A・O・J(遊戯王OCG)

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A・O・J(遊戯王OCG) - (2021/11/25 (木) 06:05:32) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2009/07/30(木) 11:19:50
更新日:2024/04/16 Tue 22:03:16
所要時間:約 6 分で読めます




A・O・J(アーリー・オブ・ジャスティス)DUEL TERMINALにて登場した遊戯王OCGのカード群。
闇属性機械族で構成されている。
主体は「対光属性」「対リバース」。つまりは「ワームメタ」である。


ここでは主に背景ストーリーでの設定について記す。

現住種族達は、圧倒的な猛威をふるう侵略者ワームに有効な手段を講じることができず、苦戦を強いられていた。
この戦況を打開すべく立ち上がった者達が、種族を超えた正義の集団『Ally(アーリー) Of(オブ) Justice(ジャスティス)』を結成。
それまで対立関係にあった者達がそれぞれの技術を結集し、対ワーム用の兵器の開発を開始する。
意思を持って正義のために戦うロボットA・O・Jの誕生である。

DUEL TERMINALでの活動

【第一弾】

  • A・O・J クラウソラス
  • A・O・J ガラドボルグ
  • A・O・J ルドラ
  • A・O・J カタストル
まだワームも大きく動いてないため目立ったことはない。
カタストルの登場以外は。


【第二弾】

  • A・O・J サウザンド・アームズ
  • A・O・J アンノウン・クラッシャー
  • A・O・J ライト・ゲイザー
  • A(アーリー)・ボム
A・ボムはA・O・Jではないがその関連カードである。
新たなシンクロモンスターにライト・ゲイザーが登場。
恐らくこれのお陰で次の反撃に繋がる。


【第三弾】

  • A・O・J ブラインド・サッカー
  • A・O・J リサーチャー
  • A・O・J エネミー・キャッチャー
  • A・O・J サンダー・アーマー
  • A・O・J コズミック・クローザー
  • A・O・J フィールド・マーシャル
  • A(アーリー)・マインド
A・マインドはA・ボムと同様にA・O・Jではないがその関連カード。
今回新規登場が7枚、さらにA・O・Jの元帥であるフィールド・マーシャルまで登場。
ここまでの迎撃準備ができたのは恐らく前回登場した偵察・監視任務が主のライト・ゲイザーのお陰だろう。


【第四弾】

  • A・O・J リバース・ブレイク
  • A・O・J アンリミッター
新たな勢力である魔轟神の調査で忙しいのか新規カードは少ない。
もしかしたらこの時点で既に次回の問題が出ていたのかもしれない。


【第五弾】

新規カード無し

現住種族間で裏切り、またはそれらを傍観する種族があった模様。
現住種族の共同で作られていたA・O・Jはこれにより新開発がされなかったようだ。


【第六弾】

  • A・O・J リーサル・ウェポン
  • A・O・J D.D.チェッカー*1
  • A・O・J サイクルリーダー
  • A・O・J ディサイシブ・アームズ
今回新規カードが登場したことで前回の問題はとりあえず解決した模様。
ワームとの戦いも最終局面を迎え、A・O・Jも最終兵器と決戦兵器を製造。これを迎え撃つ。


【第七弾】

新規カードなし

侵略者ワームを撃退したのも束の間、魔轟神が惑星征服に乗り出す。
これに対抗するためA・O・Jとジェネクスが手を組みA・ジェネクスへ。


個別バックストーリー&性能

A・O・J

『アンノウン・クラッシャー』
氷結界が開発。
アンノウンとは未知の存在の意。当然それはワーム。
ステータスやイラストから察するにマンモスの墓場が元になったと思われる。
A・O・Jにはこういった他のモンスターを元にしたものが多々見られる。

性能的にはほぼ「光限定」の異次元の女戦士…つまり女戦士でおk。


『アンリミッター』
アンリミッターとは無制限の意。

効果はA・O・J専用の自壊しないリミッター解除。A・O・Jの真なる力を解放する。
A・O・Jで唯一まともなサポートカード。
というよりA・O・Jのカテゴリとしての利点はアンリミッターの効果を受けられることぐらいしかない。


『サウザンド・アームズ』
X-セイバーが開発。
名前や効果、イラストから察するに元になったのは阿修羅だろうか。

性能的には「光限定」の阿修羅。つまり阿修r(ry
とは言えこちらはリミッター解除でワンキルダメージをたたき出すなどアンノウンクラッシャーよりはマシ。


『リサーチャー』
「調査する者」の意。

効果は手札をコストに裏守備モンスターをリバース効果を発動させずに表側攻撃表示にする。
正体不明の裏守備を調べるといったところ。
能力や効果、イラストから元になったのは宿敵ワームのワーム・バルサスだろう。
…なお効果自体がショボい上に手札コストを使うので性能面はお察し。


リバース・ブレイク
読んで字の如く。


『クラウソラス』
霞の谷に生息するクラウソラスを元に作られた対外敵用戦闘兵器。
ただし元になったモンスターは登場していない。
……と思ったらその5年後、これの元になったと思われる『霞鳥クラウソラス』なるカードが登場した。
しかし似ているのは絵の構図だけでステータスも効果もレベルも召喚条件も似ても似つかない。

ただのバニラ。とはいえAOJは バニラの方がマシ なカードが山ほどいるという惨状なのでこれでも強い方というのが…
当然霞鳥とは比べるべくもなく弱い。ちゃんとコピーしとんのか


『エネミー・キャッチャー』
「敵を捕獲する者」の意。
効果はエンドフェイズまで相手裏守備モンスター一体のコントロール奪取。
敵とは勿論ワームであり、効果もそれを意識している。

上級な上に効果が召喚限定で自身は1800打点しかない。
しかもリンクモンスターなどが相手では無力。月の書とコンボできるだけマシな方ではあるが…


『コズミック・クローザー』
「宇宙の閉塞器」の意。
"対象を異次元に消し去る"という発想で開発されたが、予定通りの出力が得られず開発は難航したようだ。
勿論対象は(ry

相手に光が2体以上いると手札から特殊召喚できるLv8モンスター。
シンクロやエクシーズと相性がよいので「A・O・Jの中では」強力。
単体としては最上級のくせに帝打点なのでお察し。


カタストル
カタストルは「大災害」等の意味。
闇以外のあらゆるモンスターを虐殺する強力なカード。
4つの部族が真の意味で強力して造られた傑作。

霞の谷の雷神鬼のイラストでは、真っ二つに引きちぎられたカタストルが握られている。
霞の谷は同盟の一員であるはずだが、マスターガイドにて、
『敵を捕らえて自らの力にする、という考えに怒りを感じてA・O・Jから離反していた』ことがわかり、自らカタストルをぶっ壊した可能性がある。
恐らく先述の裏切り者も霞の谷なのであろう。
OCGではカタストルに返り討ちにされるだけだろって?ごもっとも

そして後にヴェルズ化した。

『ライト・ゲイザー』
ゲイザーとは見つめる者の意。
A・O・Jの対ワーム用の観察者。ワームの生態調査や排除が主な任務だろう。

Lv8の汎用シンクロで相手の墓地に存在する光属性モンスターの数×200ポイントアップする帝打点。
…言うまでもなく終わっている。
スターダスト・ドラゴンより優先していれる決闘者が存在するのだろうか。


『フィールド・マーシャル』
A・O・Jの元帥にして最高司令官。
『スペア・ジェネクス』が制御中枢コアとして組み込まれている。

裏守備を破壊すると1ドローできるLv9シンクロ。
…同じ条件で氷結界の龍 トリシューラが出せる。
こんなんが司令官なのがA・O・Jというカテゴリの不甲斐なさを表している。


『リーサル・ウェポン』
対ワームとの決戦用に作られた最終兵器。

光モンスターを破壊すると1ドロー+ドローしたのが闇下級ならそのまま召喚。
A・O・Jの中ではマシな効果だが、この程度の能力で最終兵器というのがA・O・Jというカテゴリの(ry


『ディサイシブ・アームズ』
対ワーム用決戦兵器。
イラストでは下に山脈らしき地形が描かれている程大きい。
こちらの制御中枢コアには『ジェネクス・コントローラー』が組み込まれている。

上と違いA・O・Jとは思えない有力な3種類の効果を持つ本物の決戦兵器。
特に送り付けからのバーンが決まればワンキルも可能。


『コアデストロイ』
通常パックのTSHDで登場。
カタストルの小型版。
暴走して自ら以外全てを破壊するカタストルの出力を下げて、光属性だけを破壊するようにした。

…つまり炎風地水に対応できなくなっている。
はっきり言ってお察しなのだが、こんなのがマシな方と言うのがこのカテゴリである。


A・O・J以外の関連カード

A(アーリー)・ボム』
A(アーリー)・マインド』
それぞれA・O・Jの強化ユニット。
特にA・マインドはカタストル、フィールド・マーシャルの頭部、ライト・ゲイザーの胸部、ディサイシブ・アームズの胴体に埋め込まれている。
A・マインドにはワーム星雲より飛来した隕石より採取された物質が埋め込まれており、高いチューニング能力を誇るとある。
またその未知なるパワーの謎は未だに解明されていない。

A・ボムは光相手に戦闘破壊されると2枚除去。
自爆特攻や送り付けて光で殴るのが手っ取り早い。

A・マインドはLv5バニラチューナー。
上級チューナーの中では思いでのブランコやトランスターンで場に出しやすい。


『フレムベル・マジカル』
現住種族フレムベルの一体。
フレムベルがA・O・Jの一員のせいか、A・O・Jに関係する効果を持っている
…とはいえ自分が1800打点になるだけなのでサポートでもなんでもない。

ちなみに当時では貴重なデメリットのないLv4チューナーだったので割と強かった。


OCGにおいて

不遇。
はっきり言ってカテゴリデッキとしてはかなりひどい。
ぶっちゃけると当時からしてカタストル以外誰がいたっけという扱いであり
A・O・Jというカテゴリのサポートはアンリミッター(と、非常に使いにくいサンダー・アーマー)のみであり、全体的に攻撃力が低く、展開力もお世辞にも高いとは言えない。
効果も直接アドバンテージに繋がるものが少なく、大半は光属性以外にはバニラ同然。

ほとんどのAOJは光属性に強いというより、光属性の相手しかできないと言ったほうが近い。
属性変更や送りつけで相手の場に光属性モンスターを用意するのが大前提となる。
そこまでやって大半のカードはようやく「なんとか戦える」と言ったレベルでしかないのだが…

闇属性機械族の汎用サポートはそこそこあるため、それらを活用したい。
光属性に属性変更可能なシンクロモンスター「いろはもみじ」が登場したことで属性変更による強化はやりやすくなった。
フィールドから離して影響を消すのも容易でDNA移植手術より取り回しは良い。

テーマとしてのまとまりはないが、個々の光メタとしては優秀なカードもいる。
光属性デッキが環境で活躍している時にはサイドデッキにAOJのカードが入ることも。

アニメでの活躍

プラシド率いるデュエルロボット、ディアブロ達が使用した。
ライディングデュエルの常識を打ち破るデュエルを展開した。

ディアブロA『私のターン!』
ディアブロB『私のターン!』
ディアブロC『私のターン!』
ディアブロD『私のターン!』
ディアブロE『私のターン!』


プラシド『死ね不動遊星!!』
ディアブロA『死ね』
ディアブロB『しね』
ディアブロC『シネ』
ディアブロD『SINE』
ディアブロE『shine』

この最中、チーム太陽のD―ホイールが「A・ボム」によって損傷している。


またアニメではオリジナルモンスターの『A・O・J トラクター』が登場した。
相手フィールドに光属性がいる時にリリースする事でデッキからA・O・J2体をサーチする効果を持っていたが、カード化はされていない。



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