カシウス・ブライト

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カシウス・ブライト - (2014/11/03 (月) 20:35:56) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2011/07/08(金) 11:07:36
更新日:2024/02/23 Fri 12:58:32
所要時間:約 4 分で読めます




さあて、そろそろ逝くぞ!

カシウス・ブライトとは、英雄伝説 空の軌跡シリーズに登場する人物である。

空の軌跡FCSCの主人公エステル・ブライトの父親で、同じく主人公(ヒロインポジションに近い)ヨシュア・ブライトの養父である。妻レナとは死別している。

FC開始時で45歳
元軍人で、当時の階級は大佐。
軍人として類い希な戦術眼で功績を立て活躍。
FCの10年前に起きた帝国軍と王国軍との戦争『百日戦役』において、その戦術眼を遺憾なく発揮し、窮地に陥ったリベール王国を救った英雄。

軍に所属していた際に《剣仙》ユン・カーファイに師事し八葉一刀流を伝授して貰い、7つの内の一つ「螺旋」の型を皆伝し、《剣聖》の称号を手に入れる程の腕前だという。
自らの闘い方を「無にして螺旋」と称するように、回転の力を多用し攻撃を繰り出す。
闘い方を仕込んだエステルも回転系の攻撃を行っており、また養子であるヨシュアにも指南した為に二人にも八葉一刀流の影響が見受けられるという。
10年前の百日戦役で妻を亡くしたのをきっかけに軍を退役し、獲物も本来の武器である剣から棒に変え、現在は遊撃士をしている。

性格は、面倒見がよく、優しく、悩める青少年を時にはビンタしつつも激励し、時には笑いもとりつつ、自身は割と面倒臭がり…
一言で表すなら
ナイスガイである。



作中での活躍(ネタバレ注意)

FC
ゲーム最初の回想でヨシュアを拾って帰ってくる。

回想が終わり、遊撃士試験を受ける際に、おつかいを頼んだりと面倒臭がりが現れている…

その後、色々あって、四輪の搭に人助けに行き、ピンチになっていたエステル達を難無く助け、遊撃士協会への報告は任せたと言って帰ってしまう…

その次の日にエレボニア帝国からの手紙により、出張してしまう。
ちなみに手紙の内容についてはThe 3rdのサブシナリオで明らかになる。

最終盤ラスボス戦にて、またもやエステル達のピンチに颯爽登場。
エステル達によって傷付いていたとはいえ優に10メートルはある古代の超兵器を4撃で、軽々倒してしまう。
あんだけ苦労したのに…


SC
FCの事件後に遊撃士を辞めて、軍属に戻る。
エステル達の裏方を担当し、ラスボス倒した後のエステル・ヨシュアの絶体絶命の状況にも助けに入った。


The3rd
今作品でカシウスと戦うことができる
ある理由で主人公達と戦うことになり、本気の彼と対峙することになる。
余談だが、戦闘前会話がパーティーキャラ16人分全員にあり、影響力の強さが伺える。
特に、リース、レンとの会話は必見。

また、闘技場のナイトメアクラスで最終戦に登場。剣聖・剣帝の最強キャラコンビと戦える。



以下ステータス

HP80000(難易度ノーマル)
全状態異常・能力値低下・遅延無効

使用クラフト
  • 百烈撃
ノックバック付き。馬鹿にならない威力だが単体なのでかなりマシな方。

  • 雷光撃
範囲攻撃。これまた馬鹿にならない威力。

  • 裂甲弾
直線範囲、遅延攻撃。範囲がかなり太いため複数人巻き込まれやすい。
こちら側には遅延を防ぐ術が無いため、運が悪いとこれを連発されるだけで終わる。

  • 麒麟功
攻撃力、速度強化。親父が強い最大の理由である技。

  • 奥義・鳳凰烈波
全体Sクラフト。不死鳥のオーラを纏い突進する、通称親父フェニックス。
高難易度だとHP満タンから一気に殺されるのもザラ。なんとか読んでグラールか土壁で防ぎたい。

後にこれらの技の一部は息子と娘に引き継がれた。

と、ラスボスなんかより遥かに凶悪な強さを誇る。




本編開始時まで娘にはただの不良中年だと思われていたが、話が進むにつれそのスペックと経歴が明らかになる。

  • 「剣聖」と呼ばれる剣の達人。武道の極めた者が行き着く物事の本質を見極める「理」に至っている。
  • 剣を捨て、棒術に切り替えても作中屈指の強さでリベール1の使い手(それでも武器を変えた為に戦闘力にも影響がある事が社長コメントから示唆されている)。
  • 隣の帝国との戦争を、発案した作戦で崖っぷちから巻き返す(リシャール曰わくカシウスが居なければ恐らくリベールは帝国に占拠されただろう、とのこと)。
  • 大陸に4人しかいないS級遊撃士。
  • 超一流の暗殺者をあっさり返り討ちにする(カシウス自身はかなりてこずったと語っているが、暗殺者は虎が子猫を捻るが如くあっさりやられた、子供だから手加減されたと語っている)。
  • 元部下がクーデターを起こした理由:カシウス・ブライトが軍を辞めたから、新たな抑止力が必要だと思った。
  • 伝説級の龍と知り合い。頼めば用事を手伝ってくれる仲。
  • 帝国でも大事件を華麗に解決、要注意人物リストの筆頭になる。
  • 黒幕すらも彼がいたら計画がうまくいかないと判断。国外退去にさせられる。
  • SCの事件も最後の闘いに彼が参加するのを拒否した理由は「自分が行けば黒幕が手段を選ばず妨害に来て被害が大きくなりすぎるから」

などなど
おそらく色んな意味で作中世界トップクラスの人物。

とはいえ単純な戦闘力なら彼をも凌ぐ達人がそれなりに存在する。
理に至った達人ではあるが、戦闘力は《剣帝》レーヴェと《風の剣聖》アリオス・マクレインには及ばないとコメントされている。
また最強の猟兵《赤の戦鬼》シグムント・オルランドもアリオスに匹敵する戦闘力の持ち主と言われ、既に故人だが《闘神》バルデル・オルランドとその宿敵《猟兵王》もシグムントと同レベルだったという。
更に帝国でも三指に入るとされる《光の剣匠》ヴィクターもレーヴェ級の実力と紹介されており、作中でもユン老師と互角かそれ以上かもと評されている。
終いには結社最強の戦士《鋼の聖女》アリアンロードはレーヴェとアリオスすら凌ぐ怪物とされ、彼女に匹敵する人物として最強の執行者である《劫炎》のマクバーンが最新作で登場している。

知略面でもエレボニア帝国の宰相であるギリアス・オズボーンというとんでもない化け物がいるので、作中で突出しているわけでもない。

それでも総合力ならアリオスとレーヴェを上回るとされるなど、ハイレベルのオールラウンダーと言えるだろう。
また彼の登場当時はこれらの人物はレーヴェ以外未登場であり、シリーズ最初の作品でおいしい所を持っていく活躍が印象に残りやすかったためファンからは公式チート的に扱われている。


ただし、《百日戦役》での反攻作戦やD∴G教団の殲滅作戦、帝国ギルド襲撃事件など、ほとんどが軍の部下やサラやトヴァルのような他の遊撃士、アリオスら警察など様々な人々の協力があったからこそ解決できたことであり、カシウス一人の手柄ではない事を忘れてはならない。むしろ一人で解決できたほうが少ない。
FCの終盤にて、エステルもリシャールに同様の事を言っている。

後のシリーズには登場しないが、それでも彼の活躍や功績は作中で度々語られており、存在感は健在。
その知名度と活躍から、尊敬してる人物も多いという。


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