TATSUJIN

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TATSUJIN - (2018/02/20 (火) 11:27:01) のソース

&font(#6495ED){登録日}:2009/10/14(水) 22:36:20
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&font(#6495ED){所要時間}:約 4 分で読めます

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UC3018年、BOLGO星系軍は画期的な兵器を作り上げた。
それは、主兵装をオプションとし、用途に応じて瞬時に換装できるという宇宙戦闘機“SUPER FIGHTER”であった。
そして、そのオプション兵器を満載した輸送船“PELRII”が、宇宙ステーション“STAR SHIP”に間もなく到着することになっていた――

いまそこには、スーパーファイターを心待ちにする一人の若者がいた。
彼こそ、この機の操縦士であり、コードネーム“TATSUJIN”を持つ男“TATSUO”であった。

だが、彼の所に飛び込んできたのは、輸送船からの到着信号ではなく、緊急信号であった。

「こ、こちらペルリ…緊急事…発…巨大隕石が…ぶつかる…いや…あ…生物……。」

その送信を最後に、ペルリー号は交信を絶った。

この緊急事態に対し、ボルゴ星防衛軍の指令官は直ちにタツオに発進命令を下した。

「巨大隕石郡は、ギタン星人の擬態であると判明した。これは、明らかに我が星域への侵略行動と思われる。スーパーファイターは直ちに迎撃に向かえ!」

ギタン星人は、人類と全く異なる厳しい自然環境で生きてきたため、彼ら自身が強固な防御力を持ち、強力な破壊力を持っている。
そして、それに対抗できる宇宙船は、ただ一機、スーパーファイターだけである。

発進合図が出され、レプトンエンジンが回り始める。
ニュートリノの白い光が宇宙の闇に溶け込んでいく。

そして――タツオの戦いが、いま始まった!



本作はタイトーが1988年に販売した縦画面縦スクロール[[シューティングゲーム]]
ゲーム開発は[[東亜プラン]]


全5ステージ、ノンストップのループゲーム
周回を重ねるにつれ難易度が上昇する
難易度の打ち止めは&font(#0000ff){32周目}

8方向レバーで自機「スーパーファイター号」の操作
ショットボタンでショットを放ち、ボムボタンで弾消し&無敵効果のある「達人ボム」を投下する

途中現れるアイテムキャリアーや特定の敵を破壊すると以下のアイテムが現れ、スーパーファイター号の強化をはかれる。

・パワーアップ
5つ取得するとショットが1レベル強くなる。
最大3レベルまで強化でき、4つ以下の場合はミス時の保険となる。

・スピードアップ
自機の移動速度が速くなる。
5段階で最高となり、制御・微調整が難しくなるがTATSUJINの攻略に最高速は必須である。
以降は取得すると5000点になる。

・ウェポンパーツ
自機のショットを換装できる
3種類存在し、取得した瞬間からそのショットが放てる

&font(#ff0000){○パワーショット(赤)}
初期装備
3方向に放つバルカンで、威力は中程度
強化すると3way→9way→15wayと広範囲にばらまけるようになり、張り付いて撃ち込むことで驚異的威力を発揮する。

&font(Blue){○サンダーレーザー(青)}
耐久力のない敵を貫通し、堅い敵をロックオンして攻撃し続ける稲妻状のレーザーを放ち続ける。
威力は最低だが、数発撃ち込まないと倒せない敵まで貫通してくれる上に、強化すると
1way→3way→5wayとレーザーの本数が増えて非常に広角となり、画面全域を占領出来る。
使う場面が非常に多く、便りになる。
但し一部の中型機にロックオンすると、体当たりをしかけくる。

&font(lime){○達人ビーム(緑)}
直線的なビームを放つ
威力は最も高く、サンダーレーザーと同じ貫通性を備える。
強化するとビームの本数が
1本→3本→5本と増え、太くなる。
但し攻撃範囲が狭く、使い所を間違えると厳しい。

・達人ボム
達人ボムを一発支給する。
最大所持数は10個でそれ以上は5000点ボーナスだが、ゲーム中通して非常に多く出る。



シューティングゲームにおけるパターン化の重要さを提唱したゲーム

&font(#ff0000){初見では抜けられないような場面が始めから点在}し、初心者には厳しい部分もある。
が、そのパターン性ゆえに一度抜け方を知ってしまえば次からは楽に進めるようになり、難易度と裏腹なその素直さがシューターに好評だった。

Jタンクなど強力な中ボスが道中にいくつも用意されており、それらが主な壁となって立ちはだかってくるが、性能のよいボムが多く出現するゲームであり、安全地帯の多さもあってパターンを組んでしまえば全く無理なく進むことが出来る。

ボス戦は基本的に高速弾の見切りを中心とした戦いで構成されていて、完全パターンとなるものの自機の当たり判定の大きさや、弾のインパクトなどで独特の緊張感も持ち、弾避けの楽しさも味わえる。


続編に「[[達人王]]」がある。


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