、赤穂線播州赤穂駅まで直通

※一部早朝・深夜のJR宝塚線から直通の普通電車は塚本を通過する。
詳細は当該項目にて。

駅紹介

大阪環状線JR京都線おおさか東線JR東西線、阪急電鉄京都本線・宝塚本線・神戸本線、阪神電気鉄道本線、
Osaka Metro御堂筋線谷町線・四つ橋線乗り換え。
JR宝塚線の列車も当駅から発着する。

おおさか東線の駅はうめきた地区に設置された地下ホーム、JR東西線は北新地駅、阪急電鉄と阪神電鉄は大阪梅田駅、Osaka Metro御堂筋線は梅田駅、谷町線は東梅田駅、四つ橋線は西梅田駅
一つの駅にも関わらず6つも駅名が分裂しているカオス状態の駅。
ああ~カオス!!!

  • JR-A48 塚本
ここまでが大阪府。
因みにこの駅と尼崎駅の間に「北方貨物線」の回送線…所謂デルタ線がある。
新大阪駅で一度別れた貨物線は同駅で再度合流する。
一方貨物線の先には車両基地である「宮原操車場」があり、サンダーバードなどの回送列車はこのデルタ線を経由して宮原操車場へ向かったり逆に大阪駅へ向かう。

  • JR-A49 尼崎
新快速停車駅。
JR東西線、JR宝塚線乗り換え。
JR東西線の一部列車はここから乗り入れてくる。

説番組の影響で何かと治安が悪いイメージで有名だがJR尼崎周辺はそうでもない。
宝塚線は急な右カーブをして北上していく。
因みに駅は尼崎城の本丸跡に建てられている。

  • JR-A50 立花
ここから神戸支社管轄。
普通列車のみの駅では一番利用が多く、尼崎市役所などの公共施設は当駅が最寄り。

  • JR-A51 甲子園口
駅名から分かる様に有名な甲子園球場の最寄駅…ではない初見殺しの駅。
ちなみに2面4線+通過線1線で、しかも下り方から「下り通過線・下り緩行線・折り返し線・上り緩行線・上り本線(ホーム使用不可)」という変則的な構造を持つ。

因みにここで指す「甲子園」は住宅地としての甲子園であり、表示詐欺ではない。
そんでもって甲子園球場は南西に2km弱離れている。

  • JR-A52 西宮
兵庫県の人口第3位の都市である西宮市の中心駅。
でも、新快速は停車しない。何故だ?
因みに1874年の開業から2007年までの133年間に渡って駅名が「西ノ宮」だった。何故西ノ宮になったのかの理由は不明だが、一説では「西宮では東京者が読まれへんのとちゃうか」という、馬鹿にしてるのか本気で心配したのかよく分からない理由でこうなったとされる。
ちなみにこの説によると三ノ宮駅も同様の理由で「地名は三宮、駅名は三ノ宮」になったらしい。

  • JR-A53 さくら夙川
JRにおける桜の名所である夙川公園、えびす神社の総本社である西宮神社最寄り駅。
2015年までは接近メロディーとしてコブクロの「桜」が使用されていた。

  • JR-A54 芦屋
新快速停車駅。
言わずと知れた日本有数の高級住宅街芦屋の中心駅。
ただ、有名な六麓荘町は阪急甲陽線の苦楽園口駅が最寄駅である。

  • JR-A55 甲南山手
ここから神戸市東灘区。JR化後になって新設された駅の一つで、以降同区間の新駅フォーマットとなる「複々線区間内の1面2線」の構造を持つ。
有名撮影地としてここで撮る人も多い。

  • JR-A56 摂津本山
阪急神戸線岡本駅が山手幹線を挟んで北側すぐのところにあり、乗り換えられなくはない。

  • JR-A57 住吉
神戸新交通六甲アイランド線乗り換え。東灘区の中心駅。
鉄オタ&オカルトオタにとってはこの駅で起きた新快速飛び降り事件の現場として有名な駅。
詳細は検索してください。

  • JR-A58 六甲道
灘区の中心駅。
阪神・淡路大震災の際には高架線もろとも駅舎が倒壊した。
しかし、線路部分が無事だった事から「線路部分をジャッキアップして橋脚だけ直す
という前代未聞の復旧工事で僅か74日に復旧した奇跡の駅。
行楽シーズンになると阪急六甲駅と共に六甲山を目指す観光客で賑わうが、2017年には爆発物騒ぎが発生し、18時30分頃から20時頃という帰宅ラッシュの時間帯に西明石~芦屋間の運転がストップするという大騒動が発生した。

  • JR-A59 摩耶
2016年3月26日に開業した駅。
新規開業では無く信号場からの格上である。
なお、以前の信号場の名前は「東灘信号場」であり「摩耶信号場」では無い。
東灘区内にあるわけではなく、阪神の西灘駅とほぼ南北で同じ位置であり、灘区でも西側なのでそれほど東という訳では無かった。
なお、同駅建設中の2015年12月には足場が倒壊し線路を塞ぎ、同線が半日不通になる事故が起きている。

  • JR-A60 灘
「なだ」と読む。「なん」ではない。
JRにおける王子公園、神戸製鋼本社最寄り駅。

  • JR-A61 三ノ宮
阪急神戸本線、阪神電気鉄道本線、神戸市営地下鉄西神・山手線・海岸線、神戸新交通ポートライナー乗り換え。
なお、山陽新幹線新神戸駅とは同一駅扱いのため、乗り換え駅に指定されている。
でも地下鉄やバスの費用は実費で出さないといけない。

兵庫県の県庁所在地にして神戸市の事実上の中心駅。
但し駅舎は滅茶苦茶狭い上ホームも2面4線だけと地味なので他の政令指定都市の主要駅と比べるとショボいとの声も。
因みに阪急と阪神の駅名はそれぞれ「神戸三宮」、地下鉄西神・山手線とポートライナーの駅は「三宮」、地下鉄海岸線の駅は「三宮・花時計前」となっている。
神戸市の再開発事業の一環として2029年までに巨大な駅ビルが建設されることが決定した。

近年、神戸市がJR西日本に「三宮が神戸市の中心であることを他県からの訪問者に分かりやすくするため」という理由から「三ノ宮駅の神戸三宮駅への改称」を要望したが、JR西日本が改称の条件に「駅名標の交換費用やMARS等の乗車券・特急券発券システムのコンピューターのソフトの書き換え費用など、改称に伴って生じる各種費用の全額負担」を神戸市に要求したため、現時点では破談になった模様。*5
仮に改称された場合、至近距離に阪急・JR・阪神の神戸三宮駅が密集することになる。
そしてJRは2駅西に神戸駅が存在する。
……却って分かりにくくならないかこれ。
実際、地元紙である神戸新聞がネットで行ったアンケートでも、現状維持を選択した人から「私鉄の駅と区別できなくなって観光客が困る」との意見が出たほか、改称すべきとした人からも「JRには神戸駅があるので神戸三宮駅になると今以上に混乱する」との意見が出ている。

  • JR-A62 元町
阪神神戸高速線乗り換え。
横浜中華街、長崎新地中華街とともに日本三大チャイナタウンの一つ、南京町の最寄駅。

  • JR-A63 神戸
阪急・阪神神戸高速線、地下鉄海岸線乗り換え。
新快速停車駅。
3面5線。だが、上り列車線の横にある1面1線は朝ラッシュ時のみ使用で、それ以外は閉鎖されている。
一応神戸市の代表駅だがハーバーランドが出来るまでは完全に空気状態だった。特急も止まらないし。
また東京から続いてきた東海道本線の終着駅であると同時に山陽本線の起点駅でもある。それを示すキロポストが5番乗り場に設置されている。
なのに当駅始発の優等列車は存在しない。(東海道新幹線開業前まではあった)

阪急・阪神の駅は高速神戸駅、海岸線の駅はハーバーランド駅を名乗る。そこは素直に神戸駅でよかったんじゃねえのか

  • JR-A64 兵庫
和田岬線乗り換え。
神戸線本線では唯一の兵庫区内。
県の名前を名乗っているように見えて、実は県名と同じく7世紀頃から当駅付近にあった地名である兵庫から取られた駅。
駅から南側には工場が密集しており、朝ラッシュ時の上り快速と夕ラッシュ時の下り快速は当駅に停車する唯一の優等であるという理由から混雑が凄まじいことになったりする。
当駅から1kmほど南には川崎車両が存在し、甲種輸送の際は川崎車両から当駅まで来て折り返し、神戸貨物ターミナルに入った後各地へ輸送されていく。そのため甲種輸送の日は和田岬線ホームが酷いことになったりする。

1968年に神戸高速鉄道が開業するまでの山陽電気鉄道の神戸側のターミナルだった。現在でも近くに大開駅があり、乗り換えられないこともない。

  • JR-A65 新長田
神戸市営地下鉄西神・山手線乗り換え。
神戸線唯一の長田区内の駅。
アニヲタ的には「鉄人28号」や「三国志」を生んだ横山光輝先生の生地として知られる。
こちらも阪神大震災で大きな被害を受け、線路も崩壊したがそれでも半年で復旧し、その後復興と再開発の一環で鉄人28号像が建てられている。

  • JR-A66 鷹取
神戸貨物ターミナルと一体になっている駅。ここから線路別複々線となる。

  • JR-A67 須磨海浜公園
須磨海浜水族園最寄り駅。2008年に新たに開業した駅で、2014年までは童謡の「かもめの水兵さん」が接近メロディーとして使用されていた。

  • JR-A68 須磨
駅の南口がいきなり海水浴場という素晴らしい駅。
この駅から暫く海岸線沿いを走る。山陽電鉄でいう滝の茶屋駅から舞子公園駅にかけての車窓からの景色は絶景。
但し、滝の茶屋駅より低い場所を通るので見通しが若干劣るのが難点か。
ここから塩屋までのカーブは鉄道写真の有名撮影地としても知られる(221系の画像がまさにそれ)。
なお、前述の通り駅の南口がすぐ海水浴場になっているのだが、そのせいで海水浴シーズンは当駅の多目的トイレで着替える不行き届きな海水浴客がおり、駅員が対応に苦慮している。
ここを見ている皆はちゃんと海水浴場の更衣室で着替えよう。
なお、須磨区の中心は山陽電鉄・地下鉄板宿駅が近い。

  • JR-A69 塩屋
山陽電気鉄道の山陽塩屋駅が隣接。
南は海、北東には山が迫る。外国人居留地時代の建物が点在している。

  • JR-A70 垂水
山陽電気鉄道の山陽垂水駅が隣接。垂水区の中心駅。

  • JR-A71 舞子
駅の頭上を明石海峡大橋が通る為、高速バスへの乗り換え駅として快速が停車する様になった。
小ネタであるが、淡路島側の天気がいいと淡路島がくっきり見える。
また、JR西日本の通勤車両でよく見られる転落防止幌が装着されるきっかけとなった事故がおきた駅でもある。
ここまでが神戸市内の駅。

  • JR-A72 朝霧
有名な将棋倒し事故があった駅。こちらも駅のすぐ前とは言わずとも事故のあった歩道橋を渡るとすぐ海水浴場がある。

  • JR-A73 明石
タコで有名な明石市の中心駅。新快速停車駅。
因みに駅北口から徒歩1分の所にある明石城と明石トーカロ球場の最寄駅でもある。
また須磨付近からこの駅まで山陽電車はほぼ隣を走り、特に明石駅では両路線の駅が隣接している。
そのためかつてはホーム上に「速さはJRのあかしです」というユーモアあふれるキャッチコピーが飾られていたが、福知山線脱線事故の影響で撤去されている。
2016年初頭から駅南口では区画整備、ステーションプラザ全館で改装工事が行われたことで、一時は駅ビル内部でまともに機能している店舗は少数ということで閑散としていたが、現在は区画整備と改装工事が完了して活気と賑わいを取り戻している。
下りの快速はこの駅から普通に種別を変更して運転する。

  • JR-A74 西明石
山陽新幹線乗り換え。
JR神戸線での新幹線接続駅は姫路と当駅のみ。新快速停車駅。
上りの快速は当駅から快速に種別を変更して運転する。
なお、上り快速は下り列車線を跨いで上り電車線ホームに入るが、下り新快速が上り快速の到着と1分程度の差で到着するダイヤを組んでいるため、上り快速が遅れると下り新快速が上り快速の到着待ちを行うことがある。
琵琶湖線草津駅より続いた複々線区間はここで終わる。ここから複線。

  • JR-A75 大久保
イオン明石SCや富士通明石データセンターの最寄り駅。
関東の中央・総武線にも同名の駅がある。
周辺に商業施設が多い関係で人が賑わっており、駅自体の利用者も多いためか2021年、なんと通勤特急らくラクはりま号の停車駅となった。時刻表の黒とオレンジの数字の中に日の丸弁当の梅干しの如くぽつんと紛れ込む赤い四角は必見。

  • JR-A76 魚住
すぐ南側を山陽新幹線が通る。明石高専最寄り駅。

  • JR-A77 土山JR唯一の播磨町の駅。明石市、加古川市との境や稲美町にも近い。
国の史跡である大中遺跡最寄り駅。

  • JR-A78 東加古川
当駅周辺を高架化する計画あり。

  • JR-A79 加古川
加古川市の中心駅。加古川線乗り換え。国鉄時代には高砂線とも接続していた。
兵庫県西部の数少ない都会(笑)でも新快速停車駅。普通列車の半数はここで大阪方面に折り返す。
しかしヤマトヤシキとかがある南口に対して北口の寂寥感は半端ない。
かつては陸軍弾薬庫→加古川刑務所への専用線が伸びていた。
甲子園での試合時間が伸びた際に帰れるか帰れないかの基準になるかもしれない。
2004年に高架駅となった。また、ホームの道が狭いところがあるのでその付近では列車接近時に東武鉄道のワンマン区間の駅にありそうな電子音メロディーが流れる。

  • JR-A80 宝殿
駅名の由来は西にある生石(おうしこ)神社の御神体から。高砂市総合運動公園最寄り駅。

  • JR-A81 曽根
鳥居がチタンとなっている鹿嶋神社へのアクセス駅。

  • JR-A82 ひめじ別所
1994年に姫路駅周辺の連続立体交差事業によって姫路駅にあった貨物設備が廃止され、新たに曽根 - 御着間(当時)に姫路貨物駅が設置されたことを受けて、姫路市によって姫路貨物駅周辺を市の東部玄関口に相応しい居住・商業・物流の拠点として整備する事業が立案・推進され、その一環として誘致された旅客駅が当駅である。
営業キロ上、姫路貨物駅と当駅は同一地点に存在する扱いになっており、乗務員や駅員などの現業機関が使用する時刻表や行路表では「別所姫貨」と表記されている。

  • JR-A83 御着
この辺りから姫路駅まで山陽新幹線のすぐ際を並走する。

  • JR-A84 東姫路
2016年3月26日に摩耶駅と同時に開業した駅。
こちらは摩耶駅とは違い完全な新規開業である。
市川橋梁を越えたすぐ西側に設置されている。
駅名は姫路市民から一般公募され白鷺駅等が上位にあったが、
姫路城(白鷺城)の最寄り駅である姫路駅との混同が懸念されたため東姫路となった。
なお、当駅は開業2日目にして人身事故が発生し、血みどろの出発となってしまった。

  • JR-A85 姫路
山陽新幹線・姫新線播但線、山陽電気鉄道本線乗り換え。かつては姫路市営モノレールも接続していた。
兵庫県第二の都市、姫路市の中心駅。新快速停車駅。
現存12天守の一つ、姫路城の最寄駅。
山陽電車の駅は厳密には山陽姫路駅である。

近年、姫路駅高架化工事、姫路駅駅ビル改築工事、駅北口ロータリー整備事業が完了し、大変綺麗でかつ歩行者に優しい駅となった。……その代わり、バス乗り場やタクシー乗り場が大きく移動してやや不便になったが。


追記・訂正は三ノ宮へ先着する列車をホーム上で確認してからお願いします。

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