DRUMP

「DRUMP」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る

DRUMP - (2015/04/18 (土) 17:16:00) のソース

&font(#6495ED){登録日}:2013/11/06(日) 12:58:00
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}:約 8 分で読めます

----
&link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧
&tags()
----

#center(){&font(#ff0000){キミは目にする。新たなる伝説を、かつてないゲームを!}}

DRUMP(ドランプ)は、2013年11月に週刊少年ジャンプ49号に掲載された特別読切。
作者は『遊☆戯☆王』でおなじみのカズキングこと[[高橋和希]]で、実に9年ぶりの和希本人による新作である。
内容は初期遊戯王に近いゲームバトルで、読み切り掲載と同時に、ゲームのルール解説が公式サイトに掲載されたり、
49号の付録としてトランプに貼る専用シールが付いて来たりとかなりの特別待遇を受けている。
ゲームプレイ動画が9回しか再生されていないことには触れてはいけない。

なお、漫画に登場したゲームはなんと市販のトランプでできるので、百均に行けば簡単にゲームの準備は整う。OCGと比べ非常に良心的。
これならショット・ガン・シャッフルしても怒られない。

紙面ではプラスチック製のトランプに付属シールを貼りつけ、スリーブを着けて遊ぶことが推奨されているが、
面倒ならトランプの10~Kに「頭」「翼」「胴」「尾」とマジックで書いてもおk。
トランプにスリーブなんて非ぃ科学的である。
どうしてもこだわる場合は、プレゼントキャンペーンで本作仕様の黒いトランプを入手しよう。


え?ゲームのルールは漫画と違うって明記してある? 知らん、そんなことは俺の管轄外だ。


●あらすじ
「ドラゴンの屍の痕跡」と呼ばれる遺跡の探検にやってきたロッソ、ネーロ、ビアンカの3人は、封印された謎のカードデッキ「竜羅旋風(ドランプ)」を発掘する。
その時、ロッソの右目に変化が生じ、カードに封印された「ドラゴン」の声を聴く。
ロッソはドラゴンを救い出すため、ドラゴンを封印した魔女・スペーディアとのカードバトルに挑む。


●登場人物

ロッソ
主人公。オカルト系に思いっきり倒れこんでいる好奇心旺盛な少年。
竜羅旋風を発掘したことで右目がどっかの覇王のようになり、左目を塞ぐことで1000年前の世界が見えるようになる。
ドラゴンを助けるため、何の説明も受けないままDRUMPで戦うことになる。

ビアンカ
空気ヒロイン。小鳥っぽい。

ネーロ
鉄男。オカルトは嫌いだがビアンカに惚れている。

ドラゴン
「冗談だ」
竜羅旋風に封印された魔物。
その気になれば人間界など一瞬で滅ぼせるらしいが、何を考えているかよくわからない。
アストラルポジション。

スペーディア
1000年前にドラゴンを竜羅旋風に封印した魔女。
ロッソ曰く1000年前の方が可愛かったらしいけど、正直あんま変わらない。
ルールも知らないロッソに対して鉄壁の「地獄の四面待ち」を仕掛け、その上でエクストラジャックによる速攻を狙うが、基本に忠実な&bold(){説明死}を遂げた。


●竜羅旋風(ドランプ)
ロッソ達が遺跡で発掘した古代のカードデッキ。
カードの構成自体は現代のトランプ(ジョーカーを除く52枚)と全く一緒。一応スートもあるが、ゲームには使用しない。
1000年前に魔女・スペーディアが&bold(){「キマイラ」「ヒドラ」「ペガサス」}そして&bold(){「ドラゴン」}の4種の魔物の身体(&bold(){パーツ})と、生命力(&bold(){フォース})を52枚の破片に分割して封印したもので、
デッキの中にあるパーツカードを探し出し、それに見合うフォースカードを捧げるという儀式(ゲーム)を行うことで、カードに封印された魔物が解放される。

・フォースカード(36枚)
A~9までのカード。カードの数値が魔物の生命力を表す。マナコスト及びシンクロ召喚を想像しよう。
Aは特別に「1」「11」のいずれかとして扱うことができるが、それ以外にも様々な使い方ができる切り札である。
数字が大きいフォースをバンバン出していきたいところだが、後述のアタックによりそうもいかない。

・パーツカード(4種16枚)
10,J,Q,Kのカード。数字ごとに四種類の魔物が封印されていて、それぞれに&bold(){「頭」「翼」「胴」「尾」}のパーツがある。エクゾディアもしくはシグナーの痣を想像しよう。


キマイラ(10)
最弱の魔物。
現実的にこのゲームをやるとパーツはゴチャゴチャでDRUMPするのが当然なので、本当の意味でキマイラ(合成獣)を召喚するゲームだとか言ってはいけない。
バフォメットを召喚する効果はない。

ヒドラ(J)
手札のAのカードを捨てることで捨て札から特殊召喚(?)できるという「エクストラジャック」というルールを持つ。
早めにDRUMPを決めるには丁度いいが、点数勝負になると負ける。

ペガサス(Q)
これといった特徴はないのデース。

ドラゴン(K)
設定的にはこのゲームの主役で、最強の魔物。
こいつを完全な状態で召喚すればどうあっても負けることはない。
だが4枚を揃えるのは相当な運命力が必要であり、インチキでもしない限り召喚できることはほぼないといってよい。

●遊び方
&bold(){※このルールは漫画でやっているゲームとは異なる点がありますが、和希にはよくあることなのであまり気にしないでください。}

真ん中にドラゴンがデッキの底に沈むようによ~くシャッフルした1組のトランプ(竜羅旋風)を置き、その両脇に捨て札を置く。
フィールドには「頭」「翼」「胴」「尾」のパーツカードを置くモンスターパーツゾーンと、フォースカードを置くフォースゾーンがそれぞれ4つずつある。

じゃんけんなどで先攻後攻を決定。別にクラッシュタウンルールで決めてもよい。ファイナルターンがあるので、一概に先攻有利とはいえない。

初手5枚でゲームスタート。ターンの最初に1ドローする。
1ターンにつき、各フォースゾーンに1枚ずつフォースカードを置くことができる。
フォースカードは1枚目は表、2枚目以降は伏せて重ねる。一つのフォースゾーンには合計14までしかフォースを置けない。

1つのフォースゾーンに一定の数のフォースカードが貯まると、それを捨て札に置くことで手札のパーツカードをモンスターパーツゾーンに出せる。
コストはキマイラは10、ヒドラは11、ペガサスは12、ドラゴンは13。
これを繰り返し、&u(){「頭」「翼」「胴」「尾」のモンスターパーツゾーンを全て埋めれば}&bold(){「DRUMP」}達成により勝利となる。

先攻プレイヤーがDRUMPした場合、後攻プレイヤーは最後に1ターンだけプレイすることができる。ファイナルターン!
そこで後攻がDRUMPすれば、判定に持ち込むことができる。
後攻が先にDRUMPしたら問答無用で勝利。

ロッソは律儀にドラゴンのパーツを揃えていたが、実際にはパーツがバラバラでもDRUMP達成となる。
つまり&bold(){ドラゴンの頭、ペガサスの翼、ヒドラの胴、キマイラの尾でもDRUMPはDRUMPである}。&bold(){バランス悪っ!}

ただし、両者DRUMPの場合は
全部ドラゴン>全部ペガサス>全部ヒドラ>全部キマイラ>(越えられない壁)>それ以外
の順番で優劣をつける。

両者役なしの場合はドラゴン13点、ペガサス12点、キマイラ10点、&bold(){ヒドラ5点}で点数勝負する。
前述のバランスの悪い生物なら13+12+&bold(){5}+10で40点となる。

流れ的にヒドラは本来11点のはずだが、特殊召喚ルールの代償としてこのようなことになっている。1kill狙いにはリスクがつきものなのである。

途中でデッキが切れた場合は、その時点までに置かれたパーツカードで点数勝負をする。


●リサイクル
手札のパーツカードを捨てることで、捨て札から好きなパーツをサーチするか、1ドローできる。
1ターンに2回まで可能。
相手がまだ出してない部位のパーツカードをうかつに捨てるとリサイクルされるので、使うときは慎重に。

●エクストラジャック
手札のAのカードを捨てることで、捨札からヒドラのパーツを特殊召喚できる。
手は早くなるが点数勝負で不利になるので考え物。

●アタック
DRUMPは一応トランプゲームだが、なんと相手のカードを&bold(){割る}ことができる。
手札のフォースカードを相手のフォースゾーンに叩き込み、叩き込んだカードとゾーンのカードの合計が&bold(){14以上}になれば&bold(){暴発(バースト)}し、フォースカードは捨て札となる。

さらに豪華特典として1ドローできる。
しかし13以下であれば叩き込んだフォースを奪われ、召喚の足しにされてしまう。

●ブロック
アタックされたら、相手が出したカード以上の数値のカードを手札から捨てれば&bold(){ブロック}できる。ガードではない。
ブロックされたらそれよりも大きい数字を捨てればブロックし返すことができ、ブロックし返されたらさらにブロックできる。
ブロックにはパーツカードも10~13の強力な壁として使用できる(アタックはできない)。
防御側が勝てばフォースゾーンのカードはそのままで、最終的に競り勝った方が1ドローする。
いくらボードアドバンテージと1ドローがかかっているからといって、相手がまだ出してない部位のパーツカードを(ry
ちなみに&bold(){A}はアタックに使っても、ガードで出しても即勝利という最強キャードである。完ガではない。
2がAに勝つというルールもないので間違えてはいけない。

アタック及びブロックのルールにより、フォースカードは小さい順に展開するのが定石となっている。
(2~4のフォースはパーツカードを切らないとバーストできない。でもうかつにパーツカードを以下略)

●原作との相違点
・原作では、互いのプレイヤーは&bold(){常に五枚}の手札を持つ。つまりカードを使うたびにデッキから補充できる。
・フォースカードは割と無制限に出せる。作中ではロッソがいきなり「8」と「5」を出そうとしていた。
・相手のターンに移る条件が曖昧で、隙あらば自分のターンを宣言できる。
・あくまでゲームではなく儀式なので、四肢がバラバラで復活しても意味がない。またファイナルターンも多分無い(その前に死ぬ)。


追記・修正はドラゴンの四肢を揃えたらお願いします。

#include(テンプレ2)
#right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/
#vote3(time=600,6)
}
#include(テンプレ3)

#openclose(show=▷ コメント欄){
#areaedit()
- 新たなる伝説って?  -- 名無しさん  (2013-11-06 13:07:48)
- ああ!  -- 名無しさん  (2013-11-06 13:22:00)
- 未来のあなた自身なのです。  -- 名無しさん  (2013-11-06 13:24:22)
- まるで意味がわからんぞ!?  -- 名無しさん  (2013-11-06 14:04:57)
- 答えろルドガー!  -- 名無しさん  (2013-11-06 14:24:01)
- 知らん。そんなこと俺の管轄外だ。  -- 名無しさん  (2013-11-06 14:35:01)
- 左目と右目逆じゃね?  -- 名無しさん  (2013-11-06 14:40:55)
- あと、作中のドランプとおまけシール使ったドランプはルール違うって明言してあるから、混同した書き方はいかがなもんかと  -- 名無しさん  (2013-11-06 14:43:35)
- つか、連載化及び商品化して欲しい  -- 名無しさん  (2013-11-06 15:34:27)
- 連載は持たないと思うなぁ……  -- 名無しさん  (2013-11-06 16:24:20)
- 鳥山みたいに自分の描きたい漫画描いてそれに人気が出ようが出まいが別に問題ないくらい金は稼いでるしね。前みたいに自分のサイトにアメコミ風の漫画載せたりするくらいでしょ。週間連載するメリットがないもん  -- 名無しさん  (2013-11-06 17:31:42)
- 変則ブラックジャックといったところか。21の代わりに手札の絵札と考えれば。初期のゲームといい、今回といい、どうやってルール考えてるんだろ  -- 名無しさん  (2013-11-06 18:42:08)
- 次やるときはは本人も大好きTRGPものを久々にやってほしいなぁ  -- 名無しさん  (2013-11-22 23:36:24)
- 面白かった。  -- 名無しさん  (2013-11-25 06:06:35)
- スキあらば自分のターンって、なんだタダの遊戯王か  -- 名無しさん  (2014-02-10 03:10:36)
- ↑カードゲームで自分のターンは普通だと思うが…  -- 名無しさん  (2014-03-06 20:23:31)
- ↑カードゲームで自分のターンは普通だと思うが…  -- 名無しさん  (2014-03-06 21:08:40)
- ↑ミスった  -- 名無しさん  (2014-03-06 21:08:54)
- 昔ドランプという猫型ロボットがいてな・・・。  -- 名無しさん  (2014-06-30 19:16:39)
#comment
#areaedit(end)
}