DEAD SPACE2

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DEAD SPACE2 - (2013/07/04 (木) 23:34:12) のソース

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&font(#ff0000){&bold(){DEAD SPACE2}}とは、エレクトロニクスアーツから2011年1月25日に発売されたTPS。
[[前作>]DEADSPACE(ゲーム)]から2年以上を経て発売された続編。その間にも数多くのメディアミックスも展開されていた。ただし大半が日本発禁。
本作も例によって日本発禁。&font(#ff0000){っていうかパックとかクロウラーのヤバイ設定やデザインじゃ日本で発売できるわけねーだろ!}

基本的なゲームシステムは前作とほぼ同様で、やはり&font(#ff0000){&bold(){D四肢切断}}が最もダメージ効率の高い手段となっている。

主な追加・変更点は、

・ゲームスピードの向上。お陰でスラッシャーの突撃やリーパーの奇襲の対応が難しくなった。
・アイザックさんのモーションも全体的にスピーディーに。ステイシスで殴り殺すのも楽々。(状況・難易度と要相談)
・工具や兵器・ネクロモーフは当然増加。カス武器だったフレイムスロワーやパルスライフルも大幅強化され、どの武器でも戦えるバランス。
・非エイム時でもリロード可能。これによりヒットアンドアウェイ戦法も容易に。
・無重力地帯の操作方法変更。今回からスーツにスラスターが搭載されており、モビルスーツの様な挙動になる。
・キネシスが強化不能。その代わり前作より射程が長くなり隙もほぼ一瞬。
・上記に伴い、キネシスで尖った物や敵の刃を射出すれば大ダメージを与えられる。
・インターフェース全般がより3D寄りに。
・&font(#ff0000){&bold(){死に方もよりスタイリッシュでエキサイティングに!}}
・ステイシスゲージが時間回復式になり、実質使用回数が無制限。ただし、最大使用数は4回と前作より少ない。&br()回復に必要な時間も初期状態で『1回分につき』100秒。4回分まで待つと400秒。実に6分超である。&br()減少させるにはRIG改造とアドヴァンスドスーツ装備のみ。&br()それに伴い前作で一つずつしか所持出来なかったステイシスパックを3つまで同時所持可能。インベントリを切迫しにくくなっている。
・新たなオブジェクトとしてステイシスキャニスターが登場。これを敵や壁に叩き付けると広範囲にステイシス効果を及ぼす。&br()設置場所は限定的だが、上手く扱えば優位に立ち回れる。
・スーツは前作で上位互換に更新するのみ出来なかった前作と違い、今回は自由に着替えることが可能。防御力は上位スーツ装備後更新。&br()また、スーツ毎に固有の補正が追加され、それぞれ個性付けがされている。戦闘優位か着替えるも良し、エンジニアスーツを着て歩くも良し。
・閉所での戦闘や集団のラッシュ戦が大幅増加。この為プラズマカッター一本で生き延びるのは難しくなった。とは言え相変わらず強い。
・一部の武装は特殊な改造(SP)が可能、攻撃に燃焼・爆発効果等が追加される。
・QTEが多数追加。ただし、入力受付時間は長いので逆に狙わない限り滅多に死なない。
・細かいことだがガラスを叩き割れるようになった。
・外部が真空空間の場合ガラスを破壊することで敵と&font(#ff0000){アイザックも}纏めて放出可能。隔壁作動に失敗すると&font(#ff0000){&bold(){千切れる}}。&br()ちなみに放出可能なガラスはよく見るとCEC製。石村といい、姉歯建築に定評がある。
・死体に追撃を加えないとアイテムドロップしなくなった。追撃手段は蹴りでもキネシスでも良い。
・シナリオ展開が映画的な表現に変化。前作ではログや一部人物からの情報でしか解り難かった地球政府やユニトロジー教会の目的も明確になっている。&br()特に展開の関係上、アイザックにキャラ付けされたのが最も大きな変化と言えるか。
・セーブ回数3回制限の最高難易度「ハードコア」が追加。

などなど、一目で解る所から細かいところまでかなり丁寧に調整されている。本作から[[3>DEAD SPACE3]]に引き継がれた要素も多い。

●ストーリー
惨劇から3年。
イージスⅦ付近を漂流していたアイザック・クラークは救助されたものの、
重度のPTSDを患っており、更には「レッドマーカー」と接触したことによりシグナルを植え付けられていた。
その為土星・タイタンに位置するステーション「スプロール」の精神病棟に隔離されており投薬により朦朧とする中、
デイナの指示によって病棟から脱出する。
そして、アイザックが目にしたのはネクロモーフの巣窟と化した「スプロール」だった。

地球政府とユニトロジー教会の錯綜する思惑と繰り返された惨劇、生存を賭けて死地に再び身を投じるが…。

●登場人物
◆アイザック・クラーク
我らが宇宙最強のエンジニア。今回も散々な目に合う、というか今回は災厄の中心に。(;三)<ンアァ!
無口・受動的だった前作と違い、よく喋りよく愚痴り能動的になりキャラ付けがなされた。ネタにされる原因の一つだけど。
それと若返った。ファックとかちょっと口が悪い。まぁ仕方ないか。
3年も寝込んでた割には前作より身体能力が上がってる。特に格闘攻撃はシリーズ中本作が最も高威力で頑張れば黒化でも殴り殺せる。
[[起きた途端にクライマックス>仮面ライダー電王]]]だったり、[[飛んだり飛ばされたり落ちたり>アイアンマン(映画)]]と忙しい。
加えて[[歩く死亡フラグ・爆発オチ>キリコ・キュービィー]]なのが板についてしまった感もある。
そしてやっぱり豆腐体質。
あと元カノが幻覚と脳内で粘着してる。ストレス源なのかよく見ると&font(#ff0000){頭頂部がヤバイ}。&font(#0000ff){&u(){&font(#ffffff){3でフサフサだったけど。}}}
ちなみに相棒[[プラズマカッター>工具一覧(DEADSPACE)]]は今回フラッシュライトと医療用レーザー装置をその場で組み合わせた急造品だが十分強力。
でもイメージCGだと何故か正規モデル。

◆デイナ・ル=グウィン
アイザックの脱出を手引きする女性。彼の患った認知症を治療出来ると言うが…。
どうもアイザックは彼女の事が気に食わず、信用出来ない様子。
通称ケンドラ2号。スマートフォン版でも声だけ出演。
&font(#0000ff){&u(){&font(#ffffff){正体はユニトロジスト(スプロール支部代表者)。ヴァンダルを利用し惨劇を招いた本人でもある。&br()アイザックの持つシグナルを欲し、手中に収めるため行動していたが…。}}}

◆ノーラン・ストロース
OVA「Aftermath」の登場人物で元マーカー研究者。
アイザックが破壊した…と言うより小惑星衝突時に置き去りにしたレッドマーカー残骸の回収を行ったが、欠片の影響により妻子を殺害。
以後はアイザックと共に仲良く精神病棟にブチ込まれ隔離されていたがネクロモーフ大量発生の際に脱出。
マーカーを破壊する術を知っているらしいが、上記の理由からシグナルを持つため、幻覚によって徐々に精神崩壊していく。
因みに「Aftermath」のジャケットはチャプター13の伏線。
 
◆エリー・ラングフォード
CEC(アイザックと同じ所属企業)の重機パイロットでクラス4。巨乳。
中盤にネクロモーフと戦っている最中にアイザックやストロースと出会い、共に行動することになるが…。
当初、非常に警戒心が強かったのは彼女に関するオーディオログから理由が解る。
かなり強気な女性で、&font(#0000ff){&u(){&font(#ffffff){右目がご臨終}}}しても殴りかかる位に強い。そして可愛い。
因みに彼女が使用するプラズマカッターは前作に登場したものと同モデル。前作のセーブデータがあれば使用可能。
&font(#0000ff){&u(){&font(#ffffff){3にも再登場するものの、あまりのキャラ変化に嘆く人も少なくない。}}}

◆ハンス・タイドマン
スプロールの最高指揮官で悪い方のハゲ。良い方は前作のハゲモンド。
&font(#0000ff){&u(){&font(#ffffff){ただ、厳密にはデイナと違って完全な悪人ではない。マーカー建造やオラクル・プログラムもスプロールや人類にとって有益と本気で考えていた。}}}
アイザックやストロースの記憶からデータを抽出し、スプロールにマーカーを建造した張本人。
マーカーを破壊出来る可能性を持つアイザックに様々な妨害を行う。
スマートフォン版でも声だけ登場。ネクロモーフの侵攻を抑えるため、ヴァンダルと協力体制を取る。アゴでこき使うんですけどね。

◆ニコール・ブレナン
前作で自殺したアイザックの元カノ。&font(#808080){&bold(){前作より老けた}}。
マーカーによる幻影で、血塗れの姿でアイザックの前に度々現れては恨み節とメンチビームを放つ。時々ダーマ厨。
しかも様々な手段でアイザックと&font(#f09199){合体}したがる困ったちゃんで、会話も可能。
アイザックの罪の意識の具現化でもある。
ちなみに外見が変わったのは中の人も変わったため。

●ゲイブ・ウェラー
外伝「Extraction」の登場人物でもあり、DLCシナリオ「Severed」の主人公。アイザック同様イージスVIIの生還者。
結局共に脱出したレクシーンと結ばれたリア充。
でも元々アネクロモーフと戦わされたり、「Severed」で復帰したツウィッチャーと戦わされる違う意味での苦労人。
ネクロモーフ発生後は鉱山区画で迎撃していたが、物語開始時点では部隊が壊滅し弾薬もロクに残っていなかった。
それでも生き残ってる辺りは流石生還者か。
なお、「Severed」のイメージCGは彼のパトロールスーツ。

●レクシーン・マードック・ウェラー
ゲイブ同様「Extraction」の登場人物でゲイブの嫁。アイザック・ゲイブ同様イージスVIIの生還者。
以前に比べてかなり美人になった。え?ネイサン?それは「Extraction」のラストをよく見ると解る。
マーカーシグナルの汚染を受け付けず、周囲の人間をも汚染から防ぐ力を持つ。
現在は妊娠中でアイザック同様病院区画に居る。本編から解るが、病院区画は&bold(){超エキサイティングな状況}。
&font(#0000ff){&u(){&font(#ffffff){その特異な能力から、政府によるオラクルプログラムの被験者となってしまう。&br()そもそもゲイブと結ばれ、子を設けたのも政府の思惑。当然アイザック同様抹殺対象の機密にあたる。}}}

●その他の人物
◆フランコ・デリール
外伝「Ignition」の主人公の一人。隔離されていたアイザックを張本人でもある。
ゲーム冒頭でアイザックを救出した人物だが、直後にインフェクターに[[契約>キュゥべえ]]されてアイザックの目の前でスラッシャーに変異してしまった。
オォゥ…。
&font(#0000ff){&u(){&font(#ffffff){デイナとの繋がりから彼の所属はユニトロジー教会となっている。}}}

◆[[マイケル・アルトマン>マイケル・アルトマン(DEAD SPACE)]]
ユニトロジー教会で散々宣伝されてる「最初の殉教者」で教祖。しかし真相は…。

◆ケイレブ&ソレンソン
CEC所属の地質学者。ソレンソンはエリーと別のシフトだった。
主にエリーに関するオーディオログで登場する。

◆ハワード・フィリップス
[[ラヴクラフト>ハワード・フィリップス・ラヴクラフト]]ではない。何年も使用されてない筈の太陽光発電アレイの管理者。閑職だったらしく、ログは愚痴だらけ。
AI・ANTIに「よくお眠りになりましたか?」と言われるが&font(#ff0000){永眠してます}。
キネシスで弄られる運命。アイザックがドSな場合&font(#ff0000){&bold(){デトネイタートラップに叩きつけられる}}。

◆ケリー・ノートン
チャプター11でログが拾える教会の工作員。&bold(){元エンジニアなので当然強い。}モバイル版の主人公ヴァンダルその人。ヴァンダルの意味は…。
教会側の計画で妨害工作に偽装したネクロモーフ放出に利用され、止む無くタイドマンの指示下で動くことになる。
本作の惨劇を引き起こしてしまった張本人とも言えるが、元々彼女はスプロールを危険に晒すつもりは無く、
任務の目的すら知らされていない末端の構成員に過ぎない。
&font(#0000ff){&u(){&font(#ffffff){ただ、ハゲはハゲで彼女のRIGに細工を施している。マーカーの幻覚が見えるのはそのため。&br()最終的に、連動して発生したネクロモーフ寄生によるリアクター暴走を阻止したものの負傷してしまい、&br()救難信号を発するが救助を得られず生死不明に…というかネクロモーフの攻撃を受けたか何かで死亡した模様。}}}
「Extraction」のレーザーピック以来の格闘戦用武器プラズマソー(勿論&font(#994c00){&bold(){工具}})を使用しており、後に3でよく似た武器が登場した。

◆一般人の皆さん
居住区が&bold(){ネクロモーフ大暴動直撃}なので&font(#ff0000){&bold(){&bold(){前作以上に人がゴミの様に死ぬ}}}。
特に爆さんイベントの気が触れた女性は何気に最凶レベルのトラウマ。&font(#ff0000){&bold(){ママヨー。}}




※小ネタバレ
・赤ん坊だった我が子が歩けるようになる等、幻覚は成長する事が判明。&br()「Aftermath」を見ていないと解り難いがストロースの言動が根拠。&font(#808080){あとニコールの経年劣化も。}

・生き残ってる人は基本的に知能が高い。&br()これはマーカーが発するシグナルへの影響の違い。上級エンジニアのアイザックと元マーカー研究者のストロースが良い例。&br()また、普通の人間にも個人差があり、中にはエリーや3のマハードの様に全く影響を受けない人物も居る。&br()極めて特殊なケースとして、レクシーンの能力も存在する。

●機種間の違い
◆共通点
結構バグが多い。前作以上に死体が荒ぶるのは日常茶飯事。壁や床、電車に身体が埋まることも。ナンテコッタイ……。
特に初期verではバグで2周目解禁装備が入手不能。&font(#ff0000){デバッグ段階で気付けよ}。
ちなみに身体障害者からの意見をフィードバックし、修正後はキーボード操作のアサイン変更も可能。
進行不能の可能性もある為、出来るだけバックアップを取るのを推奨。
コレクターズエディション版は北米・欧州版で内容が違うが、どちらも特典のゼロテ武装は同梱。
ゼロテフォースガン(とDLCのブラッディ仕様)は性能表と違い、プライマリの威力が&font(#ff0000){2倍}。反則的に強いが恐らく設定ミス。

ちなみにジャケットやOP等に登場し、本作の象徴的スーツとなるのは終盤のノード部屋で入手するアドヴァンスド。
高防御力・ステイシスゲージ回復時間半減と強力。デザインモチーフは「[[新造人間キャシャーン]]」だとか。

◆PC版
現在は安価でDL販売も可能になっており、入手も容易。
また、非公式ツールで日本語化が可能。
前述の装備解禁不可バグはパッチを当てることで修正され、家庭用のリベットガン・パトロール・ハッカーを除いた全DLC武装も解禁される。
これは流石に不味いバグだったのと「Severed」が配信されていない・「Ignition」との連動不可という環境への配慮からか。
実は内部データに全装備収録されており、ゴニョゴニョすればリベット・パトロール・ハッカー装備を含めた全DLC装備を(初期verでも)入手可能。
ただしパッチは前述の日本語化と相性が悪かった…が、後に3と同形式のMODで解消されている。
また、前作もだが、セキュリティソフト「SecuROM」もインストールされるため、これによる電力・CPUクロック書き換え等不具合が多数報告されている。
特に前作発売時は北米で起訴沙汰になった。
RemoveツールとEAからで配信されているインストール制限解除ツールは必須。
ちなみに海外ゲームによくあることだが、スーツのカラーリング変更MODも存在する。

◆家庭用
DLCで同時系列の裏側で起こっていた物語「Severed」が配信されている。
こちらは「Extraction」の登場人物ゲイブ・ウェラーが主人公となっており、
基本的にルートは本編の逆走となっているがツウィッチャーの復帰・施設の外観変化やパトロールスーツの専用モデル等、かなり工夫されている。
パトロール装備も手に入るので家庭用版を持っているなら十分手を出す価値はある。&font(#0000ff){&u(){&font(#ffffff){Awakenedもこのくらい頑張ってくれれば…。}}}
また、「イグニッション」との連動で隠しログやハッカー装備が入手可能な他、通常入れない部屋が解禁。
なお、プラズマカッターだけで生き延びるのが難しいバランスになった為か、カッター実績が無くなった。
本作ではあまり気にせず他の工具も使おう。
ちなみにハッカースーツはマスクやスラスターのギミックが廃されてアイザックの私服として3で再登場している。
また、PS3版の限定板ではゲイブ・レクシーンの出典作「Extraction」のHD版が同梱されている。


[#¥]<&font(#ff0000){&bold(){そのクソッたれなマーカーごと追記・修正してやる!!}}

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