&font(#6495ED){登録日}:2010/07/03(土) 09:36:47 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 2 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- エリヤフ・ゴールドラット著の閉鎖寸前の工場の再建を描いた小説。 日本語版タイトルは『ザ・ゴール 企業の究極の目的とは何か』 翻訳は三本木亮。 続編としてThe Goal2がある あらすじ 機械メーカーの工場長である主人公のアレックス・ロゴは追い詰められていた。 赤字続きだった工場を3か月以内に改善しなければ工場が閉鎖されてしまうのだ。 さらには多忙が災いし、妻には離婚を迫られている。 そんな絶対絶命の危機に半ば諦めていたアレックスの前にジョナという人物が現れ、経営改善のアドバイスを与える。 概説 小説の形をとってはいるがその実、恐ろしいほど実践的なビジネス本。 会計情報の正しい見方、信念共有の重要性、効率化の落とし穴、情報共有化の意義など、業務改善のノウハウをストーリーに組み込むことでわかりやすくなっている。 ビジネスマンの必読書とまで言われ、全世界で数千万のビジネスマンが読んだとされる。 非常に優れた本でありながら、17年間日本での出版が許されなかった。 許さなかった理由を著者は&font(#ff0000){「日本人は部分最適の改善にかけては世界で超一級だ。その日本人に『ザ・ゴール』に書いたような全体最適化の手法を教えてしまったら、貿易摩擦が再燃して世界経済が大混乱に陥る」}と語っている。 そんな名著が現在ではちゃんと日本語訳出版されていることを喜ぶべきだろうか悲しむべきだろうか。 追記・修正をお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,1) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 会社で読まされたけど、うちの工場より作中の傾いた工場の方が社員の待遇良かったな。忙しく働いてるの工場長くらいで、ほかの社員は勤務時間きっちり守って適切に働いてるじゃん。 -- 名無しさん (2018-07-21 12:28:42) #comment #areaedit(end) }