げんこつ(クレヨンしんちゃん)

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げんこつ(クレヨンしんちゃん) - (2020/10/11 (日) 19:26:47) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2012/10/14(日) 16:47:06
更新日:2023/11/11 Sat 19:36:29
所要時間:約 3 分で読めます




クレヨンしんちゃん』でよく出るお仕置き(ギャグ表現)の一つ。

「グリグリ攻撃」や「尻叩き」と並び、野原みさえが作中で多用する、代表的なお仕置きである。

アニメではこのお仕置きを繰り出す際に、



げ   ん



こ   つ


という画面がよく使われていた(最初期ではこの画面はなく、いつの間にかげんこつされている事も)。

だが、この画面の時に使われるフラッシュ表現(パカパカ)がポケモンショック以降問題視され、事件後は紫色の画面が揺れるものに変更され、SEも変更になった。
変更前に制作された話が再放送される場合もこの画面に差し替えられる事があったが、現在は変更前のエピソードが放送される場合は以前のものが使用され、懐かしむ視聴者もいる。


[げんこつのバリエーション]
基本的にはげんこつ一発につきコブが一つ出来るだけだが、SEが何回か重なった場合は雪だるまのように何重にもなったりする。

野原ひろしがげんこつされる場合、コブのみならず頬を叩かれたりひっかかれたりした跡も残っている場合もある。
げんこつの効果は即効性のものと時限性のものがあり、前者はげんこつ画面の直後には既にコブが出来ているが、
後者はげんこつ画面からしばらくしてコブが膨れ上がる。
また、このコブは場面が切り替わるといつの間にか消える事が殆どだが、
場合によってはしばらくしてもコブは消えずにまたげんこつされてコブが重なっていく場合と、しんのすけのやる気等に応じてコブが引っ込む場合もある。


[主な使用者と被験者]
作中では専らしんのすけへのお仕置きとしてみさえが使用する事が多い。
場合によってはひろしもお仕置きを食らう。

だが、アニメではしんのすけはみさえ以外の人物にげんこつされる事もあり、
『よしなが先生のお手伝いだゾ』(1992年11月16日放送)ではしんのすけが原因でよしなが先生が落ち込んでいる時、
元気になってもらおうと先生にしんのすけのおいなりさんを見せようとして風間くんとネネちゃんにげんこつされている。
『床屋さんに行くゾ』(1992年7月6日放送)ではしんのすけが散髪店の女性店員の胸が大きいことを指摘したことで、
『食あたりはつらいゾ』(1995年7月17日放送)ではひろしとみさえが食あたりに気づき救急車を呼ぶことになりしんのすけが救急車が来ることを喜んだこと
などでひろしにげんこつされている。

また、しんのすけ自身がげんこつする事もあり『アクション仮面とXマスだゾ』(1992年12月21日放送)では、
しんのすけのクリスマスプレゼントである「アクション仮面とクリスマスを過ごしたい」という願いの為にひろしがアクション仮面に変装するが、
後に変装がバレて怒ったしんのすけにげんこつされた。
この時げんこつ画面は出たが、ひろしの頭にはコブが出来ていなかった(この後、本物のアクション仮面が登場する)。

ひまわりもげんこつされた経験がある。


[その他]
以前は毎週のように登場していたげんこつ画面も、最近では近年の児童虐待事件等に考慮してか、あまりげんこつのお仕置きがされなくなった。
あっても数ヶ月に一回というのがザラであり、コブも1個だけが多い*1
対照的にしんのすけも以前に比べて利口になっている。

しんのすけの頭が石頭になったという説もある。
原作49巻に収録されている外伝『ばかせん』では高校教師のしんのすけは、
子供の頃、みさえにげんこついっぱいもらって石頭になったという発言がある。

だが、グリグリ攻撃はげんこつに比べれば未だ使用頻度は高く、今でも時折見せる。

ちなみにグァム旅行編では「げんこつ」の字が「GUAM」に、「酔っぱらい母ちゃんだゾ」では「げんこつフルコース」になっており、北海道を旅行していた時も特別なものになっていた。
また、野原一家が東京ドームで巨人阪神戦を観戦した時、松井秀喜の打ったボールがひろしに直撃し、「げんこつ」の字ではなく「ボール」と表示された事もあった。


みさえ「このおバカ!あなた何よ、この項目は!?」
ひろし「す…すみません…」
しんのすけ「妖怪人任せおばば」



げ   ん

しばらくお待ちください

こ   つ

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