BLASSREITER

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BLASSREITER - (2017/02/13 (月) 09:07:00) のソース

&font(#6495ED){登録日}:2010/06/01(火) 00:13:42
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&font(#6495ED){所要時間}:約 6 分で読めます

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BLASSREITER(ブラスレイター)


[[ニトロプラス]]と[[GONZO]]のコラボを実現したアニメ。

2008年4月に放送された。
全24話

外伝漫画・小説もある。

タイトルはドイツ語で英語に直すと「PALERIDERS」で日本語で「青ざめた騎手(騎士)」


近未来のドイツで、死体が融合体・デモニアックと呼ばれる怪物に変貌し人を襲う様になり、それに抗う者達とのバトルロワイアルを描いた話。
かなりざっくばらんに言えばアニメ版[[仮面ライダー龍騎]]。

3DCGを駆使した迫力あるバトルとアクション、緻密なデザインと無駄に熱い漢達の繰り広げる燃えアニメ。

……に見えるが、イジメ・人種差別等をテーマにした重い話で、死亡フラグ無しに突然死ぬメインキャラと悲しい展開も多い。
しかも、本来優遇されるはずのヒーローが虐げられるとどうしようもない。
 
だが、その逆境から直立ち上がろうとする姿、死亡フラグをへし折って生き延びる姿に多くの漢達の魂を揺さぶった。

前半は融合体との超人達の戦いが主だが、後半からは近未来兵器のSFバトルが主になる。

また、ニトロの曲([[吸血殲鬼ヴェドゴニア]]の「WHITE NIGHT」)が流れたり、主人公がひたすら寝て空気になったり、
「[[俺はお前の力を凌駕した]]」「ダブルすげぇ」「ゲルトオオオオオオオ」等のネタ的意味でも人気のアニメ

因みに、放送前は地雷全開の雰囲気にファンが戸惑いを隠さなかったが、
いざ蓋を開けると2008年度アニメのダークホースと呼ばれるくらい高い評価を得た。
また、[[虚淵玄]]がアニメ脚本を本格的に手掛けた作品でもある。

しかし…………。

&font(#ff0000){最終回の評価は著しく低い。}
 

◆デモニアック
機械や金属類と融合し、操る能力を持つ異形。XAT、政府等公式資料では「融合体」と呼ばれる。
デモニアック化することをデモナイズと呼び、これが行われた後も元の人格は残るが、
変質に伴い発熱や咳などの症状を発症し「見るもの全てがデモニアックに見える」といった幻覚症状に苛まれる。


◆XAT
&font(#ff0000){X}enogenesis &font(#ff0000){A}ssault &font(#ff0000){T}eam
デモニアックに対応するために組織された部隊。
軍特殊部隊、警察交通機動隊から人員を選出し、六人で一班編成。
二班まで存在していたが、後に大型可変装甲バイク『パラディン』が配備された三班が編成された。
対象を狙撃ポイントへ誘導するアタッカーは&font(#ff0000){赤}、スナイパーは&font(#008000){緑}、CPを担う隊長、
オペレーターは&font(#ffdc00){黄}に色分けされたスーツを着用する。
 

◆ブラスレイター
デモニアックの上位に位置する、より強力な力を持つ存在。
デモニアックとは違い人間の姿と使い分けることが可能だが、
その力を強く公使すればするほど通常のデモニアックと同じく幻覚症状などに苦しめられる。
電子機器などに直接触れることで一時融合によりネットワーク情報を読み取ったり、ジョセフがガルムでするように変形させるなど出来る。
また、ジョセフの剣のように、明確に思い描いた「ヴィジョン」を体から具現化させることも可能。


◆ペイルホース
デモニアック化の原因であるナノマシン
合計72種の変異パターンのうち、どれか一つに適合した者は、
デモニアックを凌駕する力を公使することが可能な存在ブラスレイターとなる。
この72パターンは、発見された順にゴエティアのソロモン72柱の悪魔第一位からの名前を冠し、
その暗示である印を適合者の手に刻む。
 

◆ガルム
ジョセフが使用するバイク。
普段は一般的なスポーツバイクに近い外観をしているが、
ジョセフの変身に合わせて変形を行い戦闘形態となる。
エレアによる遠隔操作も可能。
アマンダに職質された際には、『日本製・四菱ジャパンカスタム』と答えている。



■メインキャラクター

〇[[ジョセフ・ジョブスン]]
CV.[[松風雅也]] 幼少期:[[三瓶由布子]]
寝る子。
主人公の一人だが、本作は純粋な一人ものの主人公ではなく、
複数の同格級キャラクターが複合的に物語を展開するため、
勘違いからよく主人公(笑)と揶揄される。

○エレア
CV.[[花澤香菜]]
ジョセフのバイク・ガルムに搭載されたホログラム端末を介して現れる少女。
行動や外見に対して美しさを重視し強調するが、美的感覚は独特。
ジョセフに助言を与える。
 
〇アマンダ・ウェルナー
声:[[伊藤静]]
ヒロイン的ポジションの主人公格。
XAT第二班の隊員。酒豪。けしからんおっぱい要員その1。
熱くなりやすいヘルマンのいい女房役だが、
プライベートでは弟がいじめられていることに気づかない空気の読めない人。
数少ない、最後まで人間だった人物。

〇ヘルマン・ザルツァ
声:[[三宅健太]]
XAT二班のアタッカー隊員。
主人公格の一人。
元バイクレーサーでアマチュア時代からのゲルトの親友。
中盤で死亡したかに思われたが奇跡の復活。後半からは実質的な主役並の活躍をする。
アマンダ大好きのツンデレ。ゲルト大好きのヤンデレ。
 
〇[[ゲルト・フレンツェン]]
声:[[石塚運昇]]
主人公格人物の一人。
通称「チャンプ」
無敗の凄腕オートバイレーサーだったが、レース中のデモニアック乱入により下半身不随になる。
しかし、ブラスレイター化する事で復活する。
しかし、暴走して最終的にはジョセフに自らの命を絶たせる様に頼む。
序盤はゲルトの話が中心で、ブラスレイター体もヒーローカラーなので、
主人公と思った人も少なくない筈。しかし、かなり早い段階でお亡くなりになる。
それでも、人気投票で一位になったり、最終回ではまさかの再登場を果たしたりする。

〇マレク・ウェルナー
声:[[皆川純子]]
アマンダの義弟。移民という事でイジメられている。
ゲルトのファンで最後まで彼を信じ続けていた唯一の人物。
弱者に弱いこの世界の全てに絶望し、「力」を求める様になり、
ベアトリスによりペイルホースに適合。ブラスレイター化する。
 

〇マドワルド・ザーギン
声:[[諏訪部順一]]
ラスボス。白馬に乗っている金髪のイケメン。
後半にてある意味彼も被害者だと判る。

〇ベアトリス・グレーゼ
声:[[大原さやか]]
ザーギンの配下で、メインキャラをデモニアック化させた張本人。けしからんおっぱい要員その2。
ザーギン大好きのヤンデレ。マグロ。



■XATメンバー
〇[[ウォルフ・ゲイリグ]]
声:[[立木文彦]]
XAT隊長。
地上波アニメなのに、ベアトリスとのセックスを成し遂げた勇者。
「すまなかったな、許してくれ」

〇アルビン・ルッツ
声:[[檜山修之]]
XAT第二班のスナイパー
実はメインを除いたXATメンバーで最後に死ぬ。

〇ブラッドリー・ギルフォード
声:[[中村悠一]]
XAT第二班のスナイパー
目を隠す程の長髪だが、割と素顔を見せるシーンが多い。
弾丸とドッグタグのお守りをしている。

〇レーネ・ロザムンデ
声:[[喜多村英梨]]
XAT第三班
ブラッドの元相方。
中の人は虚淵の次回作アニメにも出演した。
&font(#0000ff){&u(){&font(#ffffff){そして、そこでも酷い目に逢わされた。}}}

◆余談
2014年度前半の[[スーパーヒーロータイム]]は[[戦隊>烈車戦隊トッキュウジャー]]を本作のメインライターである[[小林靖子]]、[[ライダー>仮面ライダー鎧武]]を[[虚淵玄]]が手がけている。
このタッグには真っ先に本作を思い出した人もいるとかいないとか。
最も作風は子供に向けてか、両者ともに本作と比べてコメディ描写が多く、設定など根幹に黒い部分がありつつも、かなり明るめである。
[[朝から欝展開やらかして新聞に苦言が載せられた前例>ウルトラマンネクサス]]もあるので、この判断は正しいかもしれない。
ライダーは平成1期初期にはハードな展開が多かったが…。

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- 虚淵が構成として関わってるが、書いたのは3本ぐらいだったよな。  -- 名無しさん  (2014-03-11 04:35:21)
- 隠れた名作  -- 名無しさん  (2016-12-06 03:00:05)
- 最終回は説明不足だったけどなんだかんだで好きな作品。  -- 名無しさん  (2017-02-13 09:07:00)
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