まんが日本昔ばなし

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まんが日本昔ばなし - (2023/10/13 (金) 21:06:42) のソース

&font(#6495ED){登録日}:2011/08/03 Wed 22:15:13
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}:約 9 分で読めるそうな

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「まんが日本昔ばなし」は、愛企画センター、毎日放送、グループ・タック制作のテレビアニメである。

*むかーしむかし、概要が住んでおった

その名の通り、[[日本>日本国]]各地に伝わる昔話・民話をアニメ化し、数々の名作を送り出した国民的アニメである。
30分の放送時間をAパートとBパートに分け、一回の放送で計二作放送するというスタイルをと撮った。
制作された昔話は「桃太郎」のようにメジャーなものからマイナーな地方物まで幅広い。

番組は元々在外日本人向けとして制作されていたもので、改編の都合で空いた枠の穴埋め放映として放送していたのだが、反響の高さから改めてレギュラー番組化されることとなった。

出演者は市原悦子と常田富士男の両名のみで、ナレーターを始め二人だけで何役もの声を巧みに請け負っている。
プロのイラストレーターやアニメーターを起用した作画や様々なジャンルを織り交ぜた無国籍音楽の使用により、
子供向けという枠に納まらない独特の作品世界を作り出した。

1975年1月からNET(現:テレビ朝日)系列で火曜午後7時から7時30分まで放映されたが、腸捻転解消((資本系列に対して捻れていたネットワーク体系の解消を目的として、1975年3月31日から毎日放送がTBS系列、朝日放送がNET系列にネットチェンジしたもの。))に伴い同年3月で一旦終了。
その後9カ月のブランクを挟んで1976年1月からTBS系列で放送を再開した。当初は同年4月に再開される予定だったが、前倒しされたのは『[[仮面ライダーストロンガー]]』を当初の予定より早く終了させたことによるものである。

以降順当に人気が上昇し、最高視聴率は&font(red){39.6}%。後続の「クイズダービー」「[[8時だョ!全員集合]]」とともにTBSの土曜夜の黄金時代の一角を担った。

しかし、平成期以降は新作の制作が激減しリメイク版のみとなり、1994年9月末で全国ネットでの放送および新作の制作を終了。その後は2003年のCBCでの打ち切りまでTBS系列のローカル枠で再放送が行われていた。

2005年に再度全国ネット枠でデジタルリマスター版で復活し、過去作をセレクションして1年間放送が続けられた。


*トラウマ回

このアニメを語るにおいて、忘れてはならない事がある。

それは……





#center(){&font(#ff0000){数々のトラウマ}}





である。

スタッフに関しては作品毎に異なっているため、それぞれ作風も異なっている。

そのため内容が怪談であっても作画や音楽のおかげでそれほど雰囲気がおどろおどろしくなく、子供でも見られる話に仕上がる場合も。

が、逆に
・作画
・音楽
・内容
の三拍子が揃ってしまった話の場合、その[[トラウマ]]指数はとんでもないものとなる。

なお、怪談はもちろんだがそればかりでなく、後味の悪い所謂[[鬱展開]]のためにトラウマとなるような話も存在する。

幼稚園や小学生時代、何気なく見ていた一つの話が強烈に印象深く刻まれている人も多いであろう。
放送倫理やら何やらが今ほどうるさくなかった事もあり、当時はお食事時にさも当然のように&font(#ff0000){首チョンパ}したりなんかしちゃったりしてたものである。

忘れてならないのは、『まんが日本昔ばなし』に取り上げられたからといって、それらの話が&bold(){「原典通りの内容とは限らない」}こと.

そして&bold(){「そもそも原典が存在しない話もある」}ことなのだ。

前者に関しても、&bold(){「原典の方がオチや救いがあったりスッキリする話」}という場合もある。

・おいてけ堀
「こんなんだったかい?」でお馴染み、のっぺら坊の話。おいてけーおいてけー
 
・三本枝のかみそり狐
vs狐。&font(#ff0000){全部ドッキリでした}。
ばあ様がとにかくやばすぎる。あの伊集院でさえ見たくないと言うレベル。

・猫岳の猫
vs[[猫]]。多くの子供に水と猫への強烈なトラウマを植え付けた。

・夜中のおとむらい
時をかける葬式。昔話にも関わらず、タイムリープ設定のある問題作。

・さだ六とシロ
救われない猟師と猟犬。
鬱END その1。

・吉作落とし
救われない善良な村人。彼が何をしたって言うんだ・・・。
鬱END その2。

・キジも鳴かずば
救われない貧しい少女。
鬱END その3。

・とうせん坊
救われない被迫害少年。
鬱END その4。

・くらっこ鳥
救われない少女。&s(){というか断っている。}
鬱エンドその5。

・飯降山
山中で修業する三人の尼さんが、食べ物欲しさに狂気に堕ちていく狂気系トラウマ回。&font(#800080){作画はぼのぼの}。
下記の「虹の嫁」が放送されるまでは、最終回だった。

・牛鬼淵
じわじわ来る最恐回候補。

・子取り
怖いというか演出がビビる。
本当にビビる。&font(#ff0000){絶対ビビる。}

・茸の化け
婆さんが茸に呪われる話。目がやばい。
おらたちゃばーばの家がええー

・ち○ち○こばかま
侍VS爪楊枝。
トラウマ度は低めかも。

・鬼の面
急に飛び出す鬼(の面をつけた)嫁。
上のち○ち○こばかまと同様、トラウマ度は低め。

・んばろんの話
見た目がやばい。内容は普通。

・カンタの枕
お前はビーバーか!?

・袖切り化け物
優しい人は救われるのだが性格の悪い奴は…

・鬼怒沼の機織姫
逃げても逃げても、どこまでも追いかけてくる機織姫。&font(#f09199){スケスケの着物が拝める}。
薄物の下の盛り上がったおっぱいと丸みを帯びた白いお尻が見える。
弥十がある意味エロガキ。

・食わず女房
[[クチート]]

・日高峠の大きな手
山に入るときはお供え物を忘れずに!

・山姫
絶対に笑ってはいけない。
もしも笑ってしm…アッハッハッハ!

・イワナの怪
&bold(){「やめなされ・・・やめなされ・・・惨い殺生はやめなされ」}
怪しげな男の忠告を無視し、川に根&footnote(山椒などから作った麻痺毒)を流して魚を捕った男達。
川の主であろう大イワナの腹を捌くと……。
よい子は絶対真似しないでね!

・天までとどいた竹の子
救われないお爺さんお婆さん。
鬱END その6。

・赤子坂
&color(#3B4EF0){鬱エンドオブザイヤー}
鬱エンドその7。

・爺さん、おるかい
死んでも尚「爺さん、おるかい」と呼び掛け続けるお婆さんの話。意味深なラスト。

・耳なし芳一
怪談の代表作。耳が千切れる場面は世紀末でもおかしくないレベル。

・加茂湖の主
祟りだが、絵が怖い。マジで怖い。

・白馬岳の魔神
魔物がとにかく怖い。
無事退治された・・・はずだったが。

・片ひたのわらじ
話の内容はトラウマ度低めだがなんといっても怖いのは化け物の見た目。

・松山の洞窟
突然の骸骨。落武者が怖い。

・火ともし山
[[ヤンデレ]]とはまた違った、愛しすぎた娘の話。行動がもはや化け物にしか見えない。

・海女と大あわび
破滅を呼んだヤンデレ

・影ワニ
恐怖の超能力シャーク

・古寺の化けもの
ニヒル坊さんvs赤さん

・沢女
シンプルイズホラー
「おめえ、寒かんべえ?寒かんべえ?」

・万吉や首はずせ
卒塔婆で家を建ててはいけません。

・みちびき地蔵
[[幽霊]]と[[津波]]のダブルパンチ。[[東北地方太平洋沖地震]]の後、その内容と原典から一部で話題となった。

・仏島
供養して欲しい亡者たち

・羅生門の鬼
鬼絶対○すマンはどうなった?

・亡者道
網にかかる無数の[[髑髏>骸骨/髑髏]]。

・亡者の通る道
家を建てるときは立地に気をつけろ
さもないとポルターガイストが起こるぞ…

・火なたに捨てられた木の実
とにかく気味悪い。しばらくは木の実や種がトラウマになる。

・地獄の人参
どうしても極楽に行きたい強欲婆さんが人参にしがみついたのだが…

・わらび長者
よくもこんなキチガイ長者を!

・やろか水
嵐の不倫劇

・百物語
ご存知百物語。百話目の後……
死にはしないがマジキチEND。

・船幽霊
ひしゃくをくれー

・杓島
ひしゃくをくれーその2。こっちの対処法の方が有名かも。

・佐吉船
ひしゃくをくれーその3。&color(#F54738){グロ注意。}
 
・十六人谷
&font(#ff0000){トラウマオブジイヤー}
誰が見ても怖い。夜には絶対に見てはいけないと思う。ラストも注目。 

*ホンワカ・和み回

もちろんだが上記のようなトラウマ回ばかりでなく、和やかなホンワカ回もたくさんある。
中には&font(#f09199){母乳を噴出しちゃう昔話}や、&font(#f09199){巨乳化&授乳ENDを迎える昔話}もあるよ!

・田植え地蔵
不思議な小僧さんが、怪我をした息子に代わって田植えを手伝いに来てくれる話。終盤での音楽の変わり様にビビる。

・すり鉢をなめた猫
猫と貧乏人による[[トムとジェリー]]。すり鉢をなめたらそりゃそうなる。

・狸のしょう油造り
&font(#f09199){萌える}とにかく萌える。
源ちゃん他たぬき含め登場人物が皆いい人。

・あとかくしの雪
食欲をそそる大根①

・あにょどんのデコンじる
食欲をそそる大根②

・馬のシリをのぞいた男
タイトル以上でも以下でもない。

・親を買う
物騒な作品名の割に、心が温まる話。親はーいらんかねー、親はーいらんかねー

・デッカンブー
変な題名の割に、いい話。人食い鳥を倒そうとする和尚さんと村人たち。

・つらしくらし
絶望した男の人への和尚さんの名言!

・おしどり塚
戦を止めさせた僧の名言。

・節分の鬼
節分に見たくなるお話。
生きる気力をなくしかけていたおじいさんだったが・・・。

・としがみさま
大晦日に見たくなるお話。
年を取りたくない老夫婦と年を配らなければならない神様。

・虹の嫁
最終回の「飯降山」放送後、平成になって特別番組として制作された事実上の最終回。
とても心温まるお話であるため見るべし。


*お笑い回

もちろん、笑える話もたくさんある。

・かせかけミミズ
ご近所壮絶バトル。

・絹の禅
おまわりさんこいつです。

・[[三枚のお札>三枚のおふだ]](リメイク版)
&font(#ff0000){モーターボートが出てくる昔話。}
&font(#0000ff,u){&font(#ffffff){実際は山姥が木の板でサーフィンしているだけなのだが、なぜかモーター音が入っている。}}

・地獄の暴れ者
3人の亡者が[[地獄>冥府/地獄]]で大暴れ、[[閻魔大王>閻魔]]もカンカン。

・大からす
ホモガキ御用達。人によっては、ほのぼのともトラウマとも取れる。

・イキアキとブンバイ
殺されたい奴VS鼻毛剣士。(髭の可能性も)
日本一不毛な戦いがここに始まる!

・力ばあさま
たぶんばあ様の中では最強候補に当たる。

・鬼を拝んだおばあさん
天然は行き過ぎるととある所さえ攻略できる。
鬱ENDとまではいかないが、少し切ないラスト。

・塩には負けた世界一
広い世界を知らない蛙、蛇、トンボ、ナメクジ。

・のらくらとらやん大旅行
ピタゴラスイッチ

・磯右ヱ門
大きな一物

・ばかな兄弟
ただのアホ①

・そこつ惣兵衛
ただのアホ②

・どろぼうたち
ただのアホ③

*驚愕回&名バトル回

あっと驚いちゃう回や手に汗握る戦いの回。

・狩猟の四天王
四天王が見せる驚きの技!…なのだが、四天王はニート。

・七日七夜飛び続けたタマ
一週間銃弾が飛び続ける!?
「狩猟の四天王」を見てから見ることをお勧めするぞ。

・名刀木千把丸
もはや最強の小太刀。

・名刀の切れあじ
竹の刀で大岩を…

・飛ぶ木
そのまんま。木が飛んだ。

・阿弥陀ヶ峰の怪
美人VS化け物。その美人の正体にも驚き。

・のう
のうの好みに驚愕!

・大懸山のうわばみ
漢と漢、正々堂々のぶつかり合い!

・岩井のおかねさん
女スナイパー、おかねさんの化け物退治!&color(#F54738){トラウマ要素も少し。}

・足長手長
巨人2体と戦う坊さん。
知恵を生かしてまさかの…

・山伏石
超接戦!勝つのはどっちだ!?

・猿神退治
信州信濃の最強の犬と坊さんによる妖怪退治。
日本昔話強い犬その①

・不思議なコマ犬
不思議な狛犬の話。
日本昔話強い犬その②

・播磨のめっかい
薬売りと播磨の犬の妖怪退治
日本昔話強い犬その③

・山犬物語
人の乳で育った犬。
日本昔話強い犬その④

・餅ばばあ
「餅を盗み食いした者を食い殺す(本人談)」という、餅好きおばあさん。
ハイ、本人談というのが重要である。

・猿の恩返し
なんで猿がそれ持ってんの!?

・村正のなた
名工・村正の知られざる物語。

・野々海の物語
池の主を守るため、1人の武士が立ち上がる!

*悲しい話

鬱展開とはまた違った話。

・幽霊祭
幽霊の祭ではなく幽霊を祀る祭。
この話で和尚さんの描いた絵は実在するのでこの機会に検索してみてはどうだろうか。

・お萬の火
そりゃ恨めしくもなるわ。

・笹無山
戦乱に巻き込まれた親子。
母親がブチギレ。

・大蛇の塔
約束を守った大工の悲劇!

・蜘蛛女
旅の中の一晩の出会い、そして別れ
・月見草の嫁
美人薄命

怖い話ばかり見ると、&font(#800080){夜まったく眠れなくなったり、大人になってからトラウマとなる人}も多いとか。用法・用量を守って正しく楽しく御鑑賞下さい。

なお、これまでにもビデオなど商品化はなされてきたものの、未だ&font(#ff0000){全1471作品}の全てが商品化した訳ではないのが実状。

ちなみに[[PTA]]&font(#ff0000){推奨番組}である。





──こうしてwiki篭りは、自分の命を犠牲に項目を追記し修正した。

以来、その場所はアニヲタwikiと呼ばれるようになったという事じゃった……。

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