NEO(トリコ)

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NEO(トリコ) - (2016/05/29 (日) 21:01:51) のソース

&font(#6495ED){登録日}:2011/10/24(月) 19:11:27
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&font(#6495ED){所要時間}:約 7 分で読めます

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[[週刊少年ジャンプ]]に連載中の『[[トリコ>トリコ(漫画)]]』に登場する組織。
IGO、美食會に次ぐ第三の勢力として登場するが、事実上の[[ラスボス]]となりそうな敵である。
ネタバレ含むため、未読の方は閲覧非推奨。


































【目的】
「&bold(){新たなる食の理想郷(ユートピア)}」をスローガンに掲げる。
狙いは美食會と同じく幻の食材「GOD」だが、目的はそのさらに先にあるという。

物語が進むにつれて、最終目的が「最果ての地」という場所にたどり着くことと判明した。

その場所は地球上には存在しないらしく、そこにたどり着くための宇宙船を完成させる部分まで来ている。



【構成員】
世界中に情報網を張り巡らせており、多数のスパイを送り込んでいる。
IGOや美食會の内部にも多数の「NEO」派の人材が紛れ込んでおり、いずれも相当な実力を有する手練れがそろっている。

構成員に金持ちが多く存在するが、これはかつてアカシアがGODを大富豪や政治家などに与えその味により魅了し、それらの子孫から莫大な資金を得るため。
その資金を得たかいもあってグルメ界編では地球から脱出するための宇宙船を製作し完成させるに至った。








【NEO主要メンバー】
・ジョア
「闇の料理人」と呼ばれるNEOの構成員。物語の事実上の黒幕。
当初はイソギンチャクのような覆面を被っていて素顔はわからなかったが、クッキング・フェス編にてついに素顔が暴かれる。

約200年前に行われた「クッキング・フェス」で一度だけ、ザウスや節乃を差し置いて優勝した経験があるが、その後数々の不正を暴かれ、歴史の闇に葬られた。
以降はその消息が知れることはなかったが、今回の「クッキング・フェス」をNEO始動の舞台とするために行動を開始する。

次郎によって暴かれたその素顔は、「美食神」アカシアのパートナーであった「神の料理人」フローゼと瓜二つ。
そして三虎の過去で明かされたその正体は、死亡したフローゼの遺体に「療水」&footnote(「療水」はグルメ細胞を強烈に活性化させる液体であり、三虎がフローゼを生き返らせたい一心で必死にかけ続けていた)をかけたことで甦ったフローゼの体に取り付いた者。
フローゼ自身はアカシアの行動や目的に恐怖を抱き甦ることを拒否したため、代わりに「ジョア」がフローゼの体で甦ることとなった。
ただし、フローゼの体ではあるもののペアの性転換による性質か男性の体になっているらしいが理由は今のところ不明。

性格は基本的には誰に対しても丁寧に対応するが、目的のためには手段を問わない慇懃無礼な性格。
後述の自分以外にフローゼに宿るグルメ細胞の悪魔が失言をした際にはバカと罵り、三虎がキレると思った時には舌打ちするという一面も。

またジョア以外にもフローゼの体に別のグルメ細胞の悪魔が住み着いており、その悪魔が過去に生きていた時代の記憶をジョアに提供している。
こちらの悪魔はジョアと違い粗暴な性格をしており、フローゼを「バカ女」と罵ってジョアにたしなめられたりしている。
他の特徴としては肉体が死んでないながらも肉体から離れて活動することができ、エリア7にて様々なことを人間界の戦士たちに話す味仙人のカカを黙らせて、エリア6にアカシアのフルコース「アナザ」を取りに来るように誘った。

上述の経過もあってフローゼが所持していた包丁「シンデレラ」を使用している。出自からも「この包丁は私のものです」というのはまんざら嘘ではない。
この包丁と人の脳に寄生する粘菌を使い人間の思考を変え、洗脳することが可能な暗技「テイストチェンジ」を扱う。
作中では鉄平を[[洗脳]]しており、ザウスと茂松もこの暗技の犠牲になった。


・ダーニル・カーン
ジダル王国国王。
NEOの活動に必要な軍資金を、王国地下のグルメカジノや様々な裏商売を通じて集めていた。
[[トリコ>トリコ(トリコ)]]たちによりカジノが制圧された後はジョアと共に姿を消したが、この時のダーニルはGTロボが化けたものだった。
その後、「クッキング・フェス」にも登場する。


・カーネル・モッコイ
株式会社グルだらけの会長。
アイス・ヘル編で登場した大富豪で、「センチュリースープ」を見つけるために美食屋たちを利用したことがある。
数多くの自分の姿をしたGTロボを保有している不気味なおっさん。


・マーマイ・モイ
株式会社グルメツーリストの会長。仲梅の上司。



【IGOメンバー】
・茂松
元IGO副会長。通称「茂さん」。
油断していたマンサムを背後から貫く。
グルメ界編で[[鉄平>鉄平(トリコ)]]と共に襲撃するもトリコの無限釘パンチを受け、最終的には猛獣に食いちぎられた。

・[[ウーメン梅田]]
元IGO事務局長。
グラサンをかけたオカマ。口癖は「イャンパクト」。
第1話から出てるのに登場回数に恵まれなかった人。アニメでは出番が増えており、ひょうきんな人物としてインパクトを残した。
四獣襲撃の際、マンサムに対する台詞の不信感から「こいつ裏切るんじゃね?」と思っていたら案の定。
その場を離れていたレイ局長を除く他のIGO局長たちを皆殺しにした。

・栗坊
金太郎のような風貌をした鍋職人。第0ビオトープ職員。
鍋作りのカリスマであり名声もあったがNEO側につく。
節乃に攻撃するが軽くあしらわれる。
が、実際には一龍が送り込んだIGO側の二重スパイである。

・光才老
グルメ仙人と呼ばれる第0ビオトープ職員。
当初から挙動不審だったため「こいつは裏切り者ではないか」という議論が盛んにおこなわれていた。
が、裏切り者は彼以外にもたくさんいた。


【[[美食會メンバー>美食會]]】
・ドレス
元美食會総料理長。
髭が濃い老人。二刀流の包丁を背負う。

・ナイスニィ
元美食會総料理長補佐。
口髭が特徴。「GOD」奪取に先立ち、世界中から腕のある料理人を誘拐することを立案した人物。

・クロマド
元美食會料理長。
顔が怖い。

・カリウ
・ボンレス
元美食會料理長。
陰が薄い。特に見せ場もないまま、「エア」を実食したトリコの赤鬼の腕で瞬殺される。
残った身体はエアの根に取り込まれてしまった。

・カイトラ
元美食會専属再生屋。
腕6本。口がない。
与作とも旧知の間柄らしい。

・ジョージョー
元美食會GTロボ開発技術者。
フードを被った醜悪な面構えを持つ小柄な老人。
GTロボ製作者として序盤から登場していた。

・ギド
故人。リーガルマンモス編にて巨大GTロボでココと戦った美食會戦闘員。
正体はNEOのスパイであり、それに気づいたスタージュンによって任務失敗の名目で殺害された。
「雑なスパイ」と吐き捨てられたが、上記のスパイたちのカムフラージュであった。


【[[料理人>料理人(トリコ)]]】
・ザウス
世界ランク1位の料理人。通称「調理王」。
「クッキング・フェス」優勝候補の常連であり、節乃ともライバル関係にあった。
[[小松>小松(トリコ)]]との対決時、スタージュンの前で死んだふりをした後、堂々と寝返る。
節乃によると鉄平同様に顔の傷が増えていることから、「テイストチェンジ」によって洗脳されている。

その後三虎がNEO本部に襲撃した際、三虎に強烈な攻撃を食らったことにより洗脳が解け、事実上NEOから離脱したと思われる。

・アッポロ
世界ランク27位の料理人。別名「宇宙料理のパイオニア」。
その名の通り宇宙服のコスチュームを着ている。
突然出て来て裏切った変な人。


【再生屋】
・[[鉄平>鉄平(トリコ)]]
次郎の孫。
アイス・ヘル編で登場して以降準レギュラーキャラとなり、トリコたちとも面識があった。
四獣襲撃の際、ジョアを追跡するが返り討ちにされ、全身バラバラにされた挙句その首を食材と共に料理皿に盛り付けられた。

と思ったが実はそれはただの夢だった……のだが、実際は既にジョアの「テイストチェンジ」による洗脳を受けており、「クッキング・フェス」に共に襲来する。

・モーヤン・シャイシャイ
再生屋・プキンの師匠で、「美食人間国宝」の一人。
四獣を再生できる唯一の人間とまで言われている。
騒動の少し前に行方が知れなくなっていたが、晴れて「NEO」の一員として合流する。


【G7】
・ノマーチ
・トッポ
・アーモン
IGO主要加盟国から選出された味覚マスターたち。
「料理人だけではなくG7にも賛同者はいるのでは?」という予想は以前からあったが案の定であった。
名前の元ネタは有名なチョコレート菓子。




#center(){&bold(){以下、さらなるネタバレ注意}}





【真の黒幕】
・アカシア
「美食神」と呼ばれ、GODやグルメ細胞を発見した最初の人物。そして一龍、次郎、三虎の師匠であった男。
三虎の回想ではフローゼと共に三兄弟を暖かくも優しく見守ってきた高潔な人物であり、一龍も尊敬していた。
だが、&bold(){フローゼの死に際して三虎に療水を汲むように誘導し、ジョアを生み出すように仕向けた張本人である}。

一龍によるとその目的は「最果ての地に行くために、フローゼのような食運と技術を兼ね備えた料理人が必要なため」。
その手段として、自身の中に潜んでいたグルメ細胞の悪魔「ネオ」&footnote(極めて長い期間死と復活を繰り返し、甦るたびに惑星中の生物を喰い尽し結果数百の豊かな惑星を滅ぼした。食われたらグルメ細胞の悪魔でも二度と復活できない極めて強大で危険な悪魔)を完全復活させることをブルーニトロと組んで目論んだ。
フローゼが死ぬことは完全に計算外であったようで、もしもの保険のために一連のことを企んでいた模様。
未だに完全にはその目論見と真意は不明ながらも、フローゼがアカシアの目的や行動を恐れて甦ることを恐れるなどまっとうなことではない模様。

アカシアを今まで高潔な善人だと思っていた読者に対して、この所業や本性は大きく衝撃を与えた。






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- コメント欄が長くなってきたのでリセットしました  -- 名無しさん  (2016-05-29 21:01:51)
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