めだかボックスジュブナイル

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めだかボックスジュブナイル - (2013/06/04 (火) 20:51:40) のソース

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&font(#6495ED){所要時間}:約 3 分で読めます

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「あの頃の話を私に向かって臆面もなく聞いてくる奴など かつていなかった」




アニメ版『めだかボックス』及び『めだかボックスアブノーマル』のDVD•BDの初回生産特典の連作ドラマCD

アニメ化された範囲から、遥かに先の聖夜祭の数日後の放課後の教室、
黒神めだかが、これまたアニメには登場しない虎居砕に対し、箱舟中学時代の思い出を語ると言うアニメが初見の層を置いてけぼりにした内容である。



&bold(){主要登場人物}
•黒神めだか
本作の主人公。
箱舟中学の思い出を誰かに語るつもりは一切なかったが、虎居に請われ、餞別も兼ねて語り始めた。
箱舟中学時代は生徒会の会計職についていた。

•虎居砕
眼鏡の少女。
これから善吉を支えていくこととなるらしく、餞別代わりにめだかの話を聞くことを許された。
年の離れた姉と兄がいるらしい。


&bold(){めだかの回想の登場人物}
•人吉善吉
めだかの幼馴染の少年。
めだかと球磨川に接点を持たせてしまったことを悔い、独自に行動を始める。

•阿久根高貴
箱舟中学生徒会の庶務職。
数日前まで『破壊臣』と恐れられていた男。
彼の改心が、この物語が始まったきっかけである。
改心の数日後には、本編と変わらない性格となっており、その変わり身の早さはめだかに呆れられていた。
『破壊臣』時代から女生徒からの人気は高かったが、改心し丸くなったことで一気にモテだしたそうだ。

•球磨川禊
箱舟中学の生徒会長。
『負完全』などと称される不気味な男。
彼の抱える闇が最も濃く深かった時期が、この中学時代である。
めだかが初対面の彼に抱いた第一印象は『第一印象が存在しない』と言う、かつて梟博士なる人物に感じたものと同じだった。
言葉の意味は通じるが何を言っているのかわからないような独特の喋り方をする。
『僕は悪くない』と言う言葉を口癖のように多用する。
めだかは、その言葉から『僕は認めないーー僕は全てを認めない』と言うニュアンスを感じ取った。
戦う気満々だった、めだかを生徒会の会計職に勧誘し彼女の出鼻を挫いた。
めだかは彼を不気味に感じはしたが、彼と自分が手を組めば、二つの内のどちらかを選ばざる負えない状況でも、その両方を救うことができるのではないかと予感し会計職に就くことを承認した。
しかし、その予感が現実のものとなったのは、これより3年ほど後のことである。

•副会長
球磨川曰く、生徒会の実権を握っているのは彼女らしい。
めだかの記憶から彼女に関する諸々は『なかったこと』になっている。

•黒神真黒
箱舟中学生徒会の書記職。
この頃は、不知火半纏なる人物よりも副会長に近い位置にいたらしい。
球磨川や、後に知り合う王土など危険な人物と親しくなり支え利用することが多く、
めだかは彼がシスコンであることを除いても、恐ろしく近寄り難く感じている。

•千怒憖
箱舟中学生徒会の元会計職。
めだかは、阿久根によって彼女のことを知り、前任者の話を聞こうと彼女の元を訪ねた。
これまでに、めだかが出会った誰にも似ていないタイプの人間。無理矢理に比較するなら鍋島猫美が一番似ている。


舞台
•箱舟中学
めだかや善吉たちが通っていた中学校。
『箱庭学園』と経営母体は同じだが、フラスコ計画などの闇は抱えておらず、異常者選抜も行っていない普通の学校である。