ARIA

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ARIA - (2015/04/07 (火) 12:27:04) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2010/11/07(日) 22:30:08
更新日:2023/07/29 Sat 06:49:12
所要時間:約 4 分で読めます




本日は太陽系航宙社東京=ネオ・ヴェネツィア便をご利用いただき、まことにありがとうございます

当機はまもなく、惑星アクアの大気圏に突入します―――





『ARIA』とは天野こずえ:作による漫画作品。
単行本はAQUA2巻+ARIA12巻の全14巻。
エニックスお家騒動の影響でタイトルがAQUAからARIAに変更された経緯がある。

基本的に1話完結型で物語が進み、単行本1冊で1つの季節を描いている。

アニメ(後述)は癒やし系の傑作として定評があり、いつ見ても安心できる作品として根強いファンが多い。



【あらすじ】

地球(マンホーム)出身の水無灯里は一人前の水先案内人になる事を目指し、水の惑星AQUAのネオ・ヴェネツィアへと旅立った。
下宿先のARIAカンパニーで先輩のアリシア・フローレンス、火星猫のアリア社長らと共に一人前のウンディーネになるために練習する日々を送る。
ネオ・ヴェネツィアの優しい風景の中、灯里と周りの人達の素敵で、ちょっぴり不思議な生活を描いている。


【登場人物】

〇ARIAカンパニー



  • アリア・ポコテン
ARIAカンパニーの社長でもちもちぽんぽんな火星猫。
白くて丸いあんちくしょう(ビジュアル系)。

  • グランドマザー
本名:天地秋乃。
ARIAカンパニーの創設者で「伝説の大妖精」の異名を持つ。
伸縮自在。

  • アイ
アニメオリジナルキャラクターで、本編には最終話のみに登場。
アニメから原作へと逆輸入するという珍しい形になった。
ちょっと嬉しいだけだよ

〇姫屋



  • ヒメ・M・グランチェスタ
姫屋の社長の地球猫。
アリア社長に好かれているが本人はどこ吹く風。
モデルは作者の飼い猫「みーすけ」。

〇オレンジぷらねっと



  • まぁ社長
アリスが拾った捨て猫。
アリスに「まぁくん」と名付けられたが実はメス。


〇トラゲット3人娘

原作第48話『トラゲット』、アニメではThe ORIGINATION第4話『その 明日を目指すものたちは…』に登場するアトラ、あゆみ、杏の3人を指す。
3人とも登場するのは原作・アニメ共に1話のみだが、それを感じさせない位ARIAファンの間では人気が高い。


〇その他ムサい野郎共

  • 出雲暁
通称「ポニ男」
ネオ・ヴェネツィアの浮き島で勤務する半人前の火炎之番人(サラマンダー)。
アリシアの大ファンだが、灯里とよくフラグを立てた。

  • アルバート・ピット
通称「アル」。
火星の重力を管理する地重管理人(ノーム)の少年。
見た目は小さいが19歳。
藍華と仲良し。

  • 綾小路宇土51世
通称「ウッディー」。
「浪漫飛行社」に勤める風追配達人(シルフ)。
アリスとフラグを立てたようなそうでないような。




因みに登場人物は皆「あ」から始まっているが被っているようには見えないあら不思議。


【舞台・用語】

  • 火星(アクア)
ARIAの舞台となる惑星。
惑星地球化改造(テラフォーミング)により水に覆われた惑星となった。
ここでは時間の流れが1年24ヶ月になる。

  • ネオ・ヴェネツィア
ARIAの舞台となる町。
地球のヴェネツィアを移転したものだが、所々に日本文化の影響が見られる。

  • 水先案内人(ウンディーネ)
アクアにおける観光案内専門のゴンドラ(舟)漕ぎを指す。
ネオ・ヴェネツィアのアイドル的な人気を誇っている職業。


【アニメ】

TVシリーズ3作品+OVA1巻が作られた。
未来型ヒーリング系アニメ。製作順は以下の通り。

第1期『ARIA The ANIMATION』 全13話
第2期『ARIA The NATURAL』 全26話
OVA『ARIA The OVA ~ARIETTA~』 全1話
第3期『ARIA The ORIGINATION』 全13話+未放映1話

オープニングの映像が各話毎に異なり、ネオ・ヴェネツィアの風景やキャラクター達を映すという演出をしている。
放送時間が深夜で、原作同様にまったりとした雰囲気とBGMで話が進むため、寝落ちする人が続出したとかしないとか。

細部にまで丁寧に創られた作画、類を見ない日常の中に非日常を生み出す天野こずえワールド。
そして、その空気感を限りなく本物に近づけたアニメ。

最近『小さな幸せ』を忘れた方は是非とも見てもらいたい漫画・アニメである。









水の惑星アクアを代表する観光都市、ネオ・ヴェネツィア。

この街をゴンドラで案内する水先案内人《ウンディーネ》となった水無灯里は、数多くの出会いや経験を重ねながら着実に成長を続けてきました。

そんな中で、ふと感じた変化の予感。

一人前を目指して励む練習、多くの時間を共有してきた友達、ステキな助言を授けてくれる憧れの先輩。

不変と思われた日常は、実はそれぞれが違う道を歩む可能性の集合体。

その道が分散することで、たくさんの《はじまり》が生まれていく。

彼女が歩む道の先に待っているのは、どんな《はじまり》なのでしょうか?






大丈夫…これから―――今が始まるんだから!


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