SDF-1 マクロス

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SDF-1 マクロス - (2014/02/25 (火) 16:28:21) のソース

&font(#6495ED){登録日}:2010/10/23(土) 02:58:58
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主に[[超時空要塞マクロス]]、[[超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか]]で活躍した超時空要塞(&font(#ff0000){S}uper &font(#ff0000){D}imension &font(#ff0000){F}ortress)


所属:統合軍→新統合軍
重量:約1800万t
全長:1210m(要塞艦)/312m(強攻型)
全幅:465m(要塞艦)/496m(強攻型)
全高:335m(要塞艦)/1210m(強攻型)



1999年7月、突如として南アタリア諸島に落下したASS-1(Alien StarShip)と呼ばれる恒星間宇宙船を改修した機体である。

当時の国連が調査した結果、元所有者は人類の約4〜5倍の巨体を持つ宇宙人と判明。人類の知らない大宇宙を舞台とした大規模な戦争が行われていることが推定され、いずれ戦火が地球に及ぶことに備えて地球を一つの国家とする統合政府を樹立することとなった。
 

元々の所有者は監察軍(劇場版ではメルトランディ軍)であり、ゼントラーディ軍との戦闘で打ち捨てられた後、自動フォールド航行で地球に出現した。偶然落ちたのか、意図的に落とされたのかは不明。余談だが、マクロスと同型の監察軍の戦艦は2059年になっても発見されていない。


本艦には当時の科学技術を遥かに凌駕するオーバー・テクノロジー(OT、もしくはOTM)が用いられており、人類の科学技術の発展に多大な貢献を果たすことになった。可変戦闘機もこの産物の一つ。

一方、統合思想に反対する反統合同盟とこのOTを巡って大規模な戦争(統合戦争)が起こる原因ともなり、2009年に改修が完了した当初は世界状勢を混乱させた元凶として必ずしも万人に祝福された訳ではなかった。


そして2009年2月の進宙式当日、月軌道上にゼントラーディ軍が出現。マクロス内部に仕掛けられていたブービートラップにより主砲が自動発射され、先峰艦を撃沈。人類は否応なく宇宙を舞台とする初めての戦争(第一次星間大戦)に突入することになる。
 

マクロスはブルーノ・J・グローバル艦長の判断でフォールド航行により月裏側に退避しようとするも、冥王星付近にまで飛ばされフォールド機関も消滅。共に巻き込まれた南アタリア島民を艦内に収容し、予定されていた宇宙空母アームド-01、02の代わりに強襲揚陸艦ダイダロスと攻撃空母プロメテウスを両舷に接続して通常エンジンで地球を目指すことになる。

ちなみに劇場版ではちゃんとアームド-01、02が接続されている。代わりにダイダロスは跡形もなく消し飛ばされ、プロメテウスも撃沈されるという悲惨なことに。


紆余曲折を経て、最終的にはリン・ミンメイの歌の力で約480万隻のセントラーディ軍ボドル基幹隊を撃破し、勝利へと導く。

終戦後はボドル基幹隊の軌道爆撃によってできたクレーターへと不時着。ゼントラーディとの和平が結ばれた後は艦内に新統合軍政府指令所が設置され、周囲には新統合政府の首都「マクロスシティ」が建設される。クレーターには後に水が溜まり、マクロスレイクと呼ばれるようになった。
 


◆主な特徴、武装、システム等
○艦内市街地
フォールドに巻き込まれた南アタリア島の市街地を艦内に収容・復元した仮設都市。病院、学校、商業施設、娯楽施設など日常生活に必要な全ての設備を再現している。成り行き上で建設されたが、後の超長距離移民計画に応用されることとなる。

○フォールドシステム
超時空空間転送装置。簡単に言えばワープ装置。当時はまだ未解明な部分が多く、上述のような誤作動を招いた上に消滅した。

○主砲(バスター・キャノン)
通称:マクロス・キャノン
地球から月軌道上のゼントラーディ艦隊を撃破できる程の射程と威力を持つ巨大ビーム兵器。フォールドシステムの消滅に伴う故障により一時的に使えなくなるが、トランスフォーメーションにより解決。

○スカル大隊
元々はプロメテウスに乗艦していたVF-1 バルキリーを駆る部隊。マクロスの防衛の要として活躍した。有名なメンバーはみんな大好き柿崎速雄、統合戦争のエースロイ・フォッカー、元スタントパイロット一条輝、天才マクシミリアン・ジーナス。
 
○トランスフォーメーション
艦内のブロックを移動させることで主反応炉と主砲を直結させ主砲射撃体勢(強攻型)に変形すること。変形前は要塞艦と呼ばれる。巨艦故に変形には3分かかり、市街地にも多大な影響を与えるため多用はできない。

○ピンポイントバリア(PPB)
フォールドシステム消失によって偶然発生したエネルギーを利用した直径10メートル程の局所バリア。後の時代ではバルキリーにも搭載されている。

○全方位バリア
後に開発された艦全体を覆う球状バリア。ほぼ全ての攻撃を無効化できるが安定させにくく、暴走する危険性がある。TV版における柿崎の死亡原因。

○ダイダロスアタック
早瀬未沙中尉が考案した必殺戦法。右腕のダイダロスにPPBを集中させ、対象の装甲をブチ破った上でデストロイド部隊による一斉発射で対象を内部から破壊する。後の時代でもマクロスアタックとして使用され続けている。

○マクロスアタック
TV版最終決戦で使用されたダイダロスアタックの強化版。主砲、ダイダロス、プロメテウスをブチ込んだ上に反応弾を全弾叩き込むという鬼畜極まりない極悪戦法。
 



本艦は後の時代でも多くの場面で登場するが、大抵ロクな目に合わない。以下はその一例。


○初代
最初の離陸時に反重力システムが甲板を突き破って宙に飛んでいく。「拾ったものを使うからです」by早瀬
カムジン一派の反乱の際、戦艦に突っ込まれ大破。最後の最後でこの扱いっておま…

○マクロスⅡ
マクロスシティの中心として飾られていたがイングス率いるマルドゥーク艦隊を迎撃するためにヒビキとシルビーが再浮上。
マクロスキャノンをイングス艦に向けて発射されるが全くの無傷、反撃にあい頭部艦橋を残してあっけなく撃沈…

○マクロスプラス
シャロン・アップルの暴走によりハッキングされ、マクロスレイクから緊急浮上。最終的に、イサム・アルヴァ・ダイソン中尉の特攻によって中枢を破壊され墜落する。後にも先にもマクロスをたった一人で落としたのはイサムだけである。

○マクロスVF-X2
ビンディランスルートにて頭にジャミングサウンドシステムを設置されるが、エイジス・フォッカーによって頭を再度ぶっ壊される。

○マクロスF
最終話に2カットだけ登場。久々に出てきたと思ったらバジュラの大群に襲撃される。初代オペレーターの一人であるキム・キャビロフ中将がバトル13を率いて防衛任務に参戦し、そのお陰でどうにか難を逃れた。
 


◆準同型艦・後継艦
○ジェネラルシリーズ
早乙女アルト准尉曰く、「第一世代型のマクロス」
純地球製。超長距離移民船団の予定航路調査や安全確保を目的とし、全12隻が建造され地球を出港していった。ペットネームには統合軍の英雄の名が付けられている模様。

◇SDFN-1 ジェネラル・ハヤセ
1番艦。由来は初代のヒロインの一人であり、第一次超長距離移民船団「メガロード-01」艦長の早瀬未沙少佐。

◇SDFN-4 ジェネラル・ブルーノ・J・グローバル
4番艦。第117次大規模調査船団の旗艦。艦長(団長)はマクロスゼロのヒロインの一人でシェリル・ノームの祖母Dr.マオ・ノーム。行方不明状態だったが、2059年に惑星ガリア4にて残骸として発見される。由来は初代艦長であるブルーノ・J・グローバル提督。

◇SDFN-8 ジェネラル・ブリタイ・クリダニク
8番鑑。惑星ウロボロスを発見、そのまま降下して首都「ブリタイシティ」となっている。
由来は人類に味方したゼントラーディの代表的人物でブリタイ艦隊の司令「ブリタイ・クリダニク」


○バトル級
いわゆる新マクロス級移民船団の防衛の要となる可変ステルス攻撃空母。システムを完全に戦闘に特化させている。
平時はメインランド艦首にドッキングされ、船団の総合指揮管理を執り行う。
なお、空母形態でもマクロスキャノンの発射は可能。それぞれ、指揮空母1隻(胴体)1、空母2隻(両腕)、突撃戦艦2隻(両脚)、重砲撃艦1隻(主砲)に分離独自に行動が可能でありそれぞれでフォールドもできる。
 
◇バトル7
マクロス7船団旗艦。
船団からはぐれたり破壊されたり、ロクな目にあってない。

◇バトル13
忌み番のため、シティ艦が存在しない。地球に配備されている。

◇バトル・ギャラクシー(バトル21)
ギャラクシー船団旗艦。
バジュラ本星での決戦ではその巨体にランカが投影された。
クォーターとバトル・フロンティアの連携で撃破される。

◇バトル・フロンティア(バトル25)
フロンティア船団旗艦。
ポケモンバトル施設群とは関係ない。
バジュラ本星での決戦で少ししか描写されていないものの、バトル・ギャラクシーにマクロスアタックを仕掛けて撃破している。
クォーター?あんなのとは迫力が違いますよ!
劇場版ではバジュラクイーンと融合する。

○マクロス・クォーター
民間軍事会社S.M.S.の最高戦力。大火力武装はそのままに、クォーターの名の通り従来の4分の1のサイズに縮小することで機動性を大幅に上げた機体。特に近接格闘戦に強い。
バトル・ギャラクシーの主砲にマクロスアタックを仕掛けて破壊した。
フロンティア船団の他、マクロス17所属機、マクロス23所属機等もある。






今だ、追記・修正アタック!



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- YF-19、VF-19にとっては巨大な的。  -- 名無しさん  (2014-02-25 16:28:21)
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