E-シリーズ(ソニック)

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E-シリーズ(ソニック) - (2014/04/06 (日) 10:57:38) のソース

&font(#6495ED){登録日}:2009/09/22(火) 21:13:57
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ソニックシリーズの登場キャラクター。初出はソニックアドベンチャー。

この項目では特にプレイヤーキャラクターである『E-102“γ”』を取り上げる。


E-シリーズとはDr.エッグマンが作った自立型戦闘用ロボ。シリーズは番号順に
E-100“ZERO"
E-101“β"
E-102“γ"
E-103“δ"
E-104“ε"
E-105“ζ"
E-123“ω”

基本武装はレーザ―サイトと追尾ミサイル、オプショナルパーツにブースターと参式レーザ―銃がある。

E-シリーズに限らないが、エッグマンのメカは動物のもつ生体エネルギーを動力源としている。その為、エッグマン製のメカには小動物がコアとして使われており、メカを破壊することで彼らを救出することができる。


各機体の説明

E-100“ZERO”
E-シリーズの試作機。他の機体とは違い飛び道具は持たない代わりに、強力な近接攻撃能力を有する。また非常に堅牢な体躯を与えられており、こちらの攻撃は全て無効化する。
エミー編に登場し、彼女の友達である小鳥さんを捕獲するべくエミーを執拗に追跡する。エミー編ラスボス。
カラーリングは緑。

E-101“β”
正式なE-シリーズの初号機。エッグマン入魂の作品であり、同型機において最も高いスペックを有する。γのライバル機。カラーリングは黒。

E-102“γ”
プレイヤーキャラクター。CVは中田譲治。テーマはTheme of“γ ”。βの余ったパーツで適当に組み上げられた機体で、エッグマンからは全く期待されていない。
カラーリングは赤。

E-103“δ”、E-104“ε”
γの兄弟機。特筆事項なし。
カラーリングは青、黄色。

E-105“ζ”
E-シリーズの最終ナンバー。改造後は拠点防衛の迎撃専用機となる。そのため移動機能すら奪われてしまう。
移動要塞『エッグキャリア』の守護者であり、侵入者へ八本の砲身からミサイルの集中放火を浴びせる。
カラーリングは紫。

E-123“ω”
ソニックヒーローズに登場。ζの後に作成された、ロストナンバー。E-シリーズ最強らしいが、エッグマンの手で封印されており、その事で彼を憎んでいる。

基本的な構造こそ他のE-シリーズと同様だが、外部プロテクターの装着、クロウ→マシンガンの可変腕、バズーカ砲の装備など、遠近両方に対応したより攻撃的な設計デザインになっている。しかし装備過多なのか変形機能は失われたようだ。
また、胸部にはカオスエメラルドの格納が可能。
恨みがあるとはいえマスターを平気で殺そうとするあたり、AIに欠陥があるとしか思えない。正直封印したエッグマンは賢明だったと思うのだが…

以下、ソニックアドベンチャーE-102“γ”編の概要(ネタバレ)








エッグマンをマスターとして起動した“γ”。βとの戦闘訓練を終えた後、γ達はマスターの命令に従い『シッポの生えたカエル捕獲作戦』に参加する。
カエルを捕獲して帰還すると、γ以外のE-シリーズは別のカエルを連れてきており、ミッションを失敗。腹を立てたエッグマンはお気に入りであるβとミッションを成功させたγ以外の兄弟機を“廃棄”してしまい、またβも何処かへと連れて行かれる。

次にγへ与えられたミッションは『捕獲したエミーの監視』。途中γは牢屋への道に迷い、エッグマンの研究室へ入りこんでしまう。そこでγが見たのはバラバラに分解されつつあるβであった。無惨な兄弟の姿を見たγは、無言でその場を後にする。

牢屋での監視中、エミーと話しをするγ。γには、他者である小鳥の為に身体を張るエミーの行動が理解出来ない。しかし僅かなエラーが彼の中に生じ始める。自分でも訳が解らぬまま、絶対尊守であるはずのマスターの命令に反し、彼女を牢から逃がしてしまった。
その後エッグマンに召喚されたγは、墜落するエッグキャリア上で捨て駒としてソニックと対峙する。

ソニックに敗れ破壊されそうになるその時、ソニックとの間にエミーが割って入る。『善い』ロボットであるγを守る為に、身を挺してソニックを止めるエミー。

彼女のおかげで破壊されずにすんだγは沈みゆくエッグキャリアから脱出し、海岸を目指して水上を移動していた。
水上で独り考えるγ。命令されるだけの機械であった彼に『意思』というバグが生じ、それをどう扱うか悩んでいた。
悩んだ末、彼はエッグマンをマスター登録から解除。しがらみを捨て、自分の意思で行動することを望んだ。そして彼は廃棄された兄弟たちを『解放』することを決意する。


改造の末に各地に転送されていたδ、ε、ζを破壊し、小動物を解放するγ。残るE-シリーズはβと…自分。γは自らの存在について苦悩する。


γは高速で飛び去る影を発見する。サーチしてみるとその影からはβの反応が。急いでその影を追う。
因縁のエッグキャリア上にて影と対峙するγ。その影はやはりβであった。しかし同型機であったはずのβのボディは改造され、かつての見るかげもなくなっていた。γは異形にさせられてしまったβを『解放』する為に最後の戦いを挑む――



――長い戦いも、γの勝利で終わった。沈黙し動かなくなったβに背を向けるγ。残るE-シリーズは自分のみとなった。

…しかしその時、突如起き上がりγに発砲するβ。最期に一矢報いたβは直後爆散する。
βから解放された小動物は、小鳥。彼はエミーと行動を共にしていた小鳥さんの兄弟だった。
γは膝をつく。βの最期の発砲により致命傷を受けていた。機能が停止しようとする刹那、γは思い出した。自分の過去。自身の動力である小動物の記憶。彼もまた、小鳥さんやβの兄弟だったのだ。
記憶を取り戻し、βの小鳥の方を振り返ったと同時にγの身体は爆散、炎の中へと消えた。


彼の『解放』が中の動物達を助けることなのか、エッグマンの呪縛からの解放なのか、終わり無き戦いの定めからの解放なのか、それとも別のことなのか。それを知るのはγのみである。しかし彼は旅路の果てに望む『解放』を得られたのであろう。そう思いたい。


余談だが、他のプレイヤーキャラのテーマは全て『ソング』であるにも関わらず、γのテーマだけは歌がついていないただのBGMである。しかし機械的な無機質さと僅かな意思を表現したカッコいい曲となっている。
β戦の音楽もかなりカッコよく、機械的な無機質さに加えて、曲からは兄弟を救出するために破壊するという行動の矛盾に対する悲しみが垣間見える。

●ソニックヒーローズ
E-123“ω”がチームダークに登場。ポジションはパワー。
シャドウとルージュで敵を殴りつけたり、彼らを打ち出したりする。チームブラストではシャドウが時を止めている間にルージュに持ち上げられながら全包囲に極太レーザーをぶっ放す。
『排除・消滅・抹殺!』
また雑魚ポジションだがE-2000という強力な敵も登場する。
「&font(#ff0000){E-2000、完成シテイタノカ…!}」

●シャドウ・ザ・ヘッジホッグ
E-123“ω”がアシストキャラとして登場。
ωと一緒に行動するかドゥームズアイと一緒に行動するかはあなた次第。

●ソニックアドベンチャー2
ザコ敵にE-1000なる量産型γが登場。方向転換のみで移動せず、装備も低速の無誘導弾と貧弱。恐らく前作にて低コストで活躍したγを量産したのだろうが、ガラクタで作ったγよりも明らかに弱体化している。



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- β戦後のγが爆散するシーンに流れるγのテーマアレンジの曲名が解放を示してるんだよな  -- 名無しさん  (2013-06-15 19:13:24)
- ↑あのシーンは泣きそうになったな。  -- 名無しさん  (2013-09-04 16:36:01)
- 読み方キボンヌ  -- 名無しさん  (2014-02-12 18:01:27)
- ωはエッグマンに対してはアレだけど、シャドウのためにコピーシャドウを処分したりルージュに気を遣ったりいい奴だよな  -- 名無しさん  (2014-02-12 18:10:33)
- ソニックバトルにE-121φって奴がいてだな・・・  -- ソニック好き  (2014-02-15 15:36:16)
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