R4 -RIDGE RACER TYPE4-

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R4 -RIDGE RACER TYPE4- - (2014/11/28 (金) 21:35:37) のソース

&font(#6495ED){登録日}:2012/09/02(日) 08:38:52
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s)
&font(#6495ED){所要時間}:約 7 分で読めます

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R4 -RIDGE RACER TYPE4-とは98年に発売されたレースゲーム。
マジコンでは無い。
リッジレーサーシリーズの4作目である。当時最高レベルのグラフィックは発売前から話題だった。


今作品は、少し毛色が変わっている。
プレイヤーは1人のレーサーとしてチーム、メーカーと契約し、監督、オーナーと共にグランプリ優勝を目指す。


【REAL RACING ROOTS '99】
プレイヤーが参加するグランプリ。2年に1度、2ヵ国を選んで開催される。今作は99年度大会。

一次予選2戦、二次予選2戦、そして決勝4戦という流れ。それぞれコースが異なる。
  

【コース】
全部で8コース。実在する都市が舞台で、ほとんどが市街地サーキットである。

・HELTER SKELTER 横浜 全長5220m
昼の横浜を舞台にしたコース。
ストレートが多く道幅も広いため、2,3ヶ所程ある難所を攻略できれば苦労はしないだろう。

・WONDER HILL 福岡 全長6686m
山岳地帯を舞台にしたコース。
山岳地帯故に道幅が狭く、急カーブが連続する。
さらに夕暮れの為視界も非常に悪い、高難度のコースである。

・EDGE OF THE EARTH N.Y 全長5665m
夜のニューヨークを舞台としたコース。
道幅が広くストレートも多いが、その先には大抵ヘアピンカーブが待ち受けているテクニカルコース。

・OUT OF BLUE 横浜 全長5564m
HELTER SKELTERから分岐し、港地帯を通るコース。
朝靄の残る景色は美しいが、港付近は道幅が狭く、ほぼ直角に曲がったコーナーも存在する。
  
・PHANTOMILE 横浜 全長3012m
HELTER SKELTERに隣接した、全長3kmの超ショートコース。
短い中に様々なコーナーが設けられており、広い道幅をどこまで生かせるかが鍵となる。

・BRIGHTEST NITE N.Y 全長5868m
EDGE OF THE EARTHから分岐するコース。
大きなジャンプスポットが2ヶ所設けられており、その直後には急カーブが待ち受ける。

・HEAVEN AND HELL 福岡 全長6456m
WONDER HILLと前半部分を共有する山岳コース。
後半のジャンプスポットを挟んだ2連続直角コーナーはかなりの難度。特にドリフトタイプは要注意。

・SHOOTING HOOPS L.A 全長3958m
RRR最終戦を飾るハイスピードコース。
楕円形では無いものの、道幅が広くコーナーも緩い、完全にオーバル車向けのレイアウトとなっている。
GPモードのファイナルラップでは、これまでの活躍を祝福するかのように摩天楼の夜空に大輪の花が咲き乱れる。
  

【チーム】
チームによってGPモードでの難易度が異なる。

・&color(hotpink){RC MICRO MOUSE MAPPY(MMM)}
フランスのチーム。ゼッケン83番。難易度は「優しい」
ハンドリング・安定性重視の扱い易いセッティング。
敵車も遅くなるのでグランプリは楽だが、加速・最高速は控えめなのでタイムアタックには向かない。

・&color(gold){PAC RACING CLUB(PRC)}
日本のチーム。ゼッケン76番。難易度は「普通」
新参チームのため実力は未知数。ハンドリングが良好でスピード面もそこそこ、と性能バランスが良い。

・&color(gray){RACING TEAM SOLVALOU(RTS)}
イタリアのチーム。ゼッケン02番。難易度は「高い」
優勝多数のエリートチーム。セッティングは最高速重視で加速性能も高いがハンドリングは全チーム中最悪と典型的な直線番長スタイルなので、扱いも難しい。

・&color(lightblue){DIG RACING TEAM(DRT)}
アメリカのチーム。ゼッケン14番。難易度は「非常に高い」
かつては名門だったが今はてんでダメ。原因は資金不足。
ハンドリングが低い上に速度性能も高い訳ではない…と、とにかく性能の低いセッティングであり、
挙げ句敵車が速くなるため、一つのミスが大きく影響する。
ただ低性能なのは資金不足によるものである為、上位に食い込めば最高のパフォーマンスを発揮してくれる。
…が、やっぱアメリカ人ゆえかハンドリングや安定性など操作性は全く改善されないままなので、やはりそうそう楽にはいかない。
  

【登場人物】
・ソフィ=シュバリエ(24)
MMMの女性オーナー。監督ではなくオーナー。マシン、レースに関してはまるで素人で、監督であるドナルドに投げっぱなし。
やる気もあまり無いが、疎外感を感じて徐々にやる気を見せてくれる。最終戦では髪型が変わる。

・矢崎信次(36)
PRC監督。口は悪いが面倒見は良い。自分の過去はあまり話したがらない。RTSのエンキ=ジルベルトとは深い因縁がある様子。

・エンキ=ジルベルト(68)
RTS監督。エリートチームの監督らしく、厳しい態度や言葉が特徴。前半は強気だが後半からは弱気になっていく。最終戦後はもはやおじいちゃん。
サングラスをとれば意外と可愛い目。

・ロバート=クリスマン(45)
見た目からして気弱そうな男性。DRTの監督。すっかり自信を無くしてしまっているが、プレイヤーの活躍によりどんどん積極的になっていき、&font(#ff0000){最終的には爆発する。}

・永瀬玲子
ご存知シリーズの顔。前作から引き続き登場している。条件を満たせば彼女からファンレターが届く。
&font(#0000ff){OPムービーは彼女のベッドから始まる。}
 

【メーカー】
今作では4つのメーカーが登場する。メーカーによってドリフトタイプかグリップタイプに分けられる。
日本のメーカーが登場したのは今作が初。

・&color(red){ASSOLUTO}
イタリアのメーカー。ドリフトタイプ。直接的なデザインが特徴。基本的にハンドルは重いが最高速が抜群に高く加速も良好な直線番長な車が多い。
前作から引き続き登場。前作に登場したマシンも登場する。

・&color(orange){Lizard}
アメリカのメーカー。ドリフトタイプ。ダイナミックなデザイン。最高速は低くハンドリングも今一なものの発進及び加速性能が高く坂にも強い高い車が多い。
前作から引き続き登場。シャパラル2Jみたいなのも登場する。

・&font(#888888){age solo}
フランスのメーカー。グリップタイプ。可愛らしい丸っこいデザイン。坂に弱めで加速は弱いが小回りが良く効く車が多い。
前作に登場したage社の子会社。最終兵器は500cc。

・&color(blue){TERRAZI}
日本のメーカー。グリップタイプ。型にとらわれないバリエーション豊かなデザイン。
加速・最高速・ハンドリングどれもハイレベルだがPRC以外チームにより原因が違えど安定感がなくクセの強い操作性になるケースが多い。
変な……変わったマシンが多い。三輪車とかミニ四駆とか…

【マシン】
グランプリ開始時、各予選終了時、最終戦前に成績に応じたマシンが投入され、
最終戦をクリアすることでそのグランプリで使用したマシンを入手することができる。
全部で321台のマシンが登場。もちろん歴代最多だが…
 
一つのメーカーには20台のマシンがあるが、「見かけが同じで性能が違うマシン」もある。それにチームの組み合わせもある。
つまり、4メーカー(80台)×4チーム+1台ということであり、「321台全て違う車種」という訳では無い。
ちなみに最後の1台の入手条件は、&font(#ff0000){他の320台を全て入手すること}。

【EXTRA TRIAL】
一度グランプリで優勝すると追加されるモード。
非常に高性能なデビルカーとタイマンで対決し、勝てば相手のデビルカーを手に入れられる。
相手はかなり抑えた運転をしているもののデビルカーはデビルカーなので、勝つのは難しい。

【デビルカー】
初代から続き、後の作品にも登場する高性能なマシンの総称。
見た目も中身も明らかにおかしい。特に今作ではぶっとんでいる。
チームとメーカーの国籍が一致すると、一際性能の高い「シンボリックデビルカー」となる。

・VULCANO
ASSOLUTOのデビルカー。ゼッケン25番。見た目は平べったい装甲車。
このマシンにはタイヤが無い。
エンジンは対消滅反重力エンジン。すなわち浮いて走る。
浮いているがドリフトする。どーなってんの?
  
・NIGHTMARE
Lizardのデビルカー。初代の「黒い13番」に似ており、もちろんゼッケン13番。
3秒で300km/hいっちゃう爆発的な加速を誇る。
ドリフトが扱いにくいものの、加速を筆頭に、最高速、旋回性共に高いレベルでまとまっている。
マウントしたエンジンは''熱核融合エンジン''。事故ったら大惨事である。

・ECUREUIL
age soloのデビルカー。
白いボディ、天使の意匠、ゼッケン0番と、「レボリューション」の白いアイツを思い起こさせるデザイン。
実際に「WHITE ANGEL」の文字も入っているし。
しかし形状は全くの別物で、全長2300mm、全幅1290mm、車重350kgという極小ボディに、並列2気筒というこれまた小さなエンジンを搭載。
そのくせ500馬力オーバーのパワーと300km/hオーバーのスピードを持つトンデモマシン。1速しかないのに。
発進こそ弱いが加速、旋回性がとても高く、テクニカルコースでは恐らく最速。
ただしあまりの旋回性故、デジタルコントローラだと操縦が困難である。

・UTOPIA
TERRAZIのデビルカー。ゼッケン12番。見た目はロケット。最高速度は全車両で一番高く、何と''399km/h''。
中身もロケット。ロケットエンジンを搭載している。旋回性は有って無いような物で、シューティングフープスですら全開走行は困難。
&bold(){ASSOLUTOのものと性能逆じゃないのか…。}

・PAC-MAN CAR
320台のマシンを全て揃えると入手できる、321台目のマシン。
その名の通り、パックマン(顔付きのタイプ)そのものの丸いボディに3つの車輪とエンジンの付いた見た目をしている。
エンジンは''P型765気筒'' ''パワーえさ増幅エンジン''で、その他のスペックにも「ナムコ」に因んだ「765」の数値が並ぶ。
マシングレードは4だが、実際の性能はグレード3相当であり、操作性は良好。
ライトを点灯させると''全身が発光する''。


レースBGMは評価が高く、またゲームの出来そのものを合わせて、シリーズ最高傑作と言う人もいる。
ゲームアーカイブスでも配信されたので、興味がある人は遊んでみよう。




DRT×age soroの最高分岐で決勝4連勝した人に追記・修正をお願いします。

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- ドリフトの爽快感を保ちつつ操作性が適度にリアルで、これを越えるレースゲーには未だに出会えていない。PS1or2を持っているなら是非ともジョグコンでプレイして欲しいな。  -- 名無しさん  (2014-11-28 21:35:37)
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