げんこつ岩太

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げんこつ岩太 - (2017/07/29 (土) 09:19:35) のソース

&font(#6495ED){登録日}:2010/07/20(火) 12:15:14
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}:約 2 分で読めます

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週刊少年チャンピオンに掲載された漫画。
主人公・岩太と悪友・信助と共に、この世に蔓延る悪を徹底的に痛めつける勧善懲悪物語。
内容は初期のこち亀+初期の[[浦安鉄筋家族]]に近い。

何と作者は、皆のトラウマ『[[はだしのゲン]]』で有名な中沢啓治。
中沢啓治と言えば、『はだしのゲン』や『クロがいた夏』のように[[戦争]]や原爆というダークな作品が有名だが、本作の特徴は何といっても戦争・原爆とは一切無縁のギャグ描写で占められている点にある。
『はだしのゲン』しか読んでない人はトラウマクラッシュしかねないので、注意が必要。

&font(#ff0000){中沢先生、一体何があったんですか?}

それでも『&font(#ff0000){ギャャー!}』や『&font(#ff0000){ギギギ}』などの中沢節は健在。
  
■登場人物
・岩太(がんた)
&font(#ff0000){愛すべきバカ}
幼い頃に母親を亡くし、純金の墓を建てる為に“スナックげんこつ(スナックというよりは喫茶店)”を経営する坊主頭の青年。
儲かっていない模様で、金にがめついケチ野郎。
彼の屁は強力で直接浴びると顔が黄色くなる。
必殺技は相手を一撃でダウンさせるパンチと下駄キック。
首に掛けている数珠は爆弾になる。
その豪快なエネルギー源は、毎日食べている100匹の[[黒いアイツ]]にある。
決め台詞は『判決、地獄行きー!』
恐らく中沢作品中、[[最強]]キャラ。
  
・信助
岩太の悪友。
何浪もしているダメ学生で親の脛かじりだが、視覚障害者支援をしている他、通っていた学校は電子工学専攻だった為に小細工が得意で岩太の強力なパートナー。

・春男
3話に登場した麻薬中毒の両親から岩太に預けられた少年。
冷静で毒舌。
好物はウナ重。

・美代
春男の母親でキャバ嬢。
ヤクザに騙されて麻薬中毒に陥っていた。
  
・鬼人組
美代を騙して麻薬中毒にさせ、金儲けをしていたヤクザ達。
これに怒った岩太は春男の好物であるウナ重にヒントを得た電気ウナギ作戦(大学からの盗品)を遂行、全員感電して全滅させられた。

組歌
&font(#ff0000){悪をしよう&br()悪事をしよう&br()悪がすべての人生よ&br()悪事ばんざい&br()がんばろう オー}





僅か5話で[[打ち切り]]になった悲劇の未完作品。
後に中沢啓治平和漫画シリーズの一つとして発売されるが、他ラインナップが戦争と原爆を生々しく描いた『ゲキの河』や『ユーカリの木の下で』などなので、明らかに浮いている。
確かに平和だけどさぁ…
  
作者は『はだしのゲン』で有名な中沢啓治。
大事な事なので(ry






判決、追記修正ー!

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- これ読んで作者は同人作家並みにぶっ飛んでんなって思った  -- 名無しさん  (2014-12-08 20:20:17)
- この作品好き。中沢啓二さんと言う作家が色んな意味で凄い人に見えてくる・・・  -- 成吉思汗  (2015-03-20 22:20:45)
- 記事出来てたのか…小学校の時図書室にあって何度も読んでたわ。平和マンガシリーズでは一番好きだ  -- 名無しさん  (2015-12-28 21:06:57)
- 他のシリーズが平和(を訴える)漫画なのに対しこっちは平和(なノリと雰囲気の)漫画だからなぁ・・・悪役のゲスっぷりは光るけどそれを圧倒的暴力でコテンパンにするという痛快さが必殺シリーズにも似た何かを感じる  -- 名無しさん  (2016-03-20 16:35:31)
- 絵は確かにはだしのゲンやらゲキの河と同じなのに、ノリは全く逆で初めて読んだとき「本当に同じ作者か!?」と戸惑ったなw  -- 名無しさん  (2017-07-29 09:17:47)
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