NATOフォネティックコード

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NATOフォネティックコード - (2020/12/12 (土) 23:04:11) のソース

&font(#6495ED){登録日}:2010/03/10(水) 23:57:30
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NATOフォネティックコードとは無線での聞き間違いを防ぐために作られたコードの一種であり、最も知名度の高いものである。

**解説
無線において会話をする際の聞き落としは時に致命的な問題となる。
ただの単語ならある程度頭で推測することも出来るが、アルファベット・数字の組み合わせたコードとなると雑音や混信による聞き落としも発生しやすい上に1つ間違えるだけで別のものになるので確実に伝わるようにする必要がある。

そのために使われるものが「フォネティックコード」(通話表)と呼ばれるもの。
NATOフォネティックコードは一般的な26音アルファベットと10個の数字用のものであり、その名の通り北大西洋条約機構により定められている。

軍用無線は勿論、民間では航空無線などで世界共通のコードとして用いられている。

フルメタル・パニック!の原作小説の後書きに掲載されていたので全容を知り、頑張って丸暗記した読者も少なからずいると思われる。

**一覧
以下が標準的なもの。

|文字|読み方(英語)|読み方(カナ)|
|A|Alpha|アルファー|
|B|Blavo|ブラーボー|
|C|Charlie|チャーリー|
|D|Delta|デルター|
|E|Echo|エコー|
|F|Foxtrot|フォックストロット|
|G|Golf|ゴルフ|
|H|Hotel|ホテル|
|I|India|インディアー|
|J|Juliett|ジュリエット|
|K|Kilo|キロ|
|L|Lima|リマ|
|M|Mike|マイク|
|N|Novembar|ノヴェンバー|
|O|Oscar|オスカー|
|P|Papa|パパ|
|Q|Quebec|キューベック|
|R|Romeo|ロゥメオー|
|S|Sierra|シーエアラー|
|T|Tango|タンゴ|
|U|Uniform|ユニフォーム|
|V|Victor|ヴィクター|
|W|Whiscky|ウィスキー|
|X|X-ray|エックス-レイ|
|Y|Yankee|ヤンキー|
|Z|Zulu|ズールー|
|0|Zelo|ゼロ|
|1|One|ワン|
|2|Two|トゥー|
|3|Tree|ツリー|
|4|Four|フォー|
|5|Fife|ファイフ|
|6|Six|シックス|
|7|Seven|セブン|
|8|Eight|エイト|
|9|Niner|ナイナー|

以下のような読み替えも広く知られている。

|文字|読み方(英語)|読み方(カナ)|
|D|Dixie|ディクシー|
|F|Fox|フォックス|
|H|Hawk|ホーク|
|K|Kilowatt|キロワット|
|L|London|ロンドン|
|0|Nadazelo|ナダゼロ|
|1|Unaone|ウーナワン|
|2|Bissotwo|ビーソートゥー|
|3|Terratree|テラーツリー|
|4|Kartefour|カルテフォー|
|5|Pantafife|パンターファイフ|
|6|Soxisix|ソクシーシックス|
|7|Setteseven|セイテイセブン|
|8|Oktoeight|オクトーエイト|
|9|Noveniner|ノーヴェーナイナー|


**使用例
例えば伝えたいことが「ようじょ」の場合は

 Y    O    U  
ヤンキー オスカー ユニフォーム

 J      O   
ジュリエット オスカー

となる。



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