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METAL MAX

METAL MAX - (2013/11/09 (土) 13:33:12) のソース

&font(#6495ED){登録日}：2011/04/07(木) 02:14:16
&font(#6495ED){更新日}：&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
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#center(){&big(){&font(#ff0000){&bold(){竜退治はもう飽きた！！&br()どうだみんな！？}}}}

#center(){&big(){&font(#ff0000){&bold(){＼竜退治はもう飽きたー！！／}}}}

&big(){&font(#0000ff){&bold(){METAL MAX}}}とは、1991年に[[データイースト>データイースト株式会社]]から発売されたファミリーコンピュータ用ロールプレイングゲーム。
現在は発売元が角川ゲームス・エンターブレインに変わり、VCで配信されている。
シリーズの概要・システム的な部分はは[[METAL MAXシリーズ]]を参照されたし。

本作では「&bold(){[[大破壊]]}」により荒廃した近未来を舞台としており、
そんな無法地帯と化した世界で賞金稼ぎや強かに生きる人々を描いたRPGとなっている。

当時主流だったファンタジータイプのRPGに真っ向から勝負を挑む形で、退廃的・終末的な世界観を売りにしているのが特徴。
また、「戦車」ことクルマの運用やカスタマイズも本作の魅力である。
でもデコのRPGなので&bold(){変人}や&bold(){変態}も多い。

因みに意外と売れなかった。
色々と早すぎた名作なのかもしれない。

1作目の発売から4年後に[[スーパーファミリーコンピューター>スーパーファミコン]]にてリメイク作「リターンズ」(以下R)が発売された。1・2に続いてこちらもVCで配信されている。
こちらは多数の追加要素や戦車改造の一部仕様変更が加えられたもの。
その関係でいくつかの通過地点をスルー出来る他、追加されたシステムのお陰でややゲームバランスが崩れた感も…。

●戦車一覧
本作では基本的に戦車らしい重戦車がシャシー重量の関係上、苦しい立ち位置になりやすい。（重量がSPの上限に直結するため）
これは3でエンジンを2基搭載できる「ダブルエンジン」が登場するまで続くことになる。
リターンズでは差し替えになった戦車が多数存在。FC版に登場したものは(1)・リターンズは(R)と表記。
この他にもRではレンタルタンク専用シャシーのハーフトラックや&bold(){トラクター}等が存在する。

No1&big(){ &bold(){モスキート}}
ヴィーゼル空挺戦闘車が元ネタ。
比較的軽いシャシーと一通りの砲門は備えており、長くお世話になる。
物足りなさはあるが十分ラストまで活躍出来る。

No2&big(){ &bold(){ワイルドバギー}}
[[北斗の拳]]とかに出るアレ。
軽いが防御面に若干難がある、終盤まで使うなら大砲穴は最低限空けておきたい。
Rでは車内から射撃攻撃が可能になった。車内攻撃はCユニットの命中率補正も加わるため非情の威力を発揮する。
このおかげでソルジャーとの相性が抜群。命中フル強化ノアシステムNo.R+レザバズは鉄板。
反面、換気装置が機能しないためガス攻撃に弱いという欠点も追加されている。
鬼門のビッグキャノン直前で手には入るシャシーなので思い入れが深い人も多いかも。

No3&big(){ &bold(){バン}}
バンという名の&font(#808080){&bold(){救急車}}。
最終的な防御力は低いものの、それを容認できるなら軽さの点から素晴らしいクルマといえる。
RではS-E二門搭載可と恐ろしく攻撃的な性能になり、&font(#ff0000){&bold(){殺人救急車}}っぷりに磨きがかかった。
全体S-E二門で派手になぎ払うも良し、エクスカリバー二門で火力特化にするも良し。

No.4&big(){ &bold(){装甲車}}
元ネタはYPR765。入手時期・性能ともに半端。
1でもRでも登場時期がアレで劣等感で一杯のクルマ。
使い道は正直…一作目の時点で既に装甲車冷遇が始まってたとも言える。

No5&big(){ (1)&bold(){パンサー}/ (R)&bold(){ティーガー}}
3つ目に手に入る戦車は大体これ。
とある場所に埋蔵しているが、事前に情報があるため見つけることは容易。
元ネタは勿論ドイツのV号戦車。Rではケーニッヒスティーガー。
性能バランスが優れてるとは言えず、Rウルフ等のより強力な戦車が手に入ると即車庫行きに…。

No6&big(){ (1)&bold(){タイガー}/ (R)&bold(){エイブラムス}}
シリーズ初の買う戦車。以後の作品でも購入できる戦車は恒例化していく。
モデルはFC版はティーガーI、RではM1エイブラムス。
高価だが、登場時期に見合わない兵装なので出来るだけ早く手に入れたい。
装甲車とパンサーがいらない子なのはこいつも原因。

No7&big(){ &font(#ff0000){&bold(){Rウルフ}}}
&font(#ff0000){レッドウルフ}の相棒ともいえる&font(#ff0000){真紅の戦車}。
重戦車ではあるが性能が大変良く、スタメン候補。
オリジナルデザインではあるが、リターンズからのモチーフがメルカバなのは有名。

No8&big(){ (1)&bold(){Kタイガー}/ (R)&bold(){ホワイトタイガー}}
元ネタは1ではケーニッヒスティーガー、Rはオリジナル戦車。
Kタイガーは最高の守備力を誇るが重量も最高。改造・運用にはプレイヤーのセンスが問われる。
ホワイトタイガーも同様に守備力の高さはさることながら、砲門数も最高、このお陰で逆に重量のバランス取りが難しい。
…が、防御力を最大改造すると&font(#ff0000){SP0の状態で攻撃を食らっても全然パーツ破損が起きない}くらいタフになる。
なお、ホワイトタイガーの名称は文字列数の関係からデフォルトではホワイトムウと設定されている。
　
●登場人物

・&big(){&font(#994c00){&bold(){ハンター}}}
主人公。リオラドの修理屋の勘当息子。ファンの間での愛称は「はんた」。
モンスターハンターを志し、荒野へと身一つで飛び出した少年。だが&bold(){速攻でミンチ送りになる}のはお約束。
白兵戦の能力はメカニックよりマシ程度だが、戦車戦の能力はピカイチ。
雑魚に限らず多くの賞金首が戦車戦となり、行動速度の速さも相まって彼が「モンスターハンター」の名の通り戦闘の要と言える。
「メタルサーガ 鋼の季節」での名前はレバンナ。主人公の父だがこちらではゲーム開始時点で既に他界している。

・&big(){&font(#808080){&bold(){メカニック}}}
ポブレ・オプレに住むメカニック志望のボンボン。モスキートに食いついたばっかりにこき使われる羽目になった。
白兵戦の能力は最低、戦車戦はそこそこ。イマイチ戦闘面ではパッとしない。
しかしいざという時の大破修理は高レベルの彼にしか出来ない。
「鋼の季節」での名前はクリフ。ボンボンだった面影は無くなり実に良い年の取り方をした。しかし…。

・&big(){&font(#ff0000){&bold(){ソルジャー}}}
&font(#ff0000){あねさん}。後述のレッドウルフに一蹴されたことがきっかけで仲間になる。
白兵戦能力は最高で装備品も豊富、しかし戦車戦能力は最低。
「鋼の季節」での名前はイングリッド。物語開始当初の目的は彼女との接触となる。

●その他のキャラ

・とうちゃん
主人公がハンター志望であることに猛反発し、勢いから勘当してしまう。
でも無償で修理してくれる、なんだかんだで息子想いの親父。

・ねえちゃん
主人公の理解者。勘当されている主人公を泊めてくれたりする。
でも主人公はそんなねえちゃんの&font(#ff0000){&bold(){パンツ}を被ったりする}。どこに出しても恥ずかしくない&bold(){変態仮面}である。

・ドクターミンチ
シリーズおなじみの&bold(){変態}ドクター。
&font(#ff0000){電気ショック}で新鮮な死体なら何でも蘇らせる。（&bold(){モンスターでも}）
長くお世話になる相手である。&bold(){変態だが}。
Rでは&font(#ff0000){&bold(){[[スナザメ>スナザメ(メタルマックス)]]を蘇生した}}のが原因でマドの町から叩き出された事が発覚した。&bold(){何やってんだジジイ。}

・[[レッドウルフ>レッドウルフ(メタルマックス)]]
赤い戦車を駆る凄腕の賞金稼ぎ。通称である「&font(#ff0000){赤い悪魔}」を荒野に轟かせている。
ある女性を探しているようだが…？

・ツマク
逃げた嫁を娘とともに探してる人。フリーザの町から爆薬を盗んだりしてたりする。
なお、嫁は既に2に登場する賞金首Uシャークの&font(#ff0000){腹の中}の模様…。
なのだが、時系列が噛み合わなくなる為、ファンの悩みの種となっている。（ただ、[[2R>METAL MAX2 ReLOADED]]でこの設定は削除されている）

・ヤミクモ博士
レンズ大好き博士。例によって&bold(){変態}。
彼の元に3種以上のレンズを渡すと強力な武装レーザーバズーカを作ってくれる。
レザバズはレンズの組み合わせで性能が大きく変わる。

・ゴメス
滝壺のアジトを拠点としている山賊。部下のワルゲリョ達を使ってユゲの町を襲っている。
単なる賞金首ではなく、レッドウルフのイベントで絡んでくる。
リターンズでは少し出番が増えた。

・バッド・バルデス
世界最強と恐れられる賞金首。賞金額も本作最高。
レッドウルフと対決するため待ち構えているようだが…。
能力は総じて高いものの、根城にしているダンジョンが経験値稼ぎをしやすいこともあり、さほど対策していなくても勝てる相手。
というより、[[続編>METAL MAX2]]に登場する[[テッド様>テッドブロイラー(メタルマックス2)]]の方がよっぽど強いし…。
世界最強（笑）。

以下ネタバレ

















・&big(){&font(#0000ff){&bold(){ノア}}}
シリーズにおける「&bold(){大破壊}」の元凶。
本来&bold(){地球救済}を目的に作り上げられた有機コンピューター。
そして救済の為のシミュレートで「&font(#ff0000){人類抹殺}」の結論に達し、全世界のネットワーク・火器管制システムを掌握。
結果として最終戦争を引き起こしてしまい世界を破滅に追い込んだ。
本シリーズにおいて様々なモンスター・殺戮兵器が跋扈しているのも、このノアが未だ「人類抹殺」を実行し続けているため。
本人曰く「純粋な知性」「欲が無い」とのことだが&bold(){支配欲満々}でどこか人間臭い。
MM3設定資料及び2Rでの作中のセリフからバイアス・ヴラドも開発に関わっている。

FC版でパニック弾ぶち込まれたら自滅するのは黒歴史。
　
余談
・キャッチコピーについて
本作のプロデューサー宮岡寛ことミヤ王はキャッチコピー「竜退治はもう飽きた！」に猛反対していた。
というのも、このコピーはどう見ても[[ドラゴンクエスト>ドラゴンクエストⅠ]]への当て摺りであり、ミヤ王自身[[アレフガルド>ドラゴンクエストⅡ 悪霊の神々]][[三部作>ドラゴンクエストⅢ そして伝説へ…]]の製作に関わっていたことや堀井雄二への恩義があったとか。
でも桝田省治（デコのキャッチコピー考えた人）が&bold(){ガン無視で通した}。
因みに桝田は桝田で後の作品である[[リンダキューブ]]や[[俺屍>俺の屍を越えてゆけ]]で本作のノウハウを活かしてたりする。
尚、メタルマックス3でも全く同じキャッチコピーを使用しているが、開き直ったのか[[モンスターハンターシリーズ>モンスターハンター]]への当て摺りなのかは不明。

・舞台設定
電波塔がどう見ても東京タワー・都庁にしか見えない施設・Rの追加ダンジョンに東西線・南北線といった実在の路線が登場するため、関東一帯が1・Rの舞台の模様。


#center(){&big(){&font(#ff0000){&bold(){この荒れ果てた項目を見るがいい！&br()この項目では、どれだけ追記を行ったか&br()どれだけ多くの修正を行ったか……&br()その二つがwiki篭もりの値打ちを決めるのだ！}}}}
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#openclose(show=コメント欄){
- 改造に穴を開けすぎると取り返しがつかなくなるので旨い改造方法に力を入れていた。あとはレーザーバズーカーのレンズの組み合わせ方法とか。とにかく戦車に力を入れるのが日常のゲームだった。  -- 名無しさん  (2013-11-09 09:56:17)
- 「竜退治は・・・」ってＣＭでいってたのたてかべさん（ジャイアン）だったことを知っている人はいませんか？  -- 名無しさん  (2013-11-09 10:32:59)
- ↑MM3のPVでも声当ててたし知ってるファンは結構多いと思うぞ  -- 名無しさん  (2013-11-09 10:43:26)
- MM4のPVでも言ってくれるかな？（まだＣＭを見ていない）。  -- 名無しさん  (2013-11-09 13:33:12)
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